万能成分といわれる「シトルリン」ですが、飲む前に知っておかなければいけないのが、副作用です。シトルリンには副作用があるのでしょうか?これから、シトルリンを摂取しようとしている方は、ぜひ、効果も含めて注意点・副作用も知っておきましょう!

シトルリンの副作用とは

「シトルリン」は、万能成分とも言われており、筋肉増強・精力増進・疲労回復それから美容にまで良いとされています。そのため、サプリメントとして簡単に手に入るようになりました。だからこそ、飲む前に知っておきたい注意点があるのです。そんなシトルリンについて、ご紹介していきたいと思います。 まず、シトルリンは、スイカに特に多く含まれている成分で、基本的には誰でも摂取しても問題はありません。ただし、血流を促進する作用があるため、血管に病気がある方は注意が必要です。 スイカに含まれている程度の含有量ではなく、サプリメントなどで1日に摂取したい目安量を摂取する際には、血管を拡張することで血圧が下がる可能性があるので、「降圧剤」を服用してる方は摂取しないように注意してください。 むしろ、血管に病気がある方は医師などに相談したうえで利用するのが良いでしょう。 そして、「シトルリン血症」と呼ばれる病気を患っている方は、摂取を控える必要があります。アンモニアを尿素に変える過程に異常をきたし、血中のアンモニア量が増加して、成人であれば精神症状・けいれん・硬直・昏睡・肝不全など多種多様な症状や病気を引き起こすということがあるようです。 まれな病気ではありますが、もしかしたらという事もあるので十分に注意しましょう。

シトルリンとは?

スイカの中から発見

「シトルリン」という成分名は、スイカの学名「Citrullus vulgaris」から名づけられたそうです。その名が示すようにスイカに多く含まれており、特にスイカの原種と言われている、カリハリ砂漠の野生スイカに多く含まれていることが知られています。また、スイカのほかにもメロンや冬瓜、キュウリ、にがうり、へちまなど、ウリ科の比較的野菜(植物)に多く含まれています。

遊離アミノ酸

シトルリンは、アミノ酸の一種で「血管をしなやかにする」など、様々な効果を持つことから「スーパーアミノ酸」という呼ばれ方もしていますが、厳密にはたんぱく質と結合していないため「遊離アミノ酸」に分類されます。

体内に入ると変化する

体内に摂取したシトルリンは「アルギニン」に変換されます。そのときに、「一酸化窒素(NO)」を生成します。体内に増えすぎてしまうと、体を酸化させ老化を進めてしまうなど不利益なこともあるため、増えすぎた一酸化窒素は体内から排出しようとします。 増えすぎてしまった一酸化窒素を、優先的に運び出すために、のんびりだった血液循環を少しせかします。これにより、血行がよくなるのです。

シトルリンの効果

血行促進

シトルリンは、一酸化窒素を生み出しますが、その一酸化窒素には血管を拡張し、血液促進する作用があります。シトルリンには、女性を悩ます冷え症やむくみを解消するなどのはたらきがあります。 シトルリンが血管を強く丈夫にすることで、筋肉繊維そのものが太くなるので筋肉増強にとても有効と言われています。筋肉量もアップし持久力がつくことから、ボクシング選手や陸上選手、水泳選手やプロゴルファーなど、さまざまな分野のスポーツ選手たちから支持を集めているのです。 また、シトルリンを摂取することによって運動時の乳酸値が低下するため、それが持久力の向上効果につながるといわれています。 乳酸値を低下させるということは、持久力もアップするということです。サプリメントを長期的に摂取することで、持久力を安定させることができることでしょう。

動脈硬化予防

シトルリンを摂取して生成される一酸化窒素に血管を広げる作用があるため、動脈硬化の予防に大きく役立ちます。また、動脈硬化のきっかけになる高血圧・高脂血症・高血糖、つまり生活習慣病であるメタボリックシンドロームへの予防にも大きく役立つのがアミノ酸です。女性のみならず、男性にとっても、ぜひ摂取していただきたいアミノ酸です。 また、シトルリンには血管を強くするはたらきがあります。そして、脳の血流をアップさせる効果もあるため、記憶力や集中力のアップにも効果があるといわれています。

排尿頻度が高くなる

「排尿頻度が高くなる」という副作用も、ある意味では「利尿作用」という効果の一つといえます。これはシトルリンが、アンモニアを分解してくれるおかげで発生しているものです。 アンモニアを分解してくれるおかげで、肝機能は正常に保たれ、疲労回復などに繋がりますから、考え方によっては「効果」と呼んでもいいのではないでしょうか?

むくみ解消

シトルリンとは、スイカなどのウリ科の植物に多く含まれているアミノ酸で、人間の体の中にも存在しています。このシトルリンは、血流の改善作用があるので、むくみ予防にも効果的な成分なのです。シトルリンを積極的に摂取することで、血管が拡張され、血液量を増やすはたらきをしてくれます。 また、血液量が増えれば、体の栄養素を隅々まで運んでくれて、血管をしなやかで健康な状態に保つ事もできます。なにより、体の老廃物を効率よく排出する手助けもしてくれるので、とくに足のむくみ予防に効果があるため、むくみが気になる女性の方には積極的に摂取して欲しい栄養素です。

疲労回復

シトルリンは、疲労回復にかなり効果的です。さらに、シトルリンはダブルで疲労に効くのです。ひとつは、疲労の原因となっているアンモニアを尿素に変えて排出する効果があります。(これは、シジミで知られるオルニチンとほぼ同じはたらきです。)その仕組みは、肝臓が元気になると代謝が上がるということです。 そして、もうひとつの効果が乳酸を減らすはたらきです。最近になって乳酸は、筋肉疲労の原因でなく、むしろ逆に、筋肉のエネルギー源だという説が一般的になってきたのです。そもそも、筋肉には速筋と遅筋という2種類があり、乳酸は速筋にとっては疲労の原因になるのですが、逆に遅筋にとっては有効になります。 このことから、シトルリンによって速筋の疲労がとれれば、筋肉痛は大幅に改善することができるということになるのです。

アンチエイジング

ひとは、歳を取ると老化していきますが、具体的にいうと、肌のハリやツヤが失われたり、怪我が治りにくくなったりと、老化現象のひとつひとつが中々、とくに女性にとっては受け入れにくいものです。 そして、これらの老化現象の原因はたったひとつ、酸化です。呼吸することで肝臓が酸化し、その結果歳をとっていくのですが、ほかにも酸化の大きな原因はあります。たとえば…。 「食品添加物」…わたしたちの食生活において、添加物は切っても切り離せないものとなりました。食品添加物は、人体に悪影響こそありませんが、摂取すると体内で活性酸素が発生します。 活性酸素自体は悪玉では無いのですが、これが発生することにより、その周囲で酸化が起きてしまいます。 「対人ストレス」…精神面のストレスも酸化に繋がります。やる気が無くなったり疲れ過ぎると老化を促進してしまいます。 「喫煙」…そもそも体内に毒が入ると活性酸素が発生しますから、その度に酸化が進んでいるということです。 「暇を持て余す」…忙しすぎる事よりも、暇を持て余す生活を送っている方が体には毒、という説があります。退屈を実感するまでになると疲れやすくなりますし、脳細胞も死滅していきます。 そこで、シトルリンの登場です!シトルリンには、活性酸素を押さえる抗酸化作用(酸化を防ぐ作用のこと)があります。ほかに有名な成分では、カカオやブドウ、ワインなどに含まれるポリフェノールが、よく知られていますよね。 シトルリンにも、同様の抗酸化作用がありますので、アンチエイジング効果があります、また、シトルリンには、ほかにも女性に嬉しい効果がいくつかありますので、その効果をこれからご紹介したいと思います。 「アンチエイジング効果」皮膚の弾力やハリ・ツヤに関わる天然保湿因子の一部としての役割も、シトルリンが担っていて、美肌作りにもシトルリンは欠かせません。 また、血流促進効果もありますので、冷え性の改善にも役立ちます。この冷えは、実は、とてもアンチエイジングと関係があるのです。体が冷えている方は、顔色も悪く老けて見られがちです。 そして、体が冷えると免疫力が下がりますので、さまざまな病気を引き寄せる可能性が高まります。冷えを改善し、それを防ぐことで、自分の体をいつまでも若々しく活き活きと保つことが期待出来るということです。 「ダイエット効果」…シトルリンを摂取した後は血行が促進されるため、脂肪の燃焼が促され、ダイエット効果が期待できます。 シトルリンには成長ホルモンの分泌を促す効果もあるため、基礎代謝を促進させて、痩せやすい身体づくりをサポートする効果もあるようです。脂肪燃焼効果を期待する場合には、シトルリンサプリは運動前に飲むことをオススメします。

男性器の増大

シトルリン配合のサプリメントが、ペニス増大の効果に期待できると言われています。シトルリン配合のサプリメントはいくつかありますが、今日はそのなかから「ゼファルリン」でその効果の仕組みを説明していきたいと思います。 まず、勃起時には、必ず血流を良くする一酸化窒素が血管内に排出されます。その結果、血管が拡張され、道幅が広がることで血流を良くし、勢いよくペニスに流れ込むわけです。この流れでペニスは太く勃起するという仕組みになっています。 ただ、血管内が汚れていたり、詰まり出すと血流は悪くなり、そのことが勃起力の低下につながります。そこで、「ゼファルリン」なのですが、ゼファルリンには「L-シトルリン」が配合されています。これには、血流改善・増強効果があります。そのため、勃起力の低下につながる要因、「血流が悪い」を改善することで増強効果・ペニス増大に効果があるのです。 また、健康な方でしたら、今以上に勃起力を高めることが出来るので、より多くの血液をペニスに運ぶことができ、ペニス増大の効果が期待できます。

アルギニンとの効果の比較

吸収性がよい

シトルリンは、体内でアルギニンに変わるため、シトルリン摂取によって期待される効果は、アルギニンとほとんど同じです。つまり、シトルリンを摂取することで結果的に血中のアルギニン濃度が高まり、一酸化窒素(NO)の血管拡張作用や、成長ホルモンの分泌といった効果が期待できるとされています。 また、シトルリンはアルギニンより非常に吸収性が良く、アルギニンより少ない量で血中のアルギニン濃度を高めるとされています(同じ量のアルギニンの1.6倍と言われています)。

消化器に負担が少ない

シトルリンは、アルギニンのように高いアルカリ性ではなく、アルギニンと比較して消化器に負担をかけません。そのため、もともと医薬品成分として扱われていましたが、日本では2007年8月17日から非医薬品リストに追加されたので、健康食品などで気軽に摂取できるようになりました。 そして、今ではスポーツドリンクや男性器増大・ED関連のサプリメントに使用され始めています。

価格が高い

シトルリンは、飲みやすく吸収性もよいとされているのが利点なのですが、アルギニンと比較して、まだまだ価格が高く、アルギニンの3倍程度もの価格差があります。そのため、あえて摂取するのをアルギニンからシトルリンへ変更する必要はあまり無いと考える方が多いのも現状です。 ただし今後、多くのシトルリン普及による価格の低下や、シトルリンについての研究が増えてくれば、変わるかもしれませんので、これには期待したいところです。

シトルリンの副作用とは

頭痛

シトルリンはアミノ酸の一種で、それ自体には害はありません。しかし、シトルリンを一度に沢山摂り過ぎることで、起きてしまう症状があります。頭痛も、そのうちの一つです。 頭痛が起きる仕組みとしては、シトルリンの血流促進効果によるものです。血流促進効果は、ほとんどの場合は、私たちの体に良い影響を与えますが、効果が行き過ぎると、頭の血管が拡張して、脳を圧迫し頭痛を引き起こすのです。

目の充血・鼻づまり

目の充血や鼻づまりの症状がでる仕組みとしては、鼻や目の周りにも毛細血管が多く、それらがシトルリンにより血管が拡張されると、周辺の器官を圧迫するために、目の充血や鼻づまりなどの副作用がみられる可能性があるのです。

シトルリンの効果的な摂取方法

摂取量

シトルリンは、スイカから発見された成分ですが、スイカ以外にもたくさんの食物に含まれています。では、100gあたりのシトルリン含有量で見ていきましょう! スイカ⇒180ミリグラム、ヘチマ⇒57ミリグラム、メロン⇒50ミリグラム、クコの実⇒34ミリグラム、冬瓜⇒18ミリグラム、にがうり⇒16ミリグラムです。 そこで、 1日に摂取したいシトルリンの量が気になりませんか!?それは、約800ミリグラムです。毎日食べ物から摂取するとなるとかなり大変なことがわかりますね!そこで、サプリメントなどを上手に使用して、1日に必要な量を摂取することをオススメします。

摂取するタイミング

シトルリンをただ毎日摂取しているよりも、タイミングを考えながら摂取することで、より効果はアップするといわれています。では、シトルリンを摂取することによる、自分が期待する効果な何でしょうか? 「脂肪燃焼を促進させたい」…ぜひ、運動前に飲みましょ!。運動前に飲むことによって、疲労感の軽減や筋肉の損傷を抑え、脂肪燃焼を促進させる効果が期待できます。 「最近、疲労感を感じやすい」…このような方は、運動後に飲みましょう!運動後に摂取することによって、疲労感の軽減や筋肉の修復を助ける効果が期待できます。 「筋肉増強」…就寝前に飲むことをオススメします。睡眠中は筋肉を肥大させる成長ホルモンが分泌されるのですが、シトルリンは成長ホルモンの分泌を促す効果があると言われています。この成長ホルモンは骨を作ったり、筋肉を作るはたらきがあり、筋トレなどで損傷した筋肉を運動後や睡眠中に修復するので、その結果、筋肉組織を増大させる作用が強まる効果が期待できます。

摂取しない方がいい人とは?

とくにED(勃起不全)に悩んでいる男性は「病院には行きづらいし、シトルリンサプリメントで試してみよう」と思っている方も少なからずいると思います。 しかし、シトルリンサプリメントで1日に摂取したい目安量を摂取する際には、誰もが摂取できる成分量ではありません。場合によっては、シトルリンサプリメントを摂取することで何らかの症状を発症する方がいるのも事実です。 「シトリン欠損症を患っている方」…遺伝子異常による先天的症状で、これは難病指定されています。私たち人間を含む、ほぼすべての生物はミトコンドリアを持っており、摂取した糖や脂肪はミトコンドリアのはたらきで、エネルギーに変えることが出来ています。 しかし、シトリン欠損症を患っている場合は、ミトコンドリアの中にある、さまざまな細胞や物質の機能障害が引き起こされてしまうそうです。 代表的な症状としては、体重が増えない・適度に固まるはずの血液が固まらなくなる・低たんぱく血症(肝硬変などを引き起こす)・低血糖・高シトルリン血症などがあるようです。 「高シトルリン血症の方」…血中のシトルリン濃度が高い状態を高シトルリン血症と呼びます。すでに、シトルリンが体内に過剰に存在している状態なので、これ以上摂取する必要はないのです。症状としては、肝機能の異常が原因で暑くもないのに汗をかく、排尿の頻度が増えるといった代謝異常が発生するそうです。 「既に他の薬を服用している方」…シトルリンには高血圧を改善する効果がありますが、高血圧用の薬とシトルリンを同時に使っても回復が早まるわけではなく、むしろ過剰摂取で体に悪影響を及ぼしてしまう恐れがあります。既に病院で処方された薬などを飲んでいる方は、シトルリンの摂取を控えたか、医師に相談した方が良いでしょう。 「低血圧の方」…低血圧とは血管が拡がり、血流が良すぎる状態を言います。この状態の時にシトルリンを摂取すると、より血圧が下がる可能性があり危険です。また、低血圧症にかかると立ちくらみやめまい、失神などを引き起こす恐れがあるそうです。

まとめ

シトルリンは、男性にも女性にも多くの効果が期待できる、本当に万能成分でしたね!ただ、だからといって、全ての方に適しているわけではありません。 どの成分にも言えることですが、健康体でも過剰摂取は身体に不調を起こします。そして、病気を患っている方は、その病気の特性から合わない成分、控えた方が良い成分があるでしょうし、現在薬を服用中の方も飲み合わせの悪い成分があるかもしれません。飲むのを試す前に、必ず医師に相談をしてみてください。 そして、この記事が、体の不調・悩みを改善できたり、健康維持のお役立ちになれたら嬉しくおもいます。最後まで、読んで頂いてありがとうございました。