仕事やる気でないよー!そんな時の職種別対処法とは?やる気ない後輩や同僚の扱い方もご紹介

モチベーションの管理は仕事をうまく進める上での基本。そうとわかっていても「仕事やる気が出ない」ことは誰でもあります。職種別、仕事でのポジション別に対処法とポイントをご紹介します。また、他人が仕事やる気がなくて足を引っ張られるのもやっかいな問題ですので、仕事やる気ない人の扱い方をご紹介します。

「仕事やる気がないでしょ」と言われてしまったときには

「最近なぜか仕事やる気にならない」と考えながら仕事をしている方、心のなかが態度にでていますので注意が必要です。周りは思っているよりあなたの仕事に対する姿勢を見ています。
やる気のなさを感じながらもなかなかそれを口にだしてはいわないものですが、それでも「仕事やる気がないでしょ」といわれてしまったときには相当な重症だと自覚したほうがよいでしょう。

やる気のコントロールはなかなかむつかしいものですが、ポイントさえわかれば対処法はありますので状況別にご紹介していきます。
当てはまる状況があれば参考にしてみましょう。

職種別やる気がでないときの対処法

誰もが心から望んだ仕事、自分の能力や性格に合った仕事に就いているわけではありません。むしろほとんどの人にとってやりがいがあるのは仕事のなかでもごく一部で、それ以外の部分は処理しなければならないから、なかば無理にでもやる気を奮い立たせてこなしているのが現状でしょう。

特に精神的、肉体的にきつい仕事などは、やる気がすり減ってしまい「なんのためにこの仕事を」などと考えてしまいがちです。
やる気がでない状態に陥りがちな4つの職種とその対処法をご紹介します。

営業でやる気がでないときの対処法

営業は精神的にも肉体的にもハードな仕事です。断られること覚悟で飛び込み続け、場合によっては予想以上に冷たくあしらわれることも。「そんなのもう慣れたよ」とか「断られるほどやる気がでる」と考えているツワモノもいますが、そういう営業バリバリな人に限ってある日突然「仕事やる気がなくなった」というようなことがあります。

営業でやる気がでないときの対処法をご紹介します。

心のもち方を変える

営業で心が折れてしまった人は、苦痛を感じながら営業を続けています。それでは更にやる気がなくなってしまいますので、なんとかして楽しみながら営業するスタイルに考え方を変える必要があるでしょう。

自分のなかで断られることでポイントをつける「ポイント制」にして成長を実感するとか、営業の技術を上げるために街でナンパをし、ナンパの技術を上げるために営業をするなどの「構造の変換」はやる気をだすためにとても効果があります。

やる気がない原因は心のもち方にあるなら、それを変えることでやる気がでることを覚えておきましょう。

考えるのによい機会だと捉える

日々目標を追って活躍してきた営業マンの仕事やる気がなくなる理由は、ほぼ間違いなく「がんばりすぎ」です。そういうときは多くの営業マンにとって、自分のキャリアプランを考え直すよい機会になっていることを知っておきましょう。

営業のペースを落として充電期間にすることは仕事ではプレッシャーをかけられるかもしれませんが、長い自分のキャリアへの影響を考えるとむしろプラスです。それがきっかけで営業でも、より自分に合った新たなスタイルを身に付けられることもあります。

営業で活躍できたならほかの業界でも活躍できる可能性が高いですので、今後の身の振り方について考えるのも一つの手段です。

サービス業でやる気がでないときの対処法

お客様を第一に考えて尽くしすぎることで、なにか突然疲れてやる気がでなくなることがあります。これは、ホスピタリティをうわべでがんばっている人に多い症状です。本当の自分とうわべの自分のギャップですごくエネルギーを消費してしまっているのです。

サービス業でやる気がでないときの対処法をご紹介します。

真のホスピタリティを学ぶ

心からお客様に喜んでもらうことにやりがいが感じられれば、仕事自体がやる気を生みだしてくれるでしょう。このためには、毎日朝礼で行っているような社訓の読み上げだけではじゅうぶんではありません。

どうせなら仕事に誇りとやりがいを持ちたいですよね。ホスピタリティに関する書籍などを読み、自分がいま携わっている仕事がどれだけ素晴らしいものでやりがいがあるものなのかを再確認しましょう。

うわべを完全に切り分ける

「真のホスピタリティなどは自分にはとても無理だ」と考える方は仕事を完全にうわべとして割り切ることで質の高い仕事とやる気を維持することもできます。うわべのプロフェッショナルとして、映画俳優のように完璧に仕事をこなしましょう。

仕事以外にも楽しみはありますし、どれだけ完璧にうわべをこなせるかという意味でやる気にもなります。

技術職でやる気がでないときの対処法

技術職は本来とてもやりがいがある仕事で、「自分の腕を磨く」ことに専念できればやる気になります。でも実際は雑務や面倒な仕事が多く、「こんな仕事は人工知能にやらせればいい」と考えてやる気をなくしている方もいるでしょう。

将来はともかく少なくともいまは面倒な仕事も人間がする必要がありますので、やる気を保ちつつ仕事をこなしていくのがベターでしょう。

技術職でやる気がでないときの対処法をご紹介します。

外部の勉強会に参加する

最初は好きで就いた仕事も、ノルマに忙殺されるうちに嫌いになってしまいうことはよくあることですが、ITエンジニアの方などはプライベートではほとんどパソコンを触らない場合もあります。

そんなときは初心を確認するつもりで、会社以外の場所へ顔をだし、最新技術に触れることでやる気を取り戻しましょう。仕事だけではどうしても知識の範囲も偏ってしまうため、仕事にも活かせる意外な発見をする意味でも、勉強会参加などはお勧めです。

ほんとにやりたいことに時間を使う

自分の持っている技術を伸ばしたいのであれば、積極的に部署移動や転職などのキャリアプランを頭に置きながら仕事をするべきです。今の仕事をしながら自分の活かしたい技術のウェイトを大きくしていくことも可能でしょう。

やりたいことを諦める前に仕事で実現する方法はないか考えて行動することで、案外やりたいことができるようになるものです。

仕事のポジション別やる気を保つポイント

使う側、使われる側それぞれの苦労があり、どちらのほうがやりがいが大きいかは一概には言えるものではありません。また、パートや派遣社員といった非正規雇用の方でもやる気がある人もいればやるきがない人もいて、モチベーションの保ち方は人それぞれの環境や性格、心もちによって大きく差があります。ここではポジションによる仕事やる気の保ち方をご紹介します。

パート、派遣社員がやる気をキープするためのポイント

労働条件が改善されつつあると言われますが、やはり待遇面で正社員よりも不利な非正規雇用。「正社員以上に働いているのになんで給料が安いの」とか「どれだけ働いても得しないから仕事やる気がない」と考えている方も多いです。

非正規雇用の人達が集まる職場では、社員や会社に対するグチがつきもので、それがさらに職場の雰囲気を殺伐としたものにして仕事やる気がなくなることもあるでしょう。
そのなかでも仕事やる気をしっかりと保てている人にはポイントがありますのでご紹介します。

グチにはなるべく参加しない

飲みに行った席でたまに言うグチはストレス発散に効果的ですが、職場で常態化しているグチはネガティブな効果しかありません。できるだけそういう場からはすっと身を引き自分のやる気を保ちましょう。

責任を持って仕事をすることで仕事が楽しくなることを知る

非正規雇用は責任がない楽さがとりえだと考えている方もいます。
確かに金銭的な損害や最終納期に関する責任はまぬがれますが、自分の任せられているものに関しては、「質の高い仕事をする」という意識を持つほうが本人のやる気にもつながります。仕事やる気がないことで得する人は誰もいないことを知っておきましょう。

正社員の苦労を知る

自分から好んで非正規雇用を選んでいる方も多いですが、それはある意味で賢いやり方です。確かに給料は正社員に比べて安いかもしれませんが、正社員の拘束時間や責任、上司や部下、お客さんとの人間関係のしがらみなどを考えると必ずしも割のよい待遇ではないこともあります。
自分が今の立場でいることのメリットを考え、それに対して割り切りが持てれば安定したモチベーションが保てます。

平社員がやる気をキープするためのポイント

平社員は下積みだと考えて仕事をする人もいますが、思うように昇進できずに長い期間平社員で甘んじなければいけないこともあるでしょう。そんなときは仕事やる気を見失ってしまいがち。
上司の言うことをひたすら聞き、会社の歯車となり身を粉にする平社員からすれば、管理職への憧れはもちろん、パートや派遣社員の人が自由で羨ましく見えることもあるでしょう。

昇進の道を諦めるのも一つの方法ではあります。でもその立場にとどまることの決意は、楽にはなるかもしれませんが、仕事やる気が更になくなることは間違いないでしょう。

平社員がやる気をキープするためのポイントをご紹介します。

ちょうどよいサイズの目標を持つ

モチベーション管理で大事になってくるのが掲げる目標のさじ加減です。目標は現実的かつやりがいがある大きさのものである必要があります。キャリアプラン、現在取り組んでいる仕事、プライベートなどでの目標を持ち、手帳に書いて意識しておきましょう。

いくつ目標を持ってもよいですし、どれくらいのサイズの目標でもよいですが、モチベーションに対して効果的なものは人それぞれです。いろいろ目標を立ててみて「これは仕事やる気にさせるな」と感じるものを大事にすることがポイントです。

スキルを磨く

やる気がある人のほとんどは現在進行形でスキルを磨いています。技術に関するスキル、ヒューマンスキル、英会話や楽器などのスキル、なんでもよいですが自分の成長が感じられるものを学び続けましょう。

管理職がやる気をキープするためのポイント

職位が上がるにつれて仕事のコントロールできる範囲も広がりますし給料も上がりますので、やる気がでるように思います。

でも、管理職になれば仕事も増えますし、人の管理や仕事の管理に使う時間がいっきに増えます。「こんなことをやりにこの仕事を選んだわけじゃなかった」と思っている人も多くいます。

責任感と膨大な仕事に追われ、やる気をなくしてしまい、なおも日々の仕事をこなさなければならない状況は地獄でしょう。
そんな管理職の方も仕事やるきをキープするためのポイントをご紹介します。

プライベートを充実させる

人一倍気も使う仕事のエネルギーを充電するのはプライベートの充実したひとときです。家族や恋人との時間や自分の趣味を充実させることも、よい仕事をするためだと思い、無理にでもプライベートの時間をとりましょう。

相談役をつける

管理職のやる気がそがれる原因の一つは、孤独なポジションだということ、気軽に相談できる立場の人も少ないですし、むやみに弱みも見せられません。利害関係なく相談できる人間がいればやる気につながります。

職場のコンサルタントを利用してもよいですし、個人的にカウンセラーをつけるのもよい方法でしょう。特に重い悩みがなくても相談できるところがあれば、気持ちが軽くなりますしよいアイデアも生まれますのでうまく活用しましょう。

仕事やる気ない人の扱い方

自分のモチベーションを向上させることはある程度できても、他人のモチベーション管理ほどむつかしいものはありません。やる気ない部下や同僚を持ったときは自分の不運を呪うでしょう。

でも「自分のやる気を自分でしかコントロールできない」という考え方は正しくありません。仕事やる気がでるでないの原因は環境にあることが多いのです。仕事やる気ない人や環境に働きかけてモチベーションを管理しましょう。

やる気のない部下や後輩を上手に扱うには

後輩や部下が仕事やる気ないのを見ると、ついつい罵倒したり突き放したりしたくなりますが、そうすると彼らはますますやる気を失ってしまうので逆効果になってしまいます。「最近の若者は」といっていても始まりませんので、これからご紹介する仕事やる気ない後輩、部下の扱い方を試してみましょう。

責任あるポジションに就かせる

やる気を引きだすのは「自分が任されている」という感覚です。上司のあなたが部下を信頼してあげられれば部下はやる気を見せてくれるはず。
部下の能力を見極め、少しむつかしいと感じるくらいの仕事を任せましょう。報告やフィードバックでしっかりとコミュニケーションをとれば、部下はこれまでにないやる気を発揮してくれるはずです。

理解を示す

仕事やる気がない原因の多くはコミュニケーション不足です。部下の課題や心情に上司であるあなたが耳を傾ける姿勢を見せれば、やる気のない問題は半分以上解決したも同じです。

目標を意識させる

目標管理面談を定期的に行い、今季の目標や今月の目標、今週の目標を意識させましょう。部下の同僚の成績などもオープンにして、刺激を与えることも部下をやる気にさせるよい方法です。

仕事やる気ない同僚の扱い方

職場の雰囲気を悪くする仕事やる気のない同僚には腹が立ちますよね。そのやる気なさが伝染してこちらのやる気まで削がれます。
そんな仕事の足を引っ張るような同僚がいるときは次の方法を試しましょう。
仕事やる気ない同僚の扱い方をご紹介します。

腹を割って話す機会を設ける

同僚がやる気ない理由について、聞く機会を持つことは大切です。直接「なぜ仕事やる気ないのか」を聞くのではなく、飲みに行くなどの機会を設定し、仕事への不満をそれとなく聞きだしましょう。

やる気ない理由が「あなたのやる気に気後れしている」など意外なこともあります。理由がわかれば協力して解決する姿勢を見せれば同僚のやる気は改善されるでしょう。

それぞれの役割があると割り切る

やる気がないことを必要以上に悪と考えるからイライラがつのるわけで、これを「人それぞれの役割」と考えて自分のできる範囲の仕事をこなすという選択肢もあります。
この際やる気なさが伝染するなどの悪影響を最小限に食い止める努力することが大切です。

教えを乞う

同僚に責任感と自尊心を持ってもらうことがやる気を引きだす近道です。方法は、できるだけ同僚の得意分野について、定期的に教えてもらい、感謝の意を表明することです。「自分はこの分野で役に立っている」という自覚が芽生えれば同僚のやる気を目ざましく向上するでしょう。

やる気ない上司の扱い方

年配の上司に特に多いですが、自分は定年まで安定して過ごせればよいという考え方がありありと見えて、やる気のかけらも感じられない人がいます。
その下で働くほうは、せっついた承認がなかなか進まなかったり、自分の部署の成績が伸び悩んでいたりと思うようにいかずに大変な思いをします。

立場が上の人なだけになかなか面と向かってモノ申しづらいところ。こんなときはどうやって上司を扱ったらよいのでしょうか?
やる気ない上司の扱い方をご紹介します。

ちくいち数字で報告する

普通は上司が部下にやることですが、やる気ない上司には部下から働きかけるしかありません。とげとげしくない方法で目標達成率などを報告して、上司に目標を意識してもらうことは大切です。
ことあるごとに上司に数字で報告をしていると、無意識にでも上司が部下の使う言葉に合わせようとしますので、それが刺激になり上司のやる気がでるでしょう。

ほめまくる

上司の仕事ぶりをとにかくほめまくり、「尊敬してますよ」オーラをだせばそれに応えようとしない上司はいないはずです。加えて自分のやる気をしっかり上司に見せ、今の仕事の大切さを言葉の端々で語れば、「こいつがそれだけいうんだから」と上司は知らず知らずにうちにあなたのやる気に巻き込まれるでしょう。

周りから攻める

周りの人間に手を回し「○○部長は仕事やる気にあふれている」という情報をわざとらしくなく本人に伝えることは効果的です。周りがやる気にあふれていると思っているのに、その期待を裏切るわけにはいきませんので、上司は多少なりとも仕事やる気をだしてくれるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?やる気は仕事の活性剤です。あなたのやる気がないことで得をする人は誰もいないので、自分のためにも職場のためにもモチベーションを管理する方法を身に付けておきましょう。

やる気を高めるポイントはコミュニケーションと目標、仕事の捉え方をコントロールすることです。あなたのやる気で周りを巻き込むぐらいのモチベーションの高い状態をキープしましょう。