職場で嫌がらせされた!いざと言うときの効果的な対処法

あなたが毎日職場で働いている時に、いつも同じ人に嫌がらせをされていませんか?陰口をされたり、無視されたり、時には仕事に差し支えるようなことまでされてしまうと、今後この会社で仕事を続けられるか不安になりますよね。職場の嫌がらせはきちんと自分で対処することが大事です。いざという時使える効果的な対処法についてご紹介していきます。

何故?職場で嫌がらせされる

職場で毎日普通に仕事をしていても、嫌がらせされる可能性は誰にでも存在します。自分が何もしていなかったとしても、相手にとっては気に食わないなんてこともあるのかもしれません。職場でよくあるのが「上司が自分よりもひいきにしている」「会社で自分よりも優位な立場にいる」などのやっかみ半分なものが主な嫌がらせの理由でしょう。

中には「自分よりも男性のウケがいい」「若いから」といった色恋関係のものもあり、昔からお局様とよばれる年上女性に嫌がらせされる若い女性社員というものは存在していたようです。しかし、そのまま泣き寝入りしていては自分にとってなにもプラスにはならないのです。嫌がらせをされたら自分を守るためにもきちんとした対処をすることが必要となります。

解決のカギとなる4つの証拠の残し方

嫌がらせされた事を日記に残す

嫌がらせというものは、基本的には継続的に起こるものが多いです。日常的に行われた職場での嫌がらせを証拠に残すのであれば日記をつけることが有効です。日記をつけることによって、いつどんな嫌がらせを受けたかを把握することができますし、それが日常的に行われていたという証拠にもつながります。

人の記憶は時間が経過すると何をされたかを具体的に思い出すことはできませんし、他者から見てもそれが本当の出来事であったのかを判断できません。きちんと日付、嫌がらせの内容、自分が心を痛めた心情が記されたものがあると、いざ嫌がらせした人に対処する場面でもその事実を証明してくれる役割を果たしてくれます。

目に見える嫌がらせは写真に撮っておく

嫌がらせの内容によっては職場においている私物を壊されたり、傷つけられたりする場合もあります。また自分の受け持っている仕事の書類や道具を壊されている可能性もあります。こういった事が起こった場合は、憤る気持ちはもちろんあるでしょうが冷静にその証拠を保存することに努めましょう。

職場で嫌がらせを受けた場合は、自分の仕事に支障をきたす可能性が高いものへ攻撃されることもあります。こういった場合は仕事を進める上で大きな損害となり、後々会社へ報告する際にも目に見える証明となります。デジタルカメラや携帯、スマートフォンのカメラ機能、インスタントカメラなどで自分が受けた嫌がらせの証拠を保存しましょう。できれば日付が付けられる機能を使い、日記と紐付けができるようにしておくと便利です。

嫌がらせを受けた紙やデータは保存する

大人気ない嫌がらせにはメモ用紙などに自分を傷つける言葉を書いて渡してくる人もいます。職場の嫌がらせの場合は、自分のメールアドレスに嫌がらせのメールが届くこともあります。こういった紙やデータはとても不快ですし、すぐに捨ててしまいたい気持ちもわかります。しかし職場の嫌がらせを受けているという記録はたとえメモ用紙やデータであっても捨てることは控えていただきたいのです。

職場の嫌がらせは誰が自分へ攻撃しているか特定できない場合もあります。こうした時メールで嫌がらせを受けた場合はメールアドレスから相手を特定することができます。またメモ用紙からは筆跡からおおよその予測をすることができます。データはプリントアウトしたものとデータをどちらも保管して、メモ帳は日記に貼り付けるなどしてきちんと証拠として保存しておきましょう。

嫌がらせの事実を録音しておく

人によっては本人に向かって心無い言葉を投げかける人もいます。職場の嫌がらせであれば仕事の話をしているにも関わらず私情を挟んだ攻撃をしてくる人もいるかもしれません。こういった言葉での嫌がらせについては一言一句覚えておくことはほぼ不可能ですし、日記に書くときに忘れていることもあります。こういった事態を解消するには、相手との会話を録音しておくことが有効です。

最近では小さな声でも集音できるボイスレコーダーなどもあり、実際に記者会見で記者が使っている高性能なものまで気軽に手に入れることができます。職場で使用する場合は制服のポケットや書類の中に忍ばせておき、相手から嫌がらせを受ける前の段階で録音モードにしておきましょう。ただし録音するのは嫌がらせの事実を確認するために限り、職場での無用な録音は控えるべきです。
実際に会議や記者会見でも使用されることが多いボイスレコーダーは、ボタンを押すだけで録音モードに切り替えることができます。音声はそのまま音源としてパソコンに取り込むこともできますし、レコーダー自体が再生機になっているので、イヤホンやスピーカーからその音声を再生することもできます。嫌がらせの事実関係をきちんと残しておきたいのであれば、大変有効な手段だといえます。

嫌がらせの事実を相談や報告する

同期に相談して周知させる

職場の嫌がらせは自分だけで解決できるものばかりではないと思います。こうした嫌がらせについて誰かに相談したい場合は、まずは職場の同僚に相談してみるのが良いのではないでしょうか?同じ立場で仕事をしている同僚であれば、自分の気持ちに寄り添ったアドバイスをしてくれる可能性が高いです。

場合によっては自分の嫌がらせに対して力を貸してくれる可能性もあります。また自分が嫌がらせを受けている事実を周りの人にも認識してもらえるメリットがあります。自分だけで解決できないと判断した場合は、深く悩みこんでしまう前に職場の同僚に相談してみましょう。

まずは直属の上役に相談

職場での部下の業務の把握やサポートは上司の役割ですが、職場での人間関係についても相談できる相手です。特に職場での嫌がらせは自分の仕事がスムーズに遂行できない嫌がらせを受ける場合もあります。こうした嫌がらせについては、その旨をきちんと上司に報告する義務もあります。上司に事実関係を相談することで、何らかの手段を講じてもらえるかもしれません。

こういったときに重要なのは、どんな嫌がらせを受けているかの情報提供になります。前述した日記や写真、音声といったデータを詳らかにすることで、上司にその現状を詳細に把握してもらえます。仕事に関わる嫌がらせは躊躇せず上司へ相談するようにしましょう。

会社の相談ダイヤルに相談する

会社によっては社員のメンタルを支えるために、職場で起きるあらゆる問題に対して相談できるダイヤルを設置している所もあります。最近ではパワーハラスメントやセクシャルハラスメントといった相談を受けるために積極的に相談ダイヤルを設置している会社が増えてきています。相談する相手が誰もいない場合はこういった相談ダイヤルを利用して相談してみるのも良いでしょう。

相談ダイヤルの相手は心理カウンセラーなどが担当していることが多く、自分の心理状態が不安定であればきちんと診療を受けることを支持してくれます。また場合によっては社内で議題として取り上げて貰えますし、業務改善のための働きかけをしてくれますので、誰にも相談できない場合は会社に設置された相談ダイヤルを利用しましょう。

嫌がらせしてくる相手に立ち向かう

口頭で嫌がらせの理由を問う

職場で嫌がらせしてくる相手に対して、自分がきちんと指摘できる立場や関係である場合は本人に嫌がらせをしてくる理由を聞いてみる手段があります。なぜ自分が嫌がらせをうけなければいけないのかを、しっかり本人の口から聞きましょう。内容によっては実は自分にも非があった場合もあります。そうした場合はきちんと自分の非を認め謝罪しましょう。

中には特に理由なく嫌がらせをしてくる場合もあります。このような場合はいくら口頭で注意したところで相手からの嫌がらせが止むことはありません。本人に問うた所で納得のいく返事は返ってこないでしょう。そういった場合でも一度相手に理由を聞いて、自分に非があるかないかの判断はしておく必要はあると思います。

社内メールで嫌がらせをやめるように通達する

職場で使用している社内メールで相手に抗議することも有効な手段です。相手が自分へ嫌がらせのメールを送ってきたとします。そうしたらそのメールを引用して「こういったメールは不愉快なのでやめて欲しい」ときちんと抗議した内容を付け加えて相手に贈りましょう。毅然とした態度ではっきりと拒否する内容の文章を書くことが重要です。

また送る相手を職場で嫌がらせする相手だけでなく上司や第三者に転送するということも非常に有効な手段といえます。メールの内容によっては上司が解決の手を差し伸べてくれる可能性もあります。悪質な場合は社内で処分されることにもつながりますので、本人同士のやり取りで解決できない場合は上司にメールを転送するということを試してみてはいかがでしょうか。

ただしいきなりメールを送られると上司は何のことかわからない可能性もあります。事前に上司に対しては職場で嫌がらせをされていることを伝え、関連したメールが来た場合は事実関係を確認してもらうためにも上司に転送してもよいという許可を貰っておいてください。

会社の人に同席してもらい、きちんと説明してもらう

職場で嫌がらせをする人にも嫌がらせをする理由があるかもしれませんが、それは自分にまったく関係がない八つ当たりである場合もあります。本人同士で解決ができないほど相手との関係が険悪になっている場合もあるかと思います。こういった際は嫌がらせの理由を聞く場合も、抗議するときも必ず会社の人に同席してもらいましょう。

同じ職場の人間が嫌がらせする人と自分の意見を聞くことで、どちらに非があるのかの判断をすることもできますし、今後の関係の改善に繋がるアドバイスを貰えるかも知れません。当人同士で話をしても一向に解決しない場合や、相手が話し合いに応じない場合は同じ職場で働いている人に相談して話し合いに同席してもらいましょう。

セクハラを受けたら

職場の嫌がらせとして有名なのはセクシャルハラスメント、通称セクハラなのではないでしょうか。一般的には男性社員が女性社員へ性的な発言や接触を図る嫌がらせといった印象です。しかし最近では女性社員が男性社員へ行うセクハラも問題になっています。相手がセクハラをしているという認識のないまま行われているといったケースも多いので見過ごすと自分が精神を消耗してしまいます。

セクハラを受けた場合の有効な手段はとにかく「相手に不快な思いをしていると伝える」事です。相手がセクハラをしているという認識がない場合は相手にそれはセクハラであると告げるだけでもその後の発生頻度は減ってきます。相手によっては嫌がられること自体が目的となっている人もいますので、こうした場合は必ず会社の上司に報告するか、社内のセクハラ相談ダイヤルを利用してください。

パワハラを受けたら

職場の嫌がらせで最近話題になっているのは上司が部下に無茶な納期で仕事をさせたり、無理難題を押し付けるパワーハラスメント、通称パワハラです。パワハラの特徴は実際には相談するべき相手の上司から嫌がらせを受けてしまうため、誰にも相談できないというもので非常に深刻化されています。業務に関わる部分で嫌がらせされることが多く、会社でのモチベーション低下に繋がります。

こういったパワハラを受けている場合は、その上司の上にいる人に相談することが非常に有効です。パワハラをする人は部下を不利な立場にさせることで自分の優位性を確認する傾向があります。また自分の上司にたいして部下と比較して自分が有能であるとアピールしたいと考えている場合があります。こういった相手に対しては上司から叱責されるということを何よりも恐れています。

上司から職場で嫌がらせを受けた場合は、きちんと証拠を集めておき上司の上の人へ相談しましょう。実際には上司の上の人と話をする機会がない人も多いと思います。そうした場合は社内メールなどできちんとアポをとって時間をとってもらうようにしましょう。社内メールを送るときは職場で嫌がらせを受けていて、その相手が上司であるため相談したという旨をきちんと書いておきましょう。

職場の嫌がらせは確実な証拠と早急な対処が決め手となる

職場の嫌がらせは、今後自分が会社で働いていく上で精神的に負担のかかる出来事です。誰も嫌がらせをされて喜ぶ人間はいませんし、それが続けばうつになってしまったり会社を離れていくしかない人も出てきます。自分が嫌がらせを受けていると気がついたら、その日から確実な嫌がらせの証拠を確保するように努めましょう。

そして証拠がそろったら、自分の考えられる範囲内の自分の見方をつくっておき相手に抗議することが大切です。相手に嫌がらせをやめてもらうことが最終目的ですので、いずれは本人と対峙しなければなりません。そのためにも自分にとって不利益とならないよう確実な証拠をとっておき、早めに元の仕事環境に戻れるように対処するようにしましょう。