苦手な人ともうまく接するには?実践してほしい7つの対処法

あなたには嫌いな人がいますか?どうしても苦手な人、この人は受け付けない!という人がいますか?嫌いな人でもどうしても付き合っていかなくてはいけない場面が多々あります。嫌いな人とうまく接していくための対処法7つと改善策をご紹介します。

嫌いとは

そもそも嫌いとはどういう意味でしょうか。嫌いってどういう感情で、どんな時に思うのでしょうか。改めて考えてみましょう。
きらい〔きらひ〕【嫌い】

[名・形動]
1 きらうこと。いやだと思うこと。また、そのさま。「嫌いな食物」「運動が嫌いな人」⇔好き。
2 (「きらいがある」の形で用いる)好ましくない傾向。懸念。「独断の嫌いがある」「考えすぎる嫌いがある」
3 (「きらいなく」の形で用いる)差別。区別。「男女の嫌いなく入学を許可する」
4 連歌・連句で、句の配置上、避けなければならないきまり。
5 (「…ぎらい」の形で)名詞または他の語句に付いて、その物事をするのがいやであること、また、そのような人の意を表す。「勉強嫌い」「食わず嫌い」

”嫌い”とは、まさに好きの反対で、嫌うこと、いやだと思うことなのです。嫌いな人とは、いやだと思う人、好きではない人ということになります。自分にとって心地良くない相手、気持ちが良くない相手のことが”嫌いな人”となります。

何故苦手意識をもってしまうの?

価値観や常識の相違

人は何故人を嫌いになるのでしょうか。それはとても複雑なようで単純です。それは相手が自分にとって気持ちの良くない、かつ心地の良くない態度や発言や行動をしてくるからでしょう。

例えば、あなたが最初は何とも思っていなかった人に何か発言をします。それを相手は自分の予想のつかない反応で返してきたり、態度をとったとします。最初のうちは、”あれ、何か嫌だな。感じ悪いな。”くらいに思うかもしれません。それがそのような行動や態度がどんどん続くとします。そうしたらあなたはどう思いますか。あなたは笑顔でその相手と対応したり、話すのが億劫になっていきます。

相手にとっては、悪気がないことかもしれません(中には悪意を持ってそのような態度や発言をする人もいます)。ただ、それは相手の価値観や常識の中では、普通の反応なのかもしれません。しかし、あなたはどうですか。これが何度も続くと嫌いまではいかなくても、嫌な気分になりませんか。嫌いな人とは、自分の価値観や常識の中で全く反対のことをしてくる、予想外の展開をしてくるのです。

でも、その価値観や常識というのは、それぞれ自分自身の中にあります。特に人は誰しもが、固定観念というものも持っているのです。これはこうではなくてはいけない。~するべきである。というようなものです。

自分の価値観に合わないからといって、決して嫌いになるとも限らないですが、あまりにもこの価値観や常識、固定観念に相違がある場合に”なんでこの人はこうなんだろう?””なんて私にとって不快なんだろう”という気持ちになります。そして段々人は相手に嫌悪感を持ち始めてしまうのでしょう。

その他には相手の性格、生理的に受け付けない、容姿(自分が好まない服装など)、行動において、どこか1つでも自分の中の異なることがあると、心の奥底で何か違和感があるぞ?と思い、それが積み重なっていくと相手に対して”嫌だ”という感情が出てくるのです。。逆に手探りな段階で相手に違和感を感じていても、後になって”あ、本当はこういう人だったんだ”ということで好きになる場合もよくあります。それは、自分の中の価値観や常識が少し相手に近づいた、許容できたということも意味します。それかその逆で、相手がこちらの価値観や常識を許容して変化したということも考えられます。

しかし、どうしてもお互いの価値観や常識の相違が平行線でずっと続いた場合、相手に対する苦手意識が生じ、”嫌い”になるわけなのです。

学生の頃は、友達や仲間といった自分の好きな人と一緒にいることができたのではないでしょうか。学生の中でも”嫌い”という感情は人間なので起こりうるのは当たり前ですが、社会に出ると、どうしても受け付けない!好きになれない!という人とでも取り引きの関係上、付き合ってはいかなくてはいけない場面が多々出てくることでしょう。

苦手意識が生じるのは、人はみなそれぞれ個性があって価値観もや常識も違う、育ってきた環境も違う!だからしょうがないじゃないか!と思うかもしれません。しかし悩みの当人にとっては、本当につらいものです。苦手意識を克服することはそう容易でないことが多いからです。

同族嫌悪

自分が持ち合わせた価値観や常識の違い以外にも、人に対して嫌悪感や苦手意識を持ってしまう理由があります。それは、人は自分の苦手な部分や短所が似ている人のことを嫌いになる傾向があると言われているのです。

自分の苦手な人、嫌いな人を思い浮かべて下さい。自分が嫌だなぁ、認めたくないなぁと思う短所を持っていませんか。またはこの人は自分に本当はそっくりな所がある、実は似たもの同士ということは思い当たりませんか。この場合、相手の中に自分を見出して(投影と心理学的には言うそうです)、嫌悪する。これを同族嫌悪と言うのです。人のこういうところが本当に許せない、好きになれないというのは、実は自分の投影だったりするのです。すなわち、自分のことが認められない、好きになれないということと同じ意味をしています。無意識に相手に自分を見出してそれに反発をしている状態だと言われています。

ある1人の例を書きます。ある男性に聞いてみたところ、若い時は自分と似たようなタイプの人とは付き合いたくない、嫌いだと思っていたと言います。今思い返すと、その頃の自分は自分のことを好きではなかったようだと言っていました。どこかで自分なんてという気持ちがあったようです。現在は、自分と似たタイプの人を見ても何とも思わなくなってきたと言っています。これは、自分のことを自分が認められた、好きになってきたということを意味しているのではないかと本人は理解しています。このようなことは思い当たらないでしょうか。

自己防衛本能

相手が嫌いと思う理由には、「自己防衛本能」が関わっていると言われています。例えば見知らぬ相手には誰でも警戒心を抱くでしょうし、言葉や行動が乱暴な人、見た目が怖い人には近づきたくないと思いますよね。

また自分が嫌いなタイプの人や、過去に嫌な思いをさせられた相手に似ている人に対しては、初対面の時点で「嫌い」と無意識に判断してしまうものです。これも過去と同じような目に合わないため、など自分を守るための「自己防衛本能」が働いていると言えます。

嫌われやすい人の特徴

一体どんな人が嫌われやすい人と言われているのでしょうか。どんな人が嫌われやすいかということを知っていれば、反面教師として自分も気を付けていくべきポイントにもなることでしょう。

自分は嫌われていませんか。要チェックしてみて下さい。女性編、男性編と分けてみました。もしかしたら、あなたの周りにもこういう人いるいる、あるあるというタイプがあると思います。読んでみて納得しますでしょうか。

ー女性編ー

1.自慢ばかりする人

自慢ばかりする人、周りにいませんか?たとえば、ブランドの洋服や靴やバッグを買ったことの報告。海外に行ってきた自慢。彼氏自慢。いろいろ出てきますね。自分のことばかり話す人、自慢ばかりする人は、女性でも男性でも嫌われる傾向があります。そして、自分で自慢していることに気付いていない天然さんも多いことがあります。

2.自己中心的な人

自己中心的、いわゆる我儘な人も嫌われやすいです。自分のことだけ考えて、私利私欲ばかり訴えていると自然に周りが引いていきます。また、自己中心的な人に多いのは、自分が常に上に立っていないと気が済まないのです。

3.人任せな人

人任せな人とは、別の言葉で言うと、無責任な人のことです。何するにも、自分の意見がなく、都合が悪くなると”できないから””わからないから”と人に任せてしまうのです。特に職場でそのような人はいませんか。そして、最終的に何か不都合なことが自分に起こると相手のせいにする傾向があります。

4.不潔な人

これは、最低限のマナーとして気を付けたいポイントですね。人として、女性として、不潔にしているだけで、周囲の人は不快になります。不快な気分を与えられると人間は嫌悪感を持ち始めます。せめて、身だしなみはきちんとしましょう。

5.図々しい人

図々しい人と人懐っこい人は、似ているようで全然違います。図々しい人は、土足で相手の土俵に上がってきて、あれこれと言ってきたりします。そして、受けられる権利はすべて他人を犠牲にしてでも受けたいという人が多いのです。

6.空気が読めない人

これは最近とても多く、KYという言葉も流行りましたね。そしてKYという言葉は定着してまいました。場の空気が読めない人って実は多いのです。いわゆる天然さんもそうですが、常識が欠けているとも言える言動や行動を突拍子もなくやってしまう人がいます。周りの空気を読めないというのは、ある意味どこか欠如してるということもあるので、悪気があってやってる人は少ないでしょう。しかし、空気が読めないと相手に対する失言などの失敗も多く、嫌われてしまいます。

7.相手によって態度を変える人

自分の好き嫌いや都合によって相手に態度を変える人っていますよね。また、そういう人は、見下している人に対して本当に横柄な態度や言動をしてきます。自分よりも立場が上だと思う人には、コロっと態度を変えたり、お世辞を言ったりします。周りもそういう人には気付いているはずで、しばらくすると呆れられてきます。

8.女であることを最大の武器にする人

これは、異性ではなく同性に嫌われるタイプではないでしょうか。男性の前に行くと性格や振る舞いが変わってしまったり、いざとなると女の武器を使ってでも何かを手に入れようとします。このような人は男性には気付かれなかったりする人も多いですが、同性にはとても嫌われてしまいます。次第に恋人はいるけれど、同性の友達がいなくなってしまう傾向があります。

ー男性編ー

1.自慢ばかりする人、自信過剰な人

男の人で、自分の話ばかり、自慢ばかりする人いませんか。自慢話する人は男女ともに嫌われやすいです。自分の話ばかりするので、周りは聞いていても面白くないでしょう。

2.女を見下してる人、差別する人

これは、社会的にも嫌われやすいですね。昔は亭主関白な男性が多い時代がありましたけど、今は時代も変わってきています。あからさまに女を見下すような発言や差別をすることは嫌われる要素になりやすいです。特に多いのが、職場にいる上司や年輩の男性です。ついつい、自分の時代と比較してしまい、失言が多くなるようです。悪気がなくうっかり言う人もいますが、その逆もしかりです。差別的な発言や見下したような発言には要注意しましょう。

3.不潔な人

男女ともに、最低限のマナーでしょう。髪の毛がグチャグチャだったり、服に染みがあったり、Yシャツのボタンがとれていたり、普段から机の上が汚かったりと、不潔な人は嫌われやすいです。

4.空気の読めない人

これは女性でも嫌いなタイプにあげられています。なかなか空気を読めない発言や行動は男女ともに嫌われやすい人の特徴になりやすいです。

5.暴力的な人

暴力的な人はもう論外でしょう。すぐに切れてしまい、人に殴りかかったり押し倒したりするような人は嫌われるというよりは、モラル的に問題です。これは、DV(ドメスティック・バイオレンス)と言われます。

6.下品な人

あまりにもあからさまな下ネタを発言する人。ある程度の年齢になっても、下ネタばかり言っているとセクハラオヤジと言われてもおかしくないです。

7.ネガティブ思考な人

常に考え方がネガティブだと、周りも気持ちが暗くなってしまいます。いつも前向きポジティブ過ぎるのも実は疲れますが、どちらかと言えば、明るい人と一緒にいる方が楽しいという人が多いでしょう。人の”気”というのは影響されやすいと言われています。なので、ネガティブな人ことばかり発言する人、グチグチと悪口ばかり言う人と一緒にいたくないという気持ちになる人は多いでしょう。

8.思いやりがない人

これは同性からというよりは、異性(女性)から嫌われるタイプでしょう。ワンマンで俺様な人は、それだけで煙たがらやすいです(そういう嗜好が好きな人も中にはいますが)。他人の気持ちを考えられる優しさは大事ではないでしょうか。

自分の好きな人達のことを考えてみよう

嫌われやすい人をタイプ別に述べましたが、嫌われやすい人の特徴は好かれやすい人の逆のタイプを考えればすぐわかります。あなたの好きな人はどういう良いところがありますか。嫌われる人の特徴はその対極にあるのがわかるでしょうか。

例)
<好かれるやすい人>  <嫌われやすい人>
    明るい人→    暗い人
    いつも笑顔な人→ いつも暗い、または怒っている人
    優しい人→    意地悪な人
    性格がいい人→  性格が悪い人
    周りに平等な人→ 相手によって態度が変わる人
    いつも穏やかな人→いつも気が立っている人

などなどあげていくとキリがないくらいありますね。

嫌いな人と接していくための対処法

1. 日記に書いてみる

自分の嫌いな人、苦手な人のことを思い出してみましょう。そして、何故自分がその人を嫌いなのか、嫌悪しているのか、書きだしてみましょう。そうすることで、自分が相手のどこを受け入れたくないのかということがわかります。

また、その人のことだけではなく、日々のことを記録してみましょう。日記を書くということは、自分の感情を吐き出す、整理する作業にもなると言われています。

また書くことでストレス解消にもなるのです。いつか振り返って読んだ時に、自分の感情がどういうものだったのか、なんでこういうことを思ったのかと客観的に分析することもできるでしょう。

2.反面教師にする

いっそのこと嫌いな相手を反面教師として客観視してみましょう。

自分の嫌いな人、苦手な人の悪い部分を見て、あの人はこういうことをして人に嫌悪感を与えるんだということがわかると、逆に自分がその人の立場(例えば上司になった時)になった時に、自分はこうしないようにしよう。人とはこのような接し方をしてはいけないんだということを勉強することができるでしょう。

3. 相手の長所に注目する

相手のことが、どうしても嫌いというわけでないなら、よく観察して長所を探してみましょう。第一印象が悪い人の場合、悪いところばかりが目につきます。「感じが悪い人」と最初に思い込んでしまうので、良いところがあっても気づきません。

しかし、どんな人にも良いところはあります。第一印象に捉われず、相手の長所を見つける努力をしてみましょう。そうすれば、実はいい人だったということに気づくこともあります。最初は苦手なタイプかも?と思ったとしても、できるだけ良い面に注目することで、最初の印象は思い違いであることに気付くかもしれません。

4.相手を褒めまくる

3の対処法と少し似ているところがありますが、相手の長所を見つけて褒めまくるという対処法もあります。誰しも褒められて気分が悪くなる人はいませんよね。

褒められるということで、人はその相手を良く評価する傾向があります。ここは一つ我慢して相手を褒めまくるという手段に出てみましょう。そのうちに、相手の自分に対する厳しい態度、嫌な態度がなくなり、自分も気付かないうちに相手のことが気にならなくなるかもしれません。

5.自分を見つめ直し、自分を受け入れる

これは、”何故苦手意識を持つの”というところで述べた”同族嫌悪”の対処法の一つとして提案します。同族嫌悪をいうのは、自分に似た人に嫌悪感を持つということです。裏を返せば、自分の影を認めたくないという心理から来ていると言われています。

また自分のことを好きだと思えない人に多いとも言われています。相手を認められない=自分を認められない ということになるので、自然と自己肯定感も低くなっていませんか。

同族嫌悪の場合、投影の一種だと言われています。相手=自分に値するため、まずは自分を見つめ直してみましょう。そして、自分のことを受け入れる、好きになる、それこそ自分を好きになることから始めていくといいと言われています。そうすることで自分の投影、影を認め、自分に似た相手も同じように好きになる可能性もあるでしょう。

6. 割り切る

いっそのこと嫌いな人が自分の周りをウロウロしようが、何を言われようが、気にしない。割り切るという方法があります。ここまでいくまでかなりの時間を要するかもしれませんが、一度ここまで達すると案外”なんであんなことで悩んでいたんだろう”くらいに思えるようになります。

いくら相手が害のあることをしてきたとしても、この人はしょうがない、こういう人だからと割り切ってあきらめると案外気持ちが楽になります。

7.相手を好きになる努力を無理にしない

この対処法は、もう相手のことはどうしても好きになれないし、どうしようもない!!と言う人の為のものになります。

もう相手を好きになる、見直すことをやめましょう。克服や努力はいりません。好きになる必要はないのです。誰しも、自分と合うなんてことはありえないのですから、好きになる努力をして、無駄な労力を使うことをやめてみましょう。その労力を他のことに使うと新たな楽しい生活が待っているでしょう。

とにかく相手への嫌悪感に執着しないことが第一歩なのです。苦手な人や苦手なことを克服しよう!と言う人もいますが、どうしてもダメな時は諦めるということも悪くはないでしょう。

8.嫌いだという自分の気持ちを受け入れる

嫌いだ嫌いだと言う人は、たいていどこかで誰かに何かを期待している可能性があります。相手が変わらないか、現状が変わらないかと思っているのではないでしょうか。どこかギリギリのところで、相手への期待があるのかもしれません。もう嫌いで嫌いでしょうがないという自分の気持ちを受け入れる、嫌いな人を受け入れるのではなく、嫌っている”自分”を受け入れることをやってみてはいかがでしょうか。

嫌いという感情は決して悪いことではありません。あー私はあの人が嫌いなんだ、そっか!嫌いなんだなぁ~という自分を客観視するのです。自分の気持ちを受け入れることで、ふと相手のことが気にならなくなってくる場合があります。そして、自然に相手のことを気にしなくなっていくでしょう。

9. 相手を意識しすぎない

嫌いな人のことをつい目で追ってしまったり、その行動を気にしたりしていませんか?自分に話しかけている訳でもなく、自分の近くにいる訳でもないのに、嫌いな人の仕草や言葉、行動などを見て「ああいうことを言うから嫌い」、「あんなことをするから嫌いなんだ」などと、自分がその人を嫌いな理由について、考えてしまうことはよくありますよね。

また例えば自宅でお風呂に入っている時や、ベッドに入った時など、嫌いな人はもう目の前にいないのに、その人のことを考えてどんどん不快な気分になったり、眠れなくなったりという経験がある方も多いようです。こういった嫌いな人のことが頭から離れない、ついその人のことを考えてしまう、というのは、相手を意識していることが原因です。

嫌いな人のことを考えないようにするのはなかなか難しいですが、どんなにその人のことを考えても相手を変えることはできませんし、ストレスが溜まるだけなので、考えないようにしましょう。嫌いな人の言葉や行動をいちいち気にしないなど、相手を意識しすぎないようにすると、だんだんその人のことを考えることはなくなっていく筈です。

10. 穏やかに話す

嫌いな人に対して、ついきつい言葉を使ったり、怒ったように話したりしていませんか?人間には感情があるので、嫌いな人と、自分が好意を持っている人とでは、話し方が変わるのは仕方がないことと言えます。

ただ誰でもきつい言葉を使われたり、怒ったように言われたりすると、反感を持ちますし、気分を害しますよね。特にきつい言葉は使っていない、怒ったように話していない、と思っていても、普段より早口だったり、言葉が少なかったりするだけで、「嫌い」という感情は相手に伝わってしまうものです。

嫌いな人ともうまく付き合っていくためには、穏やかに話すことを心がけましょう。使う言葉に気をつけるだけではなく、声の調子や表情などにも注意が必要です。慣れるまではなかなか難しいと思うので、「穏やかに」「穏やかに」と心の中で呪文のように繰り返しながら話すといいですよ。

11. できるだけ近づかない

嫌いな人にはできるだけ近づかないようにしましょう。職場の場合、どうしてもその人と一緒に仕事をしなければならない、という時があるとは思いますが、それ以外は自分から近づかないことが大切です。

距離が近くなると目が合ったり、どうしても話さなければならなくなったりします。そうするとトラブルになる可能性もありますし、なによりストレスが溜まりますよね。

ただもし職場で嫌いな人が隣に座っている、という場合は、近づかないといっても無理がありますが、そういう場合は話しかけないようにするなど、自分からアプローチしないことです。会話は仕事のことなど、必要最低限で済ませるようにして、休憩時間などは席を立って相手から離れるようにしましょう。

12. 挨拶だけは自分からする

例え嫌いな人であっても、挨拶をするのは常識です。挨拶は好き嫌いでするものではないので、「嫌いな人だから」と挨拶をしないでいると、自分が周囲の人から「常識がない人」と思われてしまいます。

またお互いに嫌いな相手の場合、どちらも挨拶しないという光景も、職場などで見かけることがありますが、周囲の人の目には子どもじみた行為に映り、相手もあなたも「同じレベル」だと思われてしまいます。

それを避けるためには、自分から挨拶をすることです。それで例え相手が挨拶を返してこなくても、腹をたてる必要はありません。その場合は、相手が周囲の人から「挨拶をされているのに、挨拶を返さない」ということで、「常識がない人」と思われるだけなので、気にせずに自分から挨拶をしましょう。

13. 共通の友人を作らない

嫌いな人と共通の友人がいる場合、その友人を通して相手の近況が耳に入ったり、逆に自分のことが相手に伝わってしまうことがあります。特に現代はTwitterやFacebookなどで気軽に他人の行動を把握することができるので、嫌いな人の近況が目に入ったり、逆に見られたりということもあるでしょう。

例えば仕事で失敗した、彼氏にふられた、など特に嫌いな人には知られたくないことが、相手に伝わっていたりすると、不快な気分になりますし、ストレスの原因にもなりますよね。そういったことを避けるためには、嫌いな人と共通の友人を作らないことが大切です。

飲み会や職場での嫌いな人との接し方

I.飲み会編

社会人になると職場の飲み会や取引先での飲み会、付き合いの合コンなどとどうしても付き合いで飲み会に参加しなくてはいけない状況に陥ることが多々あります。行かないという選択もありますが、そうはいかない場合の方が多いのではないでしょうか。

嫌いな人と飲み会の席で一緒になってしまったら、または席が隣になってしまったらどうしたらいいのでしょうか。飲み会での接し方を考えてみましょう。

1.席順に気を付けよう

席順は必須ですね。なるべく相手から遠い席に座るようにしましょう。一番避けたいのは、実は向かいの席になります。向かい(対面)の席は、心理学的に”警戒””敵対”という意味もあるそうです。

2.相手より下に出る

席順は自分で決められず、勝手に決められてしまった!という場合もあります。隣の席や、向かいの席になったとしましょう。この場合はとにかく相手より下に出ましょう。これは褒めまくる方法と少し類似しています。飲み会の場面ですので、お酌をしてあげたり、話を聞いてあげたり、褒めてあげたりと相手の心地の良いようにすると良いでしょう。その後の関係を円滑にしてくれます。

あからさまに敵対心むき出しの態度でいると、お互いの関係が更に悪化してしまいます。相手より下に出るということは、裏を返すと相手より”大人”でいると考えてもおかしくありません。ある意味あなたの方が精神的には”上”ということになるでしょう。そう考えると少しは楽になりませんか。

3.会話を聞き流す

よく聞き上手の人は好かれやすいと聞きますが、嫌いな人と近くの席になったとしても、うまく会話を聞き流すと良いでしょう。右の耳から左の耳へ聞き流すとはよく言ったものですが、聞いたふりをしてあとは流してしまいましょう。

そして差し障りのない世間話などで留めておきましょう。無理にプライベートな話をしなくても良いのではないでしょうか。

II.職場編

職場で嫌いな人がいると本当に仕事に行くのがストレスになりますよね。基本的には飲み会の時との接し方でいいのですが、あまり会話がないと、仕事にもならないので、いくつか接し方について紹介いたします。

1.必要最低限の会話はする

仕事とプライベートは一緒にはしてはいけません。仕事をする上で、お互いにスムーズに行くように関係が悪化しないように、必要最低限の会話はしましょう。しかし、それ以上の会話を自分からすることは必要ありません。もちろん、おはようございます、お疲れ様です、お先に失礼いたしますなどの当たり前の挨拶もきちんとしましょう。挨拶をすることで、相手は悪い気分にはならないはずでしょう。

しかし、無理に会話して自分の嫌な気分を悪化させる必要はありません。

2.相手にレベルを合せない

もしも相手が職場であなたの悪口を言うような人だとします。そしてとても悪意のある人だとします。それに対して、特に何も反論しないでみましょう。相手と同じ土俵に立つということで、自分のレベルを落としてしまいます。あー何か嫌なこと言ってるかもしれないねとちょっと耳を貸す程度で、かわしていきましょう。

とにかく自分の方が精神的なレベルが上だと思うことで、気にならなくなる可能性があります。相手のことをかわいそうな人だと思うと案外うまく付き合えるようになるものです。

3.自分の設定ゴールを高く持つ

自分の設定ゴール(目標)をより高くすると、自分の嫌いな人のことが気にならなくなる場合があります。”相手と同じ土俵に立たない”と類似していますが、とにかく、相手と同じ目線で張り合ったり、闘わないことです。

まずは、仕事なり、プライベートなり”これだ”という目標を持つ、私は上を目指せる人間だ!くらいに思うようにするのです。

ちょっとそれは傲慢じゃない!?って思うかもしれませんが、最初はこのくらいでいいでしょう。目標があると人間は生活にはりがでてきます。そのうち、目標に向かって熱中している間に相手のことが視界に入らなくなるでしょう。目標が達成している頃には、嫌いな相手はもしかしたら近くにいなくなってるかもしれませんよ。

嫌いな人を遠ざけるにはどうしたらいいの?

ここまで対処法や接し方をいくつか紹介してみましたが、それでもどうしても嫌いな人と会うのも躊躇う、怖い、うんざりであるという人に嫌いな人を遠ざける方法をまとめてみました。

こちらから避ける!

嫌いで嫌いで仕方がないならば、この手が一番なのではないでしょうか。同じ職場の人であれば、一緒にいる時間は長いですが、あえて一緒にいる時間を減らすために、テキパキ仕事に集中します。何か準備が必要ならば、自らその仕事を引き受けて、その相手といる時間を避けることです。

職場以外の相手でも、相手の出没する時間帯や行動はだいたい把握できると思うので、その時間帯を避ける、いそうな場所を避ける!そうすることで遠ざけることができるのではないでしょうか。あえて、敵地に踏み込んでいくと痛い目に合います。とにかく距離を離すということが遠ざける第一歩になることでしょう。

目を合わせない(でも必要最低限の会話はする)

なるべく目を合わせないようにしましょう。目を合わせるとそれだけ接する時間が増えるかもしれません。用を頼まれたり、声をかけられたりする頻度が上がります。とても失礼なことではありますが、どうしてもダメ!という人は相手に気付かれないように目を合わせないことをしてみてるのも一つの手です。あからさまにやってはいけませんよ。

ここで気を付けたいのは、大人、一人の社会人として、最低限の会話をすることは忘れずに!距離をおくのはいいです。視界に入れないようにするのもいいです。しかし、相手をあからさまに無視するということは、相手を逆上させたり、刺激したりします。また嫌いだかといって無視するという方法は、あなた自身の周りからの評価も下がってしまいますので、気を付けましょう。

一人にならない

職場や飲み会などの場では、なるべく一人にならないようにしましょう。集団の中に溶け込んでいると目立たなくなります。あえて相手も自分のことを大勢の中から探すようなことまでしないでしょう。一人でいると、嫌いな人と面と向かって会話しなくてはいけない場面が増えてきます。どうしてもあの相手から離れたいと思うのであれば、集団の中に溶け込んでしまいましょう。

第三者に必ず入ってもらう

どうしても嫌いな相手と接しなくてはいけない時は、なるべく第三者に入ってもらうことで、だいぶ相手との距離が保つことが出来るでしょう。職場の上司が嫌いな相手だとしたら、さすがに第三者に入ってもらうということはできないかもしれませんが、相手が自分が嫌悪感を持っていると言うことを知らないのであれば、ランチや飲み会にも誘ってきたりするかもしれません。

ここで、即答で断ることができればいいのでしょうが、付き合いというものもあるので、できない人もいますよね。その場合は”~さんも一緒にいいですか?””どうせなら多い方が楽しいですよね”などと言い、第三者を少なくとも一人は入れてしまいましょう。

面と向かって話し合う

ここまで来てもやはり無理!ダメ!っていう方にだけ最終手段をアドバイス。
避けるという方法もダメ、第三者を入れてもダメ。遠ざかるどころか、どんどん距離が近づいてる!?と感じる人は、直接面と向かって相手と話し合うことをお勧めします。

ただし、喧嘩腰や嫌悪感丸出しではなく、あくまでも冷静に、和やかに話し合ってみて下さい。誰しも”~さんのこういうところが嫌いです!”と言われていい気分はしないでしょう。直接話し合うということは、言いたいことを全てぶつけるということではありません。

もしかしたら、相手は悪気がないことをあなたにしてきていたかもしれないということがわかる可能性もあります。お互いに誤解があるかもしれません。それでもあなたの気持ちを冷静に伝えることで、相手も距離をおいて少し考えを改めてくれるかもしれません。第三者に入ってもらった時に、それとなく相手に伝えてもらうのもいいですが、ここはあえて直接話し合ってみましょう。

嫌いな人のことでストレスをためないで!

嫌いな人とうまく接していく為の7つの対処法と改善法などを紹介いたしましたがいかがでしたでしょうか。生活に支障があるほど相手を嫌いになる、身体症状まで出ている状況には誰もなりたくないでしょう。

これらの対処法、改善法で予防できることを願っています。嫌いな人に振り回されて、せっかくの自分の人生をつまらないものにしてしまうことほど残念なことはありません。自分に合った方法で、嫌いな人との付き合い方を対処してみましょう!