【処女膜再生手術の種類や費用とリスク】手術による出産の影響はある?

処女膜再生手術を行えば、何らかの事情で処女膜が破れてしまった人も、性行為時に出血することが可能だと言われています。処女膜を再生することで、トラウマを克服できる、彼に処女だと信じてもらえる…など、精神的にもプラスの効果が期待されます。そこで、処女膜再生手術におけるメリット・デメリット、費用や手術の種類などを紹介します。

処女膜の再生が出来るって本当?

膣口の内側にある、粘膜のひだである処女膜。脆弱な組織のため、スポーツやタンポンの挿入などで破れてしまうこともあります。また処女膜自体が薄い・厚い、伸縮性が強い・弱いなど、人によって様々な形があります。そのため、「初体験時の出血がない=処女ではない」という考え方は出来ないと言えるでしょう。

しかし、男女ともに「処女膜がある=処女」「初体験=処女なら出血する」と考える人も多いのが事実です。処女膜再生手術を行えば、何らかの事情で処女膜が破れてしまった人も、初体験時に出血することが可能だと言われています。

処女膜の再生に興味がある女性は、処女膜再生手術におけるメリット・デメリット、費用や手術の種類などを知って、処女膜再生手術を行うべきかどうか?ということをしっかりと考えましょう。

処女膜とは?

処女膜の存在意義については、様々な憶測がありますが、主に「精子の逆流を防止する為のもの」という考え方が多いようです。処女膜は性行為を重ねても、無くなることはないと言われています。

処女膜は膣口の内側にある粘膜のひだのこと

処女膜とは、膣口の内側にある粘膜のひだのことです。処女膜という名前から、膣口を塞いでいる膜というイメージを持っている人も多いかもしれませんが、実際には小指くらいの大きさの穴が開いているそうです。処女膜に穴が開いていることで、生理による経血・おりものなどの分泌液は、体外へと出てくることが出来ます。処女膜の厚みは障子の紙程だそうです。

処女膜は、通常スポーツやタンポンの使用、骨盤の検査などで裂けることはないと言われていますが、激しい動作や衝撃が加わることで、裂ける可能性もあるそうです。

また、初めての性行為で出血したという女性は43%で、残りの57%は不明であると言われることから、「処女=初体験での出血」という安易な考え方は、間違いであると言えるでしょう。しかしながら、日本では男女ともに「処女=初体験での出血」という考え方が根強く残っているのも事実です。

処女膜の種類

環状(かんじょう)処女膜

最も多いといわれる形

中隔(ちゅうかく)処女膜、篩状(しじょう)処女膜

処女膜の一部が繋がっている形。婦人科で切ってもらうことが可能です。

閉鎖(へいさ)処女膜

処女膜に穴が無い形。生理が始まる思春期の頃に、血液が膣から出ることが出来ない、という事態を招くことがあります。こちらも婦人科で切ってもらうことが可能です。

処女膜が無くなる原因

一般的に処女膜がなくなる原因として、性行為を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。処女膜は、通常スポーツやタンポンの使用、骨盤の検査などで裂けることはないと言われていますが、激しい動作を加えることで破れてしまうこともあるそうです。

1.性行為・自慰行為

「初体験で処女膜が破れて出血する」というイメージを持っている人は、多いのではないでしょうか。初体験で処女膜に傷が付くことにより、出血するケースがあります。また処女膜が厚い場合には、性行為を行うたびに出血を伴う場合があります。出血が止まらない・痛みが持続する場合には、婦人科への受診を行うと安心です。

ただし、処女膜自体には元々穴が開いているので、初体験=出血という訳ではないようです。また膣からの分泌液が多ければ、初体験でも出血しなかったり、痛みを伴わない場合もあります。

また性行為だけでなく、自慰行為を行うことで処女膜に傷が付き、出血してしまうケースもあります。他にもタンポンを使用したりなど、膣内に挿入経験がある際には、処女であっても処女膜がなくなってしまう場合があります。

2.激しいスポーツ

柔道、体操、陸上などの激しいスポーツを行っている場合、処女膜が破れている場合があります。処女膜は薄い膜ですので、強い衝撃を受けたり、足を大きく開脚したりなどの行動によって、破れてしまう可能性があるからです。

処女膜の再生手術はどんな人に向いている?

処女膜を再生することは、初体験の感覚をもう一度味わえる、というメリットがあります。彼に処女であると信じてほしい、初体験のトラウマをなくしたい…など、処女膜を再生したい人には、様々な理由があると思います。ここでは代表的な例を挙げてみました。

ただし、彼に処女であると嘘をついて性行為を行う場合には、処女膜再生手術を行えば終わりという訳ではありません。性行為後も最後まで嘘を突き通すという覚悟が必要であることを、忘れてはいけません。

1.初体験に対してトラウマがある人

無理やりの性行為やレイプなど、初体験に関するトラウマを持った人が、手術を行うケースが非常に多いようです。処女膜を再生することで、同時に過去のトラウマを無かったことにしようと思える、という意見もあります。処女膜再生手術を行うことで、精神的に落ち着くことが出来るなど、処女膜を再生する以外にも、大きなメリットがあると言えるでしょう。

2.予期せぬ理由で処女膜が破れてしまった人

柔道、体操、陸上などの激しいスポーツや、自慰行為やタンポンの使用など、予期せぬ理由で処女膜が破れてしまった人もまた、処女膜再生手術を行う人が多いようです。初体験で処女膜を破りたいという思いを持っている人は、初体験前に再生手術を行うことで、初体験時に出血する可能性が高まります。

3.彼に処女だと思われたい人

昔に初体験を終えた経験があるけれど、彼には処女だと言っているなど、彼氏に処女であることを証明する手段として、処女膜再生手術を行うようです。また、何らかの理由で処女膜が破れてしまったけれど、処女である、彼に処女だと信じてほしい、初体験時に出血しないことで疑われたくない、という思いから処女膜再生手術を行う人もいるようです。

4.初体験の感覚をもう一度味わいたい人

結婚して時間が経って、夫が自分の事を女性として見てくれない。セックスレスが続いている。など、恋人や夫婦間で、性行為に対する不満がある場合に、女性が処女膜再生手術を行う人もいるようです。

初体験の感覚をもう一度味わうことで、恋人や夫婦間のわだかまりや不満が解消する可能性があります。お互いが新鮮な気持ちで性行為を行えることで、日ごろの生活にもメリハリが生まれるという効果もあります。

処女膜再生手術の種類とは?

処女膜再生手術は、主に「プチ処女膜再生手術」と呼ばれる方法で行われているそうです。他にも縫合手術や、レーザーを使用した手術方法などもあります。自分自身の処女膜の状態に合わせて、医師と相談した上で、自分にぴったりの方法を見つけてください。

1.プチ処女膜再生手術

裂けてしまった処女膜を、医療用の糸でとめる手術です。処女膜を再生するわけではなく、あくまでも一時的にとめる形になります。そのため効果も一時的で、性行為は術後約1週間以内に行うことをオススメされるようです。シャワーは当日から可能だそうです。

他の手術と比べると、比較的簡単に行うことが出来るため、多くの病院でこの方法での手術が行われています。デメリットとしては、約1週間以内に性行為を行う必要があるため、予定の調整が必要です。彼との旅行前など、この日に性行為を行うであろうとする日を予測する必要があります。

2.縫合手術

縫合手術は、細い糸でひだの粘膜同士を縫い合わせて、元の処女膜に近い形を再建する手術です。この糸は、自然に溶けるものを使用するので、抜糸の心配はいらないそうです。また、手術の際には局所麻酔を使用するので、痛みはないと言われています。

シャワーは当日より可能、入浴は1週間後から、激しい運動は2週間後からと言われており、性行為は術後1カ月禁止となるそうです。代わりに効果が持続するために、いつまでに性行為を行わなければならないという縛りはないそうです。

激しく処女膜が裂けてしまっている場合や、処女膜自体が少ない場合でも、手術を行うことで処女膜を再生させることが可能です。

3.レーザーによる手術

裂けてしまった処女膜に、レーザーを当てて行う手術です。レーザーを使用して処女膜を癒着させた後に、縫合するそうです。縫合手術と同様、性行為は術後1カ月は禁止になると言われています。

デメリットとしては、レーザーを使用した場合に、処女膜が強く癒着しすぎてしまい、処女膜強靭性を引き起こしてしまう可能性があるという事です。処女膜強靭性は本来先天性のもので、処女膜が厚く膣口が狭くなってしまった状態を指します。性行為自体が困難になってしまうため、処女膜強靭性を引き起こしてしまった場合には、処女膜の切開手術が行われるそうです。

処女膜再生手術にかかる費用とは?

処女膜再生手術は保険適応外のため、約15万円~の手術費用が掛かります。手術費用の他に、麻酔代などが別途でかかる場合もありますので、手術前に医師に確認を行うことが大切です。

プチ処女膜再生手術

最もメジャーで、安全性も高いと言われている手術方法です。料金相場は約15万円~20万円前後と言われています。

縫合手術・レーザーによる手術

処女膜を縫合したり、縫合後にレーザーを使用して、処女膜を定着させる場合もあるそうです。これらの手術の場合には、料金相場は約20万円~30万円と言われています。

保険は適応されないという点に注意が必要

処女膜再生手術では、保険は適応されません。美容を目的とした手術や治療の場合、保険適応が認められていないからです。そのために、思っているよりも手術費用が高額の場合もあります。処女膜再生手術自体は、自由診療という扱いになるため、クリニック・病院ごとに価格の設定が異なるそうです。

ただし、出来るだけお金をかけずに手術したいからといって、安いという理由だけで、病院を選ぶのは避けた方が良いでしょう。処女膜再生手術は、デリケートな場所の手術になりますので、失敗やミスのリスクが少ない病院を探す必要があります。

手術前のカウンセリングに対応しているかどうか、実績があるのかどうか、病院内の雰囲気はどうか、信頼のできる先生であるかどうか…などを念入りにチェックして、本当に信頼のできる病院で、手術を行うことをお勧めします。

処女膜再生手術におけるリスクとは?

処女膜再生手術は、比較的安全に行うことが出来ると言われていますが、手術を行う以上、リスクがあることも知っておかなければなりません。リスクを少しでも回避できるよう、医師の言葉を守って術後は安静にすることが大切です。

リスクに関して不安な面がある場合には、直接医師に相談するのも一つの方法です。ここではよくあると言われる「腫れ」についてお伝えします。

術後に腫れることがある

処女膜再生手術では、術後に多少の腫れを伴うと言われています。術後長時間立っていたり、歩き回ったりなどをすると、腫れが強く出やすいそうです。特に、手術当日は腫れやすいとのことなので、手術後は自宅で安静にすることが大切です。

処女膜再生手術は出産に影響があるの?

出産への影響は一切ないそうです

処女膜再生手術は、膣の粘膜を縫合するもので、性行為によって処女膜は裂けてしまいます。そのため、処女膜再生手術後の妊娠や出産には、影響はないと言われています。また出産経験があっても、処女膜再生手術を行うことは可能だそうです。

パートナーとの性関係を良くするために、手術を受ける経産婦さんもいらっしゃるそうです。ただし、出産経験を隠すために、処女膜再生手術を行う場合には、妊娠線などでばれてしまう場合もありますので注意が必要です。

まとめ

処女膜再生手術という言葉を、初めて知ったという人も多いのではないでしょうか。処女膜再生手術は、初体験にトラウマがあったり、何らかの理由で処女膜が破れてしまったという人が行うことで、彼との性行為を安心して行うことが出来るなどのメリットがあります。

一方で、保険が適応されないために手術費用が高額である、手術後のリスクがある…など、知っておかなければならないデメリットもあります。メリット・デメリットの両方を知ったうえで、安いというだけで病院を選ぶのではなく、本当に信頼できる病院・先生を見つけて、納得をしたうえで手術を行うことが大切ではないでしょうか。

また、日本では「処女との性行為=出血」という思い込みが、多いと言われています。処女であっても初体験で出血が無い場合もあるということを、男女ともに知っておくことが大切だと思います。