心が狭い人にはどう接するべき?心を広くするには?そんなときに役立つ4つの対処法!

心が狭いと感じる人が近くにいると何かと不愉快にさせられます。反対に、自分が心が狭いと自己嫌悪に陥ってしまうこともありますよね。心が狭い人は周りからあまり好かれなかったり、距離を取られたりしてしまいます。心が狭い人の対処法や、心を広く持つ方法などをまとめました。

心が狭い人の特徴

「心が狭い」と一口に言っても、そう感じる状態は人によってさまざまです。「心が狭い」と思われやすい人の特徴をまとめました。

他人を受け入れず、視野が狭い

他人の意見を聞き入れない頑固な人は心が狭いと思われてしまいがちです。他人の意見に左右されないというのは、一見芯があって頼もしくも見えますが、度を越してしまうと頑固、頑な、視野が狭いと思われてしまいます。

自分の殻から出ない、自分の好きなものは相手に押し付けるけれど相手の趣味や好きなものは否定する、などといった人は一緒にいても疲れますよね。

人をサポートするのを嫌がる

仕事や家庭において多いケースかもしれませんが、一緒に仕事をしている中で明らかに面倒なことは他人に任せたり、頼みごとをすると嫌な顔をしたり断られたり、自分の都合で相手を振り回したり、といった行動が見えると、心が狭い人だと思われかねません。

一人で行動している分には気ままに振る舞うことも許されがちですが、会社や家庭など、誰かと共同で作業をしたり一緒に生活をしていく間柄であれば、協力してくれない人に対して「心が狭い」と思ってしまいがちです。

自己中心的

人の話を聞かずに、自分の話ばかりする人や、人の都合を気にかけずに自分のしたいことばかりを要求してくるいわゆる自己中心的な人も、心が狭いと思われがちです。

自己中心的な態度には、「自分さえよければいい」というわがままな部分が見え隠れするために、相手からは「この人と関わるとろくなことがない」「この人とは深く付き合わないようにしよう」と思われてしまいます。

感情的になる

すぐにイライラする人も、心が狭いと思われてしまいます。怒りのポイントは人によっても異なりますが、こんなことで起こるの?というような些細なことで怒ったり、イライラしている理由があまり共感できるものではない場合などには、心が狭いな、と思われがちになります。

すぐ人のせいにする

心が狭い人はすぐに人のせいにしようとする傾向があります。人のせいにして自分の非を認めず、自己保身に走ろうとするのです。彼らは自分に降りかかる不利益に対してとても敏感であり、それを何としても自分から排除したいという気持ちで一杯なのです。

そのため、そのような状況から逃れるためには平気で他人を犠牲にしてしまうのです。その根本にはやはり自己中心性と自分を守りたいという自己保身への欲求が人一倍強くあると考えられます。職場などで特に多く見かけられるタイプと言えるでしょう。

人の成功を喜べない

心が狭い人は非常に視野が狭く、自分のことに気を配ることで精一杯な所があります。そのため、自分以外の他人の事柄まで深く気に留めることができないのです。ましてや人の幸せといった事柄には全く興味を持つことができないのです。

彼らはとにかく自分の幸せだけを追い求めているので、他人の幸せには一切の興味も湧かないのです。また、意図的に他者の幸せに対して無関心になっていることも彼らにはよくあります。自分以外の人が幸せになることで、深い嫉妬を覚えてしまうことがわかっているので、あえてそれに対して無関心になろうと自分をコントロールさせているのです。

このように意図的であれ、自然であれ彼らが自分以外の人の幸せを心から喜ぶことはほとんどないと言えるでしょう。

心が弱い

今まで紹介してきた心の狭い人の様々な特徴の根本には彼らの人間としての心の弱さがあると言えます。例えば、自己中心性は自分のことばかりにしか目を向けられない視野の弱さと余裕の無さがあります。そして、人の精にしようとする彼らには、自分の弱さを認められない弱さと自分を傷つけることへの恐怖心があると言えます。

これらの人間だれしもが持つ弱さが彼らの場合普通の人と比べて非常に強いからこそ、そういった弱さが際立ってしまうのだと考えられます。そして、彼らに共通している特徴として、彼らは自分たちがこのような人間的な弱さを人に見せいているという自覚がほとんどなく、人に言われなければ気付かない鈍感さもあるのです。

そのため、なかなか自分からこの様な弱さを認識して克服することができないのです。逆に心の広い人は常に広い視野で自分を客観視することができるので、このような、人に対して不快と思われるような自己の行為には人一倍の注意が払え、それを未然に防ぐことができてしまうのです。

周りに心が狭い人がいる時の対処法4つ

仕事や家庭、生活環境の中で心が狭いと感じる人が周りにいると、損な役回りを押し付けられたり、不愉快なことがあるのではないかと警戒してしまいます。周りに心が狭い人がいる場合の対処法をまとめました。

距離を置く、付き合わない

とにかくこれが一番です。人間関係にはそれぞれ適切な距離というものがあり、親しい人との距離は近く、苦手な人との距離はそれよりもはるかに遠いのが普通です。この距離感を間違えてしまうと、不愉快な気持ちになったりひどい時には言い争いになったりとトラブルの元になってしまいます。

あなたが「心が狭い」と感じている人は、一緒にいていい関係ではないはずです。そこまで関わらない相手ならば笑って許せることも、距離が近くなると怒りを覚えたりしてしまいますので、心が狭いと感じる人とは積極的に付き合わない・なるべく会わないなど、できるだけ距離を取ることをおすすめします。

もしも相手が直属の上司だったり、同居している家族だったりして、毎日のように顔を合わせるどころか一緒に行動する機会が多いとしても、精神的な距離を遠ざけることでかなり気分が楽になります。

期待しない、気にしない

他人に対してイライラしたりとネガティブな感情が沸き起こる時、多くの場合相手に何かを求めているけどそれが叶わない時ではないでしょうか?コンビニの店員の接客が悪くてイライラした、なんていう時でも、コンビニの店員は丁寧に接客すべきだ、という期待があるからです。

心が狭い人に対しても同じです。心が狭い人は、自己中心的、視野が狭い、といった特徴がありました。つまり自分が相手に何かを期待しても、あまり期待通りの反応が来るとは思えないのです。だったら、最初から「こういう人だ」と割り切って期待しないことが一番です。

そして、相手がどういう反応をしても気にしないこと。これまで心が狭い人に振り回されて嫌な思いをしてきた人は、最初の方はまだ嫌な思いを引きずったり、相手のことを目で追ったりしてしまうかもしれません。

しかし、「気にしない」ことを心がけていればそのうち本当に気にならなくなります。それでも気になるようであれば、楽しいことを考えたり一度席を立って距離を取るなど、何か工夫をしてみましょう。

たまに、心が狭い人に振り回されてストレスがたまり、それをお酒の席などで同僚に愚痴ってしまっている人を見かけます。しかしこれはとてももったいないこと。相手から愚痴っぽい人として敬遠されかねません。

それにせっかくの美味しいお酒も台無しになる、と思われてもう誘われなくなってしまうかもしれません。これこそ、大して大事でもない人のために自分が損しているようなものですよね。自分をより健全に保つためにも、心が狭い人は気にしないことが一番です。

反面教師にする

周りに心が狭い人がいる場合、自分が成長するチャンスだと捉えることができればしめたものです!

このように考えることができれば、心が狭い人に感情を振り回されることがぐっと減ります。もしも周りに心が狭い人がいて、不愉快な気持ちにさせられているならば、「この人のどんな部分に自分が反応しているのだろう?」と問いかけてみてください。

人は自分の鏡という言葉がありますが、自分の中の嫌な部分を持っている相手・自分がしたいけど我慢していることを軽々としている相手には不愉快になりがちです。相手のどういうところに不愉快さを感じているのか、自分と向き合うとで、自分が本当はしたいことや、何に我慢しているのか、といった自分の内面が見えてくることもあります。

せっかく不愉快な思いをしているのだから、そこから何かを得てやりましょう!

自分も相手も思いやってみる

直属の上司や家族が心が狭い人だった場合、被害が自分に直撃することもあります。嫌な思いもたくさんしてしまったら、相手のことが嫌いになってしまいますよね。もしも心に余裕があるのならば、一度発想の転換をして相手のことを想像してみるのもおすすめです。

例えば、いつも否定ばかりしてくる上司がいたとしたら、「もしかしたら若い頃にこの上司も私と同じような目にあっていたのかもしれない」と想像してみます。すると、今までとは違った感情が湧いてくるかもしれません。

また、いつも自分のわがままばかりを主張してくる同僚がいたならば、たまには自分も同じことをしてみるのもいいかもしれません。自分も相手と同じように傍若無人に振舞ってみることで、単なるわがままだと思っていたのが実は違っていたり、他人のことも考えての行動だったりと意外な相手の一面が見えてくるかもしれません。

自分のことを心が狭いと思ってしまう時

我慢のしすぎかも

心が本当に穏やかな状態から、いきなり怒り出す人はいません。もしいたとしたら、怒るまでに伏線があるのが普通です。あなたがすぐにイライラするならば、何かを強く我慢していないか振り返ってみることも大切です。

何も抵抗がない時には、人は力みません。すぐにイライラしたり、他人の言動に抵抗するような感触が自分であるならば、もしかすると「相手の言うとおりにしなければいけない」というような価値観を持っているのかもしれません。

何かを我慢している人は、「我慢することが当然だ」と思っています。しかし、心はそんなには強くできていないため、我慢には限界がきてしまいます。そして限界を超えてイライラしたり、誰かに喧嘩腰になってしまったりすると、我慢できなかった自分を責めて自己嫌悪に陥ってしまうことがあります。しかし、それは心が狭いのではなく、我慢のしすぎです。
自分の中の「〜すべき」が強い
自分を抑圧して周りに合わせようとする人も、自分のことを「心が狭い」と思いがちです。自分のことをうまく抑えることができなかったときに「心が狭い」と思ってしまうのです。

よくある悩みとしては、結婚する友達を祝福できないとか、子供の自慢話ばかりしてくる同僚を疎ましく思ってしまうとか、会社の飲み会に行きたくなくて欠席するときなど、他人に対して寛容にいられない自分を「心が狭い」と思う傾向が強いようです。

しかし、この自己嫌悪の裏には、「こうあるべき」という観念が隠れています。例えば、結婚する友達を祝福できないことであれば、「友達の幸せは祝福するべきだ」という観念が隠れています。
自分の中で「こうすべき」「こうあるべき」という観念が多い人ほど、自分の感情がそれにそぐわなかったときに「自分は心が狭い」と自己嫌悪に陥ってしまいがちです。

心を広くするための4つの方法

たくさん映画を見たり本を読む

心が狭い人の特徴には自己中心的、というものがあります。すなわち、わがままだったり、他人を顧みずに利己的に動いたりすることを指しています。他人のことを考えられない人は、共感力が低いと言われることも。

共感力を育てて鍛えることによって、相手の立場に立って気持ちを想像できたり、相手はこう思うかもしれない、と推測できる引き出しが増えます。共感力を育てるには、映画や本などがおすすめです。

どちらも、主人公を通して他人の人生をあたかも自分が体験しているかのように見ることができたり、他の時代を生きる人をリアルに感じることができる素晴らしいものです。自分以外の誰かの目を持ってみることは、共感力を育てるためにとても役立ちます。

視野を広げる

「こうあるべき」という常識や観念は国によっても、個人によっても、世代によっても実にさまざまです。もしも考えが偏っていたり、他の考えや価値観を知らなかったり受け入れられない場合は、人にも自分の考えを強要してしまったり、正しい、間違っているの二元的な価値観で判断してしまいがちになります。

しかし視野を広げることで自分の中の「こうあるべき」という価値観が破壊されていきます。心が狭い人の特徴に「他人の意見を受け入れない」「視野が狭い」というものがありますが、視野を広げていろいろな価値観や考え方を知ることは、心を広くしてくれます。

一人になってみる

心が狭いのかも、と落ち込んでしまう時には、心に余裕がなくなっていることが多くあります。自分のペースが乱れていたり、一人でいる時間が必要なタイプなのに終始騒がしい職場にいたり、ママになったばかりで育児疲れをしている、

といったように環境がストレスになり、自分に余裕が持てなくなっていることもあります。自分に余裕が持てないと、他人に優しくするのは難しいのではないでしょうか。

そんな時には、可能であれば思い切って一人になってみるのも一つの方法かもしれません。次の休みは一人で過ごすと決めて、好きな時間に起きて好きなものを食べたりして自分本位で過ごすとか、短い時間しか取れないのであれば、毎日コーヒーブレイクを習慣にするとか、

5分だけオフィスを出て一人になる、とかでも効果はあります。意図的に一人でリフレッシュする時間を作ることで、気持ちが切り替わったり心に余裕が取り戻せるのではないでしょうか。

心が狭い自分も認めて受け入れてあげる

友達の幸せを素直に喜べない自分に、こんなことを考えてしまうなんて、自分はなんて心が狭いんだろう、などと悩んでしまう時も、そんな自分も受け入れてあげてください。そもそも本当に心が狭い人は、心が狭いのではないかと悩んだりしません。

確かに心には余裕がないのかもしれませんが、悩んでいる時点であなたは心が狭いわけではないのです。それに、考え方は人それぞれ。自分にとって心が狭いと思うようなことでも、それが全然気にならない人は心が狭いとはとらえないでしょう。

「心が狭い」状態が主観的なものなのに、「こんなことを思う自分は心が狭いだろうか?」とあれこれ悩んでも正解はありません。自己嫌悪は、自分が思っていることを自分で否定している時に起こるもの。

心が狭いと自己嫌悪に陥りそうになったら、「私はこういう価値観を持っているのか」「私の心は今余裕がない状態なのか」と淡々と受け止めた上で、「じゃあどうしたいのか」を考えてみてはいかがでしょうか。

まとめ

心が狭い人と思われる行動には何個か特徴がありますが、実は心が狭いというよりも自分に余裕がなくなっていることが原因なことも。自分を心が狭いと思ってしまう時は、自分の状態をチェックするいい機会です。

また、周りに心が狭い人がいて嫌だな、と感じる時には、感情を振り回されないようにうまくつきあうことが大切です。