ダニに刺された跡を消す方法は保湿?冷やすとかゆみが治まる!3つの事前対策

ムシムシする季節になると、とたんにダニによる被害が急増。刺されて痒くなったり、掻きむしって化膿してしまったり、跡が残ってしまったり。ダニの種類や症状、そしてダニに刺された跡が残らないケア方法などを紹介していきます。

ダニに刺された跡を消す方法は?これからの対策

梅雨に突入すると、体に明らかに「蚊」ではない虫刺されの跡が。蚊よりも相当か痒みが強くて、しかも長引いている。よくよく見てみると、刺された跡が二つ。それはもしかすると「ダニ」が犯人かもしれません。気密性の高くなった現代の住居環境は、高温多湿を好むダニにとって天国です。

ダニは痒いだけでなく、跡が残りやすいので、刺された後のケア方法によっては、悪化させてしまうことも。まずは、ダニが発生しないような環境づくりをして、ダニに刺された跡が残らないように、適切なケア方法を覚えておきましょう。

ダニの種類と刺された際に出る症状は?

ダニは、人間の生活と深く密着しており、何百種類というダニがいます。その中でも、特に日本でおなじみのダニの種類と、刺された時の症状を覚えておけば、対処も素早くできるのではないでしょうか。

イエダニの特徴と人間への影響

イエダニは、通常はネズミなどの動物に寄生する、吸血性のダニです。体調0.7㎜なので、肉眼でも見ることができます。普段は動物に寄生しているのですが、寄生主がいなくなると、一時的に人間に寄生して血を吸います。

皮膚が露出していれば、どこでも刺されますが、特に皮膚の柔らかい部分、太ももや腹部が刺されることが多いようです。刺されると、すぐに痒くなるのが特徴です。刺された部分は、赤くただれて痒みが長く続き、跡が残ることがあります。

ツメダニの特徴と人間への影響

ツメダニは、チリダニやコナダニなど、自分よりも小さなダニの体液をエサとするダニです。密閉された空間に大量発生すると、人間の体液も吸うようになります。

イエダニと違って血を吸うのではなく、体液を吸うために、刺されてもすぐに痒くなることはなく、遅いときで2日くらいして、はじめてダニに刺されたことに気が付きます。ツメダニは動きが俊敏です。刺されると痒みが強く、皮膚炎を起こすこともあります。赤い発疹がかゆみとともに発症し、1週間ほど続きます。

マダニの特徴と人間への影響

マダニは、家に棲んでいるダニとは別の種類です。ハイキングや山菜取りなど、軽装で山や野に分け入ったときなど、マダニの被害に遭うことが多いようです。マダニはもともと野生動物の寄生虫で、動物から血を吸います。

主に野山に生息しており、登山やハイキングシーズンである5月~9月に多く発生しますが、季節にかかわらす、屋外で活動している虫なので注意が必要です。

マダニが怖いのは、その感染症です。日本でもマダニに噛まれたあとに、高熱を発症して最悪の場合死亡するというケースもあるので、たかがダニと甘く見ると大変なことになります。マダニに刺されたら、無理に取り除こうとせず、病院で適切な処置をしてもらいましょう。

刺された跡を素早く治す!すぐすべき対処法は?

ダニに刺された後は、猛烈な痒みに襲われます。かきむしってしまう前に痒みを取って、二次感染を防ぐようにしましょう。まずは、痒みを取る方法を紹介します。

刺されたらすぐに塗り薬を塗りましょう

ダニに刺されて掻きむしってしまうと、そこから細菌が入って化膿してしまうため、跡が残ってしまいます。特に赤ちゃんの場合は、「とびひ」になってしまうこともあるので、注意しなくてはなりません。

ダニ刺されには、ステロイド軟こうを塗るのが有効です。しかし、ステロイドは使い方を間違えると、副作用もあるので、特に赤ちゃんや子供の場合は皮膚科で薬を処方してもらい、その使い方をしっかり守るようにしましょう。

掻きたくなったら冷やしてみる

ダニにかかわらず虫刺されの場合、もっとも心配なのが掻くことによる二次感染です。掻きむしってしまうことで化膿したり、跡が残ってしまうこともあります。

すぐに痒み止めなどの薬があればいいのですが、無い場合の応急処置として冷やしましょう。清潔にして冷やしたタオルや保冷剤などで、しばらく冷やすと痒みも落ち着いてきます。

ダニアレルギーの場合は皮膚科に

ダニアレルギーがある場合、症状が強く現れることもあります。市販の塗り薬でも症状が改善しなかったり、痒みや炎症ひどくなるようなら、皮膚科で診てもらいましょう。また、赤ちゃんや子供の場合、免疫力がまだないので、ひどくなってしまうこともあるので、早めに皮膚科で診てもらいましょう。

ダニに刺されたらその後のケアが大切!跡を消す方法は?

ダニに刺されてそのままにしておくと、ひどい跡が残ったり、シミになる可能性もあります。特に新陳代謝が衰えている中年以降の人は、刺された後のケアが大切です。

基本は肌のお手入れと同じ様に保湿しよう

ダニに刺されている肌の状態は「炎症」です。異質な物質と白血球が戦っている状態で、熱を帯びています。そして、肌は乾燥状態となるので、保湿が大切です。

保湿することで新陳代謝が活発になり、掻き傷やその跡を早く回復することができます。さらに掻きむしったことで、色素沈着している場合、美白溶液を使ってみるのもひとつの方法です。

痒みを抑えるステロイドを塗ろう

痒みは、抗生物質であるステロイドが非常に有効です。ステロイドと聞くと、不安に思う人もいるかもしれません。しかし、使い方さえ間違わなければ、現状最も効果的な薬といえます。

ダニに刺された跡のほとんどの原因は、痒みで掻きむしってしまうことです。そのため、痒みを抑えることこそが、跡を残さない最善の方法といえます。ステロイドの使い方として注意したい点は、

・化膿している場合は使用しない
・長期間(大人で2週間以上、子どもで1週間以上)の使用を避ける

この2点をしっかり守りましょう。

ダニに刺されない!手軽にできるダニ対策は?

ダニ対策は、まずは刺されないこと。ダニがいるなと感じたら、大発生する前にダニ対策をしておく必要があります。即効性のある薬剤や、普段のちょっとした工夫でダニは予防できます。

1.一番手っ取り早い駆除用の殺虫剤を使う

ダニ退治というと、真っ先に考えるのが「バルサン」ではないでしょうか。煙で密閉した部屋を薬剤で燻蒸して、ダニを一網打尽にする駆除用殺虫剤です。その他にも、ダニ用シートなどカーペットの下に敷いて、ダニを予防するアイテムもあります。

ただし、いくらこうした殺虫剤を使ったとしても、ダニが繁殖する環境が変わらなければ、あまり意味がありません。ダニの卵には殺虫剤の効果はありませんから、環境によっては、再び大発生する可能性もあります。

2.ダニは太陽が苦手!定期的に布団を干そう

室温が20℃~30℃、湿度が60%~80という高温多湿の環境が、ダニの繁殖には最高の環境です。この条件を最も満たしているのが布団です。ダニは高温多湿が好きですが、逆にいえば、乾燥状態が大嫌いです。

そして、太陽の紫外線も、ダニにとっては生命の危機にさらされるものです。そのため、布団は定期的に天日干しすることが大切です。太陽の紫外線と熱によってダニは死滅します。

なかなか日中布団を干す時間が取れないという人は、布団を敷きっぱなしにしないで、椅子などに掛けておくだけでも、汗などの湿度を飛ばしてくれます。湿度が少なくなるだけでも、ダニの発生を抑制することができます。

3.換気扇を回すなど部屋の通気を良くする

ひと昔前までの日本の家屋は、通気性を第一に考えられていたため、ダニの発生は少なかったと言われています。ところが、最近ではマンションなど防音や、冷暖房の効率を優先するあまり、気密性が高くなってしまい部屋の通気性が悪くなっています。しかも、日中は仕事で留守にしていますから密閉状態です。

こうした状態を改善するためにも、部屋の通気をよくしましょう。マンションなどでは、換気扇を最大限に利用しましょう。風の流れを意識して、部屋全体に風が通るようにしましょう。日中仕事で留守している時にも、湿度が高い季節だけでも、換気扇を回しっぱなしにしておくとダニ対策になります。

ダニが繁殖しない環境づくりが大切

梅雨を迎える頃になると、ダニをはじめとする害虫が一気に活動を始めます。ダニ対策としては、まず部屋を清潔にすること、そして換気をよくすることが大切です。もし、ダニに刺されてしまったとき、跡に残さないためにも適切な処置をしましょう。

特にペットを飼っている場合には、ノミなのかダニなのかわからないこともあるので、しっかりと症状を把握して対処するようにしましょう。