誰からも嫌われるよりは、誰からも好意を持たれるような人になりたいと思いますよね。自分の周囲を見回すと、誰からも好意を抱かれる人というのは少なからずいるものです。ですが、一体自分とは何が違うのでしょうか。ここでは、周りから好かれる人の特徴や性格、好かれる人になるための会話術について解説していきます。

みんなに好かれる人ってどんな人? 特徴を教えて!

笑顔が眩しい

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人に好かれる人は、人を惹きつける魅力的な笑顔を持っている方が多い傾向にあります。相手に心からの笑顔を向けられると自然と自分も笑顔になってしまいますよね。笑顔は相手に好意を伝えるとても優れた手段ですから、自分に対して向けられると自然と楽しい気持ちになったり嬉しくなったりしてしまうのです。

人に対して魅力的な笑顔を向けることが出来る人は、周囲の人を和ませ、その場に温かい雰囲気を作ることが出来ます。そういう人が人に好かれやすいのは当然のことですよね。

逆に、人から嫌われやすい人は、自分から笑顔を向けることはせず、相手が自分に笑顔を向けてくれることばかりを望んでいる人とも言えそうです。

一度しか会っていない人でも、きちんと名前を覚えている

一度しか会ったことがないのに、久しぶりに会った時に相手が自分の名前を覚えていてくれて嬉しかった、という経験をされたことはないでしょうか。人に好かれやすい人は、相手の名前をきちんと覚えていて、なかなか忘れることがありません。

名前は誰にとっても自分だけの大切なものですし、自分の名前を覚えていてくれるということは自分に関心を持ってくれている証拠だと感じますから、そういう人には自然と好意を抱くものです。

反対に、何度も会っているにも関わらず、いつまでも自分の名前を覚えてくれない人に興味や関心を持つことはありませんよね。相手に好意を持ってもらいたいのであれば、まず自分から相手への好意を示す必要があることを覚えておいてください。

自分に自信を持っている

自己評価が低く、自分に自信がない人はネガティブな言葉を口に出してしまいがちです。このような人はネガティブな言葉を自分に向けることで、自分の可能性を潰し、本気を出せば達成出来るようなことでも失敗してしまって、余計にネガティブな言動に陥ってしまう傾向にあります。そういう人に魅力を感じることって、少ないと思いませんか。

人から好かれやすい人は、普段からポジティブな言葉を自分に投げかけ、自分への自信に繋げています。達成が困難なことに直面しても前向きにチャレンジし達成してしまうことも、このような人たちに見られる特徴です。

また、もし失敗してしまったとしても、失敗を通して得られたものや学んだことや自身の成長に目を向けることが出来るため、次回の成功へ繋げることが出来るのです。

自分に自信があり、常に明るく前向きな人が身近にいるだけで、元気を分けて貰えたり、達成が困難に思えることでも成功しそうだなと感じることが出来ますよね。
周囲からこのように思われると自然と周りには人が集まりますし、その雰囲気も非常に良いものになります。

日頃ネガティブな言動が多い方は、ぜひポジティブな言動をできるよう心掛けてみてくださいね。

周りから頼りにされている

仕事やプライベートにおいて頼りに出来る人には自然と好意を抱きますよね。何か困った時に相談しやすい人、適切な助言をくれる人、仕事が行き詰まった時には陰ながら手を貸してくれる人など、周囲から頼りにされやすい人は人に好かれやすい人だと言えます。

人から好かれたいのであれば、まずは頼りにされる人間を目指すのも良い方法かもしれません。とはいえ、ただの人数合わせ要員にされたり、相手がお金を必要としている時にだけ声を掛けられてただお金を貸すだけ、というような都合の良い人間にならないように注意する必要があるのは言うまでもありません。

自分だけではなく、相手の立場に立って考えることが出来る

いつも自分のことばかりで、自己中心的な人間は周りの人から避けられたり嫌がられたりしがちですよね。
好かれやすい人はまさにその反対で、相手の立場に立って考えることの出来る人だと言えます。

ただしこれは、自分を犠牲にして相手のために尽くすような自己犠牲の精神とは異なります。好かれやすい人は、相手を大切にするのと同時に自分のことも大切にしています。何かの犠牲の上に成り立つような関係は、理想的な関係とは違いますよね。

また、相手の立場に立って考えるということは、親切心の押し付けではないことに注意してください。親切心の押し付けは余計なお節介であり、相手にも「余計なお世話」と嫌がれてしまう場合も多いです。

本当に相手のことを考えることが出来る人は、自分がやりたい親切をするのではなく、相手が必要としている助言や手助けを適切に行うことが出来るものです。自分がされて嬉しいことが必ずしも相手を喜ばすものではないこと、相手が必要としている時にそっと手を貸してあげられるような優しさが大切だということを忘れないようにしてくださいね。

感謝の気持ちをきちんと相手に伝える

「ありがとう」と人から言われると、嬉しい気持ちになったり、さらにやる気が溢れてきたというような経験をしたことはないでしょうか。人に親切にするということは親切にされた方も嬉しいですが、その親切を行って感謝された方も幸せな気持ちになるものです。

ですが、関係が長くなってきたり、気持ちが落ち込んでいたり、相手がしてくれることに慣れきってしまうと、感謝の気持ちを忘れてしまい、やってもらって当たり前という気持ちが出てきてしまいます。このような状態になると、いつの間にか自分の周囲からは人がいなくなり、気づいたら孤立していたということにもなりかねません。

人から好かれやすい人は、どんなに関係が長くなっていても、自分が落ち込んでいる時で会っても、必ず感謝の気持ちを表します。もし最近、「ありがとう」と口にしていないようであれば、一度自分自身の行動を振り返ってみても良いかもしれませんね。

相手に嫌われることを恐れていない

誰でも多かれ少なかれ「人から嫌われたくない」という気持ちは持っているものです。ですが、その気持ちが見え見えになっている人には、どことなく嫌悪感を抱いてしまうことってありませんか。

自分もその気持ちを持っているのに、他人がその気持ちをさらけ出していると嫌悪感を抱いてしまうのには理由があります。例えば、ダイエットに失敗して体重が増えてしまった時、街ですれ違う人の体型が異常に気になってしまったという経験はないでしょうか。人は、自分が気にしているものがあると、自分だけではなく他人のその部分も気になってくるという性質を持っています。

多くの人は潜在的に「人から嫌われたくない」という気持ちを持っていますから、他人がその気持ちをさらけ出していると気になりますし、その態度に卑屈さを感じて嫌悪感を覚えるのです。

人に好かれやすい人は決して「みんなから好かれよう」と思っているわけではありません。むしろその逆で「どうしても自分と合わない人もいるものだ」と人から嫌われる覚悟も持っています。ですがこのように考えることで心に余裕が出来るため、相手に卑屈さを感じさせることがなくなるのです。

また、嫌われたくないと人の顔色ばかり伺っていると相手に暗い印象を与えがちです。周囲から好かれたいと思ったら、嫌われないようにするのではなく、自分から相手に好意的に接することから始めてみてくださいね。

我慢強い

みんなに好かれる人は、我慢強い傾向があります。暑い、寒い、痛い、疲れた、お腹がすいた、眠たいなど、思ったことや感じたことを、そのまま口に出したりしません。

また理不尽なことを言われた場合も、感情的になってすぐに反論するのではなく、ぐっと我慢して最後まで話を聞いてから、適切なタイミングで言葉を返します。

そうするとトラブルを防ぐことができますし、相手や周りからの好感度もあがります。我慢するというのは、なかなか難しいですが、身につければきっとみんなに好かれる人になれますよ。

いつも冷静でいられる

いつも冷静でいる、というのもみんなに好かれる人の特徴です。小さなミスでも騒ぎ立てたり、ちょっとしたことに過剰反応したり、人前で怒鳴り散らすような人には、誰でも悪い印象を持ちますよね。

逆にミスがあっても怒鳴るのではなく、冷静に解決策を探す、過剰に反応するのではなく、落ち着いて対応する、腹が立つようなことがあっても、激昂するのではなく、相手の話をきちんと聞くなど、常に冷静でいると好感度があがることや、信頼できる人と認識されて、みんなに好かれる人になれるのではないでしょうか?

口調が優しい

口調が乱暴だったり、きつかったり、聞き取りづらかったりすると、どんなことを話していてもあまりいい印象はもてませんよね。みんなに好かれる人は、優しい口調で、慎重に言葉を選び、大きすぎず、小さすぎず、聞き取りやすい声で話す傾向があります。

例えばミスを指摘された場合、頭ごなしに怒鳴りつけられると反感を持ってしまいますが、優しい口調で指摘されると納得するものです。また言葉遣いが悪いと常識がないと思われてしまいますし、公共の場で大声で話していると、白い目で見られますよね。

みんなに好かれるためには、優しい口調で、丁寧に、言葉を選んで、場所に合った声の大きさで話す、といったことが重要かと思います。

ポジティブ思考

「もう疲れた」「仕事やりたくない」「絶対できない」「なにをやっても無駄」など、聞いている方まで気分が悪くなるような、暗い考え方や否定的な考え方など、ネガティブ思考の人には、いい印象は持てないですよね。

ネガティブな考え方は周りに伝染して、周囲の人のやる気まで奪ってしまうため、職場の人間関係を悪化させる原因にもなります。

逆にポジティブ思考の人は、周囲の人も明るい気持ちにさせたり、自分もあの人みたいに頑張ろう、とやる気にさせる力があるので、みんなに好かれるのです。

先延ばしにしない

仕事を頼んだ場合、明日にしようと先延ばしにする人より、すぐにとりかかる人の方がいい印象を持ちますよね。

質問をした場合も、すぐに答える人に比べて、長く待たせる人には苛立ちを覚える方が多い筈ですし、特に締め切りのある書類などの場合、締め切りギリギリに出すより、余裕をもって出して欲しいですよね。

このようになんでも先延ばしにする人は、優柔不断、自分で自分のことが決められない、実行力がないなど、マイナスのイメージを持たれやすいようです。

逆に何事も先延ばしにせず、計画的に実行できる人は、好感度が高くなるので、みんなに好かれやすいと言えます。

人から好かれやすい性格の人に共通する7つのポイント

(1) 他人に優しく出来る

人から好かれる人に必ず見られる性格の特徴として、まず他人に優しく接することが出来ることが挙げられます。

もちろん、優しさにも色々な種類があり、醸し出すオーラが優しさに溢れていて傍にいてくれるだけで人を温かい気持ちにさせてくれる人や、厳しさがあってもその中に優しさが隠れている人など様々です。

この優しさの種類は人によって異なりますが、どんな種類の優しさであれ他人に「あの人って、優しいよね」と感じさせてくれるのが人から好かれやすい方に共通している点だと言えます。

(2) 他人を傷つけない

人から好かれやすい人は、決して他人を傷つけようとしません。それは相手がどんな言動を受けたら傷つくのか察することが出来、またその痛みの大きさを理解しているためです。

この性格的な特徴を持つ人は、実はあまり多くありません。他人の痛みを察することができるのは、過去に自分が傷ついた経験があったり、心に強い痛みを負ったトラウマを持っていることが発端となって性格的な特徴となっている場合が多いためです。1度心に大きな傷を負ったことのある人は、他人の痛みを自分の痛みのように感じることが出来るようになるため、自分から他人を傷つけようとしなくなる傾向にあります。

「この人は、人の気持ちを察するのが上手だな」と感じる人がいたら、もしかしたら過去に辛く悲しい経験をしたことがあったのかもしれません。

(3) 雰囲気が柔らかい

その人がいるだけでその場の空気が変わることってありますよね。人によっては、威圧的な雰囲気や冷たく近寄りがたい雰囲気を持っている方もいます。

人から好かれる人は、この雰囲気が非常に柔らかく、周囲の人に安心感や心に温かさを与えます。人は自分に危害が及ばないことを本能的に望みますから、危険とは程遠い雰囲気を持つ方に惹かれるのは仕方がないことと言えます。

逆に考えると、他人に冷たい雰囲気を与えたり、攻撃的なオーラを感じさせる人は、人から好かれにくい人だということが分かりますよね。

(4) 人が避けるような頼まれごとをされても、嫌な顔を見せない

「これはちょっとやりたくないな」と人が感じるようなことでも、嫌な顔を見せずに引き受けてくれる人がいます。目上の人からの頼まれごとばかりが対象の場合は「点数稼ぎか」と周囲から思われて、嫌われるケースもありますが、本当に人から好かれる人はその対象が特定されていないのが特徴です。

その人の頼みごとを聞いても自分に全くメリットがない場合でも、人に好かれる方は嫌な顔一つせず快く引き受けてくれる傾向にあります。もちろん、あまりにも自分のことで手一杯の場合には依頼事を断る場合もありますが、基本的には誰かの助けになることに対してためらわない方が多いようです。

また、人から好かれる人はこの特徴の他にも雰囲気が穏やかなどの別の特徴を同時に備えている場合が少なくありません。

(5) 性格が素直で裏表がない

本人は無意識である場合が多いですが、人に好かれる方は他人に裏表を感じさせず、素直な印象を与える傾向にあります。
性格に裏表がない人は相手に対して安心感を与えますから、人に好かれるのは無理もないことですよね。

ですが、この性格は先天的な要素が大きく、「自分も今から裏表がない人間になる」と決意したところで、そう簡単になれるものではありません。もちろん、裏表がない人自身も望んで身につけた特徴ではない場合が多いようです。

(6) 相手の目線に立って考えることが出来る

人から好かれる人は、自分の方が立場が上だからと相手に対して上から目線で接することが非常に少ない傾向にあります。また、これは相手が目上の立場の人に対しても同様で、必要以上にへりくだって卑屈な態度をとることもほとんどありません。

どんな人に対しても差別することなく平等な態度で接することができる人は、人から好かれやすい性格の持ち主と言えます。ですが、この特徴は実際に能力的に差がある人たちに対しても同様に向けられます。そのため、平等に扱われたが故に周囲に不満を感じさせてしまう可能性も少なからずあるようです。

(7) 優しさだけではなく、厳しさも兼ね備えている

ただ優しくするだけではなく、他人に対して厳しく接することはそれなりのエネルギーを必要とします。本当にどうでも良いと思っている相手に対して、わざわざ怒ったりすることはありませんよね。

人から好かれる人はただ単に人に優しく接するだけではなく、必要があればきちんと厳しく接することが出来る人です。それは本当に相手のことを思っているからこそ取れる行動と言えます。

厳しくされた時にはその中にある優しさに気付くことは難しいですが、時間が経ち冷静に考えることが出来るようになると、単純な優しさを超えたその人の気持ちに気付くことが出来るようになります。

この特徴を持つ人は、ただ周りから好かれるだけではなく、周囲から尊敬される人である場合が多いです。損得を計算せず、本当に相手のことを思って行動することが出来るため、本人が意識していなくても自然と周りから一目置かれる存在になってしまうことも少なくないようです。

好かれやすい話し方ってある?好感度が高い会話術をマスターしよう!

基本は笑顔!

人に好かれやすい話し方の基本は、何と言ってもまず笑顔で相手に接することです。いくら話の内容が面白くても、四六時中怒っているような顔を浮かべている人は、なかなか人に好かれることはありません。

とはいえ、引きつった笑顔を浮かべていては相手に安心感を与えるどころの話ではありません。相手が心からの笑顔を浮かべているのか、無理に笑顔を作ろうとしているのかは見たらすぐに分かりますよね。

相手の話をしっかりと聞き、相手に興味を持つことで自然と笑顔を浮かべやすくなりますし、相手にも安心感を与えることに繋がります。
会話中はつい無表情になってしまうという方は、まずは相手に興味を持つことから始めてみてくださいね。

柔らかい口調を心がける

同じことを伝えるのであってもその口調次第で受ける印象は大きく変わります。例えば、相手の呼びかけに答える場合に、仏頂面で「何?」と聞き返すのか、笑顔で「はい、なんでしょうか?」と聞き返すのでは印象が全然違いますよね。

相手に無駄な威圧感を与えず、相手が話しかけやすい雰囲気を作るためには柔らかい口調を心がけることがとても大切になります。
好かれやすい人は、周りに意識していないように見せていても、常に慎重に言葉を選び、相手を傷つけず受け入れてもらいやすい言動を心がけています。

今まで、自分の言動が相手にどう受け止められるかをあまり考えたことがなかった方は、これを機会に一度自分の言動を振り返ってみても良いかもしれませんね。

前向きな言葉を選んで使う

普段の会話の中でネガティブな言葉ばかりを使用していませんか?
「出来ない」「無理」「しんどい」といったネガティブな言葉は、聞かされた方もネガティブな心境が伝播してしまいます。逆に「大丈夫だよ」「なんとかなる」といったようなポジティブな言葉をかけてもらえると、辛い状況にあっても気持ちを前向きに切り替えることが出来るようになります。

普段からあまりネガティブな発言をしない人は、自分の気持ちを落ち込ませない方法を知っている人です。常に落ち込んでいるような人と一緒にいると、自分まで落ち込んでしまいそうですから、次第に避けるようになってしまいます。

常に前向きな発言を出来るようになれば、相手に与える印象もぐっと良くなりますし、自分自身にも良い影響を与えます。好かれやすい人になる会話のコツは、相手を明るくさせる言葉を選び、安心感を与えることにあると覚えておいてくださいね。

相手の話を楽しく聞く

ただ相手の話に耳を貸すことだけなら誰でもできますが、どんな相手の話であっても興味深く話を聴くことができる人はなかなかいません。
ですが、相手が自分の話を楽しく聞いてくれていると思うと、その人に好意を抱きますし、また次回も会いたいなと感じますよね。

「あなたの話は面白いですよ」という気持ちを相手に伝えるためには、言葉だけではなく話を聴く態度でも示すことがポイントです。人間がコミュニケーションを取る時、言葉だけではなく表情や姿勢、仕草などからも多くの情報を得ていると言われています。

例えば、自分が話している時に、相手が目を閉じて腕を組み椅子にふんぞり返って座っていたら、どのような印象を受けるでしょうか。当の本人は集中して話を聞いているつもりでも、話している方からすれば、相手がこのような態度では話す気力を削がれてしまいます。

人の話を聞く時に、無意識に腕を組んだり、何かをしながら話を聞いていたり、別の方向を向いているといった態度が癖になっている人は、自分でも気づかないうちに自分の印象を悪くしている可能性があります。

相手の話を聞く時には、口調や言葉を考えるだけではなく、適切な間で相槌を入れる、相手の顔や目をしっかり見るようにするなど、相手が話しやすい環境を整えてあげるようにしましょう。そうすれば、次第に好印象を持ってもらえるようになるはずですよ。

さりげなく相手を褒める

褒められて悪い気持ちになる人はいません。とはいえ、あまりにも過剰に持ち上げられると、何か裏があるのではないかと相手に薄気味の悪さを感じさせてしまう原因になりますから、あくまでさりげなく相手を褒めることが大切です。

人に好かれやすい人はその多くが褒め上手な傾向にあります。人が注目してもらいたいなと考えているであろうポイントにさりげなく触れて、上手に話題に取り上げてくれるのです。
それは普段から相手のちょっとした変化や長所、好きなことに注目しているからこそ気づくことが出来るものです。また、褒め上手な人は相手の短所よりも長所に注目していますから、自然と好意的な言葉使いや表情になって表れてくる傾向にあるようです。

また、何か叱らざるをえない状況になっても、褒め上手な人はただ叱るだけではなく、その中に必ず相手を褒める言葉を加えて相手の気持ちに配慮しています。

このようにどんな時でも相手を褒めることが出来るのは、相手に好意を感じているからに他なりません。心理学には「好意の返報性」という言葉があります。これは、相手に好意を示されることで同じだけの好意を返したくなる心理を指しています。

多くの人から好かれやすい人は、それだけ周囲の人に自分の好意を伝えることが上手な人、と言えるかもしれませんね。

まだまだある!人に好かれるコミュニケーションテクニック

「ミラーリング」の効果で安心感を与える

「ミラーリング」とは、相手の仕草を真似ることで警戒心を解き、親しみを持たせて好感度を上げるという心理テクニックです。具体的には、例えば喫茶店で会話をしている時に、相手がカップを持ったら自分も持つ、相手が肘をついたら自分も同じようにする、などまるで鏡のように相手の仕草を真似る、という方法です。

こうすると相手に「この人は自分と似ている」「安心する」「一緒にいて落ち着く」という印象を与えることができるため、うまく利用すれば恋愛や仕事にプラスになると言えます。

ただあまりに露骨にやりすぎると、相手にバレてしまい、警戒されてしまうので、あくまでさりげなく行うようにしましょう。

第一印象で好感度を与える

人は出会って、なんと1~6秒で相手の印象を決定してしまうそうです。だから第一印象が大切、と言われる訳ですね。このことを心理学では「初頭効果」といいます。

人は最初に見たものや聞いたものを記憶に留めやすく、影響を受けやすいので、もし第一印象が最悪だった場合、それを払拭するのはかなり難しいと言えます。

なお第一印象とは基本的に、相手の表情や髪型、服装や姿勢、体型や話し方、声色などの総合的な評価で決まるようです。個人差はあるものの、一般的に清潔感のある髪型や服装を心がけ、丁寧な口調で話し、常識的な行動をとりさえすれば、第一印象が最悪、ということはまずないかと思います。

ひたむきな姿で「アンダードッグ効果」狙い

「アンダードッグ効果」は「負け犬効果」とも呼ばれ、これは例えば選挙で劣勢だと伝えられると、同情票が集まるなど、不利な状況にあるものに対して手を差し伸べたくなるという、人間の心理を指します。

つまり同情心を誘う訳ですが、これは単に弱い一面を見せて同情をひく、というものではなく、一生懸命頑張っているのに報われない人を助けたくなる、不利な立場でもひたむきに頑張る人に胸を打たれて応援したくなる、という心理です。そのためまず一生懸命でなければ、「アンダードッグ効果」を得ることはできないと言われています。

「ウィンザー効果」で好感度アップ

宣伝文句よりも口コミを信用してしまうのと同様に、第三者の言葉には力があります。自分で「私は優しいですよ」というよりも、本人がいないときに第三者から「あの人はとても優しい人なのよ」って聞いた方が信用できますよね。

どうしたらウィンザー効果を利用できるかというと、陰で人を褒めることが有効と言われています。陰で誰かのことを褒めると、きっとその人の耳にも入ります。自分のことを褒めていたと知って嫌な気がする人はあまりいないので、きっと好意を持ってくれるでしょう。

会うほどに「単純接触の効果」で印象アップ

「単純接触の効果」とは、繰り返し会うことで、印象がよくなる、好感度が高まる、という効果を指します。アメリカの心理学者、ロバート・ザイアンスが論文にまとめて知られるようになったので、「ザイアンスの単純接触効果」や「ザイアンスの法則」とも呼ばれています。

人は誰でも初対面の相手に対しては、多少の警戒心を抱くものですが、同じ人と繰り返し会ったり、同じ場所で何日か過ごしたりすると、警戒心が解けて、仲良くなるものです。

例えば1日に何度も顔をあわせるようにするなど、「単純接触の効果」を利用すると、相手からの好感度アップが狙えるので、試してみてはいかがでしょうか?

まとめ

好かれやすい人の特徴や性格、人に好印象を与えやすい話し方について解説させて頂きました。人から好かれやすい人間になるには、一朝一夕の努力でどうにかなるというものではありません。いきなりガラリと態度が変わった人がいたら、好印象を抱く前に「何があったのか」と不思議に思ってしまいますよね。
相手に与える印象を変えるには時間をかけて根気強く、自分の言動を変えていく必要があります。ぜひ今回ご紹介したポイントを少しずつ自分の言動の中に組み込んで行ってみてください。

自分に好意を向けてもらいたいと思ったら、相手に好意を向けてもらうのを待つのではなく、まずは自分か
ら変わることが好かれやすい人になる近道です