「いつやめよう」「もうやめよう」「やっぱ、やめるのやめた!」などの自分ミーティングを何年も繰り返しているアナタ。タバコの影響はシャレになりません!あなたの禁煙を成功させるための方法、そして傷んだ肌をケアする方法もご紹介!今まさにタバコをふかしながら、この記事を読んでる方でも思わず火をもみ消したくなりますよ!

自分から吸い始めたのに、なぜ禁煙?

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禁煙・禁煙・禁煙…毎日のように己の欲望と戦っている方は多いと思います。自分vs自分。なぜ、こんなことになってしまったんでしょう? そもそも、なぜ禁煙しなければならないのか?禁煙すると身体にどんな変化が起こるのか?吸ってしまったら、どんなケアをすれば良いのか?どんな禁煙方法があるのか?ご紹介します。

禁煙しにくい原因・三大有害物質!

タバコが体に悪いことを知らない方は一人もいないと思います。ですが本気で禁煙するにあたって、ここで改めて外敵の正体を知っておいても損はないのではないでしょうか。

あなたが悪いんじゃない、全部コイツのせいです「ニコチン」

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タバコといえばニコチン、ニコチンといえばタバコですね。血管収縮・血圧上昇・動悸・手足が冷たくなる・寝つきが悪くなるなどの悪影響が出ます。タバコを吸ってからニコチンが脳に着くまでの時間は、なんと7秒!その即効性も、禁煙しにくい原因のひとつです。

脳にたどり着いたニコチンは、受容体に結合してドーパミンを分泌します。これが快感を生み出すので、ますますタバコが欲しくなります。得られる快感を脳が忘れられないから、タバコをやめられなくなってしまうのです。

更に恐ろしいのが、禁断症状です。「ニコチン依存症」という言葉でたとえられるように、タバコを吸わないでいると、ヘロインと同じくらいやめにくく、コカインよりも強い禁断症状が出るという厄介ぶりです。さらに眠い時には興奮剤がわりになり、イライラしている時には抑制作用で気持ちが落ち着くという曲者です。タバコをやめることが難しいのは、この禁断症状のせいと言えるでしょう。

軽いタバコでも、箱の表示上より多くのニコチンが含まれており、無意識のうちに深く吸って満足な量を得られるように身体が調節してしまうので「軽いから大丈夫」という考えは誤りです。

いつまでも居座る疫病神「タール」

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いわゆる「ヤニ」と呼ばれるものの正体がタールで、発ガン作用があります。粘着性の液体なので禁煙してもすぐには無くならず、肺に長期間残って悪影響を及ぼします。

喫煙期間が長いほど回復に時間がかかるので(6~8年くらい)禁煙するなら若いうちからがベストなのは言うまでもありません。

無味・無臭・無色・有害「一酸化炭素」

炭素含有物が不完全燃焼して発生する気体で、無色・無味・無臭です。赤血球は酸素を体内に運ぶ役割がありますが、一酸化炭素は酸素よりも強く赤血球中のヘモグロビンよりも結びついて働きを阻害するため、量を多く吸いすぎると酸欠を引き起こすのが「一酸化炭素中毒」です。

胎児の血液は大人の血液よりも一酸化炭素と結合しやすいため、妊婦さんが喫煙するとお腹の赤ちゃんにも、酸欠による悪影響が出る危険性があります。

肝臓では有害物質が分解されるのですが、数ある有害物質の中でも最優先で分解されるので、その間は他の有害物質を分解できず身体に悪影響を及ぼします。

よし禁煙だ!…その前に知っておこう!禁煙期間の体調の変化

禁煙を成功させるコツは、禁煙による「身体の変化」を前もって知っておくことです。禁煙失敗した時期は人によってバラバラなのですが、それもまた、段階によって身体の変化が違うからなのです。

一日の平均喫煙本数・喫煙年月によって個人差がありますが、遅くても3日もすれば身体に変化が出てくるでしょう。

効果を感じるまでが最初の目標「禁煙開始当日」

禁煙開始後3時間に、もはや最初の壁がやってくるでしょう。「吸わない」と誓ったそばから、もう吸いたくなります。耐えどきです。

どうにか耐えられた8時間後、血中の一酸化炭素が減り、呼吸がラクになってきます。人によっては喉の苦しさが取れる方も。今までに比べたら、かなり正常に近い状態なのですが、禁断症状のイライラで、そのありがたい変化を実感しにくいかもしれません。

禁煙してから丸一日。汚れた肺が浄化しはじめ、血圧も改善されてきます。ですが、ここで第二の壁!耐えてください。

「美味しい」の本当の意味を思い出す「2日目」

味覚・嗅覚が正常に戻って食事の美味しさを思い出せます。「禁煙すると太る」と言って禁煙がしない方がいますが、食べ物の美味しさ再確認も太る原因のひとつです。

ベッドで目を閉じた瞬間、朝。「1週間目」

ニコチンのせいでおかしくなっていた睡眠のリズムが元に戻り、快眠できるようになります。

お肌に変化が出てくるのは、このへんからです「2週間目」

身体全体の血液の流れが改善し、やっと肌が息をふきかえしてきます。肺活量も以前から30パーセントほど回復していることでしょう。

意外と挫折のトラップが!?「1カ月経過」

この頃になるとイライラなどの禁断症状が軽く感じられるようになります。このまま禁煙できそうな気がする~♪と思う心が油断を生む!!意外と挫折が多いのも、この時期です。

職場などで誰かからタバコを勧められることもあると思いますが、付きあっちゃいけません。その人はアナタに「病」を「死」を勧めているのです。そのせいでアナタが挫折して不健康な生活に戻ってしまったとしても、何の責任も取ってくれません。写真のような死神みたいな外見ではないのが厄介なところです。

このまま生涯禁煙宣言!「1カ月以降」

体力は大幅に回復し、気管支の問題も解決の方向へ向かっている頃です。声も良く出るようになっていることでしょう。

呼吸が苦しくない。食事が美味しい。良い香りを感じる。よく眠れる。肌の状態が良い・・・何気ない日常の中で感じるもの全てに幸せを感じるのではないでしょうか?

でも、それらはアナタが最初から持っていたものです。喫煙によって、みすみす手放してしまっていた「本来の自分」を、時間をかけて少しずつ取り戻しただけなのです。

でもやっぱ吸っちゃった!そんなアナタへ「肌タイプ別・改善法」

どうしても「最後の一本」が、やめられない方。もう吸ってしまったものは、どうしようもありません。「禁煙は一分後から」ということにして、とりあえず今は肌のケアにいそしみましょう。

これが基本!オールマイティな肌ケア方法!

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肌タイプは人それぞれですが、どのタイプも基本の部分は一緒です。

食事…活性酸素の出にくい和食がベストです。白砂糖・肉類・揚げ物・アルコールは、できるだけ控えましょう。

栄養素…コラーゲン・ヒアルロン酸・セラミドを摂っても体内で分解されてしまいますが、ビタミンCやリジン(アミノ酸の一種)を一緒に摂ると体内で再結合されるので、それを意識した食事をしましょう。ちなみにリジンは大豆・乳製品・レバー・魚介類などに含まれています。

避けるもの…紫外線をできるだけ避けてください。水道水の塩素は酸化力が強いので、できるだけ除去しましょう。

化粧品…良質で合成物の少ない物を使いましょう。

日常生活…寝ている間に新陳代謝や造血が行われます。自分に合った睡眠時間で、良い睡眠を取りましょう。

活性酸素…ポリフェノールや水素水で対応しましょう。

しわ・たるみ・くまができやすい「加齢・年齢肌」

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血色が悪い・乾燥しやすい・シワが目立つ・クマができやすいなどの特徴がある肌タイプです。30歳を超えると新陳代謝のスピードが遅くなって活性酸素除去力が減りがちなのに、そこで喫煙などすると更に活性酸素が増加してしまいます。

喫煙によるニコチンの摂取で血管が収縮して血行不良になることが、様々な肌トラブルを引き起こします。ニコチンによって真皮のはたらきが衰えること。そして活性酸素が増えてコラーゲンを損傷させ肌の弾力が失われるのが、喫煙によるシワの原因です。

一般的なシワだけではなく、喫煙や歯周病によって歯肉がやせると口の周りにも細かい縦ジワが入りやすくなります。

身体に必要なビタミンやミネラルの補給をし、肌に良い化粧品の選択をすれば、ある程度は防げます。ですが、生活習慣が悪ければ逆の結果になります。

コラーゲンは大きく深いシワ(ほうれい線など)・ヒアルロン酸は小じわ・乾燥でできたシワにはセラミドがオススメ。顔の表情筋を鍛えることも予防に効果的です。

顔のたるみは喫煙のダメージで起こるものですが、禁煙生活で顔がたるむこともあります。ひとつは禁煙のストレスで肌のターンオーバーが遅れて起こるもの。もうひとつは単なる太りすぎです。

太りすぎは自己責任ですが、ストレス性のものは禁煙生活のうちに治ります。

洗顔後に肌が突っ張る「乾燥・敏感肌」

 

水分・脂質が少なく、乾燥・肌荒れしやすい肌質で、慢性の皮膚炎をおこしやすいタイプです。世の中に出回っている石鹸・ボディソープ・洗剤には石油系の洗浄剤が含まれているものが多いのですが、それらは肌を傷つける力が強いので、使い続けると乾燥肌になることがあります。

体内に発生する活性酸素の原因はタバコの他に、アルコール・紫外線・塩素・過労・ストレス・肉や油分の多い食事・ビタミン&ミネラル不足・睡眠不足などがあります。それらを防ぐ生活を続けることが大事です。

水分が不足しないように水を充分に補給してください。。角質が薄く水分が蒸発しやすいので、化粧水を多めにつけて美容液やクリームで守ってあげましょう。目の周りは皮膚が最も薄いので、特に念入りにケアししてください。

肌を守りながら生活習慣を改善し、体内からケアしてあげましょう。

分泌しすぎた皮脂がニキビの原因「脂症・混合肌」

皮脂の分泌が多いのが「脂症肌」肌が乾燥しやすいのに皮脂の分泌が多い箇所があるのが「混合肌」です。皮膚の表面がベタつく・炎症や化膿がある・化粧ノリが悪く崩れやすいなどの特徴があり、ホルモンの変調や自律神経の乱れも起こることがあります。

酸化した皮脂が肌にダメージを与え、そこに菌が湧いてニキビ・吹き出物ができることも。皮脂が過剰に分泌されて毛穴に汚れ・黒ずみを作ったりもします。

油ものを好んで食べる方に多いですが、オイル系化粧品で油分を与えすぎていたり、メイクを落しきれていなかったりするのも原因です。

清潔にするのも大事なのですが、肌の傷や水分不足も皮脂分泌を促すので洗いすぎに注意。素手で優しく洗いましょう。

あまり毛穴が気になる方は、マッサージやパックで毛穴の酸化皮脂を除去しましょう。その後の毛穴の引き締めも忘れないでください。

一度に多くの甘いもの・脂肪・アルコールを摂りすぎないように心がけましょう。

肌にみずみずしさが足りない「しみ・色素沈着しやすい肌」

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カサつきやすく、肌に弾力・ハリ・ツヤが少ない上にシミなどのメラニンが多い肌タイプの方は、ホルモンに変調をきたしていたり代謝が悪いことがあります。

シミの原因は紫外線・加齢・ストレス・睡眠不足・肌の炎症・肌荒れ・ニキビ・ホルモンバランスの変調・代謝の悪い不健康な肌などがあります。

活性酸素が細胞内で発生→メラノサイトという細胞が刺激を受けてメラニンができる→シミができるという仕組みなので、とにかく活性酸素を除去するのが最適の予防法です。

ビタミンCはメラニンを抑えるはたらきがあるので、シミを防ぎつつ、できてしまったシミを薄くもしてくれます。コラーゲン結合の材料でもあるので、積極的に摂りましょう。

ビタミンCの中でも「ビタミンC誘導体」は吸収力・抗酸化力が高いので、ビタミンC誘導体の入った化粧品でケアするのがオススメです。美白成分&保湿成分の優れたものでケアしましょう。

排卵日から生理までの約2週間はメラニンができやすく、妊娠中もメラノサイト刺激ホルモンが10倍になるので、いつも以上に要注意です。

毛髪と毛球細胞の危機!?「白髪・抜け毛」

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髪は体調の影響を受けやすいものです。主な原因は喫煙の他に、遺伝・過激なダイエット・アルコールの摂りすぎ・睡眠不足・栄養バランスの偏った食事などですが、カフェイン・辛いものも血管収縮させてしまうので、ほどほどにしましょう。

妊娠中は赤ちゃんにも栄養が届けられることで白髪が。そして出産後も母乳をあげたり、夜泣きで起こされて不規則な生活をしてしまうことで白髪が増えることがあります。

予防にはアミノ酸・亜鉛・セレン・ヨードが有効で、カルシウムは髪のメラノサイトを活性化してくれます。亜鉛が多い食品は、牡蠣・そば・アーモンド・小魚などで、ミネラルが多いのは牡蠣・エビ・大豆・海藻類などですが、食事で摂るのが難しい方はサプリメントを有効に活用してください。

ですが、それらの食品だけではなくバランス良く食べることが大事です。サプリメントで摂るよりも食事からのほうが栄養を吸収しやすいので、できるだけ工夫しましょう。

もっとアクティブな禁煙活動を!

「禁煙外来」

こうなったらプロに登場してもらいましょう!実際には、問診・呼気の一酸化炭素測定・補助薬の処方・カウンセリングなどで治療が進行していきます。

スクリーニングテストでニコチン依存症と認定されること・一日の喫煙本数×喫煙年数が200を超えるなどの条件を満たせば保険も適用になります。

どうしても吸いたいときに思い出してください

あなたは今、とある喫煙室にいます。手には濡れティッシュなどを持っています。そこらへんの壁をひと拭きして、裏返して見てください。そこには…!?

喫煙室には定期的に清掃が入っており壁拭きもしますが、それでもそれだけヤニがつくのです!ヤニは水溶性なので簡単に取れますが、年期の入った箇所はガッチリ汚れていてどうしようもないのです。あなたの肺には、肺胞の隅々までそれらのヤニがびっしりと!

タバコの煙には4000種類の化学物質でできており、発がん性物質は60種類も含まれています。その中には、ペンキ・殺虫剤・排気ガスに含まれているようなものも。空気清浄機でも全ての有害物質を除去できるわけではありません。

喫煙が招く病気は呼吸器系だけではなく、うつ・メタボ・バセドウ病・骨粗しょう症・EDなど。タバコを吸うたびに、本来の自分の感覚が鈍っていきます。

副流煙は主流煙よりも有害で、副流煙のニコチンは2.8倍・タールは3.4倍・一酸化炭素は4.7倍にもなり、両親がタバコを吸う家庭では乳幼児突然死症候群のリスクが10倍になります。

この先どうされるかはアナタ次第です。