【会社・夫婦編】モラハラチェックとモラハラを防ぐための7つの方法

精神的な虐待や嫌がらせは離婚の原因として、最近話題になっていますが、一体どのようなものがモラハラというのでしょうか。あなたがモラハラにあってしまったら?モラハラは上司部下の関係、夫婦間や恋人同士での暴言は周囲の人には気づかれにくく、被害者も加害者に精神的に押さえつけられていることが多いです。7つの対処法を紹介します。

モラハラでいったい何?

フランスの精神科医、マリー=フランス・イルゴイエンヌ氏によると、「モラルハラスメント」は、言葉や態度によって行われる精神的な暴力のことをいい、場合によっては、肉体的な暴力以上に人を傷つけるもので、犯罪であると述べています。
「モラルハラスメント」の加害者の特徴は、自己愛的な変質者で、一見、周囲からは、できる人間と見られていますが、内面には大きな劣等感をかかえていて、その劣等感を隠すために、他人を無意識に攻撃する、精神病の一種だと言われています。

モラハラは、被害者に否定を繰り返し自信と意欲を奪います。モラハラ状態である、ということは、被害者の人格が、加害者に完全に加害者に支配されており、反逆できない状態であることをいいます。何を言われても、何をされても、ただただ自分が悪いと思いこまされ、泣き寝入り…そんな状態のことです。

ただし、被害者側が「反撃」できているうちは、ただのケンカになるそうです。

「モラハラ上司」のチェックリスト

  1. 周りを巻き込み、人間関係を制限するようなことを言われはじめ、孤立させられる
  2. 命令した仕事しかさせなかったり、新しい仕事を与えなかったりし、仕事を制限する
  3. 仕事に必要な情報をあたえず、失敗したらこれみよがしに怒る
  4. お前は無能な人間だと、周りに聞こえるように言い、周りの信頼を無くさせる
  5. 自分がどれだけ仕事ができているか、を自慢げに周りに話し、上下関係を明確にしたがる
  6. 仕事と関係ないことまで口出しをし、私生活に介入してくる
  7. 仕事を教えていないのに、教えたと言い張り、間違えると怒るなど、わざと困らせる
  8. 他の人もあなたのことを悪く言っていたなどといい、精神的に追い詰める
  9. わざと聞こえるように悪口をいい、相手を支配下に置こうとする
  10. リストラ・失業の不安をかきたて、あとがないと思わせる

モラハラ上司の特徴は、部下にめんどうくさいことを押し付けて、手柄は自分がとるといった社会人として本当に無能な人間が多いです。
出来のいい部下、自分より仕事ができると思った部下に嫉妬し、排除にかかります。自分に対しては、周囲から過度な賞賛を得ようとする傾向があります。

「モラハラ夫」のチェックリスト

  1. なにか気に入らないことがあると、「この家は俺のものだ出ていけ」といったり「誰のお陰で生活できているんだ」と言う
  2. 家にいるとなぜかいつも不機嫌で、過剰に妻を罵倒したり、無視したり、理不尽な理屈で妻をねじ伏せる
  3. なにかあると、「すべてお前のせいだ」と言い、自分の非を認めることはせず、妻のせいにする
  4. 妻に対し、バカにした態度をとり、「こんなことも分からないのか?」と言う
  5. 妻の体調が悪くても、「家事はすべき」「お前の体調管理が悪い」、という見下した態度をとる
  6. 妻の家事の不完全なところを探し、一体毎日何をしているのか、主婦さえもできないのかなどとさげすんだ言葉を言う
  7. 作った食事を気に入らないふりをされ、別の物をこれみよがしに食べたり、作り直しを要求する
  8. 自分の買い物はなにを買ってもいいが、妻の買い物には一つ一つ口出しをする
  9. 「お前のためだ」といいながら、傷つけるような言葉を浴びせる
  10. 生活費を入れず、給料の明細も明かさない。また妻の給料をすべて渡せと要求する。

モラハラ夫の特徴は外面がよく、自分は特別な存在で、極端にプライドが高い傾向があります。
また、このような状態がずっと続くわけでなく、優しいときもあります。アメとムチです。不安な状態にあなたをおいて、顔色をうかがわせ、態度であなたを支配してきます。

「モラハラ妻」のチェックリスト

  1. 1日に少額しかお金を渡してもらえず、お弁当も作ってもらえないため、お昼は自分の取りたい食事がとれない
  2. くさい、キモイ、汚れていると邪魔者・不潔扱いされ、家に居場所がない。
  3. 早く帰ってくると、嫌な顔をされる
  4. 子供や友達の前でも「お父さんみたいになるな」「能無しだ」言われ、周りからも蔑まれる。
  5. 仕事をバカにする発言をする
  6. 家にいるとすべて指図を受け、その通りにやらないと逆上される。
  7. 話しかけても無視され、会話が成り立たない。
  8. 「男のクセに情けない」など人格を否定するような言葉を浴びせる
  9. 家に帰っても手作りの夕ご飯ではなく、冷凍食品などが大半を占めている
  10. 何時間でも自分の気が済むまで、しつこく文句を言ってくる

モラハラ妻の特徴は暴力よりも口での攻撃がとても多いのが特徴です。暴力とは違い、決定的な証拠を集めることが難しいです。また、モラハラ妻の特徴として、非常に粘着質でしつこく、相手をじわじわ責める傾向にあります。またプライドが高く、外面がいいのも特徴です。

周囲に相談しても周りも女性の味方についたり、我慢をすすめられることが多く、さらに被害者は行動に起こすことが難しくなってしまいます。

「モラハラ被害者」のチェックリスト

  1. 夫・妻・上司に長期間無視されたことがある
  2. 夫・妻・上司の不機嫌な態度が怖く、怒らせないよう常に気をつかっている
  3. 夫・妻・上司の機嫌を損ねないようにと、周囲の人間(同僚・子ども)の行動まで制限してしまう
  4. 夫・妻・上司からどんなひどい仕打ちをされても、「自分が我慢すればいいのかな」と思っている
  5. 夫・妻・上司の言うことは絶対と自分に言い聞かせ、たとえ間違っていると思っても、それを指摘できない
  6. 夫・妻・上司が近くにいると思ったら、恐怖心から心臓がドキドキする
  7. 夫・妻・上司の期待にこたえられるよう日々頑張っている
  8. (家庭内モラハラ)生活費が足りなくなると、自分の貯金を取り崩し相手に迷惑をかけないようにしてしまう
  9. (家庭内モラハラ)結婚してから、友人と会うことが少なくなった
  10. (家庭内モラハラ)結婚してから、趣味を楽しむことができなくなった

モラルハラスメントの被害者は、総じて、「私が間違っている」「私が悪いからこうなってしまったんだ」と思い込まされており、我慢していることが多いです。
この項目に当てはまることが多ければ、あなたは被害者で、あなたは悪くない可能性が高いのです。
次の対処をとって、現状を少しでも打破していく事が大切です。

モラハラの対処方法って?

自分に自信を持つ

モラハラをしたがる権力をもつ攻撃的なタイプの人間は、自信がない人を攻撃したがるため、自信を持つことが大切です。
これはすぐに行えることではありませんが、会社や家庭に依存せずに、あなたの人生を切り開いてやるくらいの覚悟で、自立を試み、あなたがあなたの足であるいていけるような活路を見出すことです。

距離を置く

職場だと上司と部下の関係で、なかなか距離を置くのは難しいとおもいますが、必要以上に関わらないことが大切です。できれば、部署移動がいいのですが、無理なようなら悔しいですが、転職をおススメします。

モラハラ上司ははっきり言うと、精神異常者です。ここであなたが耐えることで、いったいなんの得が生まれるのでしょうか。いくらモラハラ上司と話し合っても、理解しようとしても、時間の無駄です。早く逃げることを考えましょう。はやく次の職場であなたがあなたらしく仕事をできる方が、自信を取り戻す時間も早くなります。

もう一度いいます。おかしいのはモラハラ上司です。

家庭内のことであれば、必要以上におどおどせず、距離をおいた態度をとるようにしましょう。そして、相手がイライラしているようであれば、友人の家にいくなどし、一人で落ち着かせる時間をつくってあげましょう。

無視する

モラハラをする人間は精神異常者といっても過言ではありません。あなたが医者でない限り、病んでいる人間を治すことはできません。

加害者は自分が周りからちやほやされることを望んでいるので、そのためにはありとあらゆる手段をとります。そんな加害者に周りの人間は気づいているはずです。表面上はうまく取り入ってやっているかもしれませんが、いざ加害者が困ったとき、周囲の人間は簡単に見放すでしょう。

無視しましょう。あなたが話しかける必要もありません。いつか自滅する人間なので、あなたの人生を疲れさせてまで真剣に付き合う必要はありません。あなたはあなたの人生を大切に考え行動してください。

すぐに謝らない

特にモラハラ上司はこちらが理解できないことで、突然爆発することがあります。部下としては、とりあえず謝っておこうと考えがちですが、すぐに謝ってしまうことで、モラハラ上司から、格好のターゲットにされる恐れがあります。

モラハラ上司の怒りには、すぐに謝ったりせず、こちらは冷静に「〇〇ということでいいんですね」と分かってあげているフリをしましょう。モラハラ上司は精神異常者ですので、こちらが必要以上に下手にでることはありません。

なるべくプライベートな会話をしない

モラハラ上司は常に自分の奴隷となって操れる人間を物色しています。入社したてのときは誰がモラハラ上司かわからないので、人間関係を見極めるまでは、プライベートな会話はしないことです。モラハラ上司は、あなたのプライベートまでアラを探すことに必死になっています。

モラハラ夫・妻も同様です。あなたのプライベートまで詮索し、すべてを支配下に置こうとしています。家庭以外でどこか別に場所をつくっておきたい場合は、あまりプライベートな会話はしないことです。

証拠を集める

「ああいわれた」「こういわれた」といっても加害者が「言っていない」といえば、それまでになってしまうのが、モラハラの怖いところです。

もし、明らかに暴言や中傷をうけているようであれば、ICレコーダーで証拠を録音しておきましょう。ICレコーダーが無理であれば、日時を記録し、何を言われたかメモしておきましょう。これをもって訴訟に踏み切るにせよ、人事部に相談するにせよ、あなたのいうことを信じてくれるでしょう。

訴える

職場のモラハラには、労働基準法による規定はないので、人事部で対応をしてくれない場合などは、各都道府県労働局総務部企画室に相談することになります。他には労政事務所、労働委員会、労使団体などの相談窓口に行くこともできます。

具体的にどう動けばよいか、証拠はどのように残しておけばいいのか、相談することができます。また相談したことが、証拠としてのこりますので、一度顔をだして、どれだけ苦しんでいるか、話しておいた方がいいかもしれません。

モラハラ加害者は自己愛性人格障害の可能性も?

一見すると、明るく饒舌で、愛想がいい、けれど、どこか偉そう…身近で自分よりも弱いと分かった人間をターゲットにし、支配下におく。これは幼少期からの「強すぎる劣等感」からきています。その劣等感を被害者の心を支配することで埋めようとしているのです。

モラハラ加害者は「自己愛性人格障害」という精神疾患にかかっているとされています。モラハラ加害者は「人を見下し、傷つけていなければ、自分を保てない弱い人間」なのです。人を傷つけてもいい理由を正当化するために被害者のことを「あなたは傷つけられても仕方のないダメな人間」という認識を被害者や周囲に思い込ませようとします。

モラハラ加害者は「ありのままの自分を愛せない」障害をもっています。精神的に不安定であるため、些細なことに怒り、特別扱いされることを好み、身近な弱者を傷つけることで心のバランスをとっているのです。

モラハラ加害者は『「ぼくはスーパーマンだ」といっている子供をみんなであやしている関係』が一番落ち着きます。周囲に溺愛する母親のような反応を望んでおり、思い通りにならなければ、癇癪を起します。この5歳児くらいの精神年齢のまま変わることはありません。あなたはいつまで溺愛する母親でいられますか?

モラハラチェックのまとめ

あなたがモラハラ被害者であると感じる場合は、モラハラ加害者であるパートナーの関係のみならず、健康面や経済面などなかなか不自由に感じている場合も多いと思います。
誰かに悩みを相談することは「あなたの我慢が足りない」と思われてしまいそうで、なかなかできることではないかもしれませんが、少しでも今の夫婦関係がしんどいなと思うようなことがあれば、周りに相談できる人を見つけて話を聞いてもらうことが肝心です。