聞き上手はいいことだらけ?聞き上手の特徴・メリット・方法まとめ

“聞き上手”になるにはちょっとしたコツが必要です。でも、コツさえ掴めば簡単にみんなから愛される”聞き上手”になれるのです!そこで今回は“聞き上手”の特徴やメリット、方法、やってしまいがちなNGな聞き方をまとめました。

聞き上手な人がいると、安心して色んな事を話せますよね。きっと、話がうまい友達よりも、聞き上手な友達の方が一緒にいて気が楽という人の方が多いのではないでしょうか。それにもかかわらず、あなたは人の話を聞くときに、こんなことをしていませんか?

  • 携帯をいじる
  • 下を向く
  • ぼーっとする
  • つまらなそうな表情をする

話す方は真剣に話を聞いてほしいと思っているのに、聞く方がうわの空では、人間関係が悪くなってしまうこともあるでしょう。そこで今回は、聞き上手になるための方法をご紹介します。あなたがこの方法をマスターすれば、

  • 上司、部下、同僚、お客様に好かれ、仕事がスムーズにいく
  • プライベートが充実するようになる
  • 人間関係で悩まなくなる

などの効果があり、あなたの人生もきっと大きく変わっていくことでしょう。

聞き上手ってこんな人!知っておくべき3つの特徴

「80:20の法則」

あなたは80:20の法則を知っていますか?これは、自分が聞く側になる割合を80%にし、喋るのは20%だけにとどめておくという事で、モテる人の多くはこの法則が自然と身についているようです。全部自分が喋る続けるのは疲れますし、反対に相手の話を聞くばかりも大変ですよね。なので、80:20くらいのバランスが、お互いに居心地のいいペースなのです。

相手から何か質問をされれば答えて、次は自分から何か質問をし、その答えに対して何か前向きなコメントをする習慣が身に付けば、きとこの法則を自然と実践できるようになるはずです。

「人の話を否定しない」

人は意識していないと、自分の考えを人に押しつけたり、やたらに人を否定したくなる傾向があります。そうなると、せっかく楽しい気分でいた人も、途中で話すのが嫌になってしまうこともあるでしょう。一方聞き上手な人は、自分の意見を持っていたとしても、まずは相手の話を肯定することに徹底しています。

誰でも、自分の話をきちんと聞いてくれて相槌も打ってくれて、楽しい雰囲気の会話にしてくれる人とは一緒にいて落ち着くものです。家族や友人関係、ビジネスにおいても聞き上手であることは人間関係を円滑にする効果があるでしょう。

聞き上手になることを意識的に心がければ、相手は間違えなくあなたに好印象を抱いてくれるはずです。つい一言余計なことを言って相手を不快な気持ちにさせてしまう事が多い人は、これからは、人に会ったら、相手を否定する習慣を捨ててみましょう。最初はしんどくても、肯定的に対応するクセをつける事で、あなたの人付き合いも今よりもずっと穏やかなものになるはずです。

「議論をしないで共感する」

人間関係の研究家のデール・カーネギーが「議論に勝つ最善の方法は議論を避けることだ」と言っているように、聞き上手の人は、議論や口論をしません。なぜなら、多くの人が忘れがちな「共感」することに意識を向けているからです。

たとえば、恋人同士がデートに行く場所を決めているとします。

彼女「次のデートは動物園に行きたいなぁ」
彼氏「動物園なんてヤダよ!動物好きじゃないし!俺はショッピングセンターに行きたい。」

というように、相手を否定しては口論になってしまいます。この場合は、

彼氏「そっか、動物園もいいよね。でもさ、この間行きたいって言っていたショッピングセンターが〇〇日までセールやっているみたいなんだけど、どうかな?」

というように、まず、彼女の「動物園に行きたい」ということに「共感」してあげてから、自分の意見を「提案」するように、やんわりと伝えればいいのです。

基本的に人は自分を否定する人が嫌いです。逆に自分の言ったことに同意してくれる人が好きなのです。あなたの苦手な人を思い浮かべてみて下さい。きっと、あなたの言うことや、することに文句をつけたり、否定したりする人が多いのではないでしょうか?

聞き上手つのメリットとは?

聞き上手のメリットその1.「知識が増える」

聞けば知識が増えます。人の話を聞いていて「そうなんだぁ」と驚いたり、「知らなかった」なんて感心した経験は、あなたにもきっとあるはずです。特に仕事の場合、上司は専門知識や経験値が豊富のため、聞くことで色々な知識を得ることができるでしょう。

人は自分の話をすることが好きなので「聞くこと」=「損」のように思っている人もいるかもしれませんが、実は、人の話を聞くことで、学ぶことはたくさんあるのです。

聞き上手のメリットその2.「相手が満足してくれる」

人は話しを聞いてもらうと、安心感や自尊心が満たされ自己満足することがわかっています。臨床心理学者のカール・ロジャースも「人は話すことによって心が癒される」といっています。

また、悩み事を相談されたときに、あなたが的確なアドバイスをしなくても、聞くだけで相手は満足します。なぜなら、相手はあなたに答えを求めていない場合が多いのです。すでに自分の中で答えは決まっていて、それをあなたに否定せずに聞いてもらえたことで、「あなたに解決してもらった」と感じて満足感を感じるのです。

聞き上手のメリットその3.「心を開いてくれやすい」

聞き上手の人は、会話を通して相手と自分との共通点を見つけることが得意です。そのため、会話の幅が広がり相手の心も自然と開くことが出来るのです。人は自分と似た人を好きになる傾向があるので、共通点を見つけることで、良好な関係を築くことができるのです。

また、聞き上手な人に心を開きやすい理由は、質問の内容やタイミングも絶妙だからです。いくら聞き上手とはいえ、相手が嫌な気持ちになるような嫌味な質問をしてしまっては、「もうこの人とは一生関わりたくない」と思われてしまうでしょう。

相手が話しに盛り上がっている時に、「じゃあ、こういうのも好きですか?」と相手がもっと話しを広げれるような質問を出来ることが大切です。

き上手のメリットその4.「相手の人間性がわかる」

聞くことによって、相手の人間性を理解することができます。

人は「聞き上手」が相手だと、色々な話を次々としてしまう傾向があります。ときには気分よく話しているうちに、ふいに「本音」がでてしまうことも…。聞き上手の人は、そこをうまく読み取り、その人の考え方や価値観を見抜きながら、人間性を理解するのです。

これは、今後お付き合いしていく上で大いに役に立つでしょう。

あなたは大丈夫?やってしまいがちなNGな聞き方とは?

知らず知らずのうちに相手を不快にさせる聞き方をしている人もいるかもしれません。悪気があるわけではないのですが、それが身についてしまっているのでしょう。もし、あなたにも当てはまるものがあったとしたら今からでも遅くはないので気を付けるようにしてみて下さい。

NGな聞き方その1.先にオチを言ってくる

自分が一生懸命話をしているのに、そのオチを先に言ってくる人はいませんか?
「前から欲しかった○○があって、買いに行ったらさ…」
「売り切れていたとか?」
会話の中でこれを頻繁にされると、話す気分が無くなってしまうものです。何か面白い事があって、その内容を相手と一緒に共有して、楽しみたいという気持ちがあるからこそ話をするのです。最後のオチを話して「えーそうなんだ!!」という反応をしてくれるのを、内心楽しみにしている部分もあるはずです。

あっさり先に言われてしまうと、何だか肩透かしを食らったようなつまらない気持ちになるのではないでしょうか。それが毎回だったら尚更、その人と会話するのがつまらないと感じるはずです。

NGな聞き方その2.ダメ出しと否定形で返す

会話の中でいつも否定形やダメ出しで返してくる人はいませんか?例えば何かの話をしていた時に、あなたが何か言うたびに「だけど…」「でも…」「そうじゃなくて」といった返し方ばかりするのです。
また、ダメ出しで返す人もいます。例えば
「昨日、○○を買い忘れてしまったんだよね」
「メモして行かなかったからいけないんでしょ」
と言ったように、あなたの行動の全てにダメ出しをするのです。そういう人はいつも相手の上げ足を取るような返し方しか出来ないのかもしれません。どちらの返し方をされても全く楽しい会話にならないのですから、良い気持ちにはならないはずです。

NGな聞き方その3.目を見て聞いてくれない

会話をする時は相手の目を見るのが当たり前です。しかし目を見ずに、話している人の口元を見ている人はいませんか?本人も自覚がなく無意識にやっているのかもしれませんし、相手に気付かれていないと思ってやっているのかもしれません。しかし相手を見ていればわかる事です。口元ばかり見られているとしゃべるのがイヤになってくるものです。

それに話を真剣聞いてくれているのか疑問に感じます。目と目を合わせて会話していると、相手と通じ合っているかなと感じるものですが、目が合っていないと上の空なのかもしれないとすら思えます。

“聞き上手”になるための最も基礎的な5つの方法

聞き上手になるための、基本的な聞き方のポイントをご紹介します。

「聞くことが大切」といっても、ただ単に話を聞いていればいいのかというと、そうではありません。相手に「話を聞いていますよ」というメッセージが伝わらなければ、相手も話を聞いてもらっているのかわかりません。

ですから、積極的にこちらから「あなたの話をしっかり聞いていますよ」「面白い話ですね」というメッセージを送ることが大切です。

うなずく

「うなずく」ことは、コミュニケーション効果に大きな力を発揮することがわかっています。うなずくとは、首を前後に大きく振る動作のことです。

心理学者のマタラッツォの実験によると、会話中に全くうなずきがないと、話し手は不安になり、20秒前後しか話しが続かないそうです。ところが、うなずきを多くすると、聞いてくれていると安心して、話す時間が長くなるのです。

また、うなずくと話をしやすくなるだけでなく、相手に好意を持ってもらえる効果も期待できます。少しオーバーめにうなずいたり、ニコニコしながらうなずくのもいいでしょう。これはビジネスでも日常生活でも同様の効果があります。

人の話を聞くときは、大いにうなずいてください。そうすると、相手は真剣に聞いてくれていると満足するものです。

あいづち

うなずくのは確かに大切ですが、ただ黙ってうなずいているだけでは、まだ不十分でしょう。声を出すことも大切です。

うなずきは目から入る情報と言えますが、相手の耳にも「よく聞いていますよ」というメッセージをだすと、相乗効果となるのでオススメです。

たとえば、

  • 「なるほど」
  • 「そうですね」
  • 「すごいですね」
  • 「さすがですね」

というように、声を出してあいづちをうつといいでしょう。相手の話に大いに感動していることを伝えるのがポイントです。そうすると、相手は気分を良くしてくれ、素晴らしいコミュニケーションがとれるでしょう。

視線

「目は口ほどにものを言う」と言います。人間性や性格は目に出てくるものなのです。

「優しい目」「冷たい目」「おろおろした目」「物欲しそうな目」という様に、人間の心を表現するのによく目が用いられます。

そのため、コミュニケーションでも、相手の話を聞くときに「目」は大きな力を持っているのです。まず、何よりも「あなたの話に集中しています」ということを態度で示さなくてはなりません。

相手をしっかり見るということが「聞いていますよ」という意思表示になるのです。テレビを見ながら、携帯を見ながら、新聞を見ながらなど、何かしながら人の話を聞くことは控えましょう。人の話を聞くときは「聞くこと」に集中してください。そして、しっかりとアイコンタクトをとり、誠意を示すことが大切なのです。

質問する

質問するということは「あなたの話を聞いていました」というメッセージになります。なぜなら、本当に真剣に聞いていないと、質問そのものがでないからです。

質問がなければ、会話があっという間に終わってしまう可能性も高くなります。そのため、人と会話をするときは、常に質問する内容を考える必要があります。相手が次々と話したくなるような質問をすることを心がけましょう。

メモをとる

「メモをとる」ということそのものが「あなたの話を聞いています」というボディーランゲージになります。

逆に、全くメモをとらないと「聞く気がないのかな」とか「横柄な人だな」というように、いい印象は持たれないでしょう。中には、その辺の紙切れに書くような人がいますが、相手に失礼なのでやめた方が無難です。手帳やノートを用意して、相手に誠意を伝えましょう。

まとめ

いかがでしたか?聞き上手になるのは簡単なようですが、実際やってみると、想像以上に難しいと感じる人が多いのではないでしょうか。今まで人の話を聞かないクセがついてしまっている人ほど、慣れるまで時間がかかるでしょう。

そのくらい、クセや習慣を変えることは大変なことです。しかし、「聞き上手になること」は、大変な思いをしてでも、習得する価値のある能力であるといわれています。なぜなら、聞き上手になれば、人間関係が上手くいくようになり、人に好かれたり、尊敬されたり、これからの人生が素晴らしいものに変わるのです。

今回ご紹介した内容はどれも「今」から試せるものばかりです。どれか1つでもいいので、ぜひ試してみて、あなたの習慣に取り入れてみてください。