【コミュ力の鍛え方】今から実践できる6つの向上法!就活やデートにも活用できる!

就職活動や、営業先、合コンや友達付き合い…。どんな場面をとっても必要とされる「コミュ力」。今回はこの「コミュ力」の鍛え方をご紹介していきます。

「コミュ力」って何?

「コミュ力」とはコミュニケーション能力の事です。最近では略して「コミュ力」と言われています。コミュニケーションとは自分以外の人間と会話を用いて、気持ちや考えを伝える事によりお互いを理解し合い、信頼関係や友好関係を築いていくことです。

コミュニケーション能力が高い人は、初対面の人とも躊躇なく接していけます。そしてすぐに友好関係となれるのです。コミュニケーション能力が低い人より高い人のほうが、生きていく上でメリットは多いような気がします。どんな環境でもすぐに友達を作る事が出来たり、職場でもすぐ打ち解ける事が出来ますし、商談をした時に話をうまくまとめていく事も可能でしょう。

では、人間はどうしたらコミュニケーション能力が高くなのでしょうか。生まれ持った性格も一つの要素として考えられるかもしれません。見知らぬ大人にも躊躇せず話しかける事が出来る子供を見かける事があります。幼いながらもしっかりコミュニケーション能力が備わっている証拠です。振り返ってみると子供の頃のほうが誰とでも仲良くなれたような気がしませんか?公園に行っても見知らぬ子とすぐに遊ぶ事が出来たような気がします。

成長と共に相手に嫌われたくないとか、どう思われるだろうかと考えるようになりコミュニケーションが下手になってしまったのではないでしょうか。しかし、大人でもコミュ力を高める事はまだ十分可能です。人と関わる事がもっと楽しくなるように、これからコミュ力を磨いてみて下さい。

コミュ力の必要性

実は、2014年の1月に、日本経団連が発表した「新卒採用についてのアンケート調査」で、企業が学生を採用するにあたって最も重視する点として「コミュニケーション能力」が10年連続で1位。また年々その重要性が高まっていっていることが明らかになりました。

その理由として、まず社会における「価値観・常識」が多様化したことが挙げられます。グローバル化や情報化が進み、自分とは異なる価値感や異なる環境で培った常識を持つ相手との、コミュニケーションをとる機会が増えてきています。

次に、「コミュニケーション能力の格差」も一つの理由です。核家族が多くなっていること、地域空洞化が進んでいることから、他世代、他人と出会う機会が減少していっているのに加え、インターネットが浸透したことにより会話によるコミュニケーションが減ってしまった。そういう環境で育った若者の間では「コミュニケーション能力の格差」が見られると言われています。

以前に比べ、「ものづくり」は機械でまかなえることが多くなってきたため、その分「サービス業」とも言える、第三次産業に従事する人数がどんどん増えてきたことも一つの理由です。働く中でどうしても人とコミュニケーションをとったり、お客さんとコミュニケーションをとらなければならない場面が出てくるため、コミュニケーション能力がある=仕事ができるという判断材料になるというわけです。

コミュ力ってどうやってつけたらいいの…

コミュ力をつけるには、沢山会話をすることではないでしょうか。いきなり初対面の人と会話をするのはハードルが高いかもしれませんので、身近な人との会話でスキルアップしてみてはいかがでしょうか。例えば、あなたの両親や兄弟、友達と会話してみて下さい。今更と思われるかもしれませんが、身近な人とならば、緊張する事もないですから自然なあなたの姿で会話が出来るはずです。

そもそもコミュニケーションを取る時、自分でも気が付かないうちにわずかな緊張感があるような気がします。上手に会話しなくては、楽しく会話しなくてはと考えてしまっていませんか?確かに、上手に楽しく盛り上がる会話が出来ればベストです。しかし上手くいかない事も多いでしょう。

これからご紹介する方法をリラックスした状態でチャレンジしてみて下さい。身近な人との会話でこれらを実践してみて少しコミュ力を上げてみましょう。そして自信がついてきたら、少し世界を広げてみて下さい。

ステップ1: オウム返し戦法

「この前、久しぶりにディズニーランドにいって、ちょっと贅沢なホテルに泊まったの」「そうなの!いいな〜」

せっかく友人が旅行の話をしてくれたのに、これでは会話も盛り上がりませんよね。こんな風に、自分は話すのが下手だから、聞き役に回ることが多いのだけど、どうやって反応したらいいのかわからない…という方も多くいらっしゃると思います。その時はまず「オウム返し」をしてみましょう。ですが、同じ言葉をそっくりそのまま返されると、からかっているのかと腹が立ってきますよね。「言いかえのオウム返し」で、自分なりの言葉に変えて相手に返してみます。

「この前、久しぶりにディズニーランドに行って、ちょっと贅沢なホテルに泊まったの」「そうなの!ディズニーの豪華なホテル!?いいな〜」

友人が話してくれた「ディズニーランド」「贅沢」「ホテル」というキーワードを自分なりに言い換えて「ディズニーの豪華なホテル」と言い換えています。最初の例と比べてみても、相手が話してくれた内容を繰り返すことによって、相手の話に興味を持っているよ、というアピールにもなっていることがわかります。こういう風に、ホテルに興味を持ってくれたような、返事をもらえると、「そう〜、私も初めてだったんだけど、ディズニーの景色もみれて本当に綺麗だったの!」と、相手の話を促すことにもつながります。

まずは「相手の言葉を言い換えて」意識的に相槌に取り入れるようにしてみてください。始めは少し戸惑ったり、言い換えに時間がかかってしまうこともあると思いますが、回数を重ねていくことによって、無意識的に自然な切り返しができるようになってきます。

ステップ2: 質問付きの相槌を

ステップ1では、オウム返しの相槌をご紹介しました。次はオウム返しの一歩先をいって、質問付きの相槌をいれてみましょう。

「昨日買い物に行ったんだけど」「へえ〜」「車がすっごく多くて渋滞に巻き込まれちゃって」「そっか…」「探してたものも結局見つからなくて、ついてなかったな〜」「そっか、大変だったね…」

この会話に見られるように、コミュニケーション能力が低い、つまり自分で「コミュ障」だと感じている人に共通する特徴として、相槌のバリエーションが少ないということが挙げられます。一見こちらの会話も友達同士が話している、たわいもない会話のように見えますが、「相手の話に興味ある反応」をすることによって、会話の幅がぐんと広がります。「興味ある反応」を表現する一番簡単な方法が、「相槌に質問をつける」ということです。

「昨日買い物に行ったんだけど」「へえ、どこに行ったの?」「新しくできたショッピングモール。やっぱり人が多くて車も渋滞してて」「大変だったね…、新しいお店どうだった?」「探してたものは見つからなかったんだけど、開店セールもやってたし、見たことないブランドもいっぱい入ってたよ。」「そっか、私も今度行ってみようかな。」

質問で返されると、相手も話しやすくなることはもちろん、自分の話をきちんと聞いてくれているんだな、という安心感を与えることもできます。相手が話しやすい雰囲気を作ってあげるというのもコミュニケーション能力の一つであると言えます。

ステップ3: 相手を褒める

なかなか会話が続かない、どう切り出したらいいのかわからない…、という状況になってしまったら、相手を褒めてみましょう。ネクタイや髪型、ほんの些細なことでもかまいません。相手のいいところに目を向けておくクセをつけておくと、相手の変化にも気づくようになってきます。相手は見てほしいところをしっかり見てもらえてるんだ!と、好意を持つでしょう。

自分の大事にしているものやこだわっているものを褒められると、なんだか親近感が湧き、もっと話したい気持ちにもさせてくれますよね。実は、「褒める」ということはなかなか難しく、人の行動や言動、身なりにまでしっかりと気を配った上でできることです。はじめのうちは「褒める」って意外と難しいんだなあと感じるかもしれませんが、「久しぶり〜!今日の髪型、似合ってるね!」「おはようございます、今日も先輩きまってますね!」とまずは一言、会話の糸口を掴むきっかけづくりをしてみましょう。

ステップ4: 共感する

友人が新しい職場に通勤することになりました。定期の値段が安いバスで通うか、通勤時間の短い地下鉄で通うか、今悩んでいると相談を持ちかけられたとします。あなたは「地下鉄」という答えが頭の中に浮かびました。

「そろそろ通勤の定期を買おうと思うんだけどバスにしようかと思ってて、どうかな?」「え〜!バスって渋滞したりしたら時間も心配だし、通勤時間も長いし絶対地下鉄の方がいいよ〜」

会話としては成り立っていますし、すごく親しい間柄であれば、相手に不快な思いを与えることはないであろう発言ですが、コミュニケーション能力を高め、初対面の人ともスムーズにコミュニケーションを行えるようにするため、相手の話をよく聞き、まずは意識的に「共感」しましょう。自分は真反対の考えを持っていたり、もしくは相手が間違っていると思っても、まずは「共感」することから始めてみましょう。

「そろそろ通勤の定期を買おうと思うんだけどバスにしようかと思ってて、どうかな?」「そうよね〜、定期ってバスの方が断然安いもんね〜。でも私だったらバスで渋滞したらどうしよう、とか通勤時間が心配になっちゃいそうだから、地下鉄にするな〜」

まず相手に「共感」することによって、会話全体がやわらかく、相手のことを真剣に考えている雰囲気が伝わってきます。

自分が良かれと思って発言したこと、自分が正しいと思って発言したことを、真っ向から否定されてしまっては、傷ついてしまいますし、もうこの人には話をしたくない…と思ってしまいますよね。はじめから否定されてしまうと、もちろん気分は良くありませんし、会話は相手がいて成り立つものですから、相手が嫌な気分になってしまうコミュニケーションは、いくら会話が続いていても「よい」コミュニケーションとは言えません。「共感」するクセをつけておくことは、円滑なコミュニケーションをとる第一歩ともいえます。

ステップ5: プラスαで対応する

「ねえ、最近行ったレストランでどこかいいところなかった?」「駅前のイタリアンがおいしかったよ。」

友人から、いいレストランを紹介してほしいと言われ、駅前のイタリアンと答えました。会話は成り立っていますし、相手にも悪い思いはさせていません。しかし、相手が想像する以上のプラスアルファの対応を心がけてみてください。

「ねえ、最近行ったレストランでどこかいいところなかった?」「駅前のイタリアンがおいしかったよ。値段もお手頃だし、5階にあるから眺めも結構良いんだ。」や、「駅前のイタリアンがおいしかったよ。イタリアン以外のものだったら、最近できたスペイン料理屋さんとか、ここからバスで5分くらいの和食はおすすめできるよ。」

プラスアルファの答えを返すことによって、相手にあなたの話を聞いて、真剣に考えているよとアピールすることもできますし、相手はあなたに聞いてよかったときっと思ってくれることでしょう。相手にもっと話を聞きたいと思わせることにもつながりますし、相手もあなたの答えに反応がしやすくなります。相手が会話を続けやすい環境を作るという気遣いも、コミュニケーション能力の一つです。

ステップ6: 表情を使う

自分が悲しい話をしている時や、自分が楽しそうに話している時に、相手が無表情で答えていると、「ほんとうに私の話聞いてるのかな?」「もしかして話が面白くなかったかな?」と不安になってしまいますよね。無表情になりがちな人は、友人の話を聞きながら、話題や反応に合わせた「表情」を使うように心がけてみてください。

びっくりした時に少し目を見開いたり、楽しそうに話をしてくれている時はこちらも笑顔で話を聞いたり、そういった小さな気遣いでも、話し手にとっては嬉しいものです。

「表情」を作るのが苦手、という方や、どんな顔をしたらいいのかわからない、という方は、テレビドラマや映画の役者さんを見ていると参考になります。

まとめ

コミュニケーション能力は、はじめにも説明したように、すぐに身につくものでなければ、一人で練習できるものでもありません。これらのステップをどこか頭の隅に入れておき、相槌に困ったらオウム返しをする、話題がなくなったら相手を褒めてみる、相談されたらまずは共感!と相手の話しを聞く、など、コミュニケーションをしていく中で、自然と身についていくものです。

「相手への思いやり」を一番に考えたコミュニケーションが取れるよう、できることから始めてみてくださいね。