あなたは男性と上手にコミュニケーションを取ることができていますか?もし少しでも苦手意識があるのなら、もしかすると男性恐怖症かもしれません。こちらでは、男性恐怖症診断テストと、男性恐怖症の原因、対処法をご紹介しています。もしかすると何か参考になるかもしれません。もし悩んでいるのなら是非ご覧ください。

男性恐怖症とは

男性と気軽に接することができない、普段は大丈夫だけれどふとした時に強い恐怖感が襲ってくる。もしそんなことがあるのなら、あなたは男性恐怖症なのかもしれません。そして、そんな自分を変えたいと願っているのかもしれませんね。

こちらでは、男性恐怖症になってしまう原因や、男性恐怖症の診断テスト、男性恐怖症の治し方などをご紹介いたします。少しでも気になるあなたは、この先を是非読み進めてみてください。

男性恐怖症って何?

男性恐怖症とは、数ある恐怖症の中の一つで、恐怖の対象が“男性”であることを言います。過去に体験したことや、経験がきっかけでトラウマ(※)になり、個人によって程度の差はあるものの、男性に対して病的に恐怖心を持つ心理状態です。

男性恐怖症といえば女性に限ったものと思われそうですが、男性が男性恐怖症になる場合もあるそうです。この場合は性的虐待が原因というケースが多く、男性なのに男性が怖いという大変不便な状況に陥ってしまいます。

トラウマとは
心的外傷のことをいい、何らかの理由により精神的、肉体的に衝撃を受けることにより、精神的に大きなショックや恐怖、ダメージを受けたことによる心の傷。長期間それにとらわれてしまい、またその感情は否定的なものである。

男性恐怖症の特徴

男性恐怖症の主な特徴をここで確認してみましょう。

  • 男性に触れられるのが怖い
  • 男性と話す時に好きでもないのに赤面してしまう
  • 男性と同じ空間にいるだけで緊張して耐えられなくなる
  • 大勢の男性が近づいてきたり、その声を聴くと圧迫感や恐怖感を感じる
  • 背後に男性がいると、攻撃されそうで怖いと感じる
  • 男性のことを考えるだけで嫌悪感を感じる
  • 男性の前ではいつも通りに話ができない
  • 男性と2人きりになると動悸がしたり気分が悪くなったりする

男性恐怖症になる原因

一般的に男性恐怖症になる原因は何が多いとされているのでしょうか?過去のトラウマ?それとも昔付き合っていた彼氏が原因でしょうか?どういったことで、男性恐怖症になってしまうのか、男性恐怖症になる原因を探ってみましょう。

父親や兄弟など身近な男性からの虐待

父親が原因で男性恐怖症となることもあります。子供の頃に父親から虐待を受けたり、厳しいしつけで怒鳴られたり体罰を受けたりして、いつも恐怖心を抱いていると、この記憶が消えることなく男性恐怖症となることがあります。父親だけでなく、兄弟からの暴力が原因で男性恐怖症になる場合もあるようです。

また、自分は直接暴力を受けていなくても、いつも母親が父親に暴力を受ける姿を目撃していた場合、男性恐怖症になることもあります。

小さいころに男の子にいじめられた

小さなころの嫌な思い出がトラウマになっていることも、男性恐怖症の原因になりえます。相手からすると、覚えていないようなことでも、本人にとっては心に傷が残ってしまいます。

子供のころ、近所の男の子や同級生に「ブス」「デブ」などと容姿をけなすよう言葉を投げつけられたり、いつも意地悪されて泣かされていたりすると辛い思い出がトラウマになる場合があります。これが原因で、大人になっても男性を受け付けない男性恐怖症になってしまうことがあります。

元恋人から告げられた別れの理由

過去の恋愛での辛い経験が原因で男性恐怖症となってしまうこともあります。たとえば恋人に裏切られたことで、男性が信用できなくなってしまうこともあります。また、別れるときに告げられた理由が大変ショックだったために男性恐怖症になることもあります。

たとえば、自分は愛していたのに相手は全然愛してくれなかった事実を知ったときは、愕然として自分なんて価値がない人間だと思ってしまうかもしれません。「自分を愛してくれる男性なんているはずがない」「また騙されるかもしれない」などの不安から男性恐怖症となってしまうことがあるようです。

信頼していた男性に裏切られた経験から

男性に裏切られるのは恋愛だけに限ったものではありません。友達だと思っていた男性や信頼していた男の先輩などに裏切られたとき、男性ってこういうものかと男性全体を信用できなくなってしまう場合があります。

そして、男性は裏切るものだ、裏切るに違いないという思いから男性不信に陥り、男性恐怖症となってしまうことがあるようです。

痴漢や強姦などの性的被害

痴漢や強姦などの性的被害にあったことが原因で、重度の男性恐怖症になってしまうことがあります。性的被害は心に大きな傷を残してしまいますので簡単に癒えません。被害に遭ったときと同じような場所では恐怖感に襲われます。たとえば夜道で後ろに人の気配がすれば、怖くて震えが止まらなくなります。

また、家族や親戚、信頼する先輩など、信用していた相手から性的被害を受けた場合は裏切られたショックが一段と強いために、より深い心の傷となってしまいます。

もしかして男性恐怖症?

男性恐怖症を診断するテストがあります。「もしかして、私って男性恐怖症?!」と思い当たる節がある場合は、男性恐怖症チェックを行ってみましょう。

男性恐怖症診断テスト

男性恐怖症かもしれない、という方のチェック項目です。当てはまる数が多いほど、男性恐怖症である可能性が高いといえるでしょう。

  • 男性と話をすると赤面してしまう
  • 男性と2人きりになると緊張や不安で耐えられない
  • 男性に対して恐怖心がある
  • 男性に触れられることに嫌悪感がある
  • 男性からの視線に恐怖を感じたり、気持ちが悪いと感じる
  • 男性のことを考えると嫌悪感がわく
  • 密室などすぐに移動できないような空間で、男性がいると恐怖を感じる
  • 普段はなんとか我慢ができるが、ふとした瞬間に気になる相手でもそばにいることが我慢できなくなったり恐怖心を感じる
  • 男性が近寄ってくると圧迫感を感じる
  • 男性と接するときに、動悸や発汗を伴う
  • 体が触れそうな距離に男性がいるだけで、動悸が激しくなる
  • そばに男性がいるだけで、落ち着かなくなり普段通りの行動ができなくなる

当てはまる項目が多かったり、この男性恐怖症チェックで男性のことを考えるだけで気分が悪くなるという場合も、やはり男性恐怖症の可能性が高いでしょう。

男性恐怖症の治し方

もしあなたが、男性恐怖症で辛い日々を送っているなら。男性恐怖症を克服して幸せな毎日を送りたい、人生を豊かにしたい、と思っているならば是非試してほしいことがあります。また、恋愛なんて考えられない!という場合でも、男性と一生接することなく生きていくのはとても大変なことだと思います。男性恐怖症が治せるなら…そう思うなら、是非試してみてください。
こちらでは男性恐怖症の治し方をご紹介いたします。無理のない範囲で、できることから少しずつチャレンジしてみて下さい。

無理は逆効果!軽く接することから始める

男性恐怖症を克服するときに、まず決めておきたいのが「無理をしない」ということです。男性恐怖症の人は、男性と接することに恐怖感や不安感がありますので、いきなり無理に接しようとすると、逆効果になってしまうことがあります。

そのため、いきなり彼氏を作るというのはハードルが高いので、少しずつ男性に慣れていくことを考えるのがよいでしょう。たとえば人が多いところに行って男性を見ることに慣れてみるのもよいでしょう。その他には、宅配便を受け取るときに顔を見て挨拶したり、スーパーでは男性店員がいる列に並ぶなど、男性と軽く接する機会を増やしてみる方法もあります。

無理をせず、少しずつ男性に慣れていくようにしましょう。

男性のどんなところが嫌なのかをリストアップする

もし、男性のことを考えられるゆとりが出てきたのなら、男性のどういうところが嫌だと感じるのかを紙に書いてリストアップしてみましょう。すぐに大声で怒鳴る、怒るから嫌なのか、必要以上に触ってくるからいやなのか、バカにされるのがいやなのかを紙に書きだすのです。

原因が一つではないことも多いでしょう。思いつく限りの嫌なことをかいてみれば、自分がどのような“タイプ”の男性に恐怖心をいだいているのか、嫌悪感をいだいているのかがわかるでしょう。周りの男性は全員そのようなタイプではないことに気づけるかもしれません。

もし、男性のことを考えるゆとりが出てきたのなら、自分が嫌だと思うところをまずはリストアップしてみましょう。

周りを観察してみる

嫌いな部分がリストアップできれば、男性のなかでも“○○な男性”に恐怖心を持っていたり、嫌悪感を持っているかがわかると思います。その認識をもって、そういう目で周りの男性を観察してみましょう。このとき近づいたり、話しかけたりする必要はありません。

どのタイプが嫌いなのかをしっかりと認識して、周りの男性を見てみれば、男性全員がそのようなタイプではないことがわかるかもしれません。この人は大丈夫、という人が見つかればラッキー。その人に話しかけられたり、そばに来られた時に少しは楽になっているかもしれません。

また、自分からどうしても男性に近寄らなければならない、話かけなければならない時に、この人ならまだマシかも?気持ちが楽な人を見るけることにもつながります。嫌なタイプがわかったら、まずは周りを観察してみましょう。

話しやすそうな相手を選んで慣れていく

男性に少しずつ慣れていくためには、同性の友達の力を借りるのもよいでしょう。自分1人だと緊張してしまうので、友達に同行してもらって、男性と少しずつ交流していきましょう。1対1で接するよりも、友達を交えたグループの方が緊張感も薄れるでしょう。

男性恐怖症の女性は、たくましい体つきの男性に恐怖を感じることがありますので、自分が話しやすそうな相手を選んで慣れるようにするのもよいでしょう。ここでもやはり、無理はせずに、比較的気楽な相手を選ぶのがポイントとなります。

少しでもできれば自分をほめる!

男性と目を合わせることも嫌で、すぐにそらしてしまっていた。話しかけられても軽く無視してしまっていた。隣に立たれるとその場を離れてしまっていた。など、今までできなかったことは数多くあると思います。でも、もし少しでも今までよりも克服できたな、と感じたら、自分を大げさにほめてあげましょう!

男性と接するという苦手なことを少しずつでも克服してきているので、小さなことでもこれが成功体験となって自分への自信につながります。これまで自信のなさから男性恐怖症となってしまっていた人なら、少しずつ自信をつけていくことで、男性恐怖症を克服することができるでしょう。

今日は10秒我慢できた。会話とまではいかないけれど、無視せずに返事できた。この少しずつの小さな変化が、いずれ大きな変化へとつながるかもしれません。無理は禁物ですが、今までよりも少しでも前進したと思えたのなら、自分をほめてあげましょう!

専門家に相談する

ここまで段階を踏んで、男性恐怖症を克服する方法をご紹介いたしましたが、男性恐怖症の度合いにも個人差があり、また男性恐怖症になった理由も様々です。中には、自分一人の力では克服できないという場合も数多くあるでしょう。

自分一人の力ではどうしようもないという場合は、専門家に相談してみてはいかがでしょうか。このままでもいい!と口では言っていても、多少の生きずらさを感じているのではありませんか?もしそうだとしたら、できることにはすべてチャレンジしてみましょう。何をやっても治らなかった、というあなたには、専門家に相談するというのは非常に有効な手段ではないでしょうか?選択肢の一つとして考えてみてください。

男性恐怖症の治療方法

男性恐怖症を治すために、治療という方法もあります。いったい何科でどんな治療が行われるのでしょうか?

まず、男性恐怖症の治療を行いたいと思った場合は病院探しからスタートすると思います。その場合何科に行けばいいのでしょうか?男性恐怖症の場合は、心が密接に関係していますので、「心療内科」や「精神科」で相談するとよいでしょう。心療内科とは、心と体を分けずに総合的にみてくれる場所です。男性恐怖症が原因でひどい動悸がする、汗が止まらないなどの症状がある場合には、体を治すだけでは解決しませんよね。また、体に症状が出ていない場合などは、精神科でもよいでしょう。インターネットなどを使い、お住まいの地域のお近くの、良い病院を探しましょう。口コミなどをチェックすると良いでしょう。

治療内容は、症状の重さによって変わってきます。比較的症状が軽いようであれば、カウンセリングが中心になりますし、非常に強いようであればカウンセリングに始まり、認知行動療法やイメージ療法などの心理面からのアプローチと、必用であれば薬物療法などもあるようです。

治療期間は症状の出方によって様々ですが、焦らず少しずつの改善を目指しましょう。

まとめ

ここまで、男性恐怖症診断テストや、男性恐怖症になる原因、男性恐怖症の治し方などをご紹介いたしましたが、いかがでしたか?現在男性恐怖症で苦しむ人は数多くいます。自分一人だけじゃない、という事も心の支えになるかもしれません。また、男性恐怖症を克服した人も数多くいます。焦らず、少しずつでもいいので、快方に向かうことができればこんな嬉しいことはありませんね。これをご覧くださっているあなたが、一日も早く、安心して毎日を過ごせる日が来ることを心より願っています。