笑顔は自分のメンタルや健康に良いのはもちろん、様々な職種での成功、恋愛から結婚生活での成功にも、効果を発揮します。笑顔が苦手という方も必見!笑顔の作り方の色々な方法もご紹介します。

笑顔の効果とは?

子供でも大人でも、赤ちゃんでもおじいちゃんでも、男性でも女性でも、貧しくても裕福でも、誰もが必要とするもの、それが笑顔です。笑顔に癒された、元気になれた経験は誰にでもあるでしょう。他の人から向けられた笑顔は誰もが効果を認めるところですが、自分が笑顔になることの効果にも気付いていますか?

自分が笑顔になることにも、自分のメンタル、身体面、仕事から恋愛や結婚生活まで!様々なプラス効果があります。そのいくつかを見ていきましょう。

メンタル面でのプラス効果

今はストレスを抱えながら、何とかやっている、という人が多いので、笑顔になれ!と言われても無理!と言いたくなるかもしれません。でも、ストレスがあるから笑顔になれない、というのは逆かもしれません。むしろ、笑顔になれないから、ストレスがたまる。つまり、笑顔になれれば、ストレスはたまらない、ということです。

ある研究によると、楽しく笑っていると、思考が無の状態になって、精神的なストレスによる刺激が一時的にゼロになったり、低下するということです。脳内をリセットできるからストレスもなくなる、という訳です。実際、抑うつ状態や不安、否定的な感情がおさまった実験もあるようです。

確かに、大笑いすると一瞬に思考回路がほどけて、気分がよくなり、悩んでいたことがどうでも良くなる、ということはありますよね。大笑いとまでいかなくても、ちょっとした赤ちゃんの笑顔や動物のかわいさに口元が緩む時、笑みがこぼれて、ほっとしたりします。ストレスは自分が作り出しているものもあるのかもしれませんね。

健康面でのプラス効果

笑うことが健康に良いというのを聞いたことのある人は多いと思います。なぜ健康に関係するのでしょうか。

笑うと、心拍数があがり、血圧を上げて循環を良くします。そして、交感神経を活発にした後、副交感神経も刺激するようです。脳にも刺激を与えて血管が広がり、血流が良くなると、酸素や栄養が隅々まで行き渡るので、新陳代謝が活発になり、免疫力が高まります。すると、かぜや病気を治そうとしたり、老化を防いだりしてくれるそうです。さらに笑うと、脳内のホルモンが分泌されて、痛みを和らげたり、他にも、アレルギー反応にも良い影響があったようです。

笑いを取り入れた体操や、病院で笑って過ごすイベントを開くことなども、時々テレビで紹介されますが、確かに笑うことは体に良い効果を発揮してくれるようです。

人を引き寄せる笑顔の効果とは?

笑顔は人を引き寄せます。笑顔の人に対しては自然と笑顔になれます。それを、自分から意識して、日常に生かせるどんな分野があるでしょうか?

仕事で活きる笑顔の引き寄せ効果

仕事は在宅でない限り、人と接します。笑顔を心がけて出社するなら、周りの人も引き寄せられて、質問したい部下は、質問しやすくなり、同僚は励まされ、上司はやる気を感じて仕事を任せる気になるかもしれません。

笑顔はコミュニケーションをしやすくします。だれも、眉間にしわがよった、不機嫌そうな人に話しかけたいとは思わないですよね。でも、笑顔があまり得意ではない人、感情が表に出にくい人もいます。そういう人も、しばらく表情を意識してなるべく笑顔を作るようにするなら、次第に表情が変わってきます。コミュニケーションが苦手という人も、笑顔を意識しておけば、周りの理解が得られやすくなるかもしれません。

普段が笑顔なら、人は引き寄せられ気にかけてもらいやすくなるので、本当に困った時、表情で周りが気付いて助けてくれるかもしれません。普段から、笑顔であいさつすることを意識していきましょう。

恋愛から結婚生活まで!

好きな人ができれば、話したいと思いますが、好きな人の前ではどうしても話ができない、と悩む人もいます。それでも、笑顔だけでも意識していると、話すことよりも印象に残るかもしれません。夫婦を観察していると、話し上手な奥さんに、か黙なご主人、または気さくに話すご主人に、物静かな奥さん、というパターンが多いような気がします。つまり、話が上手な人だけがモテるというわけではなく、やはり、持っている気質が大事ということです。

結婚生活が長くなると、笑顔を意識することも減ってしまうかもしれません。でも、何か頼みたい時、ただこれして!あれして!とぶっきらぼうにしていたら、引き寄せられるどころか、段々関係が薄くなってしまいます。結果何もしてくれない、という愚痴が出てきてしまいがちです。

男性は敬意を示されるのを、女性は愛されるのを欲します。笑顔は、なかなか言葉で出しにくい敬意や同意を、また愛や好意を表すとっておきの効果があります。冷めてきているな、反応が冷たいなと思ったら、まず、最近笑顔でいたかな?と自分に問いかけてみると気分が変わるかもしれません。

仕事の職種別に見る笑顔の効果

営業

今は物騒な時代で、多くの人は初対面の相手に警戒心を抱きやすいですから、営業の方は苦労されていると思います。そんな時代だからこそ、笑顔で向き合うことが大切です。少なくとも、はじめの一言は聞いてみても良いか、という気になってもらえます。

相手のけげんそうな顔を見てしまってから笑顔を作ろうとしても、ひきつってしまいます。不安や緊張をどこかに置いて、何の目的で、相手にどんなメリットがあって来ているのかを頭の中で明確にして、まず「い」の口になりましょう。口角が上がると、それだけでポジティブな心境になれたりします。

笑顔は自信を感じさせます。ですから、契約を取らなければと焦って話すより、ゆったりとまず笑顔であいさつし、丁寧に説明しましょう。気さくで、しかも礼儀正しく自信を持って説明されると、最後まで聞いてみたくなります。まず相手のことを考えて気持ちよく接するために、笑顔を意識しましょう。

接客業

レストランで「お水はいかがですか?」という簡単な言葉でも笑顔で言われると、笑顔で「ありがとう」と返したくなります。「またのお越しを」とぶっきらぼうに言われると、それだけでおいしかったものを忘れて、二度と来たくない、という気にもなります。

私たちの脳は、笑顔には笑顔を返す、ミラー、鏡のような働きがあります。笑顔が気分を上げ、それを見たお客様に笑顔がうつり、気分が上がって購買意欲があがることがあるそうです。そして、笑顔で「ありがとうございました」と言われると、お客様の印象に残り、また来てくれる確率が上がります。

笑顔の接客で有名なのは、ディズニーランドでしょう。そこのキャストの意識は本当に高いので、掃除のスタッフでさえ笑顔を絶やさず、ほうきで絵を描いたりしてくれます。スタッフ誰もがお客様の満足のため、を徹底しています。そんなに意識の高くない店員の中でやらなければいけないとしても、最初にあなたが笑顔を意識すれば、ミラー効果は店員にも波及するはずです。あきらめずに、笑顔の接客を続けて、良い店づくりに励んでいってくださいね。

看護師

看護師や介護に携わる人達が笑顔でいることは、患者さんにとっては救いです。初めての病院で緊張している時に、受け付けや看護師の人が笑顔で名前を呼んでくれただけで、痛みの伴う治療でも頑張って受け入れよう、と勇気が出ることさえあります。

でも、看護や介護の仕事は本当に神経を使い、肉体的にもハードです。ストレスは計り知れません。それでも笑顔になるのは患者のためだけではなく、自分のためにもなるようです。ある研究では、たとえ作り笑いでも、看護師の精神的燃え尽き感の値が減り、笑顔をイメージしたり、笑顔になったりすることで、ストレスが軽減されたと報告されています。

忙しい仕事の合間でも、笑顔を意識することで、この大切な仕事を続けていけると良いですね。

コールセンターなどの電話受付

電話は、顔が見えないので、無表情でも良いと考えていませんか?実は、表情で、声の調子、音程、印象が変わるということです。

顔が見えないとはいえ、電話も人とのコミュニケーション手段です。良い印象を与えるには、第一声が明るく爽やかでなければなりません。口角をあげて、笑顔で電話口に出ると、自然と声が高くなり、すっとあいさつが出ます。表情が明るいと、ポジティブになり、自分の声が明るいと、自分の自信にもつながる、相手にもそれは伝わります。また、自然に和やかな話口調になれます。

相手の緊張を和ませるような声の質が、安心感を与え、良いコミュニケーションを育み、仕事をスムーズに進めることにつながります。顔が見えていない相手だからこそ、笑顔で気遣いを示すようにしましょう。

笑顔トレーニング

笑顔が、仕事にもプライベートにも良い効果を発揮することは理解できました。でも、頭で理解しても、なかなか実践できない、という人もいると思います。

元々感情を表に出すのが苦手な人、表情をどう変えたら自信を感じさせる、さわやかな笑顔になれるのか分からない、という人もいるでしょう。そこで、やはり少し、トレーニングを試みることも大切です。

いくつかの提案をあげてみますので、自分にできそうな所から試してみてください。その時に、実際に笑顔で接したい相手や現場をイメージしながらしてみると、より実践しやすくなるかもしれません。

笑顔を作る前に、歯は大丈夫?

鏡を見て、笑顔を作ろうとすると、何かやりにくい、恥ずかしい感じがする・・・それは歯に問題があるかもしれません。歯が汚くて、歯並びが悪くて、歯を見せて笑うのに抵抗がある、ということなら、まずそこから始めましょう。

歯並びを変えるというのは、時間もお金もかかり、けっこう大変です。でも、ひとまず歯を清潔にすることはしておきましょう。歯が欠けていたり、抜けていたりするのを放置しておくと、唇やほほの形が保たれず、歯並びはますます悪くなります。痛みがなくても、まず歯医者で見てもらいましょう。

歯石やヤニを取ってもらうだけでも、かなり歯はきれいになり、何より清潔になって気分がさわやかになれます。清潔な自分に自信を持って、さあ、笑顔のトレーニングを開始しましょう!

歯の次は目!

口元が笑っていても、目が笑っていなかったり、目がそらされていたりすると、笑っていても良い印象には至りません。優しい目を心がけ、じっと見つめるというよりは、会話の要所要所で、例えば相手が自分の気持ちを語ってくれている時などには、相手の目を見て聞くようにしましょう。自分の話をする時には、威圧感を与えないよう相手の鼻あたりを見ながら、どうしても伝えたいことがある時に目を見て話すようにすると、心に訴えることができるようです。

目が笑えているか、確かめるには、鏡を置いて、紙で自分の口元を隠してみると、目のきつさ、柔らかさが分かります。これはけっこう自分でも驚くかもしれません。元々笑い顔という人は、目が優しいのです。つり目だったり、目のきつさを指摘されたことのある人は、目じりを下げるように意識してみましょう。
目元の筋肉(眼輪筋)を鍛えると、ぱっちりお目目のかわいい笑顔になれます。まず、両目を思いきり見開いて、それからゆっくり閉じ、ギュッと目を閉じます。片目だけ大きく開いてウインクし、逆も同じように交互にします。最後に両目をパッと見開いて、目じりを下げるようにすると、自然な優しい目ができます。

自分の顔の写真、笑顔の時と素の時の顔の写真を見て、この時の笑顔がいい!と思えるものがあったら、その時の目に注目できるかもしれません。また、笑顔がかわいいな、と思う人を怪しくない程度に観察して真似してみるのも良いかもしれません。

笑顔のメカニズム

無表情と言われがちな人は、じゃあ、どうしたら表情を変えられる?と思うかもしれません。笑顔はどんな仕組みでできるのでしょう?顔には、30もの表情筋があるそうですが、主なものは・・・

・前頭筋(ぜんとうきん)マユを上げる働き
・眼輪筋(がんりんきん)目の開け閉じに関わる目の周りの筋肉
・大頬骨筋(だいきょうこつきん)口角を上げる働き
・頬筋(きょうきん)口角を外側に「い」のように動かす時に使う筋肉
・口輪筋(こうりんきん)口元を動かしたり、唇を前に突き出す時に使う筋肉
・頤筋(おとがいきん)唇の下からあごにかけて、顎のラインをきれいにみせる筋肉

これらの表情筋を普段使わないで、ぼそぼそとしゃべったり、表情を変えなかったりすると、筋肉が衰えて、笑っているのに無表情、という状態になります。笑顔に関係する特に筋肉は、大頬骨筋、頬筋、口輪筋だそうです。それで、これらをなるべく意識して動かすことが、笑顔を引き立たせるポイントになります。では、どのように、表情筋を鍛えて、自然な笑顔を出せるようになるでしょうか?

まず顔をほぐす

ほおは気付かぬうちに凝っていることがあるようです。顔の筋肉をまずほぐしてからトレーニングに入りましょう!

ほお骨の所に人さし指と中指をあて、骨を下から持ち上げるようにしてぐるぐると回します。押したり、回したりして、ほおの筋肉を全体的にほぐしていきます。軽く手を握って、グーの手であごの上のあたりから押し回して、フェイスラインにそって回しながら、下あごの方までマッサージします。

目をぎゅっと閉じ、パッと見開いて、まゆをあげます。さらに、鼻の下を伸ばして、戻します。少し顔がすっきりしたような、気持ちの良い感覚になりませんか?これでウォーキングアップは完了です。

風船トレーニング

表情筋を目いっぱい引き伸ばして、鍛えます。

口の中に空気をため、右側に空気を集めて5秒、逆側も、左に空気を集めて5秒。さらに、上側にも空気を集めて5秒、下側に集めて5秒。

アナウンサーやモデルの方も行っている表情筋をやわらかくするトレーニングだそうです。

割りばし・歯ブラシトレーニング

口角が下がっていると、不機嫌そうに見えたり、笑っていても優しい顔に見えないことがあります。自然に笑い顔になるために、最終手段のようですが、強制的に口角を上げるトレーニングをしましょう。無表情と言われがちな男性や、不機嫌そうとか、クールに見られる女性も試してみてください。

鏡の前で、割りばしを奥歯でくわえて、唇を横に伸ばし、口角を上げるようにしてキープします。

お風呂なら、筋肉がほぐれていますし、歯ブラシを持ち込んで、歯ブラシをくわえてもやりやすいかもしれません。そして、大切なのは普段から、「い」の口を意識して、口角をあげるように心がけましょう。

大切なのは思いやり

笑顔になるための、様々なテクニックや理論はありますが、やはり結局大切なのは、相手を思いやる心です。それがなければ、なかなか笑顔を持続させることはできません。

日本がオリンピックを開催できるようになったのは、おもてなしの心でした。日本人はあまり表情で会話したり、喜怒哀楽を表に出したりするのが苦手な文化かもしれませんが、その日本人が世界にアピールする時に取った手段が、相手を快く迎える笑顔の効果を前面に出した、おもてなしという方法でした。

台湾に住む日本人が、バイクに乗っていた時、ヘルメットをかぶっていたにもかかわらず、日本人だと気付かれました。日本人は笑顔だからわかるのだそうです。日本人は、感情表現は苦手でも、笑顔は得意。それは、相手を思いやる心を、子供の頃から植え付けられて育ったからかもしれません。それが、海外の人の心をつかんでいるのです。

不安や緊張の多い世の中ではありますが、相手も同じストレス環境にいることを察して、思いやり、笑顔で和ませられるように、常日頃心がけていけると良いですね。