シングルマザーで未婚という人が最近増えつつあるといわれています。芸能人やスポーツ選手にも未婚のシングルマザーとなる人も多く、珍しくないことのように感じてしまいます。シングルマザーで未婚となる理由はなんなのか、養育費や生活費の問題、国から受けられる補助や控除にはどんなものがあるのかを調べてみました。シングルマザーで未婚として頑張っているお母さんも、これからシングルマザーで未婚となる人にも必見です。

シングルマザーで未婚となる理由は?

妊娠を伝えたら彼が逃げ出した

シングルマザーで未婚となった理由で一番多かったのが妊娠したことを伝えたら、付き合っていた彼氏が逃げ出したといったものです。一時的な快楽だけを求めてセックスしていた男は、子供ができてしまったという現実を受け入れることができず現実逃避してしまうようです。中には妊娠を伝えた後連絡が取れなくなったケースもあるとか。

恋愛関係にある男女がセックスすることは、いたって普通のことだと思います。しかしセックスは子供を作る行為だということを忘れ、避妊もしないでいれば子供はいずれできてしまうものです。自分の犯した責任を、逃げることで解決しようとする彼の姿に幻滅して「この子は私が育てる!」と奮起した結果シングルマザーで未婚という選択をするのです。

結婚の意思がない相手だった

「子供ができたといわれても、まだ遊びたいし」と子供ができたことについて否定的な意見を言われることもあるようです。自分は遊びの延長線でセックスして、子供ができることは女性の責任だと考える男性もいるようです、このような場合真剣な恋愛をしていなかった相手である場合が多く、社会的地位や安定した職に就いていない男性である場合が多いです。

「一人でなんとかしてよ」と突き放されることが多いようで、女性が勝手に子供を作ったのだから一人で育てればいいと責任感のないことを言われて女性はショックを受けてしまいます。悩んでいる間も徐々に子供が大きくなってきて、母性が芽生えてきたことでシングルマザーで未婚となる覚悟を決める人が多いようです。

既婚者など、結婚できない相手の子供を妊娠した

シングルマザーで未婚となる理由の一つに、相手が結婚できない相手であったというものがあります。これはすでにその男性が既婚者で、男性の家庭を脅かすようなことはできないと女性が考えたためシングルマザーで未婚となることを選ぶようです。昔でいえばお妾さんといった立場となるかもしれません。

しかし現実は養育費などの援助もなく一人で子供を育てている女性も多いようです。男性の立場がゴシップを嫌うものであったり、それが男性の出世や立場に影響を及ぼすことであれば女性側から身を引いてしまうこともあるようです。男性に迷惑がかからないように一人でひっそりと二人の子供を育てることになってしまうのです。

籍をいれず事実婚の状態になった

結婚というものに捕らわれたくない、個人は個人として立場を主張したいという考え方から籍を入れずシングルマザーで未婚となる人もいるようです。お互いの立場を尊重し、安易に籍を入れてしまわず、かといって別れてしまうわけではないという事実婚の状態を維持している人もいるようです。

クリエイターや芸能界などでこういった事実婚の状態になっているシングルマザーで未婚の人は多くいるようで、同じような考え方の人が追随する形となっています。自分というものを大事にしている人は事実婚の状態がちょうどいいと考える人も多く、シングルマザーで未婚となってもパートナーが同居しているので外から見れば家族と変わらないと思われるようです。

相手の男性が犯罪や事件で捕まった

結婚や認知について好意的な男性であっても、事件や犯罪を起こして逮捕されてしまうようなことがあれば、女性側から結婚を拒否することもあります。子供に罪はありませんが、父親が犯罪者ということで大きくなって後ろ指を指されたりいじめられたりすることを恐れるためです。

こういった場合相手の男性に妊娠したことをしらせず、引っ越しなどをした後で1人でこっそりと生んで育てるケースが多いかと思います。自分には何の落ち度もないのに、シングルマザーの未婚という道に進むことになってしまい男性を恨む人もいるでしょう。

凶悪事件を起こした男性が父親だった場合、男性が出所した後も自分の存在がわからないよう遠方に引っ越すか、居場所を転々としている人もいるようです。子供の安全を考えながら毎日ビクビクして過ごすことになるのはとても辛いことだと思います。

シングルマザーで未婚となった有名人は?

安藤美姫(フィギュアスケート選手)

世間を大きく騒がせたのはオリンピック金メダリストである安藤美姫選手がシングルマザーで未婚となったというニュースです。相手の男性についても言及することはなく、様々な憶測がワイドショーを賑わせました。「あちらの家族もあることなので」といったコメントからも相手が既婚者なのではないかと世間に感じさせる結果となりました。

その後2013年に女児を出産し、現在もコメンテーターやバラエティ番組などでその姿を見ることができます。現役のフィギュアスケート選手のショッキングなニュースにお茶の間は驚愕したシングルマザーで未婚という記憶にも新しい有名人だと思います。

斉藤理恵(筆談ホステス)

2009年筆談で接客するホステスとして自著出版し、ベストセラーとなった筆談ホステスもシングルマザーで未婚だということをご存じでしたでしょうか?男性との間に子供ができ、その後別れてしまったためシングルマザーで未婚となる道を選んだそうです。筆談ホステスというこれまでにはないキャラクターは印象的で今でも記憶に新しいと思います。

シングルマザーで未婚となることを決意し、ハワイで女児を出産した斉藤理恵さん。現在は東京都北区の区議会議員として精力的に活動しているそうです。著書によりベストセラーとなり、議員になるとはまさに右肩上がりの人生だと言えるのではないでしょうか。

道端カレン(モデル)

モデルとして精力的に活動している道端カレンさんもまたシングルマザーで未婚という道を選んだ一人です。相手の男性について多くは語られていませんが、母親なったことでモデルへの意欲が強くなったと雑誌のコラムでも語られていました。母親となることで母親役のモデルへの道もできて、人生にとってはプラスとなったのだそうです。

2004年、2007年に男児を出産し、今は2児の母としても毎日奮闘しているようです。彼女の姉妹と共にバラエティなどにも出演し、現役モデルとしても活動を続けているようです。母親の立場に立った美容方法や健康維持などは参考になることも多く、女性から多くの支持を得ています。

椎名林檎(シンガーソングライター)

ッカーの公式ソングや紅白歌合戦出場など着々とその地位を確かなものにしている椎名林檎さんも実はシングルマザーで未婚なのです。「あれ?誰かと結婚してなかったっけ?」と思う人もいるかもしれませんが、椎名林檎さんの彼となる映像ディレクター・児玉裕一氏は当時既婚者であることからシングルマザーの道を選んだのだそう。

彼は現在離婚していますが、結婚することはなく事実婚状態として同居しているそうです。第1子は以前結婚していたギタリスト弥吉淳二さんとの間にいるので、未婚の母となったのは第2子の時の話だそうです。なかなか難しい人生だなと感じました。

高岡早紀(女優)

女優として活動していた高岡早紀さんは俳優の保阪尚希さんとの間に2子を授かりました。その後2人は離婚し、6歳年上の実業家の子供を出産、シングルマザーで未婚となったのだそうです。保阪尚希さんとの結婚はワイドショーでも連日報道され、円満カップルの見本のように言われていました。

しかし知らないうちに離婚していたこと、シングルマザーで未婚となる子供がいることは知らない人も多いのではないでしょうか。実業家の素性は明かされていませんが、結婚をすることなく子供を育てることにしたのにはそれなりの事情があるのでしょう。

子供が認知されなかった場合はどうなるの?

子供は母親の戸籍にはいり、母親の姓を名乗る

未婚のまま出産すると子供は母親の戸籍に入ることになります。その続柄は「長男」「長女」ではなく「男」「女」なんだそうです。当然父親の戸籍は空欄となり、戸籍を確認する書類にはその記録が残ることになります。子供と父親との関係を紐づけるためには父親に認知してもらうということが重要なのだそうです。

また子供は父親の姓を名乗ることはできません。戸籍に入っている母親の姓を名乗ることになります。結婚していない限りは父親の姓を名乗ることはできません。ですのでシングルマザーで未婚を選んだ場合の子供は母親の姓を名乗ることになります。

子供ができたら父親には認知してもらうことが重要

戸籍との紐づけや親子関係の証明、後でお話しする養育費の取り決めのためにも父親には認知してもらうことが重要となります。子供の父親が誰なのかを認めるためのもので、基本的には父親は逃れることはできません。強制認知というものもあり、DNA鑑定などによって親子関係を証明し認知するということができます。

既婚者の男性との間の子供であれば認知してしまえば、相手の奥さんに慰謝料を求められることもあります。しかし子供の父親が誰なのかや、養育費の取り決めを行う重要な書類ですので安易に考えず父親である男性と相談しましょう。煮え切らない場合は強制認知も辞さない構えでいたほうがいいかと思います。

シングルマザーで未婚の人のお金について

シングルマザーで未婚の人はお金がない?
シングルマザーの人のブログを読んでいると出産費用や養育費がかさみ、お金がないといった書き込みをよく目にします。シングルマザーとなった結果出産する間や乳児を育てている間の費用を1人で賄わなければならないので、実家などの助けてくれる人がいなければ借金をしなければ暮らしていけないという人もいるようです。

出産費用は出産一時金が、乳児の間は働いている人であれば育児休業給付金が支給されます。しかし育児休業給付金がもらえない人もいますし、家賃や光熱費に加えて子供を育てるための身の回りのものにお金がかさみ自分の食べるものにも困るといったシングルマザーもいるのが現実です。

養育費の取り決めもなく、貯金もない人であればシングルマザーで未婚となる道は険しいものになっていきます。

養育費

先ほど父親に認知をしてもらえば養育費の取り決めができると話をしましたが、認知することによって法律上の親子関係が認められると扶養義務が発生するので養育費を請求することができます。この養育費は法律で定められた義務なので、父親と認められた以上は逃れることはできません。

ただしお互いの口約束での取り決めは、法的効力が薄く後で支払ってもらえないなどのトラブルに発展します。それを防ぐためにもお互いの養育費や慰謝料などの取り決めは公正証書にしておくことが大事です。公正証書に残しておけば万が一養育費や慰謝料の支払いが滞っても、相手の財産を差し押さえるなど強制執行することができるのです。

寡婦控除とその他の助成について

シングルマザーで未婚の人が忘れてはならないのが寡婦控除というものです。寡婦控除は一般的に夫と死別または離婚後再婚していない、子供のいる母親が対象です。所得が500万円以下であれば所得から27万円分の税金を控除してもらうことができるというものです。

これだけを見てみるとシングルマザーの未婚の人はこの規定かの適用外かと思われます。しかし一部の市町村でこれをシングルマザーの未婚の人に適用する取り組みが増えているといわれています。地方だけでなく首都圏にもこの取り組みは広がってきました。税金控除だけではなく保育料や公営住宅の家賃の軽減など優遇されることが多くなります。

これを300万円の所得で計算すると1年間に4万7千円もの差が出てくるそうです。他にも児童手当児や児童扶養手当、児童育成手当など様々な助成が受けられるようです。また国民年金や国民健康保険の免除や交通機関の割引などシングルマザーを対象にした様々な制度があります。どんなものがあるのか一度確認してみましょう。

まとめ

シングルマザーで未婚となることを選ぶのは、とても苦しい決断だったと思います。子供が生まれるまでも、生まれてからも今後の生活が不安で仕方がないという人もいるでしょう。しかし現在シングルマザーとして活躍している女性は多く、同じような悩みを抱えていた人もいるのです。

そういった人たちの知恵を借りながら幸せに暮らすことができるヒントを見つけることも大事なことです。今回ご紹介したものはシングルマザーで未婚となった人にはどんな理由があるのか、シングルマザーになるということはどういうことなのかを知るきっかけになったかと思います。

今悩んでいる人もあまり悲観的にならず、子供のために今できることをやっていきましょう。後で後悔しないように母親であるあなたが動いて、幸せな生活が送れるようになることを願っています。