モラハラがある職場って?あなたは大丈夫?モラハラを上手く対処する10の方法!

職場でのモラハラ=精神的な虐待や嫌がらせは本当につらいものです。しかし、いったいどのようなものがモラハラといい、どう対処したらいいのでしょうか?あなたがモラハラにあってしまったら?職場でのモラハラは仕事上の関係であるため、暴言や嫌がらせは周囲の人には気づかれにくく、対処の仕方が大変重要になってきます。

モラハラって職場にもあるの?

職場のモラル・ハラスメントとは、大人の陰湿な精神的ないじめです。加害者も家庭に帰ると、いじめはいけないと子どもたちに言っておきながら、実はいじめの加害者であることがよくあります。いじめている本人はきづいていないことが多いのが、職場のいじめなのです。

さらに、職場のモラルハラスメントで問題なのは、嫌味や、きつい一言、無視、などでも一見、熱心な指導的態度に見えることもあるので、言われている本人も周りもそれがいじめだとは気づかないこともあります。そのため、言われている本人は、「仕事ができないからだ」とか「性格に問題があるからだ」とか自分が悪いと思い込み、周りの人にもその負の感情をわかってもらえないで、なんの対処もできていないことが多いのです。

あなたは、今の職場でそんな思いを知らない間にしていませんか?

モラハラってなに?

モラハラとは、モラル・ハラスメントの略で、精神的な暴力のことを指します。フランスの精神科医、マリー=フランス・イルゴイエンヌ氏の提唱によって社会に広く認知されるようになりました。

彼女は、目で見てはっきりと確認することのできる肉体的暴力とは違い、精神的な暴力は目で確認することができず、その上肉体的な暴力以上に人を傷つけるものであること、そして世間は肉体的暴力に比べて精神的な暴力については非常に甘く対策が不十分であると警鐘を鳴らしています。

モラハラをする人(=モラハラ加害者)を、イルゴイエンヌ氏は「自己愛的な変質者」と呼んでおり、精神病の一種であると唱えています。自己愛が強く、幼少期のトラウマから内面的には非常に劣等感が強く、それを隠すために常に自分を大きく見せて優位に立ちたいがため、人を傷つけていると考えられています。

また、このモラハラ加害者は誰でも攻撃するわけではなく、基本的には周囲にいい人を演じて見せ、特定の人をターゲットに狙います。被害者に否定や否認を執拗に繰り返し、被害者の自信と意欲を奪っていきます。

モラハラ状態である、ということは、被害者の人格や精神が、加害者に完全に支配されており、反逆できない状態におかれていることをいうそうです。どんな傷つくことを言われても、どんなひどいことをされても、被害者は自分が悪いと思いこまされているため、どうすることもできないで泣き寝入り…そんな状態がモラハラ状態なのです。

職場におけるモラルハラスメントの加害者は上司でも部下でもなりえるようです。そこで、チェックリストがあるので、チェックしていきましょう。

モラハラ加害者チェックリスト

10項目あります。モラハラ加害者に当てはまるかどうかチェックしてみてください。

  1. 仕事ができないなど言いふらされ周りを巻き込み、人間関係が制限されはじめ、孤立させる
  2. 今までしていた仕事をさせなくなったり、新しい仕事を与えなかったりと、仕事を制限する
  3. 仕事に必要な情報をあたえず、失敗を承知の上で黙認しやらせ、失敗したらこれみよがしに怒る
  4. お前は性格に問題がある、や無能な人間だと、周りに聞こえるようにわざと言い、周囲の信頼を無くさせる
  5. 周りに自分がどれだけ仕事ができる人間かを自慢げに話し、上下関係を明確にしたがる
  6. 仕事と関係ないことまで口出しをし蔑むようなことをいい、プライベートに介入してくる
  7. 新たな仕事など伝達していないのに教えたとなぜだか自分自身を信じ込んでおり、間違えると怒り自分は正しかったなど主張してくる
  8. 他の人もあなたのことを悪く思っている、仕事ができないなど同じようなことをいっているといい、精神的に追い詰める
  9. 周りにも被害者にも、わざと聞こえるように悪口をいい、相手を弱らせ支配下に置こうとする
  10. 被害者にリストラ・失業の不安をかきたて、あとがないと思わせ、辞めれないように追い詰める

モラハラ加害者の特徴として、被害者にめんどうくさい仕事や嫌な仕事、地味な仕事を押し付けて、手柄は自分がとるといった社会人として職業人として人間として無能な人が多いといわれています。出来のいい人、自分より仕事ができると思った人に異様に嫉妬し、いじめを行いはじめます。

そして自分に対しては、無能さを隠すためにも、周囲から過度な賞賛を浴びようとする傾向があるといわれています。

モラハラ被害者チェックリスト

今度はモラハラ被害者チェックです。今まで我慢していたことは、当たり前だったのでしょうか?モラハラだったのでしょうか?

  1. モラハラ加害者は、はじめは愛想よく過干渉に世話を焼いてくれた恩があるので今のいじめは自分が悪いと思ってしまっている
  2. モラハラ加害者の不機嫌な態度に恐怖をいただいており、日々、怒らせないよう顔色を見て気をつかっている
  3. モラハラ加害者は、どちらの答えを選んでも馬鹿にするような否定の会話をしてくるがそれでもいいと思っている
  4. モラハラ加害者からどんなひどい仕打ちをされても、「自分が悪いんだから我慢すればいいのかな」と思っている
  5. モラハラ加害者の言うことは絶対と自分に無理やり言い聞かせ、たとえ間違っていると思っても、それを指摘しないし、出来ない
  6. モラハラ加害者が近くにいると思ったら、胃が痛くなり恐怖心から心臓がドキドキする
  7. モラハラ加害者の期待にこたえられるよう常に自分の仕事以外の雑用にも頑張っている
  8. モラハラ加害者の言動は絶対で、間違っているのはいつも自分だと思っている
  9. モラハラ加害者が恩を着せたり年上であることを強調したり失敗を責めるなど、徐々に上から目線でいられることを当たり前だと思い込んでいる
  10. モラハラ加害者は他の人には友好的に振舞う傾向がみられるため、自分に冷たくするには自分に原因がある、相性が悪いだけと思っている

10項目読んでいただいてお分かりのとおり、モラルハラスメントの被害者は、ほとんどの方が、「私が間違っている」「私が悪いから今の現状を作ってしまったんだ」と思い込まされており、自分の感情を押し込めていることが多いそうです。

この項目に当てはまることが多ければ、あなたは被害者で、あなたはなにも非がなく、悪くない可能性が高いのです。

次の対処方法を知り、現状を少しでも打破していく事が大切です。

モラハラに対処する7つの方法!

証拠を集めておく

もし、被害者が「ああいわれた」「こんなことがあった」「こんなことをされた」といっても、加害者が「言っていない」「していない」「指導だ」といえば、証拠がないため、それで終わってしまうのが、職場のモラハラの怖いところです。

もし、加害者に明らかに暴言や中傷をうけあなたが精神的にまいっているようであれば、小型のICレコーダーをポケットに忍ばせておき、証拠を録音して置くことが大切です。

ICレコーダーが無理であれば、日時を記録し、何を言われたか何をされたかを克明にメモしておくことが大切です。

証拠を集めて、人事部や上司に相談したり、訴訟に踏み切ったりすることは大切な事で、強い味方となってくれるでしょう。

離をおいて客観的にみる

職場だと上司と部下などの関係、仕事のこともあり、なかなか距離を置くのは難しいのが現状です。

モラハラ加害者とは、必要以上に関わらないことが得策です。

できれば、部署移動がいいのですが、無理なようなら悔しいですが、やはり転職をおススメします。モラハラ上司ははっきり言うと、精神に疾患がある人です。今の職場であなたが我慢して、いったいなんの利益があるのでしょうか。いくらモラハラ加害者と話し合ったり、理解しようとしても、時間の無駄で、モラハラ加害者は絶対に変わりません。どうしようもないのです。

いばらの道のゴールに幸せはない確率が高いです。いばらの道の先は、さらに困難な道がまっていることが多いと言われています。これから何十年耐えた後で、あなたが幸せで笑っている姿が浮かびますか?

新しい職場であなたがあなたらしく仕事をしたほうが、精神的に振り回され、仕事ができないと思い込まされていたことから解放され、自信を取り戻したほうが充実した人生になることは確かなのです。

常に自分に自信を持つ

モラハラ加害者は、自信がない弱い人を攻撃したがる傾向にあるため、あなたは自信を持つことが大切です。

これはすぐに行えることではありませんが、自信を持っているフリをしてもいいのです。そのうち、フリは本当になってきます。今からコツコツ勉強をし始めるとか、独立に向けて準備をするとか、会社に依存せずに、自分の人生くらい自分で切り開いてやるくらいの覚悟で、自立を試み、あなたがあなたの足であるいていけるような活路を見出すことが自信につながっていきます。

仕事上、返事はするものの、精神的には無視をする

モラハラ加害者は精神に疾患を持っている人がほとんどです。あなたが精神科の医師でない限り、精神疾患をもった人間を治すことはできません。

モラハラ加害者は自分が周りから賞賛され、ちやほやされることをつよく望んでいるので、人を傷つけようがなにしようが、そのためにはありとあらゆる手段をとってきます。そんな加害者に実は周囲の人たちは分かっているけれど立場上見て見ぬふりをしているだけです。

そんな人たちは表面上はうまく取り入っているのかもしれませんが、いざモラハラ加害者が困ったり立場が危うくなった時、簡単に見放すことが予測できませんか?モラハラ被害者が職場を離れても、周囲の人がそのモラハラ被害者と家族ぐるみで付き合っていると創造できますか?

無視しましょう。

あなたからモラハラ加害者に話しかける必要もありません。いつか自滅する人間なので、あなたの人生を擦切らせてまで真剣に付き合う必要はないのです。あなたはあなたの人生と家族を大切にし行動したらいいのです。モラハラ加害者をあなたの人生のわき役にも抜擢しないでください。

すぐに謝らず、怒った内容を冷静に確認する

モラハラ加害者はこちらに非がないことでも、突然爆発することがあります。職場の仲間として、また、職場の空気を悪くしないために、とりあえず謝ってこの場を丸く収めようと考えがちですが、すぐに謝ってしまうことで、モラハラ加害者から、弱い人間だと認識され格好のターゲットにされる恐れがあります。

モラハラ加害者のわけのわからない怒りには、冷静に「〇〇ということでいいんですね」と分かってあげているフリをしましょう。モラハラ加害者は精神に疾患をもっているので、こちらが必要以上に謝る必要はありません。

他に生きるすべを見つけておく

今のこの職場だけがすべてではありません。

他に収入源をさがす、他に趣味を探す、他に自分が楽しめることを探す、ことで、職場のしがらみから解放することが大切です。

あなたは有能な人間だからこそ、モラハラ加害者の目にとまり、ターゲットにされた可能性があります。その能力を、モラハラ加害者だけにつかうのは、勿体ない話です。

第三者(相談窓口)に訴える

職場のモラハラには、労働基準法による規定はないのが現状です。

人事部に訴えでも対応をしてくれない場合などは、各都道府県労働局総務部企画室に相談にいきましょう。

そこでいいアドバイスや対処法や対策をもらえないようであれば、労政事務所、労働委員会、労使団体などの相談窓口に行くこともできます。

具体的にどう動けばよいか、証拠はどのように残しておけばいいのか、詳しい話を聞くことができます。また一度でも相談しておくと、そのことが、証拠としてのこりますので、顔をだして、どれだけ苦しんでいるか、第三者に話しておいた方がいいかもしれません。

モラハラをする奴は病気かもしれない!

モラハラ加害者は、「自己愛性人格障害」という病気なのかもしれません。

ぱっと見、明るく話しも面白くて、愛想がいい、けれど、なんだか偉そうなところがある…職場で自分よりも弱く勝てそうと思った人間をターゲットにし、精神的においつめ、支配下におく、これが正常な大人のすることでしょうか。

実はこれ、モラハラ加害者が子どものころからもっている「強すぎる劣等感」のためにしてしまう精神異常行動なのです。その劣等感は自分より弱い人間に対して被害者の心を支配することで、精神的に安定することができるのです。

「自己愛性人格障害」という精神疾患にはさまざまな症状が報告されています。ナルシスト、自尊心が強い、嫉妬深い、優れた人間であると錯覚しているけれど、実際は心の奥底では自分に自信がなく劣等感でいっぱいであるなどです。そしてこのような症状から、しばしば人間関係のトラブルを引き起こすことがあるようで、その中にはモラハラも報告されています。

自己愛性人格障害者は、自分を精神的に安定させるためには特定の攻撃しやすい人を傷つけたり見下さないではいられないケースに陥る事もあるといわれています。そして、人を傷つけてもいい理由を周囲にも正当化させるために、被害者のことを「あなたは傷つけられても仕方のない何もできない性格的にも問題のあるダメな人間」という認識を被害者に思い込ませようとします。

モラハラ加害者はそのままの現状に納得がいっておらず、本当は自分に自信がありません。また、精神的に不安定で成熟していないため、ちょっとしたことですぐに感情的に激しく凝り出す事もあります。さらに、特別扱いを好んで周囲の賞賛を集めようとさまざまな行動に出ます。時に自分の話を誇張して話したり、周りの人を傷つけたり支配してはじめて自分を保つことができるのです。

モラハラ加害者が一番落ち着く関係とは『「ぼくはなんでもできるスーパーマンだ」といって、周りが見えていないで、はしゃいでいる子供を、母親が「すごいね~」とあやしている関係』だそうです。

いつも周囲に子どもを溺愛する母親のような反応を望んでおり、思い通りにならなければ、癇癪を起したり、ばれないように弟や妹に(立場の弱い人間に)陰湿ないじめをし、ストレスを発散させます。

モラハラ加害者の精神年齢は、わがままに育った5歳児くらいのまま変わることはないそうです。あなたはいつまで溺愛する母親でいられるのでしょうか?溺愛しつづけられますか?

モラハラの職場でのまとめ

仕事は、楽しくしないと、人生の大半を占めるものです。人間関係で悩んで、仕事に支障がでるのはバカバカしいことかもしれません。

あなた本来の力が発揮できるよう、あなたは今の現状を打破するために、少しでもいいので、一歩を踏み出してみてください。今のモラハラ加害者にふりまわされている人生がバカバカしく思えてくるかもしれません。

あなたの人生はあなた自身もものです。大切にしてください。