近年は未婚率がどんどん上昇していると言われています。何故年々未婚率が上昇しているのでしょうか?未婚率が上昇している原因や、性別や年齢別の未婚率を紹介します。

自分や周りの人が未婚だという場合には是非参考にしてみてください。未婚率を知ることで、自分が結婚出来る可能性を知ることが出来るようになると言われています。

未婚率は年々上昇しているって本当!?

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未婚率は国勢調査で調べることが出来る…

日本の未婚率はどのくらいだと思いますか?年齢を重ねるようになることで、多くの人が好きな人と結婚をするようになると言うイメージを持っている人もいるかと思います。

しかし、近年ではさまざまな理由から結婚をせずにいつまでも未婚でいると言う人も多くなっているのです。日本の未婚率は定期的に行われている国勢調査で調べることが出来ると言われています。 2010年に行われた国の調査結果を見てみると、25歳~29歳男性の10人の内7人が、30歳~34歳だと4.7人、35歳~39歳で3.5.人の男の人が結婚していません。

25歳~29歳の女性10人の場合は6人の女性が、30歳~34歳で3.4人、35歳~39歳の女性でも2.3人が未婚でした。 このことから、日本では25歳から39歳までの未婚率は高いと考えることが出来ます。2005年の国勢調査での未婚率と比較をしていると35歳から39歳の男性の未婚率は5.6%女性で4.7%も上昇していると言われているのです。

何故年々未婚率が上昇しているのでしょうか?未婚率が上昇している原因をしっかりと把握しておくようにしましょう。 未婚率が上昇することは、決していいことではありません。未婚率が上昇するようになることで「少子高齢化」「人口の減少」などの問題が引き起こるようになってしまうのです。

そのため近年では未婚率の上昇が問題視されるようになってきていると言われています。

日本の未婚率が高い原因って何だろう…

女性が経済的に自立しているから

今の女性は高学歴で、経済的にも自立しています。仕事で責任を持たされることも多く、男性に負けず劣らず、忙しく働いていて、収入だってそれなりにあります。

それに昔なら結婚したら、専業主婦で家庭に入る道もありましたが、今ではそのようなことは望めません。結婚したら、家事や育児の負担ばかりが女性の肩にかかってくるという現実を、先輩女性の姿を見てよく知っています。 独身だからこそできる、自分磨きにかける時間も無くなるでしょう。

第一高学歴で、バリバリ働いている女性にとって、相応しい男性を探すのも難しいのです。

仲良し親子で自立しなくても良い

今の家庭では、親子関係が密接になっています。昔だといつまでも実家暮らしだと一人前とは認められず、男性の場合には「冷や飯喰い」女性なら「行かず後家」などと言われて、肩身の狭い思いをしたものです。

しかも昔は家長制度の名残があり、長男より先に次男が結婚したり、長女より先に次女が結婚するのすら、世間体をはばかり、下に結婚話がでようものなら、上の子供は、お見合いでもなんでもして結婚させていました。

今では、実家暮らしで肩身の狭い思いをすることもありませんし、独身のまま家にいる子供も、かえって親孝行している気分で、安心して安全で快適な実家暮らしをしています。面倒な結婚生活に踏み切る理由が、あまりないのです。

非正規労働者の増加

未婚率の低下の大きな問題は、政治的、経済的な問題なので、未婚の男女にとっては、どうすることも出来ないのです。

それは長い間、推し進められてきた「非正規雇用の労働者」が、期待通りに増え続けたことです。 もともと「フリーター」と言われる人が増えてはいましたが、今では正規雇用になるのは至難の技で、もしもその人達が念願の正規雇用になっても、低賃金労働者に甘んじることになるでしょう。

日本は昔は総中流社会といわれ、自由主義社会でありながら、社会主義国なみの保護が与えられていました。正規雇用が当たり前で、しかも就職したら自動的に、昇給や昇進があったからです。

これを欧米のように富める者と貧しき者との二極化を進めて、世界での経済的競争力を持とうとしてきました。その結果、年収200万以下の人々が増えて、結婚する経済力がない、という事になりました。

この二極化が変化することはないので、結婚する人を増やすには、貧しくても幸せな家庭を目指していくことです。既に経済学者は、夫婦で300万の収入があれば、贅沢さえしなければ暖かな家庭を作れると試算しています。

恋愛の自由を謳歌している

未婚率が上昇している原因は、結婚相手を自分で選べる自由が保障されたことにあります。

昔の日本では、結婚相手は家同士の約束で決まっていたり、あるいはお見合いを勧める世話焼きなおばさんが、どこの地域にもいたものです。 職場でも同じで、結婚適齢期ともなれば、上司の紹介という出会いともお見合いともつかないような、システムが働いていたので、未婚のお局様などは、戦後の独身男性が不足していた一時期でもなければ、あまりありませんでした。

しかし今は、自分で恋愛をし、結婚するまでこぎつけなければなりません。そして付き合うのも、別れるのも割合に簡単になってしまったので、恋愛スキルどころか、対人スキルを磨かないと、恋愛すらも上手くいかないのです。

価値観が分散化している

幸せの形が多様化してきたのも、未婚率上昇の要因です。「結婚して子供を産んで幸せなお嫁さんになる」そんな夢をみていたのは、昔のことです。

今の未婚の人々は、結婚生活に夢や希望を持てなくなっています。男性なら、働き蜂として働き続け、しかも休日といえども自分の時間はなく、家族サービスをこなさなければ、夫としても父親としても失格の烙印を押されてしまいます。

しかも時間が自由にならないだけでなく、お母ちゃんにわずかな小遣いを、貰うのだって、大変なことだとわかっています。自分が汗水たらして働いても、自分の自由になるお金なんてありません。

女性なら、仕事と家庭、子育てを両立させなければなりません。子育てや教育費には、莫大なお金がかかりますが、子供に教育を与えなければ、そのまま将来の非正規労働者へまっしぐらになってしまうことも、良く分かっています。 結婚生活をしている先輩モデルといえば、家庭も子育ても仕事もバリバリこなすスーパーウーマンばかりですが、そのための努力を続けるには、若いけれども疲れすぎています。

今までも結構頑張ったのに、結婚生活は、もっと頑張らなければならないからです。 それにくらべて独身生活は、ずっと優雅で苦労も少なく思えます。好きな趣味や旅行を諦めることもないのです。結婚だけが幸せではないと、気づいてしまったのです。 未

婚率は都道府県によっても異なる!?最も未婚率が高い場所は?

東京都は未婚率が高い…

生涯未婚であるという人は男性で約20.14%、女性で約10.61%だと言われています。これは全体の数値となっていますが、都道府県によっても未婚率は異なると言われているのです。これはその地域によって、生活にスタイルが異なったり、考え方が異なるようになることが理由だと言われています。自分が住んでいる地域の未婚率を見てみましょう。未婚率が高い10個に都道府県を紹介します。

  • 1位:東京(男性25.25%、女性17.37%)
  • 2位:男性は沖縄で25.05%、女性は北海道で13.50%
  • 3位:男性は岩手で22.71%、女性は大阪で13.18%
  • 4位:男性は高知で22.13%、女性は沖縄で12.72%
  • 5位:男性は神奈川で21.97%、女性は福岡で12.60%
  • 6位:男性は青森で21.31%、女性は高知で12.40%
  • 7位:男性は新潟で21.11%、女性は京都と長崎で11.76%
  • 8位:男性は埼玉で20.02%、女性は熊本とで10.76%、
  • 9位:男性は秋田で20.86%、女性は神奈川と兵庫で10.73%
  • 10位:男性は千葉で20.60%、女性は愛媛で10.69%

というような結果になっています。これは2013年の厚生労働省の人口動態調査によるものです。東京に住んでいる4人に1人の男性が生涯未婚だと考えることが出来ます。これは、結婚をしなくても楽しいと思えるようなことがたくさんある事や、仕事などに追われて結婚をする余裕がないという事が原因だと考えられています。

東京に住んでいる6人の1人の女性は生涯未婚だと考えることも出来るのです。本気で結婚をしたいと努力をしない限り、結婚をすることは難しいと言われています。周りに未婚の人がいることで安心感を感じるようになってしまう事もあります。

未婚率は年齢によっても違う!国勢調査による年齢別の未婚率

国勢調査による年齢・男女別の未婚率とは…

2016年に行われた国勢調査によって性別、年齢別の未婚率が公開されています。現在未婚だという人はこのデータを参考にするようにしてみてください。中には未婚である事に焦りを感じている人もいるかと思います。しかしデータを見てみると、同じ世代で未婚だと言う人はたくさんいることがわかるようになります。

  • 15歳から19歳:男性98.9%、女性99.2%  
  • 20歳から24歳:男性96.4%、女性94.8%  
  • 25歳から29歳:男性75.9%、女性68.8%  
  • 30歳から34歳:男性41.3%、女性49.1%  
  • 35歳から39歳:男性47.0%、女性33.3%  
  • 40歳から44歳:男性30.6%、女性30.9%  
  • 45歳から49歳:男性25.9%、女性28.8%  
  • 50歳から54歳:男性30.0%、女性24.5%

というようになっています。このデータから多くの人は25歳から34歳の約10年間で結婚をするようになると判断することは出来ます。これは日本の結婚適齢期と同じような時期なのです。反対にそれよりも若くなれば、楽しいことがたくさんあったり学業や仕事などで結婚を意識する人が少ないと考えることも出来ます。

また35歳からの未婚率が男女共にそれほど大きな変化をしていないことから、30代後半からは結婚をすることが難しくなってくる言われています。そのため、この年齢で未婚だという人は将来の不安から焦りを感じるようになってしまうようです。男女を比較してみると、男性の方が未婚率が高いと考えることが出来ます。

未婚率の対策はあるのか!?今後未婚率はどんどん上昇する

未婚率の対策は現在も行われている…

さまざまな調査によって未婚率が年々上昇していることが公表されています。未婚率が上昇する事で少子高齢化や人口減少などさまざまな問題を引き起こすようになってしまう可能性も考えられます。このような問題を解決するために、さまざまな対策が行われています。現在行われている対策は以下のようになっています。

  • 社会のみんなで結婚や子育て、そして仕事を両立できるように応援する。
  • 結婚や子育てが、幸せだという価値観を作って、多くの人に賛同してもらうようにする。
  • 会社や地域で、結婚して子育てしている人を助ける仕組みを作る。
  • 期間を決めて、集中して予算や政策の実施を行う仕組みを作る。
  • 長い目でみたら、少子化がなくなるように、いろんなことを考え続ける。

しかし今までの政策は、あまり上手くいっていません。結婚して子育てをするというのは、今までは社会システムでした。そうするべきだという無言の圧力があり、しかも選択の余地などなかったからです。社会システムに頼らない、自由意志での結婚や出産を勧めるのは、難しいのです。

個人を主張したうえで、結婚に前向きな考えを持ってもらうということは難しいと言われてす。また、女性が高学歴になることで子供にも高学歴を求めるようになります。その結果学業に専念するようになってどんどん未婚率が上昇するという事もあるのです。近年さまざまな未婚率の対策が行われていますが、実際に未婚率を下げることが難しいと考えられています。

結婚は選択肢の一つ

このように、未婚率は年々上昇しています。この原因はさまざまな事によるものですが、個人が主張されるようになった現代では、結婚は一つの選択肢でしかないのです。そのため未婚率が上昇することでさまざまな問題を抱えるようになってしまうと言われています。だからといって現在未婚だという人が焦って結婚をする必要もありません。

自分が「この人とずっと一緒に居たい」と思えるような人と結婚をして、幸せを手に入れるようにすることが大切です。中には「自分は結婚に向いていない」と思う人もいるかと思います。このような人は自分の負担になるのであれば、未婚率などを気にして無理に結婚をする必要はないかと思います。