部活を辞めたい!吹奏楽部の顧問や先輩に直接言えない悩みわかるかも?

中学・高校の吹奏楽部が辛くて早くやめたいと思っているけど、誰にもうまく言えなくて悩んでいるあなた、少し頭の中を整理してみませんか?これを書いている筆者も中学・高校6年間吹奏楽部を続けてきて、何度もやめたいと思い、親や先生に不満も漏らしてきました。人間関係でもいろいろ苦労した末、高校3年の夏県大会を無事終えて引退しました。辞めたくなる心情、共感してもらえれば幸いです。

部活をやめたいと思っている吹奏楽部のあなたへ

部活をやめたい。吹奏楽部はもういや。

トランペットやトロンボーン、フルートやクラリネットなど、「楽器が吹けるようになったらかっこいいなー」とか「ピアノを習っていたから音楽に自信があって」「部活見学に行ったら、楽器を演奏している先輩の姿がかっこよかったから」など、人それぞれ吹奏楽部に入る前に抱いていた想いがあると思います。

でも吹奏楽部に入ってみて、実際部活を続けていくうちに思っていたのと違った…。今はとにかく1日でも早く部活をやめたい、放課後になるのが苦痛、病気やインフルエンザなんかで長く休めないかな…。と深刻なあなた。

安心してください。「とにかく明るく前向きに続けて!!」なんてここでは言いません。

中学、高校と6年間吹奏楽部を続けてきて、辞める勇気はなかったのですが、あなたと同じ辞めたくなるような理由であなたも似たようなことで悩まれているなら、解決の手口になるかもしれませんので、少しでも共感できるものがあれば、参考にしてみてください。

吹奏楽部を辞めたい中学生

中学生で多い理由は先輩や同期など人間関係。吹奏楽部を先輩が嫌でやめたいという方でこういうことありませんか?

部活やめたい 先輩に耐えられない。

まずは部活をやめたいと思った理由が先輩にあるというあなた。中学の吹奏楽部では女子の割合が多く、やはり女同士ではいざこざが起きやすい関係にあるのです。

先輩があの子だけひいきしてる、何か私にばかりきつくあたるなど、先輩のちょっとした日々の言動(態度)が気になることありませんか?

放課後のパート練習や全体演奏の時、特に吹き方、叩き方、演奏箇所やテンポを間違っていないのに「○○さん、さっきの箇所おかしい、間違ってる。」といちゃもん付けられる。そんな先輩に悩まされているのではないでしょうか?先輩が言うから、周りもそれにつられてのってくる…。気づいたらパート内で村八分だった、あーもうこれは辛いですよね。

他の人をいじめる先輩を見ているのが嫌でやめたい!

自分が言われているわけではないけど、先輩が同じパート内の人の一人をターゲットにして、いじめている。例えば仲のよい同期の友達だからよけいかわいそうとか、自分にもまわってこないか心配だし、雰囲気悪いからもうイヤ。こんな優しい心を持っているあなたもやめるかどうかで悩んでいるかもしれませんね。中学時代オール女子の吹奏楽部は、こんなことしょっちゅうでした。

部活やめたいけど先輩には言えない…

「先輩、私別に間違っていないのにそんなこというのやめてください」「○○さん(先輩や他の人)だってやっているじゃないですか」と言ったら、さらに冷たい態度をとられたり、顧問にチクられたりしてしまうかも。

中学生の時期、特に思春期は、生理的な好き嫌いであなたを指摘していることも多く、ちょっと行動が周りから外れていたり髪型が違ったりすると目を付けられます。いろいろ言ってくる先輩に限って部活を休むことはほとんどありませんし、存在を消すのははっきり言って不可能です。

自分から挨拶すること、吹き方、演奏箇所などを特に間違っていなければ、「はい」と聞き流すぐらいでいいのです。

先輩からグチグチ言われたことが心に響いて、気分が沈むから演奏も間違えることが多くなるからもうやめたくなるのではないかと思います。

上手な解決策は

このようないじめやイビリが続くようなら、吹奏楽部の他の先輩や同じ部活の友人でも顧問の先生でもなく、担任の先生やスクールカウンセラーの方などに職員室や誰もいないような場所で打ち明けるのがよいでしょう。吹奏楽部に関わりのない第三者に助けを求めることで、あなたも冷静になり、部活をもう少し続けてみようという気になるかもしれません。

また吹奏楽部は協調性が大事といえどもパート練習、演奏に必要なこと以外は話したり聞いたりしなくても構わないと思います。またある一定の時期がくれば、他の人にターゲットが移ったり、先輩自身が引退したり、性格が変わる時期が来るのです。他の人にターゲットが移ってしまったとき、くれぐれもあなたがされたことと同じことを他の人にしてはいけませんよ。

部活をやめたい高校生(受験を控えて)

中学生、高校生どちらにも言えることですが、受験を控えた理由で辞めたくなる事例や理由についてお話しいたします。筆者は高校3年生になったとき、大学受験に向けて勉強がしたくなり、高校3年生の春に部活辞めたいと先生に言いました。すると「部活を辞めたことは後で必ず後悔する」と言われて結局やめることなく続けていました。

吹奏楽部の引退時期が遅いから不安になる

吹奏楽部の引退時期は一般的に、夏のコンクールを終えたあとという学校が多いのではないでしょうか。全国吹奏楽コンクールは夏休みが始まって一週間後ぐらいの7月下旬から地区大会が始まり、金賞を取って県大会に進むと8月(お盆に差し掛かる頃)、近畿、全国大会まで進めば、8月下旬頃まで続きます。

3年生になると、他の運動部が早ければ5月、夏休みまでに引退してしまう部活もある中、吹奏楽部は夏休みも返上で部活に出なければいけないこともあります。「みんな夏休み真剣に勉強始めるよね…」「なんで吹奏楽部だけ引退時期が遅いの」と不安になり、成績が思うように上がらなければ辞めたくなる気持ちわかります。

部活が直接成績に響くわけではない

筆者の中学時代は、3年生の10月下旬の校内文化祭まで続ける部内の暗黙の了解がありました。当時は成績も悪く部活も辞めたい、学校もあまり楽しくないという状態で、自信がない子でした。高校になってからは、模試のA判定の大学では嫌だということで、もっと勉強していい大学を目指したいとのことから、辞めたくなりました。

ただ、みんなが文化祭までやっている部活を夏休みのコンクールで辞めたから、もしくはそれ以前に辞めてそれから成績がぐんと良くなったという人は私の周りではいなかったように思います。もし、自分が本気でやりたいことがある、部活をやめて受験まで必死に追い込みたい!というのであれば、1年生、2年生の半ばぐらいで辞めるというのが自然かもしれません。

筆者は結局部活も辞めきれず、予備校に通い勉強もしたつもりだったのですが、夏休み明け特にこれといって成績は伸びず、他の大学も受けましたがすべて不合格。結局A判定だった大学に行くことになりました。同じ部員の同級生たちも決められた引退時期できちんと終えて、それで自分のレベルに合った高校、大学に入ったという人ばかりでした。あんなに勉強頑張らなくてもよかったのかなと今では思っています。

部活を最後まで続けたことで得られる自信

私はとにかく続けなさいと言われて続けていました。憧れの大学に入れなかったこと、その時はすごく嫌でしたが、今となっては特に何とも思っていませんし、部活を嫌でもやり切ったことはよかったのかなと後悔していません。でも部活をやめたらもしかしたら、少しいい大学に入っていたかもしれません。

部活を辞めても志望校も受からなかったという場合は避けたいですが、最悪そうなってしまうこともあるかもしませんよね。部活を辞めたことを後で後悔したり、「あの子部活辞めたのにね…」などと陰で言われることがあるかもしれませんが、そういう時は毅然とした態度で乗り切りましょう。

部活を最後まで続けたからといって直接得られるものはないかもしれませんが、部活で嫌だった思い出もその後いい思い出に変わる時はきます。

部活をやめたいといったら、顧問や親に止められる

部活をやめたいけれどやめられない

ここまで吹奏楽部の人間関係や受験に関するやめたい悩みを書いてきましたが、これを読んでももうどうにもこうにも心が動かない、もう絶対に後悔はしないと思った方は今すぐ退部しても構わないと思います。

しかし、いざ顧問の先生や親に言ったら「何でやめるの」「辞めるな、最後まで続けろ」と根性論で言いくるめられる方もいるかもしれません。そうですよね、私も辞めると言い出したら、顧問の先生や親、同じ部活の友人から説得されました。

そして言いくるめられた形で仕方なしに最後までやっていた身分なので、顧問や親を反対に説得させることはできませんでしたが、「やめます」といったら辞めさせてもらえます。しかし辞める前に親や先生が嫌でも続けさせたい理由があります。

部活をやめたい…親や先生が引き留める理由

社会に入ってから通用しないぞ!

楽しくない、おもしろくない、先輩にいじめられる、人間関係も合わないと思ったあなた、こんな嫌な人間関係は、ずっと続くわけではありません。しかし社会に出てからも嫌な先輩が居たり、陰口叩く人は存在するので、そこから逃げると仕事も続けられなくなるのではと思います。

もし、社会人として仕事を始めた時におもしろくない、めんどくさい、休みがない、上司や先輩と合わないという理由だけで好きな仕事なのに、会社を辞めると次すぐに仕事が見つかる時代でもないですよね。

そういう逃げ癖が付くのは良くないと先生や親はおっしゃっています。いつの時代もどこに行っても同じような理由で辞めてしまうと自分の好きなこと続けられないよと心配されています。顧問の先生は、そういう人間になってほしくないから、あなたのことを引き止めるのだと思います。

思っている以上にあなたが必要だから

吹奏楽部には、トランペットやフルートなどのように軽やかなメロディーを奏で、目立つ花形楽器の存在があります。しかし、メロディーを引き立てるには、チューバやパーカッションのように重低音やリズムで演奏そのものを支える楽器も必要なのです。

楽器によってもそうですが、目立つソロパートもありのフル出演できるときもあれば、1小節、2小節ぐらいしかない曲のために、何分間も待ち続けるときもあります。

筆者は手の指が短いという理由で、中学1年生の時から希望していたフルートではなく、パーカッションを仕方なくやっていました。パーカッションの中でもティンパニーやドラムなどのかっこいい存在の楽器はあまりやらせてもらえたことはありません。

入部早々、吹奏楽部で吹けずに希望とは全然かけ離れたパートに入ることになった虚しさは今でも覚えています。

目立つ楽器で、目立つ旋律がないから辞めたい、目立たない。先輩からいじめられたり地味だからもう別に辞めてもいいでしょ?と思っているあなたも演奏においては重要な一員なのですよ。

いつかは道が開ける、いじめもなくなる!

だから引き立て役としてがんばれ!というわけではありません。私も目立たない存在で、とある同期の子から嫌がらせを受けたこともあり、成績も悪く吹奏楽部では希望の楽器をやらせてもらえなかったという立場ですから、そういったことで辞めたくなる人の気持ちはわかります。

でも状況は日々変わります。嫌だなと思っていた先輩が引退したら、いじめは終わります。でもそんな時期まで待てない…。そうですね。確かに今はそうかもしれません。

ちなみに筆者は、中学時代の吹奏楽部3年間をパーカッションで過ごしたあと、高校に入り吹奏楽部を選んで入りました。高校に入ると自分の好きな楽器を選んでもいいということで念願のフルートができる環境もありましたが、パーカッションの先輩の方が明るくて楽しそうだったのでまたパーカッションを続けることになりました。

高校になってからは男子部員もいて20人程度と、吹奏楽部にしては少人数でしたが、いじめもなく和気あいあいとしばらく楽しい部活生活を送ることができました。

部活やめたい!それでも嫌ならやめていいよ!

やめたいではなく「やめます」ときっぱりいう

ここまでいろいろと私情も踏まえて書いてきましたが、嫌ならやめて構わないと心からそう思います。
私は最後まで続けたとはいえ、最後の方は妥協で続けていた部分もあったので続けることが絶対正しいとは言えません。私は部活を「辞めたい」と先生にまで言いましたが、辞めたいというだけでは先生や周りに説得されるだけです。

部活を途中で辞めて帰宅部になったことはないので、辞めたあとの学校生活がどうなるかはわかりません。嫌々続けるより辞めて帰宅して勉強に集中して、難関大学に合格した人などもいるようですし、他の部活に転部してそこで楽しいと思えるならその方が良い結果をもたらしてくれると思います。

本当に気持ちが固まったら、顧問の先生に相談するのではなく、「部活辞めます」ときっぱりというのです。先生がそれについて文句を言ったり引き留める権利はないので、たいていの場合すぐ辞めさせてもらえるはずです。

部活をやめたい 吹奏楽部編 まとめ

いかがですか?これを読み終えて、別に大して気持ちが変わらない、やっぱりやめたいと思ったらやめてもいいと思います。ただ、辞めたあと、自分のやりたいこと、目標などをしっかりと定めてそれについて努力していきましょう。やめたい、後悔することがなければやめたらいい。ただ辞めたあとどう過ごしていくかが重要なのです。