自我が強いって損なの?得なの?自我が強い人の特徴と、短所を長所にする方法を

「自我が強い」おかげで損ばかりしているあなた、そもそも自我とはなんでしょうか。自我が強いと思われてしまうたい態度に気が付いていますか?「自我が強い」と言われ欠点ばかりが目立ってしまいがちなあなたに、短所を長所にかえる方法をお伝えします!

そもそも自我って何?

自我とは、英語では「アイデンティティ」のことになります。意味としては、自分が考える自分。自分視点の自己と表現することができるそうです。自分ありきの世界観ともいうことができるのでしょうか。

同じような言葉で、自己という言葉がありますが、こちらは英語では「パーソナリティ」ということになります。自己とは、自分と他人を通して作られる自分のことです。自分視点だけではなく、他人から見た世界と、自分が見ている世界の中で自分を認識します。

幼い子供を考えると、子供は基本は自分が中心で物を考えますよね。それが、活動が広がり色んな人と接したり様々な情報を得ることで、自分が人からどう見られているのか、人と自分の違いな何かを意識して自分をコントロールしながら社会生活を過ごしていく。自我を上手にコントロールするのが自己ということも言えるのかもしれません。

自我と自己の違いを考えてみると、何となく、自我が強いとはどういうことなのかイメージがついてくる感じがしますね。

自我が強い人の特徴は?

自分の強みを自慢する

自我の強い人の特徴に、自分のできる部分、自慢できる部分を認めて欲しい気持ちが強いことがあります。自我の強い人は、自尊心が高い人が多く、自分の知識や技術を誇示することで、自分の存在を認めてもらうと同時に、自分の自尊心を満足させたいと思う傾向が強いと考えられます。

この面を認めることで、より本人の持っている才能を伸ばすことにつながりますし、更にその分野に対しる専門的知識を深めることにもつながる可能性があります。

自分の意見を曲げない

我が強い人の特徴の一つに、「自分の意見を曲げない」「自分の意見を押し付ける」面が強いことがあげられます。

自分の体験や知識に基づいての意見の場合には、その意見を受けいられ、我が強い人にとって自分の主張が通ったことで、自我が満足でき、リーダーシップをとってみんなを引っ張りより良い結果を導くこともあります。

しかし、我が強い人の中には根拠がないのに「自分の意見が正しい」と思い込み、「意見を通す」ことが主眼になってしまうタイプもいます。その場合に、周囲の人とうまくいかなくなり、自分自身が集団から孤立したり、嫌がらせなどをしたりという問題行動をとる場合もあります。

感情的になる

自我が強い人にとって、自分が抱く感情を一番に優先する傾向があります。自分にとっての「快」「不快」な感情に素直ともいえます。

自分にとっての感情がポジティブ思考の場合には、多少の問題があっても「頑張っているから」「言ってることも一理ある」と周囲の人に理解されることもあります。

しかし、自我が強い人は、我慢したり自分が押さえつけられていることに対して敏感に反応するため、「私ばかり忙しい」「こんな仕打ちは我慢できない」などの感情を表に出してしまいます。その表現の仕方が自分中心な言い方として映るため、周囲の反感を買うことになってしまうことになります。

自分中心に話を進める

我が強い人は、「自分にとって」に対してとても忠実です。そのため、相手が何かを相談やアドバイスを求めたとしても、相手の思いよりも、自分の思いが先行してしまいます。そのため、いつの間にか「相手の相談」を主観的に捉えてしまい、自分の話にとって代わってしまう傾向があります。

相手の気持ちや立場に立つことが苦手なため、自分が考える範囲でしか話をするのが苦手。そのため、自分が同じ経験をしていたら「押し付け」「おせっかい」と相手が思ったとしても、自分の話を中心に相手に話をしてしまいます。

また、その反面、自分にとって相手の話や相談が、自分の体験や想像・興味がわかないことになると、自分の主観的に捉えられないため、そっけない態度をとったり、「そんなことはさておき」と自分の話に変えてしまうことになります。

失敗を隠そうとする

自我が強い人は、自分の失敗や失態を認めることが苦手です。そのため、まずは「隠そう」「知らないふりをしよう」と、何もなかったことのようにふるまいがちです。

また、失敗したことが発覚し咎められても、「でも……」と言い訳をしたり、押し黙ってしまったり、感情的になってしまう傾向があります。自我が強い人にとって、「失敗」や「人からの非難」は自分を傷つける要素になります。自我が強い人にとって、失敗や間違いは「相手がきちんと説明していればこんなことにはならなかった」「タイミングが悪かった」「私だけのせいではない」と自己防衛することで自分を守る意識が働きやすいのです。

説明なく行動に移す

自我が強い人は、誰かに否定されたり抑えられたりすることが苦手です。自分が思いついた考えやアイディアを形にしたい気持ちは強いのですが、その行動を言語化して相手に伝えて協力や理解を求める力が弱い面もあります。

そのため、「結果が出ればいいだろう」と自己判断して、行動したり活動を開始したりすることになります。自営業であれば、この特徴は強みでもあり独創的な仕事に結びつく可能性となります。しかし、会社や学校などでは、勝手な行動をしていると他の人には映りやすく誤解を招くことになりがちです。

特定の物や場所に固執する

自我が強い人は、自分と他人との境界をとても気にする傾向があります。自分のお気に入りの場所やブランド、人に対して固執したり執着する面が強いのです。それだけ自分のお気に入りの場所にいる、境界がはっきりしているということが、自我が強い人には安心や安定とつながるともいえます。

自分の部屋であれば問題ありませんが、社会の中で「自分の場所」を主張することは、困った行動として映ることになります。自分の意思で変わることは「当然」に感じる自我が強い人ですが、人が「変えた」ことに対しては攻撃的な態度をとりがちです。。また、自分流の社会のルールに反すると、文句を言うこともあるため、付き合いにくいと思われてしまいます。

自我が強い女性と思われる態度とは

男性は、このようなタイプの女性を、「自我が強いタイプ」と考え敬遠してしまうようです。

  • 自分が悪くても素直に謝らない
  • 自分の意見が通らないと感情的になる
  • 強情
  • 声が大きく自己主張が強い
  • 人の話を聞かない
  • 自分の話ばかりをする
  • 相手への思いやりがない
  • おせっかいや余計なアドバイスをする
  • 自分の扱いに敏感で、中心にいないと不機嫌になる
  • 「でも」「だって」が多い
  • 気分にムラがある
  • 自分の考えが正しいという思い込みが強い

などなど、「素直じゃない」「場が読めない」「自分が中心」な態度をとるタイプを、男性は「画が強い女」としてレッテルを貼り、めんどくさいと敬遠する傾向があるようです。

人からは短所と映る「わがまま」部分も「自分に甘えてくれる」と考えるタイプの男性なら、自我が強い女性のままでいることもありだと思います。けれど、それも限度があるのかもしれません。いつかは相手の堪忍袋が切れることもあるかもしれません。もし、あなたか自我の強さを欠点と自覚し、自分を変えたいと考えるのなら、やはり自我をコントロールすることが大切になります。

自我の強い自分を変えるには

相手にも相手の思いがあると考える

自分の考えを大切にすることは、悪いことではありません。自分の意見を持っている女性は、それが魅力ともなります。

ここで、あと一つ「相手も自分の同じように、曲げたくない考えがある」と心に留め置くことがポイントです。自分が自分を大切の思うように、相手も同じように自分があるのです。特に男性は、理論的に考えて、自分の意見や考えを説明することを好む傾向があります。なので男性は、あなたが自分を判ってもらうために「感情的になる」「感覚で話す」ことは理解に苦しむことになります。

「私は●●と思う」「あなたはどう考える?」というフレーズを上手に使うことをお勧めします。自分の考えとして相手に伝えることで、相手も自分の意見を言いやすくなりますし、あなたの意見を押し付けとして感じることがなくなります。

自分の考えを言う前に6秒待つ

アンガーマネジメントの中に怒りを抑える方法として「6秒数える」というものがあります。自我が強い人は、自分の感情に素直で敏感なため、感じたままに反応してしまい損をしてしまいます。

何か反論する前に、6秒待ってみて下さい。たった6秒ですが、我慢する気持ちが、あなたの咄嗟の発現を抑え、6秒分話が進んだことで、6秒前とは違う展開が繰り広げられています。また、カッとなった気持ちは下降傾向になっているため、相手に伝える際にも、声のトーンや表情を感情のままに出すことも抑えることができます。

この6秒待つの繰り返しが、「まずは少し様子を見よう」という心の余裕につながり、「また、やっちまった…」という後悔を減らすことになります。

プレゼン能力を身に付ける

自分の考えを相手に受け入れてもらうために、プレゼンテーション能力を高めることをお勧めします。相手に理解してもらう説明方法は、相手が素直に受け入れる態度や表現方法、理由が必要になります。自分の考えやアイディアを形にするためには、やはり自分の味方になってくれる人が多いに越したことはありません。また、人に伝えるために、自分の考えが整理されることにもつながります。

プレゼンテーション能力は、会議や講演の際だけに必要なものではありません。家族や友人に、自分の考えや行動を理解して応援してもらうためにも役立ちます。自分の考えを伝える能力を持つことで、あなたの「自我の強さ」がより活かされやすくなるのです。

「だって」「でも」を言わない

誰かに自分の行為や行動について言われると心外だったり、不愉快に思うものです。それはあなただけに偽らず、誰の心にもあるものです。

しかし、「でも」「だって」やふてくされた態度は、相手に不快感を与えるだけです。相手は必ずしもあなたの考えや世界観を傷つけたり否定したりするために、あなたに注意や意見をしているとは限りません。

まずは、相手の話しを最後まで聞いてみます。そして、客観的にその話を捉えるようにします。その時のポイントは「相手はなぜ、こう言っているのか」ではなく、「相手は何が原因でこう言っているのか」と考えることです。

「なぜ」と捉えると、自分に対する主観的な問いと考えますが、「何」と捉えると客観的なこととして捉えることができます。相手の立場や気持ちを考える余裕もできます。

相手の意見を受け止める

自我が強い人は「好き」か「嫌い」、「快」「不快」という思考で考えがちです。でも、もう一つの考え方があるのです。それは、相手の意見を自分の中に「受け入れる」のではなく、「受け止める」ことです。受け止めることは、受け入れることとは違います。受け入れてしまうと、その物が何かを見回すことが難しくなってしまいますが、受け止めることで、その物をゆっくり触ったり確認することができます。

きちんと受け止めることで、自分にとって受け入れた方がいいのか、更に適切な人にそれを投げ返せばいいのかが適切に判断する時間の余裕も生まれます。

ますは、相手の意見を受け取ってみましょう。受け入れるかどうかの判断は、あなた自身がゆっくりその意見を眺めたりつついたりした後で十分です。

言葉で言えない時は態度で示す

自我の強い人は、謝ることがとても苦手。悪いと思っても、頭を下げたり謝罪を口にすることが「負け」と感じ、耐えられないのです。

だったら言葉で謝ることはできなくても、文字や態度で、「ごめんなさい」「悪かった」を伝えましょう。強情っぱりなことは、周囲の人も判っていること。だから謝れないことも判っていますが、それに甘えることはあなたにとってプラスにはなりません。

言葉で言えないなら、メモにすることや、相手が怒った原因と同じことはしないなど、相手が判るように「ごめんね」を伝えましょう。表現が下手なだけなのだと、相手やよりあなたへの理解を深めることにつながります。

まとめ

いかがでしたか?「自我が強い」について説明してきましたが、お役にたちましたでしょうか。自我が強い人は「欠点」として言われることが多いと思います。しかし、それだけ自分の考えや技術、知識に誇りを持っているとも言えるのです。

ただ、通常の生活の中では、自我を出しすぎると、あなた自身の居場所がなくなってしまうことにもなりかねません。自分の感情だけに注目せず、相手の意見や考えを受け止め確認した上で、自分の考えを伝えることが大切だと思います。

大切にしたい自分の個性を上手に相手に伝えることで、知らずに相手を巻き込んでしまいましょう。あなたがよりあなたらしく生きられる場所が、増えていくことになるのです。