自分を知ることはやっぱり大事??自分を知るために最適な5つの観点を教えます!

就職活動等で「自分はどんな人か?」どう答えたらよいか分からなかったり、新しい場面や問題にぶつかった時に「自分ってこんな反応をするんだ?」と自分のことなのにびっくしたりすることはありませんか?本当の自分の姿を知るにはどうしたら良いのでしょうか?色々な方面から自分自身をのぞいてみましょう。

いつかは通る道だから…自分を知るって?

私たちは自分がどんな性格で、どんな人か、ある程度理解しているつもりで日々を過ごしています。おとなしいとか、活発だとか、きっと周りも、自分をそう見ているだろうと思っています。

でも、本当にそうでしょうか?自分が思う自分のイメージは、時として違ったり、周りはそう思っていなかったり、友達の方が自分のことをズバリ当てていたりして驚くことがあります。世間体や親からのしつけや期待によって形作られ目指してきたものを自分は見ますが、人はあなたのありのままを見ることがあるからです。自分は自分を嫌でも、周りはそんな自分を普通に受け入れてくれていたりもします。

もっと自分を知れば、要らぬ努力をして装った自分を目指すのではなく、ありのままの自分を受け入れて楽に生きることもできるのではないでしょうか?本当の自分を知ることは、時として勇気のいることになるかもしれませんが、もっと幸せに生きるためには、いつかは避けては通れない大事なステップです。

どんな時に自分を知るのか?

ある人は、就職試験の自己アピールのために、自分の長所短所はどこだろう?と改めて考える機会があるかもしれません。またある人は、恋人ができて、または失恋した時に初めての自分に出会うこともあるでしょう。健康を害して、普通にしてきたことができなくなった時、自分を振り返り、自分というものに直面することもあります。

新たなことに挑戦する時に、思わぬ自分の弱さに悩むこともあれば、失敗や苦難に面して自分の弱さや、もしかしたら意外な強さに目覚めることもあるかもしれません。何かにぶつかった時に自分の反応に慌てふためくのではなく、普段の生活の中で、自分を知っておけば、もっとうまく楽に問題に対処できることがあります。

それで、今自分のことで悩んでいる人も、そうでない人も、自分を多方面から吟味して、何かあった時のための準備をしておくのは良いことです。

自分自身の強さ弱さを知る

自分の身体の強い面を知る

あなたは体力のある方ですか?子供の頃はカゼばかりひいていたのに、年齢と共にスポーツなどで体力がつき、少々のことでは寝込まなくなった人もいますし、更年期が終わった途端、または退職してストレスから解放されて、うそのように元気になる人もいます。

以前体が弱かったから、自分にはこんなこと無理だ、とあきらめてしまっていたことも、体力がついた今ならできるかも、ということがあるかもしれません。内勤ばかりでストレスを抱えて体調が優れない人でも、体力があれば、外の仕事に切り替えたら案外向いていた、ということもあります。

体力はその都度変わります。今の状況に物足りなさを感じているようなら、少し視野を広げて、より満足感を得られるライフスタイルを探してみるのも良いかもしれませんよ。

自分の身体の弱い面を知る

自分の体調に波があると感じることがありますか?普段は元気なのに、女性の場合は生理前などに体調や気分が急に悪くなることがあります。かぜをひきやすい人はどんな時期にひくことが多いか、寒い冬か寒くなり始めの時期なのか、寝不足や疲れがたまった時か、カレンダーに書いておくと、自分の弱い時期が分かります。冷えを意識していない人でも、意外に冷えが体調不良の原因になっているかもしれません。自分では体力があるから大丈夫とめいっぱい動いていても、周りの人は心配するほど無理をしている場合もあります。周りの人から無理してるんじゃない?と言われたら、ありがたく受け止めて調整しましょう。

ギリギリまで我慢して動いていると、治りが遅くなり、逆に周りに心配や迷惑をかけることになります。自分の体調の波、時期を知って、その前には少しペースを落としたり、できるだけドタキャンしない予定の立て方をしましょう。身体の調子はメンタルにも大きく影響します。まず自分の体調を把握して、突発的なことが起きても対応できるような予定にして、精神的に追い詰められないようにしていきましょう。

自分のメンタルの強い面を知る

頼っている人、この人がいなくなったらどうしようと思っていた人が、実際にいなくなった時に、意外に自分の強さに気づくことがあります。例えば、失恋して悲しんでいるはずなのに、案外一人でもやっていける、むしろ一人を楽しんでいたり。仕事の先輩がしていたことが、自分にもできるようになっていたり。家事すべてを家族に任せていたのに、一人暮らしになって自分でやってみたら、意外と料理にはまってしまった、なんて話も聞きます。

弱っている時に助けてくれる人がいることに気づくのもうれしいものですが、一人でもやっていける自分を知るのも、なかなか楽しいものです。もし失恋したら、すぐに次の相手を探して安心感をこい求める代わりに、ずっとではなくても、少しの間、一人を経験して自分の強さを発見する機会にするのも良いかもしれません。最近は「おひとり様プラン」も増えてきているようです。依存している人より、ある程度自立している人の方が魅力的だったりするものです。

自分のメンタルの弱い面を知る

自分を知る点で一番難しいのが、自分の弱さと向き合うことかもしれません。特に、子供の頃から何でもそつなくこなしてこれたり、成功こそ幸せと思ってきた人にとって、自分の失敗や過去を笑って話すような人のことは理解できないかもしれません。でも実は、強くなるためにはまず、弱さを知る必要があります。弱さを嫌って自分を飾って強くみせているうちは、本当のメンタルの強さは持てません。

・人と話すのが苦手 ・人にどう思われているのか気になる ・NOと言えない ・失敗するのが嫌 ・すぐにかっとなる ・失敗を隠したくなる ・言い訳したくなる ・お酒やたばこをいつでもやめられると言いながらやめられない ・つい人と比較する ・時々自分がどうしようもなく嫌いになる

数々あげたこうしたメンタルに、ひとつやふたつ心当たりがあるのではないでしょうか。また、あの人に当てはまる!と思うこともあるでしょう。つまり、弱い部分、苦手なことは誰にでもあるということです。分野は違っても、デキる人でも、自分はダメだと思うことはみなあるのです。自分と向き合う必要などないと思う、そのメンタルこそが自分の弱さの表れかもしれません。

自分の弱さをさらけ出せる人は、一度思い切り自分の弱さと真正面からぶつかって、または底つきて、乗り越えた経験を持っている場合があります。乗り越えるには正直さ、不屈の努力、自己鍛錬、また時には助けが必要です。でも、見せかけの強さを保つよりも、ずっと人生を楽に、楽しく生きることができるようになるはずです。

5つの方向から自分を知る

自分を知るために、これまで自分が受けてきた様々な影響力にも目を向けることが助けになります。自分の持って生まれたものだけでは説明のつかない何かに、苦しめられていることもあるからです。

自分の周囲をぐるりと観察して、何が自分に影響を与えてきたか、振り返って考えてみましょう。

頭上(先生や先輩)から受けた影響を知る

「恩師に出会って人生が変わった」「この先輩にあこがれて今がある」という人もいるでしょう。ある人の調査では、あらゆる年代の1500人の中で「先生の影響を受けた」という人が全体の22%以上いたということです。若い時ほど、身近な年上の人の存在は自分に影響を与えてくれます。あの出会いがなかったら、今の自分はない、と感謝できるのは幸せなことです。

一方、先生や年上の人から言われた言葉に、今もとらわれ時に苦しむという人もいるかもしれません。「自分に厳しく!」という指導をされて、怠け癖のある人には良い影響があっても、もともと真面目で手を抜かない性格の人には、あまり良い影響にならない場合もあります。人生には逃げ場がないという印象を受け、そういう人ほどよけいにその教えを固く守って、本来自由のはずの人生が堅苦しく、窮屈なものになっていくかもしれません。

自分に影響を与えた年上の、頭に浮かぶ人の言葉や存在が、今の自分をプラスに向けてくれているか、それとも若干苦しめていないか、大人になった今、客観的に振り返ってみるのも良いかもしれません。

横方向(友)から自分を知る

音楽、趣味、価値観・・・友達から影響を受ける分野は多々あります。自分を引き上げるにも、自分をダメにするのも、友達の影響というのが大きいと思います。こんな格言もあります。「賢い者たちと歩んでいる者は賢くなり、愚鈍な者たちと交渉を持つ者は苦しい目に遭う」。交友は選ぶものです。自分を知るには、友を知ることから始まるかもしれません。

一方、友達の方も私たちをよく見ています。自分では気づいていなかった癖や性格を、友達に指摘されて驚くこともあります。自分がどんな人か、知りたいなら、率直に話ができそうな親しく信頼できる友達にたずねてみるのも良いかもしれません。「私ってこうだよね?」と聞くと率直に「そう?こうじゃない?」とズバリな返答が返ってきて、自分の一面を知れるかもしれません。

足下(育った環境)から自分を知る

自分について悩み、迷う人の中には、あまり思い出したくない幼少期の記憶が眠っていて、自分が分からない、という状況になっている人もいます。

兄弟の中で何番目だったかによって、例えば「お姉ちゃんなんだからしっかりしなさい」などと小さい頃から言われた人は、人に頼れない悩みを抱えたり、ヒーローのように成功を期待されていきづまったりする場合があり、兄弟の一番下でマスコットのように育てられた人は、甘えん坊になる人もいますが、逆に周りの空気を読んでおどける道化師、ピエロのようになって悩みを言えない場合もあります。注目されない真ん中っ子は、いないかのように扱われ、面倒な人間関係を避けるようになるかもしれません。

もちろん、家族の形は様々で、等しく愛情をもらえる場合もありますが、一方で自分では恵まれて育ったと思って、ある意味けなげに受け入れてきたけれど、実はけっこう大変な環境だったということに後で気づくこともあります。自分の悩みがうまく説明できないなら、自分が育った環境がどうだったかということから考え始めると、悩みの糸口が見つかるかもしれません。

背景(親の育ち)から受けた影響を知る

自分の親の育った環境、時代なども、今の自分に影響を与えていると聞くと、意外でしょうか?親がシングルの家庭、またはステップファミリーだった、とか、戦時中や戦後の混乱期に育って余裕がなかった、とか、時代や地方の習慣であまり愛情を注いでもらえる環境ではなかったなど、親にもどうしようもできない育ち方、事情があります。

親に聞いても子供時代のことをあまり話したがらない、またどうも苦々しい記憶しかないようだ、という場合、親自身が自分を知ることができないまま、自分が育てられた誤った方法で子育てをしていた、ということもあります。そういう場合、苦しみの根源だと思っていた親も実は時代の被害者だったかもしれません。

おじいちゃんやおばあちゃん、親戚の誰かに、親について聞ける機会があるなら、「どんな人だった?」と聞いてみるなら、意外な面を知って、親を愛おしく感じられるようにもなり、自分の育てられ方を恨むよりむしろ、仕方なかったんだから、ここから変えていこう、と前向きになっていけるかもしれません。

自分の見据える前方から自分を知る

自分の目標がある人は素晴らしいです。今の世の中で、将来の夢を持つ、というのはなかなか難しいことかもしれません。自分の前方に何が待っているか、ポジティブにとらえるにはどうしたら良いでしょうか?

書くことで自分のしたいこと、興味のあることに気づけるかもしれません。

良い本との出会いで人生が変わったという人もいます。忙しい生活かもしれませんが、少し時間を見つけて本屋や図書館に行ってぶらぶらしてみると、自分では意識していなかった分野の本に出会い、興味をそそられるかもしれません。良い本は、鏡のように自分を映し出すことがあります。家でも外でも、ふと手にした、または渡された本や雑誌を見てなにかを感じたり、本を離れても考え方に影響を与えるようなものもあります。その中から、生きる方向性や自分を知る手がかりが見つかるかもしれません。

自分を知る勇気が大切

色々な方向から、自分を知ることは可能です。でも、それには時としてかなりの勇気が求められるかもしれません。それでも、前を向いて、人生を楽に、楽しくしていくには、どうしても必要なステップです。

その時に、持っていたいもの、「自分に変えられないものを受け入れる落ち着きと、変えられるものを変えていく勇気と、そしてその違いを見分ける賢さを求める気持ち」です。

自分を知って受け入れて初めて、自分の新たな人生は動きだします。