「公務員を辞めたい。」と思う理由とは?あなたが目指す前に知っておきたい6つの理由

公務員は安定しているし、せっかく狭き門をくぐり入れたのに、なぜ辞めたいと思う人が多くいるのでしょうか?その理由や公務員の実態について調べてみました。公務員を辞めたいと悩んでいる方は、他の人の考え方を見て参考にしてみてはいかがでしょうか。

公務員を辞めたい理由は?

公務員になることは常に倍率も高く、難しいと言われています。しかし、世の中で公務員になったけれども辞めたい!と思っている人は、意外にも多くいるようです。それでは、なぜ安定しており将来も約束されている公務員を辞めたいと思うのか、その理由を調べてみました。

1.仕事にやりがいを感じられないため

公務員を辞めたいと思う理由として、一番多いのがこの理由だと言われています。もちろん、この理由の場合は公務員だけではなく、普通の一一般的な企業に入っても同じようなことになる人はいるでしょう。

しかし、なぜか公務員を辞めたいと思う理由は圧倒的にこの理由が多いようです。おそらく、なんらかの志があって仕事に燃えて入ったような人の場合に、このような空虚感を覚える人が多いのではないかと思います。なぜなら、やはり公務員はお役所的な仕事をすることが多く、その多くはほぼ決まったルーティーンワークが多いため、自分が思い描いていたようなやりたい仕事がまったくなかった、などという場合も少なくないからです。

また、同じ部署などで長く働いている先輩が惰性で働いているような姿を見てしまった場合には、自分も将来このような姿になってしまうのではないかと考え、辞めたいと思ってしまう人が出てきてしまうのかもしれません。

2.クレーム処理などの仕事が多いため

クレーム処理などの仕事はとても辛い仕事でもあるので、おそらく若手に回ってくることが多いでしょう。そして、このクレームの内容が国の決められた内容のために、なぜ自分がこのようなクレームを毎日言われなければいけないのかなどと考えるようになってしまい、辞めたいと思う人が出てきてしまうようです。

確かに、通常の一般的な仕事であれば、大体は自分がしてしまったミスに対しての謝罪や反省などが多いのに対し、公務員の人の場合は国で決められた事柄に関しての問い合わせやクレームなどが多い為、自分が努力したところでこのクレームが減ることはまずありえません。

このような状況を考えながら、毎日クレーム処理をすることはとても辛く、場合によっては精神的疾患にもなりかねません。もし、このような悩みで公務員を辞めたいと思っている場合には上司などに相談し解決しないのであれば、本当に辞めることも視野に入れても良いかもしれません。人により適職があるので、神経をすり減らしながら我慢して働くのは心身ともに健康であるとは言えないので、なるべく早く解決できるように行動したほうが良いでしょう。

3.収入を増やしたいから

公務員は給料が安定していますが、その額面的には決して多い額ではないと言われています。一定の給料は常に安定はしていますが、たくさん働いてたくさん稼ぎたい!という考え方の人にはあまり向いていない職業でもあります。

公務員の場合には年功序列なために、若いうちに出世をするということは稀であり、そのため給料が上がるペースもあまり早くはないようです。仕事の内容や実績により、もっと評価されたくさん稼ぎたい!と思うのであれば、公務員ではなくそのような評価をしてくれる企業に就職したほうが良いでしょう。

4.世間一般の人からの風当たりが強いから

世間一般的な公務員のイメージはどうしても「楽」なイメージが強く、ことあるごとに批判の対象になる場合があります。しかし、実際はつとめる場所によっては人手不足で残業なども多く、激務の人もいます。

このような現状であっても、一部の人が楽をして稼いでいるというニュースなどが流れてしまえば、自分はまったく違う職場環境だとしても、同様に見られてしまい時には誹謗中傷をされてしまうこともあります。そのため、納得がいかず辞めたいと思ってしまう人もいるのでしょう。

5.ねぎらいの言葉や感謝されることが少ないため

どうしても公務員の仕事は、やることが当たり前の仕事だと思われてしまうため、感謝の言葉やねぎらいの言葉などをかけてもらえる機会が少ない仕事だと言えます。場合によっては、一般市民が支払っている税金で暮らしているくせに!などと言われてしまうことも少なくありません。

このような場面に直面してしまうと、なんのために仕事をしているのかわからず、やりがいも感じられない状態となってしまい、辞めたいと思ってしまうことにつながると言われています。

6.転勤や異動などがあるため

一部の部署に限ってのことのようですが、転勤などがあるために今住んでいる場所から移動したくない人は、辞めたいと思ってしまうことがあるようです。転勤や異動などの話は、おそらく入る前からこのような可能性があることは伝えられているとは思いますが、人間なのでその時の環境によっては転勤や異動などしたくないと思ってしまう人もいるでしょう。また、部署の状況などにより頻繁に転勤になってしまう状況もあるかもしれません。このような状況になってしまった場合に、辞めたいと思ってしまうことがあるようです。

7.人間関係・組織に疲れたため

公務員も一般企業と同じく、仕事を円滑にするためには人間関係をうまく構築しなければいけないようで、さらには組織としての考え方もおそらく一般企業よりも強いため、人間関係をうまく保てるかどうかで自分の立ち位置や仕事のしやすさが決まってくるようです。

このようなことによって、仕事上では一切の感情表現が出せなくなってしまった人などもおり、生きた心地がしないために息苦しくなり辞めたいと思うことにつながったと言われています。自分を無理に組織に馴染まそうとするのも精神的な苦痛になるので、組織感があまり好きでない人は向いていない仕事かもしれません。

公務員を辞めたいと思う気持ちは甘い?

では、このように一般の人からみたら安定している公務員を辞めたいと思ってしまうことは、ただの甘えなのでしょうか?

もし、入ってすぐに辞めたいと思っている場合であれば、逆にすぐに辞めて違う人生を歩んでしまった方が先々楽になるかもしれません。なぜならば、公務員に限らず一般企業でも入社後に自分の思い描いていた仕事と異なるため、辞めていく人もいるからです。これは決して甘いとだけは言い切れず、なんでも経験をしてみないと自分に合うか合わないか、好きか嫌いかなどわからないからです。

一般的には、一度入ったからにはある程度その仕事を続けてみなければわからないし、しばらくは我慢して続けなさい、という意見の方が多いようです。しかし、それは人によっては無駄な時間となる場合もあるので、たとえ甘えではないかと他人から言われたとしても、自分自身がどうしたいのかをきちんと考えて答えを出すようにした方が良いのではないでしょうか。

長く続けてから辞めることの方がリスクとなる可能性も!

また、逆に長い間公務員として働いたのちに辞めた場合の方が、再就職をするにあたりリスクとなる場合があると言われています。なせならば、まず公務員でも民間企業でも途中退職後の再就職は難しいとされており、それにつけ加え公務員は一般的に仕事が楽で給料分も働いていない、というようなイメージがあるからです。

他にも、独特の組織体制・意識であることから、態度が横柄で有休完全消化などの権利意識が強いといったイメージがあるため、民間企業に再就職するにあたり公務員で長年勤めていたことがじつは大きなマイナスイメージにつながることもあるのです。

このような可能性もあるため、我慢して長く続けるよりも早い時点で辞めたいと思った場合には、すぐにキャリアチェンジをする方が、先々の人生が良い方向へとつながることもあるようです。

公務員の女性が辞めれない理由

公務員を途中退職し再就職が困難なのは女性も同様であり、そのためになかなか辞められない、という人も多くいるようです。そして、女性が公務員を選ぶ際のポイントは、おそらく一生勤務可能であるからということもあり、辞めたいと思っても辞めれないという現実があるようです。

今の時代、公務員のように普通に仕事をしていればほぼ永久的に働ける、というような職場はほとんどないと言って良いでしょう。今は変化の激しい時代なので、どの仕事についてもずっとそれをし続けることができるというような保証は全くありません。

また、女性は結婚や出産などがあるため、その後にまた仕事に復帰できるような環境の職場を望んでいます。しかし、現実的にはそのような環境の職場はあまり多くはないので、産後の復帰などを考えた時に公務員という職業を選択することが多いと言われています。

しかし、人生を計画的に考えた上で公務員を選び入ったものの、仕事の面で選んでいない為に辞めたいと思ってしまうことも多くあるようです。それでも、前述したような安定して一生仕事をし続けられるような環境は他にはないために、公務員のままで過ごすという人が多いようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
努力をし試験に合格して入ったものの、仕事のやりがいを感じられなかったり組織的な意識になじめず、公務員を辞めたいと思っている人もたくさんいるかもしれません。そのような場合には、この先自分がどのような人生を送っていきたいかを今一度考え直してみるのが良いかもしれません。

この先自分がどういった人生を送りたくて、どのようなことに重きを置いて生きていくのかを考えることによって、公務員を辞めるべきか続けるべきかの答えが見えてくるはずです。自分の人生の中で大切なのは一生安定的な生活を送ることなのか、それとももっと自分がやりがいを感じることをして生きることなのか、大切だと思っていることが何であるかによって、選択はおのずと変わってくるはずです。

公務員を辞めることは、他の人からは「もったいない、甘い、」などいろいろなことを言われることもあるでしょう。しかし、自分の人生なのでこの先の長い人生をどのように過ごしたいかは、自分できちんと考え決めることがとても重要となります。