職場で孤立してない?その原因とは!?孤立した時の4つの対処法も教えます!

職場での孤立、できることなら避けたいと誰もが思うはずです。「仕事する場だから人間関係は気にしない!」と言える人は少ないのではないでしょうか?孤立してしまう人には、きっと原因があります。様々なケースを分析して、職場の人間関係を良好に保つ方法を学びましょう。

どういう人が職場で孤立してしまうの?

どうして職場で孤立してしまう人がいるのでしょうか?まずは、孤立の原因やきっかけを考えていきましょう。

社会人としての自覚が足りない

新社会人や新人さんに限らず、社会人としての自覚が足りない人は多いようです。細かくいろんなポイントがありますので、心当たりがないか確認してみましょう。

服装、アクセサリー、髪型、メイクなどの規則が守られていない

職業に相応しくない服装や髪形などが先輩の目についてしまうケースで、女性に多いです。制服を着崩したり、派手なメイクやネイルや髪の色など、目立つポイントはたくさんあります。

言葉づかいがおかしい
敬語が話せない大人は増えているようですが、最近ではそれ以上に社会人らしからぬ言葉づかいが問題なようです。例えば、「マジですか」と本気で上司に使う新入社員もいるそうです。「ですか」を使っているため、敬語と認識しているとか。気を付けましょう。

遅刻や休みが多い

体調や家庭の事情などで仕方ない場合もありますが、やはり「遅れずに出勤する」ということは一番大切なことかもしれません。特殊な事情がある場合には、遅れたり休むことで影響のある人たちに事前に説明するなどの考慮が必要です。

社会人としての自覚が足りない人は、仕事の能力があったとしても歓迎されることは稀です。やる気がないと思われ孤立しがちなので、注意しましょう。

コミュニケーション能力が低い

職場の規模や職種にもよりますが、大きな会社勤務の場合にかなりのマイナス要因になってしまうのがコミュニケーション能力不足です。挨拶を始め、業務上の連絡などの「会話」は必ず必要です。「必要ないかな」という自己判断で報告せず、後から大きな問題になるようなこともあり得ます。

「ホウ・レン・ソウ」(報告・連絡・相談)はビジネスマナーのひとつです。特に新人さんの場合には、確認の意味も込めて「ホウ・レン・ソウ」をしっかりする必要があります。これらが「会話のきっかけ」となり、上司や同僚とうまくいくことにもつながります。

コミュニケーション能力に欠けている人は、業務上必要な最低限の連絡しかしないなど、社内外の人たちと会話の機会を持とうとしません。このため、「つまらない人」と認識され飲み会に呼ばれなかったり、上司や先輩から可愛がられることも少なく、孤立しやすい傾向にあるようです。

態度に問題がある

職場での態度、これも気を付けないと孤立の大きな原因になりがちです。以下は、職場での孤立を引き起こしがちな行動です。

  • すぐに感情的になる:キレやすい、すぐ泣く。
  • 気が利かない:自分の仕事しかしない、周囲を気にしない。
  • 空気が読めない:自分本位な発言が多い、相手の立場に立てない、和を乱す。
  • 神経質:細かい。
  • 文句が多い:愚痴が多い、仕事を頼みにくい。
  • 上から目線:偉そう、感謝しない。

これらは、職場に限らず集団生活を円滑にするために必要なことばかりです。学校生活で身に着くことも多いはずです。性格的な部分もありますが、友人ではなく「職場の人間関係」だということを意識して行動・発言しましょう。

その職場に向いていない

一生懸命取り組んでいるのに、仕事ができない、覚えられない、失敗が多いという人が孤立することもあるようです。職場や業種に合っていないという単純な問題もありますが、メモをとらないために同じミスを繰り返したりすることが原因になる場合もあります。

最近では「試用期間」を設ける会社が増えてきています。職種や職場が合わないということにならないためには、この期間内に業務や職場の雰囲気などをできる限り把握することが大切です。

また、何度も同じことを質問したり、何度も同じ失敗をする人はなかなか受け入れられなくて当然です。教わったことや注意されたことは、マニュアルを確認したりメモをとることが大切です。

「出る杭は打たれる」ことも!

仕事をする以上、真面目に頑張るというのは当然のことで、与えられた業務はしっかりとこなすべきです。しかし、「出る杭は打たれる」ことがあるようで、新人さんなのにすごく仕事ができて期待される人や、容姿端麗でそれだけでチヤホヤされる人などは、本人にマイナス点があるわけではないのに孤立してしまうこともあるようです。

呑み込みが早い、要領が良い、頭の回転が速い、このような新人さんが入社早々いい成績を出し、特に先輩から良く思われず孤立してしまった例もあるようです。また若くて容姿がいい新人さんが上司からかわいがられた結果孤立、などというケースもあるようです。

大きな失敗をしたわけでもなく、悪いことをしたわけでもないため、一番難しい「孤立の原因」となりそうです。

職場で孤立してしまった時の4つの対処法

職場で孤立してしまったらどうしますか?毎日の勤務が憂鬱になってしまいますよね。ここでは、職場で孤立してしまった時に、どんな態度で過ごせばうまくいくのかを説明します。

自分を変える

孤立の原因がわかっている場合は、まずはそこを変えることから始めましょう。外見や言葉づかいが問題だったのなら、規定で許される範囲に変えたり、言葉の選び方や態度を改める必要があります。

自身ではっきりした原因がわからない場合もあるかもしれません。「何がいけなかったんだろう・・」と悩んでいても解決はしません。職場で皆から受け入れられている人を参考に、外見や態度、言葉などを見直しましょう。

自分をプラスに変えることは、職場に限らずいい影響が期待できます。新しいことにチャレンジするなど、自分に自信を持つことも大切です。自信を持つことにより、自然と周囲と接する態度も変わってくるかもしれません。

挨拶をしっかりと

挨拶は基本中の基本です。会話する人はいなくても、挨拶はかかさないようにしましょう。孤立してしまった人たちは、どうしてもふさぎ込んでしまいがちです。話してもらえないから、と挨拶までしなくなったら修復はもっと難しくなります。

朝の「おはようございます」、帰りの「お疲れ様でした」や「お先に失礼します」といった基本の挨拶は、周囲の全ての人にしましょう。返事がないこともあるかもしれませんが、続けることが大切です。挨拶したことがきっかけで、会話も産まれるかもしれません。

きっちり仕事する

職場で孤立してしまった、こんな時こそ仕事を頑張りましょう。業務に集中することで、孤立している状況について考えなくなります。また、困難な状況でも前向きに仕事をする姿を見て、見直してくれる人もいるかもしれません。

「職場」とは仕事をする場所だということを改めて意識し、仕事に対しての態度を改善することが大切です。業務のスピードを上げ、歩くスピードも上げましょう。仕事をどんどんこなして、その職場に必要な人間になりましょう。職場に必要不可欠な人が孤立しているという状況は、通常あり得ません。

気にせず笑顔で仕事する

明確な孤立の原因がある場合は、もちろん改善してください。例えば、服装や髪形などの外見に関することは、規定に沿うようにすればいいだけです。業務上の態度で自覚できる問題点がある場合は、以降気を付けていくことが大切です。

明確な原因がわからない場合は、気にせずに仕事をしましょう。完全に気にしないのは難しいかもしれませんが、気にしてない素振で笑顔でいましょう。その中で見えてくる原因もあるかもしれませんし、周囲の評価も変わって孤立から抜け出せるかもしれません。

職場での孤立、そのままでも大丈夫?

毎日出勤しなければならない職場での孤立、これは辛い状況です。「辞めたい」と考えてしまう人も少なくないはずです。うまい対処法が見つからない人は、どうなっていくのでしょうか?

退職・転職することになる

「職場での人間関係」は、退職理由のトップに常にあります。女性の方が多い傾向にあるようですが、10代で退職を経験した男性の31.7%が、人間関係を理由に挙げています。いくら「職場は仕事をする場所」だと割り切っていても、孤立状態では業務が円滑に進まないこともあります。

また、人間関係を退職理由とすると、転職先が見つかりづらいというレポートもあります。良好な人間関係は、多くの職場において重要視されています。孤立の原因が自分側でなくても、転職に不利になるのは避けたいところです。

欧米では、転職はキャリアアップやステップアップとして捉えらえるので、マイナスイメージは全くありません。そして、「終身雇用」という考えもありません。しかし現代の日本においては、転職回数が多いことは、ほとんどのケースでプラスにはなりません。

転職がキャリアアップにつながるのであれば、孤立しても真面目に取り組み、タイミングを見計らって転職というのもいいかもしれませんね。

メンタルヘルス不調

毎日通う職場での孤立、これは精神的なストレスとなります。そして、そのストレスが病気の原因となることは珍しくありません。ストレスが原因となる病気は、メンタルヘルス不調とストレス関連疾患(心身症)とに分かれます。

メンタルヘルス不調とは、所謂うつ病です。今や日本の社会人の約10%がうつ病と診断された経験を持つと言われています。欧米諸国の半分程度ですが、欧米諸国ではメンタルヘルスに対するサポートや認識が高い水準で整っているため、会社へ報告しても何ら影響はありません。

しかし、日本の企業ではどうでしょうか?「うつ病と診断されました」と上司や同僚にはっきり報告するのは難しいのではないでしょうか?これが更にストレスに結びつくという悪循環かもしれません。

ストレス関連疾患(心身症)

ストレス関連疾患は、ストレス反応が慢性化することによって起こる身体面の疾患です。胃潰瘍や円形脱毛症は、ストレスが原因とされる疾患の代表です。他にも以下のようなものがあります。

  • 呼吸器系:気管支ぜんそく、過喚起症候群
  • 循環器系:本能性高血圧症、冠動脈疾患(狭心症、心筋梗塞)
  • 消化器系:胃潰瘍、十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、心因性嘔吐
  • 内分泌・代謝系:単純性肥満症、糖尿病
  • 神経・筋肉系:筋収縮性頭痛、痙性斜頸、書痙
  • 皮膚科領域:慢性蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症
  • 整形外科領域:慢性関節リウマチ、腰痛症
  • 泌尿・生殖器系:夜尿症、心因性インポテンス
  • 眼科領域:眼精疲労、本能性眼瞼痙攣
  • 耳鼻咽喉科領域:メニエール病
  • 歯科・口腔外科領域:顎関節症

代表的なものだけでも、こんなに様々な病気を引き起こす可能性があるということです。「働くこと」は、国民の三大義務のひとつです。しかし、職場での孤立により精神的にストレスを感じ、それがいずれ身体的な病気になってしまうのは非常に恐いことであり、避けるべきことです。

職場の人間関係は、社会人の自殺の原因のひとつ

2010年の警視庁のデータによると、自殺の原因で多いのは「病気」、「貧困」、「家庭問題」に次いで「仕事・職場の人間関係」となっています。毎日行かなければならない職場での人間関係は、逃げ場もなく大きな悩みになっているようです。

一般社団法人日本産業カウンセラー協会運営の「働く人の悩みホットライン」、全国社会労務士会連合会が運営する「職場のトラブル相談ダイヤル」、一般社会法人日本カウンセラー協会運営の「こころの耳」など、社外で相談できる窓口も増えています。辛い気持ちをひとりで溜めこまずに、相談する相手がいることを覚えておきましょう。

参考

ストレスからくる病こころの耳

職場で孤立しないために

様々な要因から、誰でも職場で孤立してしまう可能性があります。では、職場で孤立しないためには、どうしたらいいのでしょう?

とてもシンプルですが、規則を守って笑顔で一生懸命仕事をすることです。職場に必要な人だと認められることが大切です。会話力を身に着け、誰とでも上手に付き合うことができると、人間関係はきっと向上します。職場の人間関係が良好だと、仕事に行くことも楽しみになりますよね。

笑顔で挨拶をして仕事に対して真面目でいること、これだけできっと孤立は避けられます。イメージアップにもつながり、自身の好評価にもつながるかもしれません。社会人としての身だしなみと柔軟な態度を意識し、充実した社会生活を送りましょう。