禁煙したいんだけど「太る」と聞いて断念していた方へ!禁煙後に太りやすい原因を知って、それに対処していきましょう。たばこは毒性が非常に強く、常習性も強い厄介なモノです。ぜひ禁煙を成功させて、健康的でキレイなカラダをゲットしてください!

禁煙すると太るという噂は本当?

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体調の不良や、喫煙場所が限られて億劫になったことなどで、禁煙したいなーと思っている方は案外多いようです。「たばこは百害あって一利なし」とも言われていますから、できることならやめたいけれど「たばこをやめたら太るよ〜」という話を聞いて躊躇してしまった…という方もいらっしゃいます。

実は、「禁煙したら太る」という話は噂ではなく、かなり多くの禁煙経験者の方が、禁煙したら太ってしまったそうです!喫煙されている主な理由のひとつが「痩せるから」だそうですので、禁煙して太ってしまったら意味ないじゃん!と思ってしまいますよね。

ただ、タバコを吸っていると痩せるというのもおかしな話しですよね。タバコをやめると太るからと言って、タバコを吸うと痩せるということにはなりません。また、そのようなことが本当にあるのだとしても、それはきっと痩せている訳ではなくて、単にやつれているのでしょう。

タバコには健康に対する害のほうが大きく、痩せるといってもあまり美しい痩せ方ではないようですね。痩せるからといって安易にたばこを吸ってしまうと、身体もお肌も元気がなくなり、あまり魅力的には見えないかもしれませんよ。

禁煙すると太ってしまう7つの原因

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喫煙することで、いろいろなマイナスの作用が身体に起こっていることをご存知でしょうか?たばこをやめることで、身体に起こっていたマイナス作用がなくなり、正常に戻っていく過程で太りやすくなっているようです。では、なぜ禁煙すると太るのか、原因を見てみましょう。

腸に住んでいる細菌に変化がでるため

禁煙する以前と食べる量は変わらないのに太ってしまった、という方もおられます。その原因は、禁煙することで腸内環境に変化が起こったからではないかという説があります。腸内環境のことを腸内フローラなんて言いますが、腸には実に多種多様な細菌が住んでいて、私たちの健康にかかわっています。

スイスのチューリヒ大学病院の研究者が発表した論文によりますと、禁煙によって腸内環境が変化するということです。具体的に言うと、強力な消化力を持つ細菌が増加することによって、分解能が上昇し、結果として体重が増加するのではないかと考えられています。

食欲が復活するから

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たばこには、食欲を減退させる効果があるといわれており、それはたばこに含まれるニコチンによる作用だそうです。ここではっきりさせておきたいのですが、ニコチンはハッキリ言って猛毒です。毒性に関しては青酸カリ以上です。しかも、強力な神経毒でもあるというかなり危険な物質なのだそうです。ニコチン、という言葉はよく聞きますが、これほど毒性があるとは知りませんでした…。

ニコチンを摂取することで、脳神経に異常が生じ、食欲が減退するのです。たばこをやめるとこの作用がなくなるので、自然な食欲が復活することになり、今まで以上に食べたくなるのだそうです。

口さびしくなってしまうから

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仕事をしていてちょっと一息ついた時に一服といったことが、禁煙をするとできなくなってしまいます。そうすると、なんとなく手持無沙汰になってしまい、ついつい間食をするケースが増えてきてしまいます。実は禁煙によって太ってしまうという方の多くが、こういった理由によるのです。

また、飲み会の席などでも、お酒ばかり飲んでつまみを食べない人って、結構パカパカとタバコを吸って至るするんですよね。それが禁煙してしまうと、なんとなく話しの間が持たなくなってしまったりします。そういった時に、つまみを食べることによって閑話休題となる訳ですね。

食べ物本来の味が分かるようになる

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食べ物の味がよくわからない、と思ったことはありませんか?実は、たばこを吸っていると味覚がおかしくなってしまうのだそうです。禁煙すると、食べ物が美味しく感じるようになり、たくさん食べたくなるのかもしれませんね。

たばこを吸うと、ニコチンの作用で舌の美味しさを感じる部分が麻痺してしまうので、本来の味がわからくなって味付けなども濃いめになってしまうことがあるそうです。せっかく食べても本来の味を味わえないなんて、ちょっともったいない気がしますね。

また、たばこを吸うと、体内にある必須ミネラルである亜鉛が減ってしまうそうです。亜鉛は味覚を正常化する役割があります。だから喫煙によって味覚音痴になる訳です。それでなくてもニコチンは強力な神経毒ですからね。

 

食べ物の臭いが分かるようになる

たばこは、嗅覚(においを感じる)の低下にも影響を及ぼしています。食べ物を食べるときには、味覚とともに嗅覚もとても大切なポイントですよね。美味しそうなにおいにつられて食欲が増す経験は、誰もが体験していることでしょう。

禁煙に成功した人に聞いて見るとよく分かるのですが、そういった人たちはあれほど吸っていたタバコの臭いに耐えられなくなるそうですよ。よくあんな臭いものを吸っていたなって。それくらい、タバコを吸っていると嗅覚が鈍麻するということなのです。

禁煙をすると嗅覚がだんだん正常に戻ってきますので、食べ物の美味しそうなにおいを感じることができ、余計に食欲をそそるのでしょう。

副交感神経が優位になるから

喫煙にはこの次でも説明しますが交感神経を優位にする効果、というか悪影響があります。交感神経は身体のアクセルみたいなものなので、エネルギーの燃焼が進むことになります。禁煙すると逆に身体のブレーキがきき始め、消化・吸収能力がアップします。それで太りやすくなると言われる訳です。

消化機能が改善するから

たばこのニコチンには、血管を収縮させる効果があります。効果というか悪影響ですけどね。血管が収縮すれば当然ですが血行が悪くなります。血行が悪くなれば血圧が上がることになり、交感神経が優位になってきます。交換神経は人間の体のアクセルのようなものです。

交感神経が優位になり過ぎてしまうと、消化・吸収能力が低下してしまいます。これがタバコを吸うと痩せるなんて言われる所以なのですが、ただ血行が悪くなって栄養状態が低下し、やつれているだけのことです。これが禁煙によって改善されるので、食欲も増進しますし、消化・吸収能力もアップするという訳です。

長い目で見れば禁煙は痩せやすい体を作ってくれる

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たばこを吸うと、ニコチンの身体によくない作用によって痩せる傾向にあるわけですが、実は、体質的には太りやすくもなっているそうなのです。ニコチンは血管を収縮させ、血液の循環が悪くなるので、結果的には代謝が下がることになります。それでも痩せる、ということは、ニコチンの身体に及ぼす他の作用がかなり強いからではないでしょうか。

禁煙をすると血行が回復してきますので、代謝はある意味、上がってくることになり、痩せる体質になっていくようです。これまで見てきたような禁煙後の太りやすい原因を意識して、それに対応するようにしていけば、一時的には太ったとしても、だんだん身体が正常に機能するようになって、たばこを吸わない方と変わらない条件になるはずです。あとは、食生活や運動をすることなどで、太らない自己管理をしていけばよいことになります。

禁煙で即痩せることはないようですが、基本的には健康的に痩せやすい体質になっていくことを覚えておきましょう。

禁煙で太らないようにする6つの方法

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禁煙して太ってしまうのはイヤだと思いますが、たばこは身体によくない作用がとても多いので、できるだけたばこを吸わなくてすむようにしたいですよね。ニコチンには中毒性があり、禁煙を成功させるのには、人によってはかなりの努力が必要になるでしょう。さらに太らないように気をつけるとなると、ストレスが溜まってちょっとしんどいかもしれませんね。

一時的に太ることより、禁煙を成功させるほうが、生きる上では大切ではないでしょうか。まずは、たばこを吸わなくてもある程度大丈夫なところまでもっていって、それから体重の管理を考えてもよいかもしれませんね。余裕のある方は、太りにくくする対策を実践されるとよいでしょう。

ここでは、禁煙後に太らないようにするための6つの方法をご紹介します。普通のダイエット法としても役に立つので、ぜひ続けて実践してみてください。

食物繊維をとる 腸内環境をよくする

禁煙後に出てくる食欲をなるべく満たしてあげるためには、野菜などの食物繊維を摂ることがオススメです。食物繊維は、腸内をきれいにするデトックス効果があり、体内の老廃物を排出する手助けになるといわれています。そのうえ、量を多めに摂っても太りにくく、食欲もある程度満たすことができるので、太りたくない方には効果的です。

これまで見てきたように、禁煙をすると腸内の環境が変化し、一時的に太りやすくなってしまいます。この腸内の変化に対応するためにも、食物繊維をしっかり摂ることと、腸の働きを助ける善玉菌を増やすことで腸内環境をよくすることが大切です。善玉菌を増やすには、ヨーグルト、みそ、キムチなどの発酵食品を毎日食べるのがオススメです。

水を飲む

お腹がすいたな〜と思ったときに、ついお菓子などに手が伸びてしまいがちですが、代わりに水を飲むようにするとよいでしょう。がぶ飲みするのではなく、少しずつ噛むように飲むとよいそうです。お茶でもいいの?と考えるかもしれませんが、水がオススメです。

健康を保つためには、一日に約2リットルの水を飲むとよいとされています。水を飲むと血液の循環がよくなり、代謝も上がって体内の老廃物も排出しやすくなるので、太らないためにも健康のためにもオススメです。ミネラルウォーターなどの身体によい水を飲むようにすると、より効果的です。

カラダを動かす

喫煙中は息苦しくなったり咳き込んだりすることがあって、運動をしにくかった方もおられると思います。禁煙をすると体内の一酸化炭素が減って、酸欠状態が改善されてくるそうです。身体を動かすことが以前より楽になってくるので、運動もしやすくなります。

たばこをストレス解消のために吸っている方も多いと思われますが、禁煙したあとは、運動をすることでさわやかに、健康的にストレスを解消されるのもよいのではないでしょうか。カラダも締まって見た感じもキレイになれるでしょう

よく噛んで食べる

忙しくて、ご飯を食べてもほとんど流し込んでいるような方もおられると思います。あまり噛まずに飲み込んでしまうと、消化しづらくなるので胃腸にも負担がかかってしまいます。

よく噛んで食べると唾液がたくさん出ますし、食べ物も細かくなって消化しやすくなります。一口で30回から50回くらい噛めたら理想的だそうです。また、よく噛むと満腹中枢が刺激されますので、食べ過ぎを防ぐことができるようです。

たくさん噛む行為でカロリーも消費することができますので、意識してよく噛むように習慣づけてみましょう。

睡眠時間を多めにとる

起きていると、ふとしたときに、たばこが吸いたくなったり何か食べたくなったりしてしまいますよね。人間は、寝ているだけでもカロリーを消費するそうなので、太りたくないときは、思い切って早く寝てしまいましょう。睡眠がしっかりとれていると、ストレスの解消にもつながるそうなので、禁煙中にはちょうど良いのではないでしょうか。

健康的に痩せるイメージを強く持つ

喫煙中は残念ながら、痩せていたというよりニコチンの毒による身体の不調でやつれていただけのようです。本当に健康的な痩せ方のほうが魅力的だと思いませんか?ただ痩せているのではなく、身体が締まっていて肌の血色もよく、姿勢も美しいほうが見た感じも素敵ですよね。

ニコチンの影響は、内臓だけでなく、肌にも現れます。たばこを長期間吸っていると、血流が悪い状態が続いてしまうので、代謝が落ちてシミやシワが増えるなど、肌に悪影響を及ぼしてしまいます。健康と美のために、禁煙を成功させたいですよね!

意志を強く持ってあきらめないことが、成功の秘訣のようです。健康的でキレイになりたい!という強い気持ちを持ち、そうなった自分をイメージし続けることで、禁煙中の自己管理もしやすくなるのではないでしょうか。思いの力は思った以上に重要なようです。禁煙を成功させるためにも、気持ちは強く持つように意識しましょう。

最後に

これまで見てきたように、禁煙をすると太りやすいのは確かなようですが、これは一時的なことだそうです。ニコチンの影響は、禁煙をし始めてから三日もすれば消えてなくなってしまうようです。この三日間が最もつらく、離脱症状がほとんどなくなるのにも2、3週間はかかるといわれていますので、禁煙を始めてからの約一ヶ月が我慢のしどころのようです。喫煙期間の長さや吸っていたたばこの量でも、離脱症状の出具合が違うようなので、もっと時間がかかる方もいれば、早くたばこをやめられる方もいるかもしれません。

ニコチンは本当に身体に悪影響を及ぼしますので、一日でも早く禁煙を実行して、本物の健康美を手に入れてみませんか?