将来が不安になるのはどんな時?その原因とは?未来に希望が持てるようになるために実践したい6つの方法も紹介!

「将来が不安」と一言でいってしまうのは簡単ですが、その不安の形も、実は人それぞれなのです。一般に「将来が不安」と感じるその理由と、不安が生じやすい病気、そして「将来が不安」に感じないための対処法について説明します!

将来が不安…それぞれの年代が抱える色々な不安とは?

あなたは、どんな時に「将来が不安」と感じますか?天変地異があったり、大きな事故が起きた時、将来が不安になることってありますよね。でも、それは、少し遠い出来事だから、時が立つと薄れてしまう将来の不安。けれど、実際に自分の身に起こるライフイベントで生まれる「将来の不安」は、自分で解決していかなければなりません。

将来の不安を感じる時はどんな時なのか、その対処として何をすればいいのか、その考え方を具体的に説明していきます。

受験が不安…中学生・高校生の不安

小学生・中学生・高校生にとって、初めて直面する大きな不安が「受験」です。どんなに自分では頑張ったつもりでも、受験は「相手が自分を選ぶ」初めての経験。選ばれる不安、内定や確約をもらっていたとしても、合格通知をもらうまでは、不安が解消されることはありません。

「もし、受験当日、電車が止まったら」「もし、解答欄を間違えてしまったら」「もし、風邪をひいてしまった」というネガティブで、実際に可能性がありそうな不安が次々に浮かび、夜眠れなくなってしまうほど不安になることもあります。

はたまた、「受験に失敗してしまった」自分を想像し、両親や周囲の人の落胆の表情と深いため息、人生の挫折者としての烙印を押された自分の姿を思い浮かべて不安になってしまうことも。受験勉強が生活の中心になっている学生にとって、「受験に失敗してしまったら」という不安は、将来の自分像が崩れてしまうほどの強いプレッシャーになります。

また、受験はしたいけれど、それにかかる学費や、家族に対する負担を考えて、不安を抱くこともあります、受験は、多くの場合、初めて強い不安を感じる人生に通過点の一つですね。

就職ができない…大学生・高校生の不安

雇用は改善傾向とはいえ、高校生・大学生にとって自分の希望に沿った就職先に就職できるかどうかは、自分が描く将来設計に大きく影響します。そのため、「就職できない」ことは、将来の不安に直結することになります。

就職も、相手が自分を選ぶもの。そのため、選ばれることの不安、そして選ばれなかったことで自尊心が傷ついたり、自信が持てなくなったりする場合もあります。

”有名な会社や福利厚生がしっかりしている会社や企業に就職する=将来が安定”
確かにこの法則は一理あります。
この法則通りにいかず、就職ができない場合には、将来の保障が不安定に思え、将来に不安を感じることになります。
人は霞を食べて生きていけません。生活の糧となるはずの「就職」が決まらない、就職ができないことは、今後の生活基盤を考える基礎を作ることができないため、将来へ不安を目の当たりにすることになります。

仕事ができない…社会人としての不安

就職をしたとしても、将来の不安を抱くことがあります。それは、「仕事が覚えらない」焦りや、「仕事が自分に合わない」現実と向き合った時です。

大学までは、合格さえすれば、自分が望む科目・教科が選択できますが、職場はそうとは限りません。また、同年代だけでなく、様々な年代の人とも関わらなければなりません。

その中で、初めての仕事、初めての接待、初めての営業、初めての会議など、今までそこそこやれていた自分ではない、「仕事ができない」 「役に立たない」自分に向きうことになります。

職場になじめない、仕事に時間がかかる不安と焦り、そして、「仕事を続けられるだろうか」「でも、辞めたらこの先どうなるだろうか」と将来への不安を抱くようになります。

初めての職場、初めての部署異動、初めての転職……新しい仕事・人間関係になじめない時、周囲の人と同じように「仕事ができない」「仕事が合わない」と感じるとともに、将来への不安を抱くことになります。

いじめや人間関係が不安

中学生、高校生にとって「いじめ」は大きな不安の原因です。特に、一度でもいじめの対象になったことがある場合にはより深刻で、本人を捉えて離さず、「不登校」「引きこもり」という行動を引き起こすきっかけになります。「いじめ」を受けた心身の傷だけでなく、いじめを受けたことで自分に自信が持てず、将来の自分の姿を抱くことができず、将来の不安から引きこもるという悪循環が生じてしまいます。

社会人の離職理由に「人間関係」があります。その中には、上司からのパワハラや、同僚からのいじめ仲間外れ等が背景にあるといわれています。職場で過ごす時間は、家族といるよりも長く毎日繰り返されます。いじめや人間関係で悩みを抱えてしまうと、その悩みが未解決のまま、ずっと続くようにさえ思います。そのため、これからの未来・将来に不安を抱き、離職したりうつ病を発症することもあります。

これでいいのかな?結婚にまつわる将来の不安

結婚できない不安

普通に就職して、普通に結婚するのもと思っていたら、30歳を過ぎ、気が付けば彼氏もいなかった。そんな現実に気が付く時が、友達が結婚したり子供が生まれたり、そして「これからのキャリアどうするの?」と上司から声をかけられた時。

「結婚=当たり前」と思って疑わなかった人にとって、「結婚できない」不安は、将来ともに歩く相手がいないことであり、将来に不安を抱くことになります。結婚もできない自分は半人前ととらえてしまったり、仕事を退職したあと一人で老後を過ごす自分の姿を想像し、将来が不安になり、焦って婚活したり、お金をためはじめたり。結婚できない不安は、一人で生きていかなければならない将来の不安も呼び起こします。

今の彼氏との将来が不安

彼氏がいたとしても、今の彼氏との結婚を考えると、将来に不安を抱くこともあります。彼の収入が不安定であったり、彼が転勤が多く場合には、自分が仕事を辞めなければならないかもしれません。また、親や親戚との関係や、子供を産む・産まないの選択、「結婚」が現実になればなるほど、「彼のことは好きだけど、本当に彼と結婚して幸せになれるだろうか」「将来、生活に困ることはないかしら」と将来に不安を抱き、マリッジブルーになることもあります。

結婚は、それまで築いてきた生活基盤が大きく変わる、人生の大イベント。将来に不安を抱いて当たり前ですよね。

結婚はしないと決めた!でも将来の不安は消えない

大好きだった彼との別れが辛かった、ダメ男と別れてすっきりした、仕事が生きがい、そんな経験をする中で「結婚はしない」と決めても、将来の不安には襲われます。

それは、一人で生きることのリスクを背負うから。仕事が順調にいく保証はなく、老後の年金問題、親の介護や自分が病気になった時、誰が面倒を見てくれるのか……そんな将来の不安を抱き、弱気になることもあります。

将来は確実なものは何もありません。だからこそ、「結婚しない」「仕事がパートナー」と決断しても、将来へ不安は尽きないのですね、

心の病気が将来の不安を抱かせる

不眠が引き出す将来の不安

受験や人間関係、仕事のことが気がかりで不眠になることがあります。この不眠が、また将来の不安を呼び起こす可能性もあります。

成長ホルモンは、夜中に分泌されます。この成長ホルモンの分泌が少ないと、全体のホルモンバランスが乱れ、風邪をひきやすくなったたり、気持ちが落ち込みやすくなったり、肌や髪に張りがなくなったり、全体的に活力が下がることになります。

不眠は、さまざまな不安につながりやすく、将来への夢や希望というポジティブな面よりも、ネガティブな想像や思いつきと結びつきやすくなります。また、不眠は、うつ病の症状でもあります。不眠が続く場には、カウンセリングや診療内科にかかることも大切です。

強い不安を生み出す不安障害

不安は、漠然とした不快な感情ですが、それが病的に強く感じ心身の症状を伴うこともあります。その一つに不安障害・パニック障害と呼ばれるものがあります。

きっかけは、さまざま。仕事のプレゼンで緊張しすぎて失敗してしまい、また同じ状況になったらと思うと過剰は不安で、冷や汗や動悸が出現したり、過呼吸や呼吸困難を起こすこともあります。また、はっきりとしたきっかけではないのに、ストレスや不安に思うことが重なって、症状が出現することもあります。

不安で心身の症状を起こしたことが引き金になり、「将来、また同じ発作を起こしてしまったら」「不安で外に出ることができない」など、社会生活を送ることにも支障がでてしまい、将来への不安を抱くことになります。

不安に襲われる、不安で日常生活に支障があるなどの場合には、自分だけで解決しようとせず、診療内科やカウンセリングを受けることで、不安の認知が楽になります。

うつ病…将来の不安が絶望へ

過度のストレスや不眠、不安にさらされると、誰でもうつ病を発症する可能性があるといわれています。
うつ病は、「眠れない」「食欲がない」「だるくて体が動かない」「気持ちが集中できない」「夢や希望が持てない」など心身の症状や思考の特徴がみられます。

うつ病は、自分自身を否定し、罪悪感を抱いています。そのため、将来への不安が絶望に変わり、活きていること自体がしんどいと感じてしまうことも。

強いストレスがきっかけで、今までのような意欲がでない、眠れない、食欲がない時は、うつ病にかかっている可能性もあります。その時は、将来の不安を考えることよりも、きちんと治療をして心と体を十分休めることが先決です。

将来の不安を未来の希望に変える6つの方法とは

1.まずは、良く寝て、良く食べる

良く寝て、良く食べることは、神経伝達物質の活動や、ホルモンの分泌を活発にし、気持ちを安定化させます。

不安になると、食欲が落ちたり、寝みれなかったりして、ホルモンのバランスや脳に意欲を出させる神経伝達物質の活動を悪くさせてしまい、更に、マイナス思考に陥ってしまいます。

不安を感じても、ある程度で考えるのを止めて眠るようにします。また、美味しい物を食べることもおススメです。また、良くかんだり、ウォーキングをするといった同じリズムを刻む運動も、セロトニンという睡眠と深くかかわる神経伝達物質を刺激します。

「将来が不安」だと感じたら、まずは「良く寝て、良く食べて」将来に備えることが大切です!

2.何が不安かを具体化する

不安は不安を呼び起こします。まずは、「将来」の何が「不安」なのかを具体的に表現してみます。

もちろん、「受験に失敗したら」「就職に失敗したら」という不安自体は、合否がきまるまで解消されないかもしれません。しかし、「受験の日に遅刻したら」「就職試験で自己アピールに失敗したら」という不安であれば、遅刻しない対策として誰かに起こしてもらったり、前日から受験する場所の近くに止まるなどの対策を考えることができます。また、自己アピールについても、事前に文章化してたり練習することで心の準備をすることができます。

まずは、あなたが抱く、「将来の不安」の内容を具体化してみて下さい。

3.自分がこれまでに得てきたものを思い出す

不安は、経験したことがないから、情報が不足しているから、欠けているから生まれているものです。しかし、将来はどんな人でも同じように「初めての経験」であり、「未開の地」なのです。

「これからどうなるのだろう」「人間関係がうまくいかない」と将来の不安を抱いた時は、今までの自分を振り返ってみて下さい。すべての人間関係がうまくいかなかったり、壁にぶつかった時に乗り越えられなかった訳ではないと思います。

あなたの過去が、あなたに沢山の経験・出会い・成功体験を持っています。不安を抱きやすい人は、自分の持っている物、体験を過小評価して、出来なかったこと・うまくいかなかったことを過大評価する傾向があります。

あなたの家族、友人、経験、資格、乗り越えて手に入れた物は、沢山あります。不安になった時は、自分が乗り越えてきた過去を書き出したり、思い出してみて下さい。きっと、将来の不安が軽くなります。

4.既成概念に拘らない

自分の中に「未来はこうあらねばならない」という規制概念が強いと、それから外れることが「将来の不安」に結びつきやすくなります。

たとえば、30歳までに結婚しなければならないと思っていたのに、彼氏がいないとなると「自分はどんな未来を歩くのか」将来に不安を感じてしまいます。

けれど、仕事をしてキャリアもあるあなたなら、結婚にこだわる必要も、旦那さんになる彼氏が主夫になったとしても、逆に「仕事を思う存分できる」「安心して子供を任せられる」ことになるのかもしれません。老後の蓄えを早々に始めることだってできます。

一般論から少し外れたとしても、少しもあなたの将来を不安がる必要はないのかもしれません。あなたの考え方一つで、将来の不安から解放されることができます。

5.1年後、5年後、10年後の夢を抱く

将来が不安であれば、将来の自分の姿を想像してみます。1年前のあなたは、きっと今抱いている「将来の不安」を抱くなんて考えていなかったはずです。

これを、逆手にとって、1年後・5年後・10年後の自分を想像し、その夢を実演するために必要なことを具体化していきます。

たとえば、彼氏と結婚したいけれど、「将来が不安」なら、1年後「結婚」5年後「子供が一人」10年後「家を買う」などの夢を抱くとします。具体的に結婚するには、準備が必要なことが判りますし、その夢以外にあなたの仕事や収入、やりたいことなどが浮かんでくると思います。そうなった時に、自分がどうしたいか、どうなったら「幸せ」と感じるのかを考えていくと、将来の不安が「希望」に変えることができると思います。

6.将来を引き寄せる

「引き寄せの法則」を聞いたことがありませんか?

今見ている星の光は、何億光年前の過去が放った光です。それと同じように、未来の自分が過去の自分を見ていると考えると、「今」の自分の不安が「未来の自分」を引き寄せてしまうかもしれません。くじのCMでもあるように、沢山の可能性がある自分の未来を今の自分が決めるのです。

たとえば、「仕事が覚えられない」のなら、1年後はバリバリと仕事をしている自分を想像し、そうなるためには何が必要なのかを考えていきます。「バリバリ」とは何を指すのか、誰か目標にする人や資格があるのかなどを考えます。

この時、大切なことは、「苦しくない」こと、「わくわく」することです。受験に失敗したり、希望の就職先に就職できないことがあるかもしれませんが、あなた自身が描いた未来は、多分、そのことを乗り越え、未来を生きるために頑張っている自分の姿が見えてくると思います。

まとめ

いかがでしたか?「将来が不安」と感じる原因と、その対策について説明してきました。

見えないことや物に過剰に反応してしまうと、柳も幽霊に見えるといわれています。将来の不安も、同じです。「あれも不安、これも不安」と思うことが、巨大な不安を抱き、手も足も動かせなくなってしまうことになります。

しかし、「将来の不安」は、「未来の希望」に置き換えることもできます。やりたいこと、手にしたい物を沢山想像し、そのための準備を具体化することで、見えないものが見るこ都になります。
「将来の不安」を「将来の夢」に変えていきませんか?