【専業主婦の悩み】周りに理解してもらいにくい悩み9つと40代に多い特有の悩み事3つとは?

女は家を守るものという考え方は、現代ではもはや古いといわれています。女性の社会進出はめざましく、結婚しても会社で働いている女性はたくさんいることでしょう。しかし専業主婦の道を選ぶ人も多く、家を守る女性ならではの悩みが多いということも最近では知られるようになってきました。では専業主婦の悩みとは一体どのようなものなのでしょうか?専業主婦の生の声に思わず「あるある!」と頷いてしまうかもしれませんよ。

専業主婦の悩み<意識編>

専業主婦は楽で暇だと思われている

「専業主婦は家事が終わればテレビをみたり、昼寝したりで楽でいいな」なんてことを思ったり、口に出す人がいるといわれています。一日中家のなかで家事をしている人は、外で働く人から見ればとても楽な仕事だと思われているのが現実です。一人暮らしで何とか生活できていたのだから、それを仕事と考えるのはおかしいという人もいるようです。

専業主婦を選択した人には、夫を支えたいと思う人や、子供を育てるためなど様々な理由があると思います。毎日家族が健やかに過ごせる場所を維持するために、掃除や洗濯を毎日頑張っている専業主婦の方からすれば目の前が真っ暗になるほどショックな言葉だと思います。

専業主婦の仕事は家事・掃除・洗濯のみで一見とても楽そうに見えます。またそれが終わればすべては自分の時間に充てられると思っている人も多く、暇そうだと考える人も多いようです。しかし家庭にかかわるすべてのことを任されて、毎日繰り返すということはとても大変で苦労も多いのです。

そんな苦労がわかってもらえないということが専業主婦の悩みの一つにあるでしょう。

頑張った成果が目に見えにくい

部屋を清潔にたもつ、いつもきれいに選択された洋服がある。栄養バランスの整った食事が帰ったら用意されている。専業主婦は家族が安心して仕事や学校に行けるように、いつも気を配っています。しかしいつも清潔に保たれているとそれが普通のことのように感じられるため、どんなに頑張ってもその成果を褒めてもらうことができません。

大事なスーツのシミをとった、夫の健康を考えてヘルシーな食事を作った。こういった専業主婦の苦労は、最終的な成果しか手元に残りません。その過程の苦労を近くで見ている人はいませんので、どれだけ頑張っても労ってくれる人がいないのです。せっかく家族のためを思って頑張っていても、評価してくれる人がいなければがっかりしてしまいますよね。

やって当たり前だと思われる

清潔な部屋や衣類、バランスのとれた食事、これらは専業主婦が毎日苦労して維持している成果の一つです。しかし毎日頑張っていると、家族にとってはこれが当たり前なんだと思われてしまうのです。そのため体調を崩して寝込んでいれば「なんで部屋が汚いんだ、怠けているのか!」と怒られることもあるようです。

毎日頑張ってきれいにしていても評価されないのに、ちょっと手を抜いている部分を見つけては避難されてしまう。感謝の気持ちがない、やって当たり前だと思われる家族の態度を見れば専業主婦の人は何のために頑張っているのかわからなくなってしまいます。

このような家族のやって当たり前だという気持ちや態度は、専業主婦の悩みとしてよく雑誌やテレビでも取り上げられているのです。

悩み事がある時に相談できる人がいない

夫婦だけで生活していると、相談できる人がいないという悩みを抱えている専業主婦も多くいます。子供ができるとその悩みは大きくなり、子育てについて相談する人がいないまま一人で悩んでしまうケースもよくあるようです。その結果鬱になったり、育児放棄してしまう結果となることもしばしばあるようです。

昔であれば大家族の中で相談したり協力しながら子育てをする環境がありました。しかし現代は核家族化が進み、夫が会社に行っている間子供を抱えた専業主婦が、誰にも相談できずに一人で悩んでしまうという現状が問題視されているのです。

このような問題を解決するため自治体などが助産師や経産婦の相談室を設けたり、子育て支援を提案したりしています。しかし引っ越しや人付き合いが苦手な専業主婦の人は、やはり一人で悩んでいることが多いようです。

孤独を感じる

周りとのコミュニケーションを取らなくなっている現代では、マンションの隣の住人でさえ知らないということも珍しくありません。隣近所の人と話をしたりすることもなく、一日中家の中にいるような専業主婦の人はしばしば孤独を感じているようです。

夫が会社から帰ってくるまで、言葉を発することもなく家事に明け暮れているという人も多いようです。「なんで自分だけこうなんだ」となんでも悲観的にとらえてしまい、鬱になってしまうこともあるようです。学生や社会人のころは明るかった性格も、孤独によってふさぎ込むようになってしまう人もいるようです。

転勤や引っ越しが多い家族は知り合いを作る時間もなく、専業主婦は孤独のまま夫の転勤先へと同行することになってしまうのです。

地域や自治体との関わり合いがいやだ

マイホームを建てたり、マンションを購入してその地域に住み続けることになると、どこかで地域や自治体と関わる必要が出てきます。地域の掃除やお祭りなどの参加を要請されることがいやだと感じる専業主婦も多いようで、地域や自治体との関わり合いがいやだといった専業主婦の悩みもあるようです。

地域の人とコミュニケーションをとることで、万が一のときに頼りになる人が見つかることもあります。しかしそのために毎日地域の人とやり取りをすることになり、それが煩わしいと感じてしまう人もいるようです。都会から田舎に引っ越すことになった夫婦の場合、地域や自治体の強いつながりにびっくりしてしまう人もいるそうです。

こういった日本ならではの地域や時事対との関わり合いは専業主婦の人の多きな悩みとなっているようです。

ママ友や学校との付き合い方がわからない

子供を出産して、成長する家庭で子供と遊んでいる友達の母親と付き合うことがあります。専業主婦の場合ママ友と付き合う時間が多くなり、その接し方や付き合い方に悩みを抱えている人もいるようです。世帯での収入や生活環境、教育方針の違いなどからしばしばトラブルに発展することもあるようです。

子供が学校に通い始めるとPTAや親同士の話し合いもあり、子供がなにかトラブルを起こせば学校や被害を受けた友達の親に対して謝罪をしに行くことにもなります。子供が成長することによって起こりうる様々な付き合いは避けて通ることができず、その過程での付き合い方に悩む専業主婦の人は多いことでしょう。

「一日家にいるんでしょう?」と無理やり学校での仕事を任されてしまったり、「時間があるから」と家に訪問されるようなこともあるようです。こういった専業主婦ならではの悩み事も多く、子供が大きくなっても周りとの付き合いをしないという人もいるようです。

専業主婦の悩み<金銭編>

もしもの時が心配

専業主婦はその名の通り、家での家事が仕事です。社会人やバイトなどのように外で働いてお金をもらうことはないので、自分のおこずかいがないという人も多いようです。そのためもし家庭内で問題があり、離婚するようなことがあっても、引っ越すお金もないし生活もできないということに不安を感じている専業主婦が多いといわれています。

家族にけがや病気があった時のために貯蓄していることはあっても、自分の口座に貯金している人は少ないでしょう。このため夫から見放されれば明日生きていくお金もないという女性は多いようです。また専業主婦になった結果職歴に大きな空白期間ができるので、再就職も難しく働き口がみつからないといった不安もあるようです。

こういったもしもの時に使えるお金もない、働くこともできないということは専業主婦の多数が感じている悩みでもあるのです。

家計をやりくりするのが大変

夫から家計を任されている専業主婦は、やりくりするのが大変だといわれています。生活に余裕がある家庭のほうが稀で、どの家庭でも専業主婦は家計のやりくりに追われています。毎月の生活費を赤字にしないためにはどうしたらいいのかが専業主婦の悩みの種でもあります。

夫婦でいるときはなんとか生活できていたとしても、子供ができて成長すれば必要になるお金がたくさんあります。そのたびに大きな出費があり、車や家を買えば毎月のローンにも苦しむことになります。毎月の夫の収入からこれらをうまくやりくりするのは、専業主婦である妻に一任されていることが多いようです。

結果夫にお小遣い性を導入したり、生活を切り詰めるように毎日を暮すことに苦痛を感じる人も多くいるようです。

経済的に自立できず、夫に頼り切りになる

女性は外出するときは化粧や洋服、靴やバッグに至るまで様々な準備が必要になります。季節や流行によって左右されがちな女性のメイク道具やファッションは、時代遅れになると浮いてしまいます。そのため都度新しいものを購入する必要があります。消耗品でもある化粧品は高価なものも多く、独身の頃の自分の貯蓄をつかっていてはすぐに底をついてしまいます。

このため、これらの購入費用を夫の収入からねん出することになり、経済的に自立していない自分の今の環境が専業主婦の悩みとなっていることがあるようです。「専業主婦なんだから新しい服はいらないだろう」「化粧なんかどこにしていく必要があるんだ」など夫からの心無い質問に対して、後ろめたい気持ちになってしまう人も多くいます。

家計は家族の収入なのだから、女性である専業主婦の身の回りのものについても家計から支出しても何の問題もないはずです。しかし専業主婦は自分で働いて収入を得たものではないお金から、自分の身の回りのものを買うということにためらいを覚えるようです。

40代特有の専業主婦の悩み事

暇すぎてやることがない

専業主婦も板について、家事もコツや手抜きができるようになってくると、毎日の生活に余裕が生まれます。一日にやらなければならない家事が終わってしまうと、それ以降は暇すぎてやることがないという悩みを抱えるのは40代の専業主婦に多いようです。ベテラン主婦ともいわれる40代には、若い頃にはなかった専業主婦特有の悩みがあるようです。

手芸や習い事などを始めたり、スポーツや趣味にうちこむことで生きがいを見つける専業主婦もいます。また40代からパートや会社員となって復帰しようと考える専業主婦も多くいるようです。しかし夫の仕事の都合上働くことや趣味を続けることができない環境になれば、家事が終わってからの時間をどのように過ごせばいいかわからなくなる方がいるようです。

子供が手を離れると、生きる意義が見つからない

20代から30代にかけては出産や育児に追われ、子供が成長するまで家事や子育てに奔走する専業主婦の方が多いと思います。しかし子供が成長してしまうと急にぽっかりと時間が空いてしまい、この先どうやって生きていけばいいかわからないという生きる意義が見つからなくて悩む専業主婦も多いようです。

特に40代の専業主婦が悩むことが多く、子供が高校生や大学生となり、自分たちで行動することが多くなった時に生きる意味を見失うようです。子供が生まれるまでは一体どうやって生活していたのか、思い出せなくなる人も多いと聞きます。

老後を夫婦2人で生きていくということに不安を覚える専業主婦も多く、夫が定年退職した後毎日家にいるのが煩わしくなってしまい、熟年離婚する夫婦もいるようです。40代になると専業主婦としての生活よりも、自分がこれからどう生きていくかについて悩んでいる人のほうが多いように感じます。

後悔ばかりをしてしまう

専業主婦が40代になると、家事が終わった後に考え事をする時間が多くなると言われています。忙しさに翻弄されていた時期は考えなかったようなことも、時間ができてしまったためにいつまでもくよくよ悩んでしまうということが、40代の専業主婦の悩みと言えるでしょう。

「あの時どうしてああしなかったのか」「こうしていれば今の自分とは違う結果になっていたのだろうか」と過去の記憶を思い出し、間違っていたのではと悩んでしまうこともあるようです。また周りの人たちの姿と自分を比較して「専業主婦のままで生活していていいのだろうか」と悩む人もいるようです。

40代となった今、自分の時間がゆったりととれるようになりました。その時間をうまく使うことができなければ、過去の記憶にとらわれたままいつまでも自問自答することで時間が過ぎてしまいます。それはとても無意味で無駄な時間だと言えます。

まとめ

専業主婦になると家事や育児など毎日の生活に追われて、楽で暇といったことからは無縁だということがわかるでしょう。しかし世間での専業主婦のイメージは違い、そのギャップに苦しむことになります。楽ができるという気持ちで専業主婦になると、これまでご紹介したような様々な悩みが待っていることになります。

また40代まで専業主婦でがんばってきた方も、ふと自分のこれまでの生き方に疑問が出てくるようなこともあるかもしれません。そういったときにいつまでも過去の出来事を悩むのではなく、これからの生き方を模索する時間に充ててみてもよいのではないでしょうか?

これから40代になる専業主婦の方にも、「こんな悩みがあるんだ」という気持ちでこれからをどう過ごすのかの参考になれば幸いです。