【生理中にセックスするリスク】男性も知っておくべき重要なことって?

生理中のセックスは良くないって聞くけど、具体的な理由を知らないというあなた。知識もなくしてしまったセックスが後々取り返しのつかないことになるって理解していますか?知っていて損はない、いや知らなきゃ危険な生理中のセックスについてのアレコレをご紹介します

生理中にセックスした経験がある人は意外と多い

生理中のセックスについて、あなたはどんな知識を持っていますか?深い知識や理解もなく生理中のセックスをしてしまう人は意外に多いようです。

「生理中は絶対に妊娠しない」という都市伝説もあるようで、中には生理中は避妊具を着ける必要がないからセックスのチャンス!と考えている男性もいるようです。しかしそれは大きな間違いで、一歩間違えれば大切なパートナーを傷つけることになることを理解してください。

また「生理中の女性はいつもより積極的」という理由で女性から誘われてついつい生理中にセックスをしてしまったという男性の声も聞きます。確かに女性の中にも誤った認識を持ち、性欲に負けて男性を誘惑する人もいますが、誘われたからOKということはないのであなた自身が正しい知識を身につけることが大切です。

生理中のセックスはリスクがたくさん


男性の中には、「そもそも生理って何?」と思っている方も多いのではないでしょうか?

生理とは医学的には「月経」と呼ばれ、子宮から毎月5〜7日程度出血が出る生理現象のことを言います。

子宮は妊娠する為に必要な子宮内膜を作っては、生理時に排出しまた一から作り直す作業を毎月繰り返しているのです。

排卵の為に着いた厚い子宮内膜は、排卵期が終わると徐々に剥がされ子宮の外に排出され、出血を伴って生理という現象になります。

そんな生理中のセックスは危険と言いますが、具体的にどう言った理由で控えたほうが良いのでしょうか。主に生理中の内膜が敏感であることと、生理中に異物を混入することのリスクが関係していますが、以下で詳しく解説していきます。

生理中は普段以上に粘膜がデリケート


生理中はホルモンバランスが崩れ女性に欠かせない「エストロゲン」と呼ばれるホルモンが減少します。

「エストロゲン」は女性を女性らしくし、膣内の壁を厚くする働きを持っており、減少することで膣粘膜が凝縮して摩擦による抵抗を受けやすくなります。

また血液は潤滑油の役割を果たさないため、生理中のセックスは普段以上に膣内に刺激を与えます。

不要な内膜を排出しているのを理解して


生理とは子宮の壁となっている内膜を月に1度排出する現象です。

不要なものを排出している時に、穴を異物で塞がれかき回されるとどうなるか、想像してみてください。膣内が傷つき、内膜が逆流し、最悪の場合重い病気を引き起こす可能性もあるのです。

最悪の場合子宮内膜症を発症する可能性も


生理中は不要な内膜を排出しているので、そこに異物を混入することで内膜が逆流し、「子宮内膜症」の原因になることもあります。

「子宮内膜症」とは、本来子宮で作られる内膜が別のところで作られることで体外に排出することができず炎症を起こす病気です。症状が重い場合は手術をしたり、不妊の原因になることもあります。

生理中=安全日?間違った知識を捨てよう!

妊娠しにくい期間はあっても安全日は存在しない


生理の時は子宮内の膜が剥がれ落ちているため絶対に妊娠しないと思っている方もいるかと思いますが、必ずしもそうではありません。確かに妊娠しづらいと言えますが、完全な安全日とは言えません。

生理中のセックスでも妊娠する可能性はある


生理中にセックスした場合、通常排卵期は2週間前後先なので妊娠はしないと思いがちです。しかしセックスなどの刺激で不意に排卵を起こすこともあるので、生理終了後すぐに排卵を起こし妊娠するケースもあるのです。

安全日を安全と思うことが危険!


そもそも安全日というものが存在しない以上、生理中だからといって避妊具なしのセックスは危険だと言えます。パートナーとセックスをするからには責任を取る覚悟を持った上で、出来るだけリスクの低い行動を選択しましょう。

生理中のセックスは普段以上に病気のリスクも上がる

性病は体液・血液を介して感染する


性病は主に人間の体液や血液を介して感染します。女性が感染源である場合、生理中のセックスは非常に危険な行為だと言えます。性病に感染すると男性は尿道や睾丸に炎症を起こしたりする場合もありますが、自覚症状が見られない人もかなりいるので発見が遅れることもあります。

お互いに自分の持っているウイルスを把握してる?


あなたはパートナーのことをどれだけ知っていますか?身長や体重と違ってウイルスのあるなしは他人に話しにくいことですし、自覚症状すらない場合もあります。

信頼しているパートナーとはいえ万が一のことを考えておく必要があります。

万が一のリスクを冒してまでセックスする意味は?


どちらかが感染症を持っている可能性がある場合、病気の危険を冒してまでセックスする意味はあるのでしょうか?

オーラルセックスですら感染の危険があると言われている中、生理中のセックスは感染させてくれと言っているようなものです。

また、危険なのは感染症だけではありません。彼女が生理痛や生理中のセックスに痛みを感じならが我慢してセックスを続けた場合、「女性性機能障害」という病気の危険性があります。

セックスは痛いものだ、と体が覚えてしまうことでうつ病や薬物などと同じように「性的意欲障害」に陥ったり、生理中のセックスでなくとも痛みや苦痛を感じてしまうようになります。

男性にとっては気持ちの良いセックスでも、女性にとっては機能障害に陥るほどの苦痛を伴う場合があるのです。

パートナーの心を傷つけてまで行うセックスに愛はありません。愛のないセックスに意味はないでしょう。

パートナーの体を第一に考えて


生理痛が重いのは、「プロスタグランジン」の分泌量が多くなってしまうことが原因です。

生理が始まるとこの「プロスタグランジン」が子宮内膜を子宮に排出する働きをし、生理には欠かせない物質なのです。しかしその分泌量が多すぎると必要以上に子宮を収縮させてしまい、大きな金槌で下腹部を圧迫されているような鈍痛が続きます。

また生理中に減少する「セロトニン」という心のバランスを整える脳内伝達物質の働きが鈍るため、片頭痛や感情の起伏が激しくなる、イライラするなどの現象も起こるのです。

よく機嫌が悪い女性に「生理中?」と聞いてしまう男性がいますが、生理中の女性は男性が思っている以上にデリケートなのです。

女性は身体的にも精神的にも、通常時とは比べ物にならないストレスを受けています。セックスが出来るか出来ないかではなく、パートナーの体を第一に考えてあげる必要がありますね。

普段以上に体調も不調になりやすいのが生理中


前述した「プロスタグランシン」の分泌量には個人差があり、多ければ多いほど生理痛が重いと言われています。

また子宮の出口が狭かったり、冷え性な女性は血行が悪いために出血時にうまく血が流れず痛みを伴ってしまう場合があります。

生理が重い女性の体調不良には下腹部痛、片頭痛、貧血、全身倦怠、イライラなどが挙げられ、日本産婦人科学会の調べによると、約3割の女性が仕事に支障が出るほどのひどい生理痛に悩まされているという結果になりました。

たかが生理、と侮って女性の気持ちを考えない発言は慎むようにしましょう。ましてや生理中のセックスなんてとてもじゃないけど無理だ、という女性もいることを理解してあげてくださいね。

雑菌に感染しやすい弱っている時期でもある


生理中は子宮を守る子宮内膜が剥がれ落ちており、セックスするのに良い膣内環境とは言えません。

また生理中は免疫力が低下しているため、普段では感染しないような些細な雑菌にも感染してしまいます。

また女性側が感染している場合、その血液に触れることで感染のリスクはかなり高まります。それは多くの感染症は主に血液を介して他人に移るからだと言われています。

生理痛の痛みは男性の想像を絶する場合も


世の中の女性全員が同じ痛みを抱えているわけではありませんし、生理痛が重い人と軽い人が存在するので男性から見れば「みんなが毎月なっているものなのにどうしてそんな辛そうにするんだ」「痛いって言ってる人は我慢が足りないだけじゃないの?」と言ってしまいたくなる気持ちもあるでしょう。

しかし全く感じない人もいれば、ベッドから起き上がれないほどの痛みを感じる人だっているのです。

生理痛を男性に伝える例えには、「プロボクサーにお腹を殴られ続けている」「お腹を大男に踏まれ続けている」など様々ですが、彼女が辛そうにしていたら「今日は生理だから生でセックスして良いよね?」なんて無責任な発言は慎むようにしましょう。

また生理中に立っていられないほどの痛みを伴うことを「月経困難症」と言い、鎮痛剤を飲まなければ通常の生活すら困難になります。

さらに鎮痛剤も効かないほどの痛みを感じる場合には「子宮内膜症」や「子宮筋腫」という深刻な病気である可能性もあるので、パートナーに病院への受診を勧めましょう。

彼女が生理中に迫ってきたら


生理痛の症状も見られず元気な彼女に誘われたら、男として断りにくいものがありますよね。

しかしそのお誘いちょっと待ってください。彼女が生理痛に迫ってきたからと言ってOKしてしまっては、後々取り返しのつかないことになりかねません。

自分の頭で考え、パートナーと自分の為にもリスクヘッジをすることが大切です。

彼女が迫ってきたからOKではない


女性の中には「生理中に1番性欲が強くなる」という人もいます。

もちろん全く逆で「生理中には性欲が全くなくなる」という女性も。性欲が強くなるのは「エストロゲン」という女性ホルモンが影響しており、排卵期に効率よく妊娠するため月経終わりから排卵期にかけて徐々にこの「エストロゲン」が増加する仕組みになっています。

本来女性は子孫繁栄のためにセックスをするように出来ていますが、最近のセックスは妊娠のためだけではないので無意識に妊娠を避けようと生理前や生理時に性欲が増す女性も少なくないようです。

しかし女性の性欲が増したからといってセックスをしてあげることが、パートナーのためにならない場合だってあるのです。大切な女性だからこそ、安易な決断は控えるようにしましょう。

彼女の体のことを思って断ることも大事


彼女の体調に問題がないからと言って、リスクがあることに変わりありません。

病気や感性症のリスクについての情報をしっかり共有して、安心安全なセックスを目指しましょう。

女性の身体を心配しない男性ならばセックスさえ出来れば良いと思ってしまいがちなので、彼女のためを思って断っているのだということをきちんと伝えてあげると納得してもらいやすいでしょう。

セックスできない分、言葉で思いを伝えよう


セックスが出来ないからと言って、愛情表現がなくなるわけではありません。

言葉やキス、適度なスキンシップで存分にパートナーと愛し合いましょう。

また生理中に減少しがちな「セロトニン」は、恋人など親しい人間と喋って笑ったり楽しいと思うことでセロトニン神経が活性化しその量が増えるといわれています。

俗に幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」は生理中のイライラや倦怠感をなくし、幸福感を増幅させます。

また「セロトニン」が増すことでお肌のハリができシワやたるみが出来にくかったり、いつも明るく前向きになれるといわれています。

パートナーといることで幸福感が増し、さらに生理中のイライラまで解消できてしまうなんて一石二鳥ですね!

彼女が不機嫌で一緒にいたくない、何て思っている男性はまず彼女の心理状態を理解して、この「セロトニン」を増やすお手伝いをしてあげましょう。

生理中は普段以上に会話を楽しもう

セックスだけが愛情表現じゃない


幸せホルモン「セロトニン」が減少している彼女は普段以上にデリケートで不安定です。

そこでセックス以外の形で愛情を表現してあげることが大切です。特にいつもはなかなか言葉に出して愛を伝えていないという男性は、この機会に彼女を喜ばせてあげてみてはいかがですか?

お腹をなでたり背中をなでるのも◎


生理中の女性は血行が悪くなっているのでお腹や背中を温めてあげると効果的です。

「大丈夫?無理しないでね」と優しく撫でてあげましょう。またブランケットや温かい飲み物などで身体を温めてあげるなどの気遣いを忘れずに。弱っている彼女はそんな彼のさりげない優しさを嬉しく思うことでしょう。

どうしても生理中に性行為を行いたいという人が気を付ける事

生理中は体のだるさや不調を訴える女性が多いですが、中には生理中になるといつも以上に性欲が上がる女性もいます。

どうしても生理中に性行為を行いたいという人の為に気を付ける事を紹介していきます。生理中に性行為をするする事自体あまりおすすめできないのですが、こういう方法もあるという事で参考程度にご覧ください。

性行為中はタオルをたくさん敷いておく

性行為中でも出血はしますので、シーツやマットレスが汚れないようにベッドの上にタオルを敷きましょう。

薄いタオルですと意味がありませんので厚手のタオルを2、3枚敷くようにしましょう。そしてティッシュはすぐ近くに置いていつでも取れるように準備して下さい。

また、臭いなどが気になる場合もあるので上半身部分に毛布を掛けておくと臭いを防ぐ事もできます。

浴室で性行為をする


生理中の性行為で一番安心にできるのが浴室かと思います。

血で汚れてしまってもシャワーなどですぐ洗い流す事ができますし、後処理も簡単です。出血が多い場合はシャワーを流しながら行うと常に流れていきますし、臭いが漂う事を避けられます。

指は使用しない

生理中の膣はとてもデリケートで傷付きやすい場所です。

指を使っての愛撫などは避けて下さい。挿入するという事自体良くない事なので、指などで細かい振動や激しい動きをしてしまうと危険です。

更に手にはたくさんの細菌が付いている可能性があるので陰部に触れるのもあまり良くありません。前戯をする時は陰部以外のところで行いましょう。

出血の少ない日に行う


大抵の女性は出血が多い日は1日目、2日目、3日目の前半部分です。

4日目以降は出血が少なく体調も改善してきているという人がほとんどですので4日目以降に行うようにします。

完全に生理が終わっているわけではありませんので最低限の行為で収める事は忘れないようにして下さい。

また、人によっては前半よりも後半に出血が多くなるという人や、常に出血が多いという人もいるので、前もって確認しておくと良いでしょう。

性行為後はしっかりシャワーを浴びる

普段の性行為後もシャワーを浴びるかと思いますが、生理中の性行為の後はしっかりシャワーを浴びるようにして下さい。

生理中はいつもよりも臭いがキツイので洗い流さずにそのまま寝てしまうとなると、後日大変な事になっているかもしれません。最低でも軽く洗い流す程度はして下さいね。

しっかりリスクを把握して彼女の負担を軽減しよう

生理中のセックスは男性が思っている以上にリスクの高い行為です。

みんなが言っていたから、前の彼女が大丈夫だったから、彼女から誘ってきたからと言い訳をせず万が一に備えた決断を心がけましょう。

彼女の負担を取り除くか苦痛を増やすかは、パートナーのあなた次第なのです。