何もしたくないのは「うつ病」?症状をセルフチェック

「あーあ、何もしたくないなあ」と思う時ってありますよね。本当はしなくちゃならないことがてんこ盛り…でも、体と心が動かなくて困っているんです!という方は、本当はとっても辛い思いをしているはず。そんな方に向け、傾向と対策を探っていきます。

何もしたくない日は誰にでもある

眠い、気力が沸かないなど人それぞれの症状

ベッドの上に転がって「あー、このまま何もしたくない」とぐったりしていること、だいたいの人があるのではないでしょうか?

気力が湧いてこない、情動が動かなくなって何も感じたくなくなっている、そもそも心も体も疲れ果てて何もできる状態じゃない。

その日がたとえお休みの日だったとしても、時間は経っていて、だんだん夕暮れが近づいてくると、1日無駄にしたなあなどと感じるものです。

テレビも見ずにお布団にしがみついて1日が終わる…なんだかちょっと自己嫌悪に陥る瞬間です。

「何もしたくない」は病気の可能性も

例えば、普段だったら「何もしたくない」なんて考えたこともないし、お休みの日は友達と買い物とか、お部屋のお掃除とか、アクティブに過ごせているとします。

でも、今日は無理…そういう日は、体や心が「何かのサイン」を出していると思われます。

自分の大事なパートナーである心や体。

何か言っているのならば、その声を聞いてあげるのも大事なことです。

お布団に抱きついたままで構いませんので、その傾向と対策について考えてみませんか?

何もしたくないと感じる原因やメカニズム

力を出し切ってしまった(燃え尽き症候群)

「今週は一週間気も抜けずに仕事を一生懸命やったなぁ、上司も真っ青になりながら走り回っていたし、私達だってできることは何でもやった。残業は何日あったかな、そうだ、1日だけしかまともに帰れなくて、1日は終電のために走ったんだった。本当に疲れたなぁ…」

もしもベッドの上でゴロゴロしている人がこんな一週間の後にやる気が出ない状態になっているのなら、どうぞ寝ていてください。むしろ寝ていないと疲れが残って大変です。

「赤ちゃんが生まれたら上の子が子供返りしてしまって、赤ちゃんが二人いるみたいになっちゃった…夫は仕事で当てにならないし、赤ちゃんは夜泣きするしもう夜もまともに眠れない」

こういう人もたまには旦那様にお子さんを預けてしっかり休んでください。

動物全てだと思うのですが、疲れているときはやはり活動量を下げてどこかに隠れてじっとします。象は死期が近づくと群れから離れて行くといいますが、これも活動量の下がった自分が群れにいると、群れが襲われる可能性が高くなるからかもしれません。

そもそも、やりたくないことだから

これからやろうとしていることが”そもそもやりたくない”ことということも考えられます。「やるべきこと」と「やりたいこと」は全く違います。

本当に自分がやりたいことなのかどうかもう一度考え直してみましょう。よくあるケースが「やらない」ということを恐れて無理に「やりたいこと」としているそうです。
”やらなくてもいいこと”に力を使いすぎている

やりたいことは自然とやっていますよね?しかしどうでしょう?

自然と「やりたい」と思えないことに関してはもしかすると、やらなくてもいいことかもしれません。「やらなくてもいいこと」に力を割いて疲れてしまうこともよくあるので気をつけましょう。

逆にやる気を出したとき

「明日から日記をつけよう!」と意気込んでもすぐに辞めてしまった。なんて経験をお持ちの方はたくさんいらっしゃるでしょう。

本当にやりたいことでないと逆にそれを引き金に「何もしたくない」という気もちになることもあります。無理やり上げたモチベーションはすぐに急降下することがあるので注意が必要です。

毎日同じことの繰り返し

刺激の無い・目標のない生活は毎日が単調になりがちです。単調な毎日を過ごしている中で自然と周りのことに「何もしたくない」と思うこともあります。

やらなくても死なないことだから

自分が働かないと家族が養えない!そんな状況で「何もしたくない」と思うことは絶対にありませんよね?つまり人間は追い込まれると力を発揮します。やる気が出ないことは意外とやらなくてもいいことだったりします。やらなければならない環境に自ら飛び込むのも大切かもしれません。

孤独な状態

自分が大変なとき・辛いときに支えてくれる仲間は必要ですよね?孤独な状態ではモチベーションンも上がらないことがあります。案外、自分のやる気は周りから支えられることによって成り立つものであったりします。

自分が何をしているのか理解できていない

これも非常に大切です。自分の役割をしっかりと把握し自分の意思でやることをやっているときは絶対に「何もしたくない」なんて感情は起きません。やる気がでないときは「何のためにやっているんだけ?」と一度振り返って目的を明確にすることも大切かもしれません。

人間、疲れるとどうなるのか?

活動量を下げるために、人間だとどんなところに疲れが出るでしょう?

まずは、全身倦怠感、つまり全身のだるさです。眠くなったり、ぼんやりしたりして、やる気が出ない状態を作ります。

それから、肩こり、腰痛。運動をしている人もしていない人も、筋肉は柔らかい方が動きやすいものです。

OLさんのようにPCの前に座り続けている人達や、あっちやこっちと調整をやって身を硬くしている人達は、肩こりで気持ち悪くなったり、腰痛で動けなくなったりしていないでしょうか。

脳みその方も活動をしなくなってきます。考える能力を落としてくるので、ハキハキした決断ができなくなります。

「今日何食べる?」なんていう、大したことではない決断までできなくなっていたら、だいぶ疲れていると自覚した方がよさそうです。

疲れてくると出てくる「生あくび」は、眠くもないのにあくびが出てしまう現象です。

このあくびが出たら、脳や体がとっても疲れていると思ってください。

あくびというのはまだ科学的に完全には証明されていないものらしいのですが、生あくびの時には酸素不足を引き起こしていることが多いそうです。

活動をするためには酸素をたくさん使います。酸素がなくなれば、やる気が落ちて何もしたくなくなるのも当然の話です。

何もしたくないときの対処法とは?

まずは休みましょう!

当たり前のことですが、疲れているのにむりやり「やる気が出ないのが困る!」と働き続けたら、倒れてしまいます。
まずは休養をとりましょう。

お風呂にゆっくり使ってリラックス

シャワーで済ませてしまってはいませんか?

お風呂は体を温めてくれると同時に、体全体に水圧をかけてくれます。それがマッサージのように、体の先端に溜まってしまった血液を押し戻してくれ、むくみや疲れを癒してくれます。

むくんだだるい脚ではやる気なんかでないですものね。

たっぷり寝て疲れを癒す

なるべくならお布団を日に当てるか布団乾燥機にかけて、ふかふかにしておくと気持ちがいいですね。

真っ暗が好みの人は真っ暗にするといいのですが、実はフットライト程度の薄明かりが点いていると睡眠の質が上がるという研究結果があるようです。

また、アロマライトなどを利用するのもいいと思います。一般的に、眠りを助けてくれるアロマテラピーに使うエッセンシャルオイルはラベンダーやマージョラムと言われていますが、香りについては好き嫌いがあるので、お店で嗅いでみて落ち着くものを使ってみるのがいいと思います。

アロマライトの上のお皿に水を張り、オイルを2、3滴垂らします。

注意点としては、眠るために使うものなのですから、キャンドル式のものではなく、電熱式のコンセントにつなぐタイプのライトを使ってくださいね。

体内時間・体内時計を正しく保つようにする

眠りすぎは逆に疲れを増長してしまいますからこれも注意。

お休みだからってたくさん寝溜めをしようとしても、体内時計が狂ってしまって逆に時間を合わせるのが大変になるそうですよ。寝溜めはほどほどに。

マッサージに行ってリラックス

自分でマッサージをするのもいいのですが、他人にして貰えばこそ気持ちがいいと思えるものの一つがマッサージ。

マッサージ師さんは基本滴的にマッサージをする専門家なので、体を触られるのは一般的な人にされるのとは違って安心ですよね。

そして、専門家に温かい手で触ってもらい、痛いところをほぐしてもらい、気持ちよくさせてもらう…たまには他人に委ねに行くのは贅沢なお休みの仕方です。

彼氏や家族にしてもらうのも気持ちがいいものですが、ピンポイントでスッキリさせてもらうのにいかがでしょうか?

普段行かないところに行ってみる


オフィスのあるところがコンクリートジャングルだったり、空がほとんど見えなかったりする人も多いかと思います。

そうでなくても、お仕事をされている人はオフィスで大半を過ごしますし、専業主婦の人でも夕飯の買い物はお家の中で1日を終えるなんていうことが多いと思います。

たまにはいつもの景色を抜け出して、プチ旅行をしてみませんか?

いつもは行かない山や森で森林浴をしたり、海辺で潮風に吹かれてみたり。

結構楽しいのが、1日ずーっと電車に乗り続けること。できれば各駅停車で、窓際がいいです。

景色が次々と変わっていって、いつものことをちょっと忘れられます。

とにかく「書く」ことをしてみる

脳は基本的に「何もしたくない、楽をしよう」と思う傾向にあるそうです。しかし「書く」という行為によって脳が活性化されやる気が出てくるそうです。

特に、いま自分がやりたいことや夢を書くと実現しやすくなるそうです。誰でもすぐにできることだと思いますのでぜひ今すぐにでも試してみることをおすすめします。

ご飯を食べないと何もしたくない無気力状態に

エネルギーが減って力を抑えようと作用してしまう

「腹が減って力が出ねぇ」と言ったのは、鳥山明の有名な漫画「ドラゴンボール」シリーズの元祖主人公、孫悟空です。

悟空は並み居る強敵と戦わなくてはならないのに、お腹が空くとパタリと動けなくなってしまうのです。

漫画だからなぁ、大袈裟だよなぁ、と思っていた時期が、私にもありました。

でも、人間は誰しもお腹が空くと本当に力が出なくなるのです。

お腹が空く、つまり食事が満足に取れていないと、人間をはじめとした動物はまず食べ物を探しに行かなくてはなりません。

人間はサルだった時代から雑食で、動物も植物も食べていました。動物を食べるためには、力が必要です。お腹が空いていたら、なけなしの力を「怒り」や「イライラ」に変換して頑張って獲物を仕留めます。

空腹時には「オレオキシン」という脳内物質が分泌され、目が覚めて頑張るようにできているそうです。だって、お腹が空いたまま寝てしまったら、敵に食べられてしまうから。

でも、それを過ぎると、今度は頑張ってもどうやっても力が出なくなります。エネルギー分が何も入っていなかったら脳内物質だってさすがに元気は出せません。そうすると、今度は敵が攻めてこないところでじっと動かずにエネルギーを極力使わないようになるそうです。

過度なダイエットで無気力状態になる可能性も!

ダイエットしているときは、多かれ少なかれ「お腹が空いた」状態を作っていると思います、運動だけでは痩せない!と言われて、運動と食事の両方に気を使っている方も多いと思います。

しかし、本当に必要な栄養が取れていなければ「腹が減って力が出ねぇ」のです。

栄養が足りていなければ、脳にブドウ糖がいかなくてぼーっとしますし、体だってすぐに疲れてしまうのでやる気なんか出ません。

そりゃそうですよね。頭と体の気持ちを聞いてやればすぐに分かります。

つまり、本当は必要な栄養が取れていないのです。

そういうときは、ダイエットのやり方を見直して、量はともかく栄養はいろんな種類のものをきちんといただくようにすることです。

お肉は筋肉の元ですし、炭水化物はブドウ糖になって脳に栄養を与えます。

「◯◯抜きダイエット」「××だけダイエット」の原理を疑ってみるのも、体を守るためには必要なことかもしれません。

それが「何もしたくない」状態を作っていたら大変です。

ご飯食べた後は眠くなり無気力状態になりやすい

これは、多くの人が学生時代に体験していると思いますが、お弁当を食べたお昼休みの後の授業って眠くて仕方がなかったですよね。ご飯を食べた後に眠くなるのは当たり前のことなのです。

まず、ご飯を食べると、胃や腸が食べたものを消化しなくてはなりません。胃や腸にたくさんの血液を集結させて、全力で食べ物を栄養に帰るのです。

そんな時に、脳に血液を送っている場合ではありません。

だからこの時間は眠くなり、やる気が起こらなくなるのです。

気にしなくていい、ごく普通の反応なのですが、眠くなってはいけない直前にはたくさんご飯を食べないで、ことが終わってから仕切り直してご飯を食べるくらいがちょうどいいのかもしれません。

大事なときに「なにもしたくない…」になっては大変ですから。

甘いものの食べすぎ(砂糖中毒)による糖分過多も原因のひとつ

ケーキ、和菓子、菓子パン…甘いお菓子は美味しくて、ついつい食べてしまいますよね。

ところが、これらに使われているお砂糖が、脳を害しているという説があるのです。

まず、お砂糖や炭水化物など、食べるとブドウ糖になるものが体に入ると、急に血糖が上がったと判断した肝臓が血糖を元に戻すためにインシュリンと呼ばれる物質を分泌します。血糖が高いと、一部が脳の栄養になるだけで、あとは脂肪に変わったり血管を詰まらせたりとあまりいいことをしません。

でも、肝臓が慌ててインシュリンを出すと、今度は「低血糖」という状態にになります。今度は血の中のブドウ糖が少なくなってしまうのです。

そうするとどうなるかというと、また脳が「栄養が足りないよー!」と言い出します。もちろんやる気なんか出ません。

また、本当に足りなくて、動悸や手の震えなんていう強い状態にもなります。

そしてまたお砂糖やお菓子を食べる…お米などの他の炭水化物に比べても、お砂糖はすぐに使える糖になるので中毒になることも多いのだとか。

どんなお医者さんでも砂糖中毒なんていう病名で診てくれるわけではありませんが、上の状態なら多分糖尿病くらいは言われるのではないかと思います…。

病気と言われるまで悪くなくても、お砂糖の取りすぎのためにやる気が出なくなることはありそうです。

何もしたくないときに注意したい体の病気や病気予備軍

無気力な状態が続く場合は注意

何もしたくない背景に、体の調子があまり良くないなんてことはないでしょうか?

命に別状がなくて、少し労わってあげれば調子が戻るものもありますし、早くお医者さんに行って欲しいものもあります。ぜひビックリしないで読んでみてください。

極度な運動不足(筋肉を動かさない)

まず、肩こりや眼の疲れは、ずーっと同じ筋肉を同じように使い続けた結果です。

もしもみなさんが腹筋をずーっとやっていたらものすごい筋肉痛になりますよね。

それと同じように、肩や眼の筋肉もとっても良く使っているのです。

しかも、同じ姿勢を維持するために、同じ状態で固めておくために使っているので、血液の循環がありません。

そこがスポーツをした時の筋肉痛とは違うところです。

筋肉は硬くなり、血管に血液を送るのが大変になります。血行が悪くなると、緊張状態が続いているんだということを筋肉は脳に知らせます。だから肩こりや腰痛は痛いのですね。

また、運動不足にもなっていませんか?1日大体同じ姿勢を取っていて、せいぜい通勤か買い物くらいしか歩くこともない…運動不足は全身の筋肉を硬くします。

体を休めることと同じくらい、体を動かすこともまた自分でできる自分メンテナンスなんですね。

仕事中に「頭がぼーっとしてきたな。何もやりたくない…」とため息をつきはじめたら、まずはストレッチなんかいかがですか?これなら椅子に座っていても、上司の目の前でやっても大丈夫だと思います

むしろ、いいストレッチ法があったら上司にも教えてあげましょう。

生あくびなどが多い場合は脳梗塞の可能性も

単に疲れていたり、酸素が不足していたりして、つまらない会議などではみんな嚙み殺していたりする生あくび…しかし、これにも「怖い生あくび」があります。

生あくびが止まらない上に、頭痛や吐き気、めまいなどが一緒に起こるとしたら…すぐに病院へ行きましょう。

なんなら救急車を呼びましょう!

これは、脳梗塞など脳の怖い病気のサインだったりすることがあるのです。

単なる「何もしたくない」サインだと思っていた生あくびが、死に至るかもしれない重大な病気である可能性もないわけではないのです。

貧血にも注意

脳の病気で今すぐ救急車、というほどではないですが、やはり怖い病気の一つが貧血です。

これも頭がぼーっとしてしまい、何もやりたくない感じになってしまうことが良くあります。

みなさんご存知かとは思いますが、女の人は、そもそも貧血になりやすい体をしています。子供を作るために、子宮があって、そこに赤ちゃんのベッドを作るためにたくさんの血を使います。しかも、その血は使われなければ外に出て行ってしまいます。

おまけにダイエットや偏食などで、鉄分の摂取量が減っていると、貧血を起こしてしまいます。

鏡の前であっかんべーをしてみてください。下まぶたの裏側は、通常程度に赤いですか?もしもいつもよりも白っぽかったら貧血のサインです。

鉄分を摂るには、レバーやほうれん草などを積極的に食べるといいのですが、ぼーっとしてしまうほどの貧血になってしまっている場合には婦人科の病も隠れている可能性があるので、健康診断も兼ねて一度婦人科へ行ってみてください。

「婦人科なんて怖い」っておっしゃる方もいらっしゃいますが、相手はお医者さんで、例え男の人あっても、患者さんの大事なところも内臓にしか見えていません。

怖がらないで行ってみてくださいね。

急なストレスやパニックが無気力を引き起こす例も

当たり前の反応としての「何もしたくない」状態になってしまう

例えば、大震災や豪雨災害など、甚大な被害をもたらす災害を経験された方も多いかと存じます。
最初は「とにかく逃げないと死んでしまう!」と頑張って避難しますが、命が助かって安全な場所に避難したところで、何もしたくない、何もできない状態になってしまうことというのはよくあります。

これは当たり前の反応ですので、まずは急なストレスやパニックで傷ついた心をなるべく癒すために、休養を最優先にしてください。

大事な人を亡くすなど、自分が危ない目にあったわけではなくてもとても強いショックを受けることもあります。

これも「何もしたくない」ではなく「何もできない」です。

何もできない状態が長く続くこともあります。そうなったらもう病気の範疇なので、心療内科や精神科に相談してみるといいと思います。

極度のプレッシャーにより何もしたくない状態に

先ほどまでとは論調が変わりますが、これも立派な「急なストレスやパニック」ですよね。
突然会議で議長を務めなくてはならなくなった、観衆の下で突然発言を求められた、取引先の社長に我が社を代表して挨拶をしなくてはならなくなったなど、いつもにはないプレッシャーがかかると、とりあえず頭の中は真っ白になって「うう…何もしたくない…」ってなりませんか?

これは、今までと全然違うことが起こったので、この場を把握しようとして頭の中身を一旦リセットしているのです。

それだけでも相当疲れることだと思いますが、それに加えて「何もしたくなくても結局はやらなくてはならないプレッシャーのかかる仕事や、それに伴う不安」が疲れを倍増させます。

自分の力ではどうにもならない、と思うと、現実逃避してさらに「何もしたくない」になってしまうことだってあるのです。

これは、あまりにも忙しすぎてタスクが山積みになってしまった時に思考停止してしまうこととか、環境が変わった上に新しい仕事をしなくてはならなくなってしまった五月病の新人などにも現れます。

頑張っている自分を認めてあげる

前半の災害にあった人も、後半のプレッシャーに押しつぶされそうになっている人も、当然程度に差はありますが、突然のストレスに辛い思いをしています。

でも、この人達はとても頑張っていますよね。前者はこれから生きていかないといけませんし、後者はプレッシャーを乗り切っていかなくてはいけません。

「自分は、本当に頑張っているんだよね」

できれば鏡を見て、自分に向かって声をかけてあげてください。

自分の頑張りを認めてあげてください。

抱えている何かを乗り越えた時に、その頑張りを忘れないでいてあげてください。きっとそれが「何もしたくない」から解放してくれることがあると思います。

何もしたくない状態になる前に実践すべきストレスとの対峙方法

自分ができることとできないことを分けて考える

人は生きていればいろんなストレスに囲まれています。

何かを頼まれたけど自信が無くてできないなんていうことは本当によくあることだと思います。

「自信なんて誰にでもあるもんじゃないよ、体験して初めて付くものだよ」なんて、人生の先輩はおっしゃいますが、体験している暇がないときはそんなに長い目で見ていられません。

そんなときは、自分ができることとできないことを分けて考えます。

それが明確になっていると、不安にならないで済み「できないものはできない」と考えられるようになるので「何だか分からないから何にもしたくない」にはならずにすみます。

まず紙とペンを用意します。

紙の真ん中に一本区切り線を付けて、それから左側を「できること」右側を「できないこと」と分けます。

そして「できること」の欄には何でもいいから自分ができることを書いていきます。多少吹いても構いません。自分がやれと言われたらできることをできる限り書いていきます。

それから「できないこと」の欄にも同じように書いていきます。

人には向き不向きがあります。例えば「他人の体を拭いてあげるなんて、絶対嫌!」という人の隣に「介護士の仕事は私の天職だわ」と言っている人がいます。それは良い悪いではなく、そういうものなのです。

自信が無くて頼まれたことができない、そのことにくよくよしてしまって何もしたくないなんていう人は、作った表を眺めてみるといいと思います。

本当にできないことなのかもしれないし、実はやりたくないだけなのかもしれません。

そして、どうにもならない、どうしても自分に向いていないことについては「逃げてもいい」のだと思います。無理やりやらせるのは適材適所ではなく、会社やその他の人達にとってもいいことではありません。

でもそこで「何もしたくない〜」と言い続けているだけではいけません。誰かに任せる、謝罪をするなど、後悔を残さないように立ち振る舞ってから手放すのがセオリーです。

環境が悪い場合は、環境を変えてみる

小さなオフィスにはふんぞり返っている部長と、意地の悪いお客様と、人のせいにばかりする営業の男性と、コネで入ってきた取引先の社長の娘しかいない…こんなところでどうやって仕事すればいいのよ!

…などと、漫画のような環境を書いてみましたが、小さな会社だと結構ありうる話なのではないでしょうか。

そこがただのたまたま居合わせた人々の集団だったら去ればいいだけなのですが、それはそれ、職場などでは「辞めます!」ともなかなか言い難いです。

そういうときにはどうしたらいいでしょう…それは、よくない環境の排除です。

まずは空気の入れ替えです。窓とドアを開け放って、嫌な空気を入れ替えます。実際に小さな執務室だと、人間が多ければ酸素が足りなくなります。ちょっとした空気の入れ替えだけでも少し気分が良くなったりします。

もしも許されるのなら、アロマスプレーを作っておいて、シャッシャッとふっておいてもいいですね。スプレーは、百均で売っているスプレー容器にちょこっと消毒用アルコールを入れ、そこにアロマテラピーで使うエッセンシャルオイルを2、3滴入れ、シャカシャカして混ぜてから水を足すだけです。

空気をきれいにするには、ペパーミントなんかおすすめです。万が一アロマの匂いが嫌いな人でも、ミントの香りが嫌いな人はあまりいません。

まだ誰も出勤していない朝早い時間が最適です。空気を入れ替えたら、嫌な奴の席から順番にスプレーをシュッシュしていきましょう(笑)

よく言われますが「自分は変えられるが他人は変えられない」のは確かです。嫌なお局に優しくなって欲しいと思っても、そう言ったところでお局の態度は変わりません。

だから、自分を変えるようにします。あんまり親切にしたくない人ばかりかもしれませんが、人に親切にしてみる。または、喋りたくもなくても「いいお天気になりましたね」くらいから話してみる。

そうやって自分自身の雰囲気がが変わっていけば、周りの雰囲気もつられて変わります。

これは私が実践済みなので結構信じられる話です。

長期の場合はうつ病の可能性も!心の病気に要注意

2週間続いたら「うつ」や「統合失調症」の可能性大

今までは、一部を除いて元気な人の「何もしたくない」について書いてきました。

でも、ちょっと放っておけない「何もしたくない」もあります。

「何もしたくない」だけじゃなくて、眠れていない、眠れても途中で起きてしまってそのあと眠れない、またはずっと眠ったままで起きられないなどの睡眠障害を起こしていたり、食欲が無い、または食欲が過剰になって親の仇のように食べてしまう、今まで楽しめたことが全然楽しくない。涙が自然と溢れてきてしまったり、感情が平板になってしまって生きている感じがなくなってしまったり…。そんな状態は、ショックを受けたり失恋なんかするとよく起こる状態です。

でも、2週間ものあいだそれが続くのは異常です。

それは「うつ状態」という心の状態で、実はうつ病やそううつ病、統合失調症などの心の病が隠されているかもしれないのです。

幸いにして現代は「心の病は普通の人に普通に起こりうる病気である」という認識が浸透してきているし、お医者さんによってちゃんとした診断と治療をしてもらえれば治るか、治らなくても普通に生活ができるようになる病気です。

病気なので「恐れることはない」というわけにはいきませんが、普通の病気の一つなのです。

今日から実践できる「何もしたくない」解消法

ウォーキング、ランニングなどのリズム運動

サイクリングやラジオ体操、踏み台昇降みたいなものでもいいです。とにかく「いっちに、いっちに」というリズムがある運動がいいようです。

この運動によって脳内にセロトニンという物質が分泌され、交感神経を刺激してやる気を出させてくれます。

メイク、おしゃれで元気になる「化粧療法」

テンションが上がるようなことをわざとやってみます。

メイクをして元気になる方法は「化粧療法」というそうですね。

高齢者介護施設等では、女性の入所者にメイクをするカリキュラムがあるところがあるそうです。メイクされて久しぶりに赤い口紅を塗ったおばあさんはにこやかに笑って若返り、おじいさん達も綺麗になったおばあさんを見て元気付けられたということです。

やる気は作れる。素敵じゃないですか。

TODOメモでタスクを見える化しておく

「なんだかダレちゃってて何もしたくない」という人対策です。

なんとなくやらなくてはならないことが見えてこないから「いいか、何もしたくないし、しなくても」となってしまっている可能性があるので、それを「見える化」してあげます。

今やらなくてはならないこと、ちょっと先でもいいからやらなくてはならないこと、ずっと先だけど長い目で見ておかないとならないこと、それらをタスク化しておけば、まずは今やらなければならないことに対して「何もしたくない」とは言えなくなりますよね。

ぼーっとする

「何もしたくない」…と、頭がぼーっとしてしまっている人は、あえてぼーっとできるところへ行ってみるのがオススメです。

例えば近所の公園のベンチ。

小さな子供がキャッキャと遊んでいたり、鳩がのんびりと歩いていたり、花が植えられていたり、場所によっては水場があったり。日の光を浴びながらぼんやりしているのはなかなか気持ちがいいです。

ひとしきりぼーっとしたら、ストレッチなどで体を目覚めさせて元に戻りましょう。

まとめ

「何もしたくない」「やる気が出ない」は、心と体からの何らかのサインです。

何のサインだかを見極め、自分で何とかできるものなのか、そうでないのかを判断することが大事です。

あなたの心と体が助けを求められるのは、あなたしかいません。頑張るときは頑張って、そうでないときはゆっくりして、うまくあなた自身と付き合っていきましょう。