謙虚な人が尊敬される理由って!?まずは謙虚な人の特徴を理解しよう

謙虚な人って、どことなく優雅でだし言葉遣いも丁寧で余裕がありますよね。自信に満ちていて、もちろん、周囲を見回す度量もあります。でも、そんな人になるのは無理かなと思っているあなたも、謙虚な人になれますよ。では、謙虚な人って、どんな人なのかを紐解いてみましょう。

謙の意味、虚の意味

謙虚な人の話に入る前に、謙虚の文字の解釈を先に行ってみましょう。「謙」の意味には、例えば、へりくだる、出しゃばらずに、後ろに下がっている。人の下につく。ゆずる。控え目で慎み深い。へりくだって人にゆずること。満ち足りて安静なさま。あまんじる、などがあります。

次に「虚」の意味ですが、例えば、からっぽで何もない。むなしい。 うわべだけで中身がない、 うそ。いつわり。気力や精気が足りない。 備えがないこと。 邪心を持たない、などが挙げられます。
これらの組み合わせが、謙虚の意味「ひかえめでつつましやかなさま。自分の能力・地位などにおごることなく,素直な態度で人に接するさま」 を作っているわけです。

これを見ても分かる通り、謙の場合は、すべての意味合いが謙虚に含まれていますが、虚を見てください。虚では、うわべとか、中身のないことが羅列されています。ですが、最後の邪心を持たないという意味合いが記されています。

これなのだ!という意味がここに出てきました。「謙虚」は、「虚」の邪心がないという意味が加わることで、初めて成り立っていることが分かります。

それでは、その「謙虚」を内に秘めた謙虚な人を見て行くことにしましょう。

謙虚な人とは?

謙虚さの反対というと傲慢ということになるでしょうか。この傲慢、嫌な言葉ですね。世の中に、このタイプの人間がいるのも確かなことです。そこで、その反対の謙虚な人のことですが、まずは印象度をよくする大事な要件の一つに挙げることが出来ます。

例えば、正直さや誠実さ、思いやりもありますし気遣いとか。頼りになる、知的で仕事が出来るなどと並んで、謙虚さが印象度を上げる要因になっています。謙虚には、自己中心的でないとか、控え目とか、わがままではないとか言われることが多く、実際に、謙虚な人に出会うと。そんな印象を受けます。

そして、もう少し強く主張すると、自己犠牲を自分に強いたり、チームプレイに徹したり、とにかく、人を立てることを忘れないというセンスがあります。つまり、利己的なところがないのです。

謙虚さというものはそういうものと理解できます。したがって、このような行動をとる人が、謙虚な人ということになります。

謙虚な人の特徴

謙虚な人は控え目

例えどんなに仕事が出来ても、あるいは美人できれいであっても、傲慢な人は支持されることが少ないと言っていいでしょう。なぜなら、出来ることや美しいことを鼻にかけるような態度をとれば、周辺の人たちの見方がそれだけに集中して、仕事の出来ることや、美人からは頭が完全に離れてしまうことになります。

ところが、同じような人がいて、少しも鼻にかけるようなところがないとすると、周囲の人たちの見方が友好的で、協力的な態度をとることが多くなるとのことです。というのも、腰が低く控え目であったことが、そのような態度をとらせているのです。そう考えると、いかに傲慢な態度が印象を悪くしているかが分かるというものです。

つまり、傲慢な態度は相手に対して悪感情を抱かせ、悪い印象しか残さないことになり、一方の謙虚な態度は親密感と称賛を抱かせ、良い印象を残すことになります。このように、謙虚な人は存在感を見せないようで、実際には見せていることになるでしょう。

謙虚な人は利己主義ではない

周囲を見回して、結構利己的な人っていませんか?こういう人に概して見えるのは、思いやりのなさです。自分のことに関しては人一倍うるさく、他人を犠牲にすることなどお構いなし。それに加えて、自分の要求を貫徹しようとする態度は目に余るものがあります。

例えば、組織の中にあって、自分が目立つような仕事には飛びつくが、感謝されないような仕事を無視したり、逃げたりします。それだけでなく、上司にアピールできる仕事と判断すると、誰よりも前にシャシャリ出てくるなど、すべてに亘って自分が一番と考えます。

それに対して謙虚な人は、傲慢な人の逆を行くわけで利己主義的な発想はしません。多くの場合、自分は黒子のような役割をすることがあって、どちらかというと、一緒にいる同僚に対してのサポート役を果たすマインドがあります。

つまり、謙虚な人は、常に相手への配慮を考えているので、それが控え目の態度として見えるわけです。しかしながら、すべてが他者のためというわけではなく、もちろん、自分のことを犠牲にしていいことではありません。その視点に立つと、利己主義ではないということは、自分の存在をしっかりと示しつつ、自分の要求をもバランスをとりながら主張することがあっても当然許されます。

謙虚な人は公平無私

公平を定義することは難しいところがありますが、例えば、チームワーキングで挙げた成果をどう判断するかというときに、傲慢な人と謙虚な人との対応の仕方を見れば、明らかに違うことが見てとれます。

傲慢な人は功績を独り占めしますが、謙虚な人はそうはしません。客観的にチーム内を見渡して、誰がどんな貢献の仕方を弁えた上で、他のメンバーにも気遣いを忘れません。その裏側には、誰だって自分の働きを認めて欲しいと思うのは、当然のことです。

ですが、チームでの行動である場合は、自分一人が突出するわけには行かないのです。謙虚な人は、そのあたりの呼吸感を理解しているので冷静な態度で、接しようとします。そして、傲慢な人が出てこないようにチーム内のまとめにタッチしながら、公平な判断を下すようにするのです。

謙虚な人がそれを出来るのは、今言った公平さを保つセンスビリティと、自分を押さえる行動が信頼されているので、許されているのです。なぜなら、そうしたからと言って、彼は、功績をあげたチームから外れることはありません。

謙虚さは思いやりに現れる

謙虚さを説明する時に、どう説明したらいいのか迷う人がいるそうです。言われてみると確かにその通りで、何となく説明しにくいことに気がつきます。そこで、それを説明するのに謙虚の反対語と言われている、傲慢や虚栄、うぬぼれを説明し、その反対が謙虚のイメージになることをそれとなく感じさせることが多いようです。

そこで、謙虚さをどこに見るかというと、思いやりに見ることが出来ます。思いやりの眼目は相手への気遣いです。気遣いは相手への関心の高さを示しています。つまるところ、人間関係の構築こそが大事なポイントであることを見抜いているので、そういう思いやりの態度がとれるのです。

そして、その思いやりが、ある時は親切心や気遣いに繋がって行くのです。

謙虚な人のこと、あなたは好きですか?嫌いですか?

自分の周囲に謙虚な人がいますか?いたとして、あなたは、その人が好きですか?それとも嫌いですか?謙虚な人への好き嫌いの評価は、面白いもので極端な差があります。ここで、問題になるのが謙虚さの濃淡です。というのも相手を見て、ある人は、彼は謙虚な人だと言っても、別な人間は同じ相手を見て、彼は謙虚ではないと言う場合があります。

このように人によって解釈が違うところが、謙虚さのポジショニングを曖昧にしているのですが、これを完璧に定義することは難しいことで、だからこそ、謙虚さの反対概念である傲慢さをよりフィーチャーすることになっているようです。

謙虚な人が好きだという人は、素直に相手のことを見つめているのかも知れません。ところが、嫌いだという人は、相手の謙虚な姿勢を、例えば、必要以上にへりくだっているとか、過剰なほどに自己防衛をしているように見えたりすることに対して、同じように過剰に反応しているのかも知れません。

ということで、一概に好きとか、嫌いとかのデジタル思考ではなくて、もう少しアナログ的な思考の方が、人間らしくていいのではないでしょうか。わざとらしい仕草や自己防衛的な仕草を見て、謙虚な人だと見る人も中にはいるでしょう。

そこには、正しい解答はありません。言ってみれば、好き嫌いの範疇ではなくて、馬が合うかどうかの視点で見るべきであって、もし、謙虚な人が嫌われるとしたら、逆説的に言えば、傲慢な人が好かれることになりませんか。

謙虚な人と知性

ここで言う知性は頭脳の方ではありません。謙虚な人は傲慢な人とは違って感情をコントロールできることが特筆されます。傲慢な人は怒りを感じると、誰に遠慮することなく、その場で怒りをぶちまけます。

ところが、謙虚な人は怒りを感じても、傲慢な人のアクションのように、その場で怒りをぶちまけることはしません。そこに働いているのが知性なのです。謙虚な人はそれが出来るのです。それは感情のコントロールです。

そして、怒りの感情がコントロールできるようになれば、他の感情もコントロールできることは間違いありません。なぜなら、怒りを超えるような感情を震わすものがないからです。そこには、怒りをもたらしている対象が何でもあっても、怒りに比べてみれば向き合い方も楽に感じるはずです。

つまり、知性が感情よりも優位に立つことで、しっかりとコントロールすることが出来れば、より謙虚さに磨きがかかることになります。謙虚な人はそうすることでプラスイメージを作りあげています。

謙虚な人の強さは態度の変更

謙虚な人の強さって、どこにあるのでしょうか。これは感情のコントロールに関係するのですが何事に対してもフレシキブルな対応が出来ることにあります。相手の対応の仕方を見れば、あなたの態度の取り方が決まってきます。

つまり、あなたが相手に対して、どのような態度をとるかはあなた自身にかかっています。謙虚な人はそれが自由にできるのです。なぜなら、思いやりや優しさ、気配り、その他についても、自分の意志であるかのように自然に打ち出しても、中には、ひねくれた考え方で受け取る人間がいます。

純粋な気持ちでというか、特別な感情ではなく、ごくごく普通の感情の発露でも、そうはとらない人間がいるのです。そのことに対して、一々腹を立てていても何ら生産的なものはありません。

謙虚な人はどんな場合でも、そのような考え方をする人に対して態度を変えることが出来ます。それは、相手に迎合するのではなく、相手の視点、ものの見方をチェンジするように仕向けるのです。なぜなら、そういうものの見方をする人間の態度は、そう簡単に変わることはありません。

しかしながら、謙虚な人はそのことを自分のことのように考えて、相手に対して仕掛けることが出来ます。強い信念がありますので当然のことです。そして、そのような態度をとるようにすることこそが、謙虚な人の強さでもありますし、謙虚の裏側にある影響力でもあります。

謙虚な人になれない行動

謙虚な人になれない行動にはどういうものが挙げられるでしょうか。私たちの利己的な行動というものは、心ある人が見ればすぐに判断できますし、その影響力は相手に対しても印象を悪くします。

例えば、おいしそうな仕事だと思って最初だけ手を挙げて、後は人に任せて自分は何もしなかったり、仕事上でオフタイムの時間に食い込みそうになると、さっさと先に帰ってしまったり、自分だけでは仕事が終わらない場合、人に応援を頼むが、自分が頼まれた場合は素知らぬ顔をして逃げ回るだけの人がいます。

それに加えて、相手が何を考え、何を要求しているのか、相手のことを考えないで行動することや、相手の立場を弁ええずに、自分流で勝ってに判断をしたり、相手を尊重するような姿勢を示さなかったり、チーム作業を無視したり、何かにつけて非協力的な行動をとったりします。

謙虚な人とコミュニケーション

謙虚な人のコミュニケーションの取り方には特徴があります。それは、コミュニケーションのスタイルをよく知っているということです。例えば、コミュニケーションの基本である、相手の話をきちんと聞ける態度を持っていること。そして、まずは相手に話をさせることから始めます。

そうすることで、自分から押し付けるようなことはしませんよという態度を見せます。その上で、今度は、自分の話を聞かせるようにします。こうすることで、うまく双方向が出来るように仕向けます。

謙虚な人はコミュニケーション能力がもともと高いので、話の内容によっては自分のテリトリーの内容にするか、それとも、相手のテリトリーの内容にするのか、臨機応変に対応ができるので、相手も構えるところがなくスムーズにコミュニケーションがとれるようになります。

このコミュニケーションで大事なポイントは、聞き上手になることです。つまり、相手のテリトリーの話に乗ってあげることが、話し上手になる前に必要になります。なぜなら、私たちは誰でもそうですが、人に話を聞いてもらえることは、何となく、自分の存在感が相手に通じているようで、特に経験の話をする場合などは、その人の人生観のようなものがでてきますので、相手を知る上でも大切なことになります。

謙虚な人はこうすることで、相手の人を立てつつ次のステップの進展へと駒を進めて行きます。

謙虚な人の言葉遣いと内容

コミュニケーションで大事なことに聞き上手になることを指摘しましたが、それと同時に謙虚の人の言葉遣いにはどんなものがあるのでしょうか。当然、相手に合わせた言葉遣いが重要なことはもうすまでもありません。

例えば、文学作品をあまり読んでいない人の前で、自分がどれだけ本を読んでいるかを披歴するような話をしても、相手は興味を持っていないし、ただ退屈でまったく聞く耳を持たないかも知れません。

そういう場合、謙虚な人は咄嗟に状況を判断して、話題をかえるでしょうし、専門用語なども使わずに相手にあわせた話をします。その場では、頭の良さや物知り、知的な印象を与えるのが目的はなく、あくまでも、コミュニケーションの場であることを忘れてはいけません。

謙虚な人は、その辺りの事柄については、十分承知をしていますので、すぐにも対応が出来るのです。その他にも、謙虚な人はどんな言葉遣いや内容持った話をするのかを見て行きましょう。

謙虚な人は褒め言葉を上手に使う

誰でも褒められたらうれしいものです。なぜなら、自分にしていることが役に立っていると周囲の人たちが認めていることになるからです。これが、モチベーションになるのです。
謙虚な人は、相手のどの部分を認め、褒めてあげればいいのかをよく知っています。

傲慢な人は相手をけなすことで優越感に浸りますが、謙虚な人は、決してそのようなことはしません。無意味な批判はしないことが、どれだけモチベーションに影響を与えるかを心得ているからです。

謙虚な人は相手がマイナスの感情を抱くようなことは言いません

叱ったり説教したりする場はともかくとして、普通の生活の場面では、謙虚な人は相手に対して例えば、失敗、無能、リスク、不可能、無理、など否定的な言葉遣いはしないものです。仮に、このような否定的な言葉が並べられたら、言われた相手は萎縮するだけです。

それよりも、可能性がある、やるべきだ、成功する、元気が出る、自信に満ちている、という言葉を投げかけられたほうが、言われた相手にとってはどれだけ励みになるか、想像が出来ます。

謙虚な人は、このあたりに呼吸感を持ち合わせているので、むやみやたらに、否定語を使うようなことはしません。

まとめ

謙虚な人は、相手を前向きにさせる力があります。気さくで、愛らしく、それでいて冷静な対応を見せます。緊張感も抱かせないし、何よりもリラックスした環境をうまく作ってくれます。だから、普通にいられるのです。

時々は、前もって意見をいいますねと、ちゃんと断りをいれてから相手に対して、自分の考えを言うのが謙虚な人で、それも、プラス思考に導くような言い方をします。だから、相手にしてみれば、相談もしやすくサゼッションも的確なので、安心して付き合いが出来ます。

そんな謙虚な人に、あなたもなれますから、チャレンジしてみてはいかがですか。