【禁煙から一ヶ月】禁煙中のあなたが必ず知っておくべき症状とは!?

禁煙から1ヶ月経ったけど、まだ吸いたい!1ヶ月で感じた健康効果や禁断症状を振り返って、禁煙を続ける決意をもう一度固めましょう!

禁煙から一ヶ月目が勝負の時!

禁煙を始めてから、だんだん楽になってきたと感じるのが1ヶ月経った頃です。禁煙に成功したと喜んでいても、まだ吸いたい衝動が突然やってくることもあるでしょう。ちょっとした油断から、また吸い始めてしまうことがあるので、しっかりと気を引き締めて、禁煙を続けられるようにがんばりましょう!

禁煙で起きる禁断症状

タバコを吸っている人には、脳内にニコチンの受容体ができています。タバコを吸うと肺から血液中にニコチンが入り、すぐに脳へと到達します。脳内にあるニコチンの受容体とニコチンが結合することで、快感を感じるドーパミンという物質が放出されます。タバコを吸うと頭がスッキリすると感じたり、気持ちよく感じるのは、このドーパミンの作用なんですね。

禁煙をすると、今まで体に入れていたニコチンがなくなるため、ニコチン依存によって禁断症状が起きることがあります。禁煙を始めてから1ヶ月目までにピークになるので、この禁断症状を乗り越えることが、禁煙を成功させる大きな目標といえるでしょう。

イライラなどのストレス

禁煙を始めてすぐに感じる禁断症状で多いのが、ストレスによるイライラです。体の中にニコチンが足りなくなっていることで、ニコチンへの依存が起きて、イライラとしてしまうことがあります。

また、私たちの脳内には、快感を感じる神経伝達物質のアセチルコリンがありますが、タバコを吸っている時には、ニコチンがこのアセチルコリンの代わりになってしまうため、本来の働きがなくなってしまうのです。

アセチルコリンが正常に戻るまでは、自律神経が乱れた状態になりやすく、体が動かしにくかったり、神経伝達がうまくできないことへのストレスも感じることがあります。

動悸や手足の震え

禁煙を始めてから1週間くらいまでは、動悸や手足の震えなどの症状が出ることがあります。動悸や手足の震えなどが起きるのは、タバコが吸えないストレスからくるといわれています。

手足の冷えやめまい、発熱などが起きることもあるので、症状が重い時には、ゆっくりと体を休ませるようにしましょう。1ヶ月経っても症状が良くならない時には、禁断症状ではなく、他の病気の危険性もあるので、すぐにお医者さんに相談しましょう。

眠気や体のだるさ

禁煙を始めると、普段の眠気とは違う強い眠気を感じることがあります。意識が飛ぶように居眠りをしてしまったり、寝ても寝ても眠気が抜けないこともあります。

眠気から体もだるくなってしまうこともあるでしょう。3週間〜1ヶ月程度で落ち着くといわれていますが、仕事中や運転中に居眠りをしてしまわないように対策をとるようにしましょう。

禁煙を始めたら、規則正しい生活をして、なるべく良く眠ることが大切です。運動などで体が疲労していると眠りにつきやすくなります。昼間は眠いのに、夜になると眠れないなどの場合には、適度に運動をするといいですね。

過食による体重の増加

タバコをやめてから1日程度で味覚や嗅覚は正常に戻るといわれています。そのため、食事が今までよりも美味しく感じることで、食べ過ぎてしまうことがあります。口淋しさやストレスを解消しようとして過食に走ってしまうこともあるので、禁煙してから1ヶ月頃には、2〜3キロ太ってしまったという話もよくあります。

食べるのがどうしても止められない人は、適度な運動を習慣にするといいでしょう。今までタバコを吸っていた時間に間食をしてしまうこともよくあるので、なるべくカロリーの少ないゼリーなどに変えたり、ガムや低カロリー飴などを活用するといいですね。

禁煙鬱

禁煙うつを発症すると、何もやる気が沸かなくなるだけでなく、注意力や判断力の低下、睡眠障害などが引き起こされる事もあります。

1日に吸うタバコの本数が多かったり、吸っていた年数が長いほど、ニコチンへの依存が高くなることがあります。禁煙鬱は、ニコチンに心理的に依存しすぎていることから起きていて、タバコが吸えないことでの不安感や不快感から起きるといわれています。

また、ニコチンが出していたドーパミンがなくなることから、必要以上に気分が落ち込んでしまうこともあるでしょう。

禁煙鬱は、禁断症状でも重い症状で、自己嫌悪や自殺願望などが起きることがあるため、自分ひとりで解決するのは難しいです。人によっては症状が治まるまでに3ヶ月以上かかることもあり、仕事や日常生活にも支障が出ることがあるので、症状が重い場合には、無理をせずにお医者さんを頼るようにしましょう。

1ヶ月目から禁断症状を感じにくくなる

1ヶ月が過ぎると、今まで辛かった禁断症状が治まってくることから、体が楽になったと感じるでしょう。ニコチンが体内にないことにも慣れ始め、タバコを吸わなくても大丈夫なように、体の本来の機能が戻ってくるからです。

禁断症状を感じなくなってくると、禁煙に成功したと気が緩んでしまい、1本だけならいいかと油断してしまうことがあります。一番楽になる時期であると共に、魔の時期でもあることを覚えておきましょう。

1ヶ月目までに感じる健康効果

1ヶ月の禁煙をしたことで、さまざまな健康効果を得ることができます。タバコをやめると30分後には正常に戻ろうと体に変化が出てきます。タバコを吸いたくなった時には、禁断症状に耐えたことや、今まで感じた健康効果を思い返してみましょう!

血行が良くなる

タバコをやめてから30分後には、血行が改善していくため、1ヶ月経っている頃には、禁断症状によって起きていた冷えやめまいなども治まってくるはずです。代謝も良くなるので、ダイエットやむくみ解消の効果も実感しやすくなるでしょう。

タバコを吸っていた頃は、肌が青白いなど顔色が悪さを感じていた人も、血色が良くなったのを感じることもあります。

喉の痛みがなくなる

一ヶ月経つと、気管支系の問題はほとんど解消されてくるため、咳やたん、鼻づまりなどの症状を感じにくくなります。体力も回復するので、息切れや疲れやすさもなくなり、体のだるさも取れてきます。

喫煙者の中には、朝起きた時にたんが絡んでいたり、歯磨きをするとえづくようなことがありますが、のどの痛みもなくなり、快適になっているはずです。のどの痛みがなくなったことから、カラオケも歌いやすくなったという人もいますよ。

呼吸が楽になる

血液中の一酸化炭素も濃度が正常になってきたことから、肺の浄化作用が進み、呼吸をするのが楽になったと感じるでしょう。運動をするのも楽になり、タバコを吸っていた時よりも走れるようになったり、階段が辛くなくなったと感じることもあるのではないでしょうか。

禁断症状によって、動悸がしたり、集中力がなくなっていた人も、だんだんと症状がなくなってきますから、運動をする時間を増やして健康な体作りをしてみましょう。

肌にハリやツヤが出てくる

今までタバコで失われていたビタミンも正常になり、血行も良くなることから、肌の活性化が進んできます。ハリやツヤを感じて、肌がきれいになったと自覚するようになるでしょう。今まで悩んでいたニキビや、毛穴の黒ずみなども解消されていくので、スキンケアの効果も感じやすくなりますよ。

女性の場合、肌荒れを隠すためにファンデーションを厚く塗っていた人も、肌自体がきれいになるので、メイクを変えて楽しめるようになるでしょう。肌の状態が変わってくるので、今まで使っていたスキンケア商品や化粧品が合わなくなることもあるので注意しましょう。

吸いたくなった時の対策

1ヶ月経って、禁断症状が治まってきても、タバコを吸いたい気持ちになってしまうことがあります。ニコチンが体から抜けているのに、タバコを吸いたくなってしまうのは、心理的に依存していたり、生活習慣が抜けないでいるからです。

1ヶ月目まで我慢をしたことを無駄にしないためにも、吸いたくなった時の対策をしていきましょう。

タバコを吸う代わりの行動をする

タバコを吸いたくなる時には、口淋しさが原因になっていることがあります。タバコを吸う代わりになるように、飴を舐めたりガムを噛むと吸いたい気持ちが治まることがあります。メンソール系のタバコを吸っていた人は、ミント味のタブレットやガムを食べるようにすると、気持ちが落ち着くことがありますよ。

口淋しさからチョコレートやお菓子などを食べてしまうことがありますが、間食のクセがついてしまい、体重が増加してしまうことがあるので気をつけましょう。どうしてもお菓子を食べたい時には、低カロリーのものを選ぶといいですね。

軽い運動やストレッチで体を動かす

タバコを吸いたい気持ちでイライラしてきたら、軽い運動やストレッチをするようにしましょう。軽い運動やストレッチで体を動かすと、気分転換になって吸いたい気持ちが治まることがあります。タバコを吸いたい気持ちは、数分すれば治まるといわれているので、体を動かして考えすぎないようにしましょう。

また、ストレッチなどをする時にゆっくりと深呼吸をすると、副交感神経が刺激されて、イライラした気持ちが治まるといわれいます。仕事中などでも、大きく腕を伸ばしたり、肩を回す運動をすると頭がスッキリとして、気持ちを落ち着かせることができますよ。

禁煙補助剤を利用する

タバコを長年吸っていたり、本数が多かった人は、急にタバコをやめてしまうと禁断症状が強く出てしまうことがあります。禁煙補助剤は、体の中にニコチンを入れることで、禁断症状を抑える効果があるので、症状が辛い人は活用するといいでしょう。

ガムタイプやパッチを肌に貼るタイプなどあるので、自分に合ったものを使用するといいですね。使用方法や用量などを間違えてしまうと、効果がないばかりか副作用が出てしまうこともあるので、使用する時には、薬剤師や専門の医師に相談するようにしましょう。

禁煙外来を受診する

近年では、禁煙を専門に扱った病院がたくさんあります。禁煙外来では、ニコチン依存症チェックを行い、息に含まれる一酸化炭素の濃度を測って、タバコの有害物質がどの程度含まれているかを検査してくれます。

生活環境や禁煙の状況、健康状態によって適切なアドバイスをしてくれますし、禁煙補助薬の処方もしてくれるので、自分ひとりで行うよりも、楽に禁煙をすることができますよ。

禁煙外来で禁煙に成功する確率は70%以上と高い確率になっています。1ヶ月経ったけど、また喫煙してしまいそうだと不安に感じている人は一度相談してみるといいですね。

1ヶ月を過ぎてからの健康効果

1ヶ月が経ち、まだまだ続く禁煙生活を思うと、吸ってしまったほうが楽なんじゃないかと考えてしまう人もいます。しかし、せっかく頑張っていた禁煙をやめてしまうと、たった1本でも健康被害を受けることになるのです。

禁煙を続ければ続けるほど、体は健康を取り戻していきますから、生涯喫煙をしない決意を固めるためにも、これから先の健康効果を知っておきましょう。

1ヶ月後

禁煙を1ヶ月以上続けると、体力がほとんど回復していき、さまざまな病気のリスクが減少していきます。肺の再生が進むため、たんや息切れなどの症状はなくなり、感染症などの危険も減っていきます。

潰瘍や十二指腸潰瘍の再発率は3分の1になり、心筋梗塞など心臓の病気が起こる危険性も半減します。タバコを吸っていると、心臓の病気にかかる確率が2倍になっているということですから、どれほど体に良くないかがわかりますよね。

5年〜20年後

タバコに含まれる有害物質は血管を細くするため、心臓発作の危険を上げることになります。タバコをやめてから5年以上経つと、血管も正常に戻っていくので、心臓発作の危険性は非喫煙者と同じくらいになります。

タバコを吸っていると、ガンになる確率が高くなり、特に肺ガンでの致死率が高くなっています。10年以上禁煙を続けると、肺ガンでの死亡率はタバコを吸っている人の半分になり、口腔ガン・咽頭ガン・膀胱ガン・腎臓ガンなどのさまざまなガンの発症率も大きく減っていきます。

禁煙期間が長いほど、非喫煙者と同じくらいのリスクへと減っていくので、自分だけではなく、家族や友人のためにも禁煙を続けるようにしましょう。