禁煙したら肌が荒れるって本当?美肌への道はここにあった!

禁煙を考えている人、禁煙をしている人に質問です。「禁煙をすると肌が荒れる」と言われている理由は何だと思いますか?体に悪いと言われているタバコをやめたのに肌が荒れるなんておかしい話ですよね。禁煙で肌が荒れるのは本当なのか、なぜそう言われているのか、その真相について解説します。

禁煙したら肌が荒れた?

タバコは、ナス科の多年草であるタバコの葉を加工して作られた嗜好品です。愛煙家という言葉が生まれるほどに人々に浸透しているものです。

タバコはとても種類豊富で、銘柄によってさまざまな風味が楽しめるものですが、タバコが健康な身体に及ぼす害が証明され、次第に「身体を蝕んでゆくもの」として捉えられるようになりました。

健康のために禁煙を始める人も多いようですが、
禁煙をして肌がきれいになったと言う人もいれば、一方で禁煙をしたら肌が荒れてしまったという人が多くいるようです。「禁煙ニキビ」とも言われているようですね。

健康に害があると言われているタバコをやめることで、肌の状態が良くなるのは納得できますが、なぜ肌が荒れてしまうのでしょうか?

禁煙時に肌荒れする4つの理由

せっかくタバコをやめようと思っているのに肌が荒れてしまうと禁煙へのやる気も薄れてしまうのではないでしょうか。

しかし、禁煙による肌荒れにはちゃんと理由があるのです!
肌荒れが起こってしまう原因を解説します。

好転反応

禁煙をして、ニキビや吹き出物ができてしまう理由の1つに好転反応が挙げられます。
好転反応とは、治癒の途中で起こる身体反応のことです。

タバコには有害物質が含まれており、吸えば吸うほどそれらが身体に蓄積されていくそうです。

禁煙をすると細胞が健康な状態になり、活性化し、身体に溜まった有害物質を体外に出そうとする浄化作用が働くそうです。
浄化作用は、排泄反応とも呼ばれ、便などの排泄物や皮膚に表れるニキビ・吹き出物などによって有害物質が体外に排出されます。

つまり、肌荒れは体内を健康な状態にするために不純物を身体の外に出している途中だという証拠なのです。

ホルモンバランス

女性は、ホルモンバランスが崩れやすく、ホルモンバランスが乱れるとさまざまな身体の不調を引き起こすと言われています。

女性ホルモンは、ストレス、睡眠不足、不規則な生活、更年期などが原因で簡単に崩れてしまうもので、禁煙を始めて我慢状態が続く女性もホルモンバランスが崩れやすい状態にあります。

禁煙が続くとニコチンが切れて、イライラ状態や集中力が散漫になり落ち着かないなどの状態に悩まされてしまう場合が多いようです。
このような状態に陥って、ストレスを強く感じた結果、ホルモンバランスが崩れて肌荒れが起きてしまうのです。

食べ過ぎ

「禁煙をすると太る」と聞いたことはありませんか?

喫煙をすると、味覚が変わると言われています。
タバコを吸うことによって、タバコに含まれるタールが舌に付着してだんだんと蓄積され、味覚の神経が鈍ってしまうそうです。そのため、程度は人それぞれではありますが味覚が変わるのです。

禁煙をすると、舌の味覚が正常に戻っていくので、当然食べ物が喫煙中よりも美味しく感じます。美味しく感じるために、食べる量が多くなり、この結果太ってしまうと言われています。

また、「タバコを吸いたい」という気持ちを紛らわすために食べ物を食べるという人が多いようで、それが食べ過ぎる原因の1つだそうです。

この「食べ過ぎ」は、身体に余分な脂肪をつけるだけではなく、肌荒れも引き起こしてしまいます。

食べ過ぎると、胃腸に負担がかかり、食べたものが消化しきれない状態になります。消化しきれずに胃に残った未消化物は、毒素として体内に残るようです。

身体は、もちろん毒素を体外に排出しようと働きますが、食べ過ぎによって体内に残った毒素は多く、処理しきれない場合が多いです。そうなると、毒素が身体中に運ばれ、身体に悪い影響を与えて肌荒れをも引き起こしてしまうのです。

ストレス

禁煙をすると、タバコを吸いたいという気持ちを抑制し続けるため、強いストレスを感じるようになります。

ストレスは、私たちの身体に悪い影響を与えて、自律神経やホルモンバランスを乱してしまいます。

自律神経は、交感神経と副交感神経の2つからなるもので、私たちが意識していない身体の働きを司る神経です。

日中に活発に働くのは交感神経、夜に活発に働くのは副交感神経と言われています。簡単に言うと、交感神経は身体をアクティブに動かすために働き、副交感神経は身体を十分に休ませるために働きます。

この2つの神経のバランスがとれていると、自律神経バランスが健康な状態にあると言えるそうです。

ストレスが原因で自律神経のバランスが崩れると、質の良い睡眠がとれない、身体の疲れを十分にとることができない、気持ちが乱れて食欲不振になり栄養不足になる、などの状態になり、体内のさまざまな働きが鈍くなってしまいます。

そうなると、古い細胞を新しい細胞に入れ替える肌のターンオーバーもうまく行われなくなり、血流も悪くなるため老廃物の排出も滞り、ニキビや吹き出物ができてしまうのです。

禁煙時の肌荒れ 予防と改善のための6つのポイント

食欲をコントロール

食べ過ぎないように食欲をコントロールしましょう。

よく噛んで咀嚼数を増やすことで、少ない量でも満腹感を得られるので1口20回以上噛むことをおすすめします。

消化を良くするために、食事の最初は野菜を食べてください。野菜、おかず、炭水化物の順が1番健康的な食べ方だと言われています。

また、肌荒れの改善にはビタミンなどの栄養素が不可欠なので、より効率良く栄養素を体内に取り入れるために生野菜を積極的に食べましょう。生野菜を食べるならサラダがお手軽ですね。

どうしてもいっぱい食べてしまうという人は、よく噛む食べ物であるガムやスルメを食べて空腹を紛らわすなどの工夫をしてください。

サプリで栄養補給

きれいな肌作りに効果がある栄養素は、亜鉛、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンE、ビタミンCだと言われています。

手軽に摂取するためには、サプリが良いでしょう。
忙しい生活で、なかなか栄養バランスの良い食事ができないという人は、不足分を補うためにサプリを飲んでみてはいかがでしょうか。

もちろん、野菜などから直接栄養素を取り入れる方が身体にとってメリットがあるので、サプリは栄養補給の最終手段にしてください。

【亜鉛】
亜鉛は、人間の身体には欠かせないミネラルの1つで、爪と髪を作る際のたんぱく質の合成や皮膚のターンオーバーに深く関わっている栄養素だそうです。亜鉛不足になると、ニキビや吹き出物などの治りも遅くなるので、肌荒れを早く治したい時は、積極的に摂るべきです。

亜鉛は不足しがちな栄養素なので、意識して摂るようにしましょう。

【ビタミンA】
ビタミンAは、皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあると言われています。粘膜に効くので口内炎の改善などにも効果があるようです。不足すると、皮膚や粘膜の乾燥を招いてしまい、ウイルスへの抵抗力が弱まります。

【ビタミンB群】
ビタミンB群は、ニキビや肌荒れに良いビタミンと言われており、「美肌のビタミン」と呼ばれています。ビタミンB2は体内の代謝を促して皮膚のターンオーバーをスムーズに行わせて肌荒れを防いでくれるそうです。

また、ビタミンB6は体内に取り入れたたんぱく質を分解してエネルギーを生成したり細胞を作り出したりします。そのため、皮膚や粘膜を正常に保つことができるそうです。

【ビタミンE】
ビタミンEは、「若さのビタミン」と呼ばれているそうです。ビタミンEには抗酸化作用があり、肌をきれいに保ってくれると言われています。他にも、肌の皮脂の酸化を防いで肌を守る機能を正常に整え、紫外線などの外部からのダメージから肌を守るそうです。

【ビタミンC】
ビタミンCは、水溶性で体内に留めておくことができない上に、体内で合成できない栄養素なので体外から毎日取り入れる必要があります。
ビタミンCは、コラーゲンの生成に役立つ栄養素で、肌にハリを与えるそうです。

ビタミンCにも抗酸化作用があり、肌の細胞の老化を抑制すると言われています。肌の細胞にダメージを与える活性酸素の働きを抑制するので、肌荒れを防いでくれるようです。

免疫力を高める働きもあるので風邪予防などにも効くビタミンとして知られていますね。

念入りなスキンケアを!

肌の調子を整えるためには、毎日のスキンケアが大切です。
朝晩2回の洗顔と、化粧水と乳液を使った保湿を欠かさず毎日してください。

洗顔は、肌にダメージを与えないように気をつけましょう。
肌は繊細で、ゴシゴシとこすって洗うと炎症が起きてしまうそうです。肌荒れを治すために洗顔をしていても、やり方1つで逆効果になってしまいます。

洗い過ぎも肌に良くありません。洗い過ぎると、肌に必要な皮脂も洗い落としてしまい、皮膚を守ろうとして皮脂が過剰に分泌されるようになり、ニキビや吹き出物ができやすくなるようです。

洗顔では、泡をうまく使うことが肌をきれいにするコツになります。
ふわふわとしたきめ細かい泡を使って優しく洗顔すると、肌を摩擦から守ることができますし、肌荒れの原因にもなる毛穴に詰まった老廃物を洗い落とすことができます。

ぬるま湯で洗顔した後は、冷水で肌を引き締めると毛穴も引き締まるので汚れが溜まりにくくなるそうです。

化粧水と乳液は自分の肌質に合ったものを使いましょう。
乾燥肌の人は高保湿なもの、脂肌の人は皮脂を抑えてニキビ予防効果のあるものなどがおすすめです。

規則正しい生活

身体の調子を整えるためには、規則正しい生活をすることが大事です。

朝早く起きて、夜も早く寝るのが理想的です。毎日同じ時間に起きて同じ時間に寝ることで、体内のリズムが整って不調を改善させることができると言われています。

また、十分な睡眠は肌を健康にするために必要だと言われており、特に夜のゴールデンタイムの睡眠は美肌を作る上で最も効果的とされています。

ゴールデンタイムは、以前までは「夜の22時から深夜の2時までの時間」のことと言われていましたが、近年では「ゴールデンタイムは、寝付いてからの3時間」のことだと言われています。

肌の再生や修復を促進させる働きがある成長ホルモンは、ゴールデンタイムに最も分泌されるそうで、成長ホルモンをたくさん分泌させるには熟睡することが大事になります。

つまり、眠りに落ちてからの3時間に深い睡眠をとることが美肌を手にいれるために必要なことなのです。

熟睡するには、リラックスした状態で眠らなければなりません。そのためにも、規則正しい生活を送るように心がけましょう。

自分に合ったリラックス法

ストレスを解消するためにも、自分に合ったリラックス法で身体を癒してください。

お風呂でゆったり過ごす、読書やゲームなど自分の好きなことを自由にやる、休日に外に出て日光を浴びながらゆったり過ごす、ストレッチをして疲れた身体をほぐす、アロマを焚いたりアロマオイルでマッサージをする、など人によって方法はさまざまだと思います。

何をしていいかわからないという人には、入浴をおすすめします。

自律神経の乱れを治すには、入浴が良いと言われています。温かい湯船に浸かることで、身体が温まり自律神経の乱れによって滞りがちになっていた血行が良くなります。

血行が良くなると自律神経も安定した状態になるので、眠りにつきやすく、質の良い睡眠をとることができるそうです。また、身体の凝りがとれるので、リラックスできてすっきりとした気分になれます。

熱すぎる湯船はかえって自律神経が乱れるので、注意しましょう。
39〜40℃が最適の温度だと言われています。15〜20分ほど浸かってください。

体内の水分を十分な量に満たして新陳代謝をスムーズにするために、お風呂の前後にコップ1杯の水を飲むと良いとされています。冷たい水は、身体を冷やして胃腸の機能を低下させてしまうので、常温の水を飲みましょう。

運動をする

運動をすると、身体中が温まって血流が良くなります。
新陳代謝が活発になり、体内の老廃物を効率良く体外に排出できるようになるそうです。

肌にニキビや吹き出物ができてしまう原因の1つは、体内に溜まった不純物にあるので、毎日適度な運動をして汗を流してデトックスしましょう。

無理に運動しすぎると、逆に疲れが溜まってしまうこともあるので、自分のペースでできる範囲の運動をしてください。

まとめ

禁煙で肌が荒れてしまう理由がわかりましたね。
禁煙で起こる肌荒れは、喫煙が原因で溜まった体内の毒素を外に出している証拠なので、慌てる必要はありません。

かといって女性にとって肌荒れは美容の大敵なので、悠長に治るのを待っていられない!という気持ちになりますよね。
肌荒れは一時的なもので、人それぞれですが大体の人は2週間〜1ヶ月ほどで収まるそうです。

早く治したくて仕方がないという人は、ご紹介した改善・予防方法を実践してみましょう。