仕事が楽しいと思える人、思えない人、何が違うの?仕事が楽しい人の共通点を探ってみよう

仕事を楽しいと思っていますか?仕事が楽しいと思えれば、毎日の充実感が違います。でも、仕事を楽しいと思ってやっている人は半分もいないというアンケート結果も…。なぜ仕事が楽しいと思えないのか。どうしたら楽しくなるのか。それがわかれば、毎日の充実感も変わるはず。

仕事が楽しいと思えない理由

社会人では半数以上の割合の人が「仕事が楽しい」と思ったことがないといいます。では、なぜ仕事が楽しいと思えないのでしょう。それには様々な理由があると思いますが、あなたはどれに当てはまりますか。

理由がわかれば、その原因を取り除いたり少し視点を変えてみるだけで「仕事が楽しい」と思えるようになるかもしれません。

思い描いていた仕事と違う

特に入社してからしばらくの間は、思い描いていた仕事と割り当てられた仕事のギャップに困惑する人も多いかもしれません。夢や理想を持って仕事に就いたはずなのに、やりたかった事とは違う仕事をすることになった時の気持ちというのは、確かに悔しいと思うかもしれません。

しかし、仕事を始めてから退職・引退するまでの期間というのは、想像以上に長いものです。その長い期間、ずっと同じ状態が続くわけではありません。会社の業績や状態の変化や、あなたの努力の度合いなどによっても様々な変化があるものです。移動や転勤、結婚や出産などによる変化もあるでしょう。近い将来に希望の仕事に就く時が来るかもしれませんし、希望でなかったはずの仕事が楽しいと感じる瞬間が来るかもしれません。

また未来の見えない変化も含めて考えた時に、今の仕事というのが大きな力となって生かされる日が来るかもしれないのです。どこで生かされるかというのは、その時になってみないとわからないかもしれません。思いがけない時に「やっていて良かった」と思うことがあるものです。

職場の人間関係がうまくいっていない

人間関係というのは、おそらく人として生きていく中で一番心を悩ます原因ではないでしょうか。もちろん仕事においても、職場の人間関係というのは仕事においても、メンタル面においても大きな影響を与えます。人間関係が上手くいってない環境では、楽しいはずの仕事も楽しくなくなって当然です。

人間関係が上手くいかない時、常に視線を感じたり、責められているような感覚に陥ったり。それでは仕事に集中できませんので、仕事自体もうまくいかなくなります。もしそれでも仕事を頑張り続ければ、人間関係のストレスを抑えるための気力とで心は疲れ切ってしまいます。

まずは疲れ切った自分を癒してあげてください。誰かと愚痴を言い合うのも良いですが、それよりも仕事とは関係ない話で楽しむ方がおすすめです。そして睡眠時間をしっかりとりましょう。人は夜、寝ている間にストレスの原因となる物質を減少させてくれるのです。少しでもストレスを減らして、明るい表情を心がけましょう。

そもそも仕事は楽しいと感じるものではないと考えている

確かに仕事は生活のためにするものであり、「楽しい」というより「責任」や「義務」のように感じている人もいると思いますし、そう考えて仕事をするという方が合っている人もいるかも知れません。仕事が楽しいと思えるかどうかということが、自分自身のメンタル面や仕事・生活に影響を与えないのであればそれでも良いでしょう。

ですが、不満ばかり言いながら「楽しむものじゃないからね」と自分を納得させているだけなら、少し視点を変えてみるだけでもう一歩、前へ進むきっかけになるかもしれません。

また、「仕事は義務だから」という人よりも、「仕事が楽しい」と思う人の方が魅力的に見えますよね。「仕事が楽しい」と思えることによって常に疲れ切った表情やイライラ・愚痴が出てきにくくなるので、恋愛や家庭もうまくいく、ということがあるかもしれません。

仕事が楽しいと思える人の共通点

仕事が楽しいと思っている人には、実は共通点があるのです。それはどんな共通点だと思いますか?

  • やりたい仕事に就いているから
  • 給料がいいから
  • 周りに認められているから

でも、それは本当に仕事が楽しいと思える理由ではないんです。確かにやりたい仕事に就けたのであれば充実しているのではないかと思いたくなります。給料が良ければお金に余裕があってうらやましいでしょう。端から見ればうらやましくなるようなことが、仕事を楽しくさせているのでしょうか。

でも、決してそのようなことに当てはまる人だけが仕事を「楽しい」と思っているわけではありません。では、どういう人が仕事を楽しいと思えているのか考えてみたいと思います。

目的・目標を持っている

目的や目標はありますか?

仕事に関しての目標でも、プライベートでもいいんです。目標があるのとないのとでは、仕事に対するモチベーションが全く異なってきます。目標に向かって努力している時というのは、誰でも前向きに輝いてきます。

例え目標が仕事になくても、仕事があるからこそ仕事以外の時間が輝くことを知っているのです。お金のためでも、仕事で知識や能力を得ることでもいいんです。目的意識をもって仕事をしているということは、何かに対して前向きにあること。それが仕事を楽しくさせるのです。

そして目標は、困難を乗り越える力にもなます。仕事でトラブルがあった時にも、そのトラブルの先の目標へ向かって進むための、心の支えにもなるでしょう。

目標や目的というのは、前へ進む原動力なのです。

頑張りすぎない

仕事が楽しい人というのは、必然的に仕事を頑張っています。

でも頑張りすぎたりしません。頑張って完璧を目指した時、100%の結果を得ることが出来なかったらどうなるでしょう?完璧でないことに後悔や、挫折感、燃え尽き感などのマイナスの思考がついてきてしまいます。100%でないことを受け入れて、不足した部分を次に生かすことに心を割きます。自分で完璧を100%とした時に、何%出来ればOKとするかを自分なりに持っているか、知っているのです。

また、自分の能力を正しく理解していれば、頑張り過ぎを防ぐことにつながります。どの仕事にどれだけの時間や手間を使えばいいのかわかれば、頑張り過ぎて過負荷がかかる前にそれを説明したり、誰かに協力を得るなどの対応をすることが出来ます。一人で抱え込もうとせず、かといって逃げることなく分散することが出来るのです。

頑張るということが、一人で抱えて身を削り、努力することではないことを知っているのです。

前向きな思考が出来る

前向き思考はどんな時でもメンタルに大きな影響が出ますが、仕事も例外ではありません。思い描いていた仕事と違う!仕事でミスをした!トラブルがあった!などのマイナス要素が発生した時に、その心境をどう捉えどう乗り越えるかが重要なのです。

ミスやトラブル自体は、仕事の上でもプライベートでも大きなストレスにつながることです。しかし、そんな時でも、「次に同じ失敗を繰り返さないためにはどうすれば良いのか」「同じトラブルが起こった時にはどう対処すれば良いのか」「乗り越えることで得られるスキルはなんなのか」そこに目を向ければピンチはチャンスになることを意識する/しないに関わらず知っているのです。

また更に、トラブルに対して前向きに捉えて乗り越えることは、自信につながります。乗り越える過程で得た知識や技術・人脈なども今後に生かすことが出来れば、プラスのスパイラル発生です。そうなれば仕事も楽しくなるでしょう。

仕事以外に趣味などをもっている

仕事以外の趣味があるかないかも関係してきます。

趣味がなんであるかは問題ではありません。大切なのは、仕事だけが生活の・人生の全てになっていないこと。そして、オン(仕事)とオフ(趣味)をしっかり切り替えることで、心の休息をとることが出来るのです。趣味のために効率よく仕事をこなした方が趣味の時間を作ることが出来ると考えることで、仕事の能力アップにもつながります。

また、家庭を持っている人は子どもが起きている時間に帰宅して子どもとの時間を作りたいということもあるでしょう。ゆっくり自宅で映画を観るのでも構いません。仕事で張りつめた心を癒すものをもつことが大切なのです。

仕事を楽しくするポイント

殆どの場合、1日の半分以上は通勤も含めて仕事のための時間になります。休日を含めても、仕事をしている時間の長さを考えると「仕事が楽しくないと思う人」も「仕事は楽しいと思うものではないという人」も、仕事が楽しいと思える方が良いのではないでしょうか。

しかし、漠然と仕事を楽しと思おうとしても出来るものではありません。何から始めればいいのか、どうしたら楽しいと思えるようになるのか。出来ることから実践してみませんか。

自分の力量と弱点を知る

簡単なようで、意外と自分のことを客観的に見るのは難しいものです。しかし、自分の力量と弱点がわかれば無理な仕事を引き受けたり、一人で抱え込んで苦しむようなことは減ってくるのではないでしょうか。

仕事が進んでから「やっぱり無理」「間に合わない」となるぐらいなら仕事を引き受ける前に「○○ならこの程度できます。○○はちょっと荷が重いので、どなたかサポートいただきたい」という意思表示が可能になります。それによって仕事を依頼する側も割り振りがしやすくなりますので、お互いにストレスを抱えずに仕事に取り組むことが出来るようになるのです。

頑張れば手の届く目標を見つける

仕事が楽しい/楽しくないは、達成感で随分と違います。

毎日が同じことの繰り返しで変化がないことにつまらないと感じるのは、大人も子供も同じですね。でも子どもならご褒美だったり、学生なら部活の試合やコンクールなどの結果はともあれその一瞬に達成感を感じて「楽しい」に繋がります。

では社会人は?といえば、試合やコンクールなどがあるわけではありませんから、子どもの頃より変化のない毎日の繰り返しです。その中で、ほんの小さいことでも目標を見つけてください。出来れば「少し頑張れば」手の届く目標です。

「いつもは100くらいだから、120出来るように」
「3日かかる作業を2日半で」
など、簡単なことで構いません。

達成感を繰り返すことが「楽しい」に繋がり、スキルアップにもなるので一石二鳥です。

発想の転換

まず、紙と鉛筆を用意してください。そして真ん中に線を引き、半分に今思いつくだけのマイナス要素を書き出してみてください。マイナス要素だけを考えると、立ち向かう前に心が折れてしまいそうになりますよね。

それが終わったら、反対側に思いつくだけのプラス要素を想像して書き出してみてください。乗り越えた時に得る信頼や達成感、乗り越えるために得たスキルはあなたのものです。誰かに助けてもらったのなら、助けてくれた人のスキルを知ることが出来ます。人脈を作ることが出来るということです。

そして最終的に乗り越えることが出来れば、それは自分の自信にもつながります。失敗しても、何が悪かったのかを知ることが出来て、次に生かすことが出来るのです。

特にトラブルが起こった時だけでなくても構いません。心が足踏みを始めてしまった時には、マイナスの要素ばかりに惑わされず、プラスの要素を考えてみてください。考え方次第で、思った以上にプラスの要素は多いものです。プラスの要素に目を向けて前向きになると、仕事は自然と楽しくなるものです。

趣味を見つける

身体にも心にも、休息は必要です。仕事が楽しく思えてきたからと言って、そればかりに夢中になり始めるとまたそれがストレスに繋がってきてしまいます。仕事とプライベート、オンとオフを明確に持つことで身体だけでなく心の休息をしましょう。

また、趣味はモチベーションにもなります。趣味の時間を作るために仕事を早くしっかり終わらせるなどという考え方ひとつでも、仕事に対する姿勢や視点が変わることがあります。

仕事に煮詰まった時の気分転換としても、趣味は大切なポイントです。頭を切り替えて別のことに集中する時間が持てれば、仕事に対するストレスを軽減することが出来ます。また、一度違う考え方に集中することで考え方の切り替えや整理が出来るので、仕事の効率を上げられることが少なくありません。

まとめ:仕事が楽しいと思えると人生が変わる

生活時間のほとんどは仕事のために割くわけですから、仕事に対して前向きになれるかなれないかで生活時間のほとんどを前向きに過ごせるかどうかということになるわけです。

嫌々出勤の支度をする朝で始まる一日はどうでしょう。惜しむどころか嫌々終わりを待つ休日は、せっかくの休日の終わりをつらいものにしてしまいます。それよりも前向きに「次のステップのために頑張るぞ」と思える終わり方が出来れば、惜しむ休日の終わりも「苦痛」というほどではなくなるのではないでしょうか。

また、今まで上げてきた「仕事を楽しいと思うためのポイント」は、仕事だけでなく生活そのものすべてに当てはまります。少しの考え方や視点を変えてみるということは「恋愛」や「家庭」などにも生かすことが出来るのです。

生活をしている限りストレスというのは常に付きまとうものです。仕事が楽しくないと思ってしまうそのストレスと自分自身がどう付き合うか、それだけなのです。生活において「楽しい」と思える前向きな気持ちをどれだけ持てるかは、QOL(Quality Of Life)に繋がりますので、出来ることから是非実践してみてください。