今求められているチームワークとは?良いチームに必要な5つのこと

チームワークについて考えたことはありますか?学生の時だけではなく、社会に出てもチームワークを求められる場面が多々あります。また、グローバル化が進んでいく現在、海外の方と仕事をする機会が多い方もいるのではないでしょうか。今を生き抜くために必用なチームワークとは何か、チームワークに関する名言を3つご紹介します。

大切にしたい「チームワーク」

学生時代に「チーム」や「チームワーク」という言葉を、よく耳にしてきた方も多いのではないでしょうか?誰かと一つの目標に向かって、努力し達成するという経験ができるチームですが、そのチームワークが社会に出ても必要となっています。

今は、グローバル化が進み海外の方と仕事をする機会が多くなっています。そこで注目されているのが、「チームワーク」です。また、就職活動においても面接時にチームワークについて聞かれることもあるそうです。

今の社会を生き抜くために必要なチームワークとはどんなものかご紹介します。

チームワークとは何か?

今求められるチームワーク

「チームワーク」と聞くと、どんなことを思い浮かべますか?男性は、「軍隊」のようなものを思い浮かべたり、女性は「みんなで仲良く」というものを浮かべる方も多いのではないでしょうか?どちらも間違ってはいませんが、グローバル化が進んでいる現代では、チームワークの定義が必要になってきます。

「ベストオブチームイヤー」というものを聞いたことはありますか?
2008年から11月26日(いいチームの日)に行われているのですが、ベストオブチームではいいチームの定義をしています。それは、ある目標に対しチームメンバーで役割を分担し協働してすることだそうです。

ここで大切なのは、チームメンバーが明確な目標を共有し、ひとりひとりが自分の役割を果たし、また協力しあう関係ができていることです。

相乗効果が生み出せれるのは「良いチーム」

最近会社などでも注目されている「チームワーク」ですが、多くの学者によって研究もされています。チームの成立と、「ベストチーム・オブ・イヤー」の選考基準の4つがチームワークには大切だと考えられています。

まずチームの成立ですが、九州大学の山口教授が、アメリカの学者の研究成果を元に以下のように定義しています。

  1. 達成するための明確な目標
  2. チームメンバー間の協力及び相互の信頼関係
  3. メンバー各自の能力に合わせた役割の割り振り
  4. チームメンバーとメンバー外の明確な線引き

次に、ベストチーム・オブ・イヤーの選考基準になっている4つは、ドイツの学者、ディッキンソンがチームのアウトプットには4つのことが大切だと提唱しています。

  1. 効率
  2. 効果
  3. 学習
  4. 満足

「効果」や「効率」は表面化しやすいためわかりやすいですが、「満足」や「学習」というメンバーの内面に関することもチーム全体には必要になっています。ただ単に目標を達成するだけがチームワークなのではなく、個々の役割を意識し、互いに相互的に協力しあっていくことがチームには必要となってきます。また、目標を達成できたときに、個々が満足、学習できるチームが良いチームであるとされています。

良いチームになるため必要なことは5つ

働いていく中で、チームで仕事をする機会は何度かあるかと思います。また、学生の時にもチームでの活動はあると思います。そこで、自分が「このチームでよかった!」と満足したチームはありましたか?自分が腑に落ちない、納得のいかない形で目標を達成してしまったという経験はありませんか?

時間をかけて目標を達成するのであれば、チーム全員が納得いく形で終えたいですよね。そこでアメリカの学者の研究成果をご紹介したいと思います。

その1.ゴールはどこか明確に!

何かにチャレンジをするとき、ゴール(目標)を決めて取り組むことが多いと思います。それは個人だけの話ではなく、チームでも同じことが言えます。1番初めにゴールを決めると思いますが、ゴールの決め方次第でチーム全体のモチベーションが違ってきます。

ゴールを決めるときに大切なことは「具体的」であるということです。職種によって、数値化できるもの、できないものがあると思いますが、数値化できる場合は具体的な数値をあげると、チーム全体のモチベーションが上がってきます。

さらにゴールを決める際に大切なことは「実現できる範囲であること」です。あまりにチームの力量からゴールが離れていては、達成する前にあきらめてしまうということにもなりかねません。チームの力量を考え、ひとりひとりが力を尽くして達成できるゴールを決めるとこも大切です。

ゴールを決めたら、チーム全体で共有すること。共有することで、自分にできることは何かと考えるきっかけにもなり、役割分担ができます。また、チーム全体に一体感が生まれます。

その2.自分の役割を理解し全うする

他人の意見に流されてしまうということはありませんか?日本人はノーと言えないお国柄などという言葉を耳にしたことがあるかと思います。今まで生きてきた中で、他人の意見に惑わされずに今日を迎えたという人はほとんどいないのではないでしょうか。

今までのチームは、リーダーがいて、リーダーの意見に従う場面も多かったと思いますが、現代求められているチームではそうはいきません。チーム一人一人が対等の立場で上下関係がなく、違った役割を持っているのです。

団体スポーツでは、各ポジションがあり一人一人が自分のポジションの役割を果たそうと力を尽くしていますよね。現代のチームワークに求められているものはこれと同じです。ひとりひとりが役割があり、責任を持ち役割を果たすことが大切です。

そのために、互いを認め合い、意識していくことも必要です。仕事をスピーディーに進めるためには、この意識は大切になってくることでしょう。

その3.チーム全体で学習できる

ゴールを達成するためには、個性を生かし認めることも必要です。それぞれの役割の話になりますが、役割を決める際、個性を生かすということも大切です。自分に与えられた役割が不得意なものであった場合なかなか作業は進まないでしょう。それでは、チーム全体の作業も進んでいかずゴールを達成することはできません。

しかし、役割が個々が得意とするものであれば、作業はよりスピーディになるでしょう。そのためには、まず、それぞれの個性を認め合うこと。そして互いに学びあうことが大切です。互いに認め合うことができれば、それぞれの役割を安心して任せることができますし、互いにスキルアップできればゴールの達成感や充実感が今までとは違うでしょう。

その4.コミュニケーションは大切に

当たり前のことかもしれませんが、コミュニケーションはチームで動く際に重要です。定期的にミーティングを開くなどして、情報を共有することが大切です。また、それぞれの役割がどんなことをしているかを知ることで、自分が今すべきことが明確になります。

個人プレーではないので、互いの進歩状況も確認することが必要です。お互いに足りないところは協力し補う必要があるので、定期的なミーティングのほかにもメモなどで情報のやり取りは必要となってくるでしょう。

こまめに連絡を取ることは大きなミスを予防することにもつながります。仕事以外にも休憩時間やランチタイムなどを利用して、気軽に話せる人間関係を築いていくこともチームには必要かもしれません。

その5.リーダーは役割の一つ

チームにはリーダーが存在します。リーダーと聞くと、チーム全体をまとめてチームを引っ張っていく役割だと思うのではないでしょうか?これではリーダーがチームを支配してしまいます。

リーダーは、チームを支えサポートすることが大切になってきます。まず、チームが編成されたらリーダーを決めます。リーダーはチームをマネージメントする大切な役割があります。ゴールを達成するために、メンバーの能力に応じた役割を振り分ける必要があります。そのために、メンバーをじっくりと観察する必要もあると思います。

また、進度状況に合わせてサポートをする必要も出てきます。リーダーは全体を客観的にみる必要もあり、なかなか大変な役割の一つでもあるため、責任が重いように感じるかもしれません。しかし、チームには上下関係がないので、一つの役割にリーダーがありチームを支配するものではないと意識することも必要かもしれません。

チームワークに関する3つの名言

チームとして強くなければBY宮内義彦

プロ野球を見ても、イチロー選手がオリックスに在籍した
92年から2000年の間でリーグ優勝できたのは2回だけ。
突出した個がいても、チームとして強くなければ勝ち続けることはできません。

この言葉は、元オリックスグループCEO、オリックス・バッファローズのオーナーでもある、宮内義彦氏が言った言葉です。
こちらは、個人がどれだけ優秀であっても、それだけではいけないということです。優秀な個人が活躍するためには、それを支えるチームが必要だということです。

陸上など個人競技であっても周りのサポートがなければ、素晴らしい活躍は難しいでしょう。また、チーム内に優秀な個人がいたとしても、チームが協力しあわなければ、結果に結びつくことはないでしょう。

仕事においても同じではないでしょうか。目標を達成するためには、チーム一人一人の個性を生かした役割を全うするとともにお互いが認めある必要があります。

いいチームは良い成績を残すBY森田直行

長期的な戦いで勝てるチームはどこもチームワークがいい。
スター選手は少なくとも、チームワークがいい組織は
長期にわたって良い成績を残していけるんですね。
リーダーを中心に一体感があり、一致協力の体制が取れています。

この言葉は、京セラの副会長、JALグループの再建にも副社長として尽力を尽くした森田直行氏の言葉です。
スター選手が少なくとも、チームワークさえ良ければ長期にわたって良い成績を残すことができるという言葉は、私たちの励みになるのではないでしょうか?ひとりの力だけでは達成できない目標でも、チームで協力し合えば達成できると、励まされる言葉です。

優秀な個人ばかりを頼っていると、その人が体調不良などでかけてしまっては、目標は達成できなくなってしまいますが、チームで役割分担をし、チームメンバーが互いに認め合い、協力しあう体制があれば、ひとりかけても目標を達成することができるはずです。

チームためには言い訳BY王貞治

自分のためにやるからこそ、それがチームのためになるんであって、
「チームのために」なんて言うやつは言い訳するからね。
オレは監督としても、自分のためにやってる人が結果的にチームのためになると思う。
自分のためにやる人がね、一番、自分に厳しいですよ。
何々のためとか言う人は、うまくいかないときの言い訳が生まれてきちゃうものだから。

世界の王氏の言葉ですが、チームの一員としても、チームリーダーとしてもどちらの経験もある王氏だからこその言葉ではないでしょうか?今、自分に自信を持っているでしょうか。〇〇のためと言って、うまくいかなかったときに、言い訳をしていませんか。

自分に厳しくある人は、〇〇のためと言い訳をしないのではないでしょうか。挫折しそうなとき、失敗したときなど言い訳をしたくなることはあるでしょう。しかし、自分の非を認めること、目標達成するための努力を惜しまないことは、自分の能力を高めるだけではなく、それ場周囲にとっても良いのではないでしょうか。

チームにおいてもそうなのではないでしょうか。自分の役割は、最後まで責任をもってやり通すことが必要です。一つでもかけてしまっては、チームで目標を達成することが難しくなってしまいます。

良いチームは自分を成長させる

なかなかチームワークについて考える機会は、少ないのではないでしょうか?今の世の中を生き抜くためには、チームワークがとても大切になってきます。

今までのようにリーダーの意見に賛成し、一つの目標を達成するだけではなく、自分自身が成長し納得のいく形で目標を達成することが、今のチームワークには必要になってきます。

学生だけではなく、社会に出てからも必要となるチームワーク。チームメンバーが信頼しあい、成長できるチームこそ良いチームなのかもしれません。