ケチな人と思われないために!ケチな人の心理や、倹約との違いをしっかり理解しよう

「ケチ」って非常に印象が悪いイメージです。場の空気を読めずにお金を出さないとか、極力お金を出さないようにしているとか・・・人によって収入って異なるし、節約しているだけの人やそんな頻繁に贅沢することはできない人もいるかもしれません。それで「ケチ」って言われても不愉快ですよね?それでは、一般的にいうお金持ちは「ケチ」ではないのでしょうか?それでは、本当の「ケチ」とは、どのような人をいうのでしょう?

ケチとは?

「けちとは、金銭や品を惜しがって出さないことやそのようなことをする人」と、一般的に言われています。
ケチとよく聞きますが、正直詳しく答えることができない人もいるかもしれません。ケチは、「お金を出さない人」というイメージですね。ですが、お金を大切にし、倹約している人たちや目標があって貯金している人たちもいます。その人たちは、ケチというのでしょうか?また、お金をたくさん持っている人たちはいつでも出さないといけないのでしょうか?どのような時にケチと言われてしまうのでしょうか?

ケチの意味をもう少し詳しく調べたところ、このような意味がありました。

1.くだらないこと
2.卑しく、気持ちが狭いこと
3.不吉なこと
4.縁起の悪いこと

簡単に言うとかなり「ネガティブ」なイメージが強いですね。一般的に使うケチは、初めに説明した「金銭や品物を惜しがって出さないこと」と「1.くだらないこと」、「2.卑しいこと、気持ちが狭いこと」に当たるようです。お金の使い方だけではなく、気持ちが関係しているかのようにも見えます。

それでは、これを踏まえてケチがする行動と逆のお金を大切に使う倹約家の行動を紹介したいと思います。みなさまが上手にお金とお付き合いできますように祈りを込めて。

ケチといわれがちな5つの行動

他人に自分の分まで支払わせる

会社や友人など人数が多い時の飲み会。よく食べて、よく飲む、けれどお金を払わない人っていませんか?きっちり割り勘にする人やふんだんに多く食べていた、飲んでいたのにも関わらず、その分を多く出そうとしない人です。これはケチの中に入ります。自分の分さえも支払うことをせず、他人に支払わせようとする行為です。厳しい言い方をすれば、「厚かましい」人と言えます。

また、自分で支払わなければならない時には安いお店やランチタイムなど安い時間帯を選択するにも関わらず、上司やお祝いなどで他人が支払ってくれると確定している時はいつも選ばないようなランクの高いお店や価格の高いお店を選択します。

自分で自分自身のさえ支払うことをせず、他人にはたくさん払わせようという貧しい気持ちがあるのが「ケチ」です。自分自身の世話もできない…、責任感がないという印象が強く残ります。

お店のものを持ち帰る

恥ずかしいことにケチは、カフェやレストラン、ファミリーレストランなどでミルクや砂糖、紅茶などのティーバッグを持ち帰ります。出されたものを持ち帰るというよりセルフサービスで自由に取ることができるミルクや砂糖、カロリーオフのシュガーなど自分で買うと高くつくからという理由で持ち帰ります。さらに上級になってくると、ファミリーレストランなどのティーバッグをいくつも持ち帰ったり、旅館のシャンプーなどを詰めて持ち帰るという人もいるのだとか…

これは、自分自身の生活で必要とする食費を節約し、他人のものでどうにかしようとしている心理です。カフェやレストランなどのものは他人のものという認識がなく、最悪の場合、「お金を払っているのだから(オーダーしているのだから)いいでしょ!?」とまで思っています。他人のものに手を出してまで自分のお金を使わないようにしようとする貧しい行動です。自分自身のことでもお金を極力出さずに他人から貰おうとします…

他人のプレゼントにはお金をかけず、自分は高いものを貰いたがる

子供や友人、彼、彼女、妻…様々な機会にプレゼントをすると思います。その時にケチは、小さなものしか贈ることをしません。金額が小さいという意味ではなく、プレゼントの中身に愛情や今現在の状況で一生懸命選らんだという感じがないのです。どちらかと言えば、「仕方がないから贈った」「うるさいから贈った」というニュアンスで、真心を感じることができません。他人に支払うことをしないのです。

その上、ケチが貰う立場の時には高いものや一般的に言われているいいものを欲しがります。また、気に入らないものであれば、貰ったものに関して文句や愚痴さえ言うでしょう。「他人に払うお金はない」「他人に何かをあげるのは無駄な出費」「他人に払って何になるのか?」などとしか考えられないのです。ここでも、他人に支払うことができないのに、他人からは多くのものを貰おうとする考えが働いています。

冠婚葬祭でも出したくない

人生には「冠婚葬祭」はつきものです。友人や会社の仲間などの結婚式や結婚祝い、出産祝い、また、快気祝い…数多くのお祝いがあります。近しい人たちにおめでたいことがあったにも関わらず、お金を出すことを渋ります。葬儀にも出すことを渋ります。そのような正式の場ではお金は包むため、実際には中身が他人には見えません。それをいいことにかなりの低い金額を包む人もいます。上司にも関わらず、部下の結婚式で○千円しか出さない人たちもいたのだとか…毎日、飲み会に使っていて結婚式に出せなかったそうです。このような行動をみなさまはどう思いますか?

冠婚葬祭が続くと正直厳しいと感じる人もいるとは思います。続いたから金銭的に厳しい、厳しいけれどお祝いはしたい!などの心理状況はふつうの人です。お祝いをしたい気持ちはあるのに、付いていくのに厳しいのも事実、というわけです。ケチは全く別です。他人に○万単位のお金を払うことがどのような状況でも嫌なのです。お祝いしたい気持ちなどありません。

自分の責任でもお金を出さない

様々なケースがあるのですが、自分の責任があってもケチはお金を払おうとは決してしません。例えば、デートで遅くなり、電車がなくなってしまいました。泊まることができない状況だとします。帰宅する方法はタクシーしかありません。そこでケチがすることは、「タクシー代を少しも出さない」です。2人のことですから、2人で決めたのでは?と疑問です。このような人をどう思いますか?

ケチが男性の場合、女性を遅くまで引き延ばした責任は自分にもあると自覚すべきです。人それぞれ収入は異なるので、距離によっては全額が厳しい人もいるでしょう。払えないのであれば、最初からこのような展開に持っていってはいけません。これをする男性は確実にケチ扱いされ女性は遠ざかります。

また、仕事でもお金を払わなくてはいけなくなってしまった状況になると相手に責任を押し付けます。まったく自分には責任はないと言い始めます。

責任感が少しもなく、「お金が絡むと必ず自分は払わないようにする」それがケチです。

ケチな人の心理

ケチの行動を見てみると、何が何でもお金を離さないという「執着」を感じられます。お金は大切なものではありますが、世の中で何かと交換するひとつの「手段」、「表現方法」です。必要な時にお金を使うことができないほど執着していることには理由があります。カウンセラーが言うには、幼少時代が関係していることが多いそうです。

思い出してみてください。あなたの幼少時代に周りはどのようなお金の使い方をしていましたか?

例えば、必要なことにお金をかけずに自分自身をただ満たすために何かを買うことをしてたり、みんなに合わせるために(流行など)お金を使っていた、お金が十分あるにも関わらず、お金に苦労したという話をよく聞いた、金銭管理が苦手で雑にお金を使っていた…など、思い当たることがあったらケチになる可能性があるそうです。本人に悪気があるわけではなく、根底にあることが恐怖心や不安を呼び、ブロックさせ、ケチにしてしまうのです。もちろん幼少時代の環境が「悪い」わけでもありません。そのような環境の人たちは、現在ケチな人と同じようにどのようにお金と付き合っていけば良いのかを知らなかっただけなのです。

どうせなら倹約家になろう!

「ケチ」に当てはまるかも…?

そう思ってしまった人は前進するのみです。ケチだと気づいた瞬間から、新しい世界への扉は開きます。自覚すれば改善する余地があるからです。どうせお金を使わないクセがあるのなら、「正しい」使わない方法にしませんか?真のお金持ちや成功者は、無駄にお金を使いません。

それでは、どのようなお金の使い方をしているかをご紹介します。比較してみてください。

服や靴、時計などにお金を使わない

みなさんはもし、たくさんのお金があったら高級ブランドを身に付けたいと思いますか?

お金持ちや成功していると言われている人たちは、実は服にお金をかけていないようです。お金を持っているので高い服をたくさん購入しているようなイメージが先行していますが、そうではないようです。社交関係もあるので、その状況に合わせた服装はきちんとしているものの高級ブランドを身に付けてはいません。同じく、靴や時計に関しても同じです。

歴代のお嬢様と呼ばれる人たちもこれと同じような人が多いそうです。虚栄心や自慢することは「恥ずかしいこと」と教え込まれるようで、一流と呼ばれている高級ブランドは身に付けず、質素に質の良い服を着るそうです。

マナーはきっちり抑えた上で、派手で目立つような行為はしないのですね。シンプルに過ごしています。

車にお金をかけない

お金持ちや成功している人たちは、高級車を乗り回しているイメージの人も多いのではないでしょうか?これもイメージが先行しているだけで、実際はそのような高級車に乗っている人は少ないようです。「となりの億万長者 著トマス・J・スタンリー」によると平均的な億万長者は資産の1%以下の金額で車を購入していると言います。さらに、36%の億万長者が中古車に乗るという事実まで!ここでも虚栄心や外見、自慢などではなく、実質的な車を選ぶようです。ケチではなく、「本当に必要なものにお金を払う」という様子が伺えますね。

高級車に高い金額を払って、ローンに追われたり、お金が少なくなって自分自身の責任さえもとれなくなってしまうケチになるような選択はしないということです。

物を大事にする

みなさんは物を大切にしている人を見て、どう思いますか?ケチと思いますか?大切にしているのを見て、素晴らしいと思いますか?

お金持ちや成功者は、物を大切に扱います。例えば、靴。通常な人は何足も持っていると思いますが、2足しか持っていない人もいるそうです。そして、その靴を丁寧に磨き、10年は履く。購入する際に長く使用することを考えた上で質の良いものを選びます。自分自身に必要なものだけを購入し、手間をかけてキレイに利用する。とても素晴らしい行為で尊敬できることだと思います。靴もそこまで大切にされたら幸せですね。その他にも「安いから」「人気があるから」「流行だから」などの理由でお金を使うことをしません。一度、購入したものは丁寧に長く使用するが基本なようです。

「物=お金」なのですから、物を大切に扱うことはお金を大切に扱うことです。

家にお金をかけない

お金持ちや成功者たちは、大きな家に住んでいるようなイメージです。本当にそうなのでしょうか?はやり無駄に大きな家に住んでいないようです。

メキシコの実業家であるカルロス・スリム・ヘル氏は、38年前に購入した家にずっと暮らしているといいますし、バークシャー・ハサウェイの会長兼CEOであるウォーレン・バッフェット氏は、50年前に250万円くらいで購入した郊外にある家に住み続けているといいます。ここでも、物を大切にする心が表れています。その他、仕事などで滞在するホテルも標準クラスといいます。「NETが繋がればよい」など、必要でないものは省き、その時に何が最も必要なものかを明確にとらえているのです。

ここでわかることは、「特に大きな家や高い家に暮らす必要がないなら、そこにはお金を使う必要はない」と虚栄心がなく、謙虚に暮らしている様子が伺えます。

健康にお金を使う

ケチの人は、自分自身の食費さえお金を出すことを渋っていましたが、お金持ちや成功者の倹約家たちは健康にはある程度のお金を使います。と、いっても、「贅沢な食事をする」ということではありません。「健康でいられるため」にお金をかけるそうです。バランスの良い食事をするために野菜やタンパク質などにきちんとお金を払う。ケチな人ほど食費を浮かせようとインスタントの食事で済ませている人が多い中で、基本的なことにはお金を渋りません。

お金持ちや成功者は、一般人よりも健康が重要と知っています。彼らは重大な責任を担っているので、安易な選択で体調を崩すことなんてできるはずがありません。犠牲があまりにも大きすぎ、他人にかかる迷惑は想像以上です。そのことを十分理解し、「パワフルに活動できる状態」であることをキープし続けるように努めています。そのため、野菜や果物など天然の素材、質の良い食事にはお金はかけているのです。

勉強やレベルアップにはお金をかける

お金持ちや成功者は勤勉です。勉強する努力をしており、尽きることがありません。そのために必要なお金は払うそうです。本を読んだり、現在のレベルから上に行くために必要な費用などにはお金をかけます。

世界的に有名で今現在でも人々に夢を与え続けているウォルト・ディズニー。彼は、小さなアニメーションから始まっています。努力が反映され、収入が上回った時に彼がしたことは現在よりも良いアニメーションをつくること。そのために、新しい機材を導入したり、より良いものを視聴者に提供するためにお金を使ったそうです。

お金持ちや成功者は、自分自身の欲望を満たすためにお金は使いません。今現在の状況をより良く「人」に提供するためにお金を上手に使います。環境の場合もあります。チャリティーなどに参加している成功者は多いですよね?常に客観的な厳しい視点を持ち続け、提供するために必要なものにはお金を費やすのです。それが、会社の人材であったりする時もあるでしょう。常に勉強し、レベルアップに必要なことにはお金をかける。ケチの使い方とは完全に異なるのがわかります。

ケチはやめて、人として上質に!

「ケチ」と倹約家の違いを紹介しましたが、どのように感じたでしょうか?

ケチと倹約家は「お金を使わない」ことは共通点でした。ですが、使い方が逆でした。ケチは「不要な部分にお金を使い、他人には使わない」、真のお金持ちや成功者は「自分自身の無駄には決してお金を使わない」です。人として尊敬できる部分が多く、上質だと感じました。どうせお金を使わないのなら、無駄なものを省いて、世間の人々や環境に貢献した方が気持ちがいいと思います。置かれている立場や責任によっては、外見にお金を投資しないとならな場合もあるでしょう。それは、必要なことなので使って良いと思います。大切なのは、「何に必要で、何が不要なのか?」をしっかりと見極めることなのではないでしょうか?

みなさんがお金持ちや成功者になることに興味がなくても、教えていただける部分はたくさんあるはず。「ケチ」にならずに、豊かな人生をお送りできるように。